JPH08111970A - 磁石式直流機用固定子 - Google Patents
磁石式直流機用固定子Info
- Publication number
- JPH08111970A JPH08111970A JP24590194A JP24590194A JPH08111970A JP H08111970 A JPH08111970 A JP H08111970A JP 24590194 A JP24590194 A JP 24590194A JP 24590194 A JP24590194 A JP 24590194A JP H08111970 A JPH08111970 A JP H08111970A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- stator
- machine
- fixed
- permanent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】継鉄と永久磁石の保持が確実で、しかも各構成
部品のばらつきに影響されることなく、安定した固定力
を得る磁石式直流機の固定子を提供する。 【構成】継鉄内周に複数個の永久磁石３を配置して成る
固定子１において、弾性体から成る保持具４で、継鉄の
中心方向より押圧固定し、軸方向を固定子の継鉄の両端
で固定する構造とした磁石式直流機の固定子。
部品のばらつきに影響されることなく、安定した固定力
を得る磁石式直流機の固定子を提供する。 【構成】継鉄内周に複数個の永久磁石３を配置して成る
固定子１において、弾性体から成る保持具４で、継鉄の
中心方向より押圧固定し、軸方向を固定子の継鉄の両端
で固定する構造とした磁石式直流機の固定子。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、磁石式直流機に用いる
固定子に係り、特に、保持具で継鉄内周に永久磁石を固
定する構造の磁石式直流機の固定子に関する。
固定子に係り、特に、保持具で継鉄内周に永久磁石を固
定する構造の磁石式直流機の固定子に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の磁石式直流機用の固定子
は、特開昭60−187249号公報に示されており、コの字状
の弾性体から成る保持具３を継鉄２に固定し、保持具３
の弾性力により磁石４と補助極５とを継鉄２に固定する
構造となっている。
は、特開昭60−187249号公報に示されており、コの字状
の弾性体から成る保持具３を継鉄２に固定し、保持具３
の弾性力により磁石４と補助極５とを継鉄２に固定する
構造となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】直流機運転時、電機子
起磁力により中心方向の吸引力、および、モーメントが
作用することが、計算および実験で明らかである。
起磁力により中心方向の吸引力、および、モーメントが
作用することが、計算および実験で明らかである。
【０００４】従来技術は、モーメント力を押さえる構造
となっておらず、補助極を確実に固定することができな
い。また、各構成部品の寸法ばらつきにより、磁石およ
び補助極の固定力もばらつく欠点を有している。
となっておらず、補助極を確実に固定することができな
い。また、各構成部品の寸法ばらつきにより、磁石およ
び補助極の固定力もばらつく欠点を有している。
【０００５】本発明の目的は、継鉄と磁石を確実に保持
し、各構成部品の寸法ばらつきに影響されることがな
く、安定した固定力を得ることができる磁石式直流機の
固定子を提供することにある。
し、各構成部品の寸法ばらつきに影響されることがな
く、安定した固定力を得ることができる磁石式直流機の
固定子を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】継鉄内周に複数個の永久
磁石を配置して成る固定子において、永久磁石の継鉄内
周側に突起を両側に設け、弾性体から成る帯状の一体型
保持具を丸めて使用することにより、継鉄の中心方向よ
り押圧固定し、軸方向を固定子の継鉄の両端で固定する
ことで、直流機運転時の永久磁石にかかるモーメント力
を押さえることができる。また、永久磁石の外周を弾性
体から成る帯状の一体型保持具を丸めて使用することに
より、弾性力で押さえ各構成部品の寸法ばらつきに影響
されることなく、安定した固定力を得ることができ、上
記目的を達成できる。
磁石を配置して成る固定子において、永久磁石の継鉄内
周側に突起を両側に設け、弾性体から成る帯状の一体型
保持具を丸めて使用することにより、継鉄の中心方向よ
り押圧固定し、軸方向を固定子の継鉄の両端で固定する
ことで、直流機運転時の永久磁石にかかるモーメント力
を押さえることができる。また、永久磁石の外周を弾性
体から成る帯状の一体型保持具を丸めて使用することに
より、弾性力で押さえ各構成部品の寸法ばらつきに影響
されることなく、安定した固定力を得ることができ、上
記目的を達成できる。
【０００７】
【作用】本発明によれば、継鉄内周に複数個の永久磁石
を配置して成る固定子において、永久磁石の継鉄内周側
に突起を両側に設け、弾性体から成る帯状の一体型保持
具を丸めて使用することにより、継鉄の中心方向より押
圧固定し、軸方向を固定子の継鉄の両端で固定すること
で、直流機運転時の永久磁石にかかるモーメント力を押
さえることができ、また、永久磁石の外周を弾性体から
成る帯状の一体型保持具を丸めて使用することにより、
弾性力で押さえ各構成部品の寸法ばらつきに影響される
ことなく、安定した固定力を得ることができる。
を配置して成る固定子において、永久磁石の継鉄内周側
に突起を両側に設け、弾性体から成る帯状の一体型保持
具を丸めて使用することにより、継鉄の中心方向より押
圧固定し、軸方向を固定子の継鉄の両端で固定すること
で、直流機運転時の永久磁石にかかるモーメント力を押
さえることができ、また、永久磁石の外周を弾性体から
成る帯状の一体型保持具を丸めて使用することにより、
弾性力で押さえ各構成部品の寸法ばらつきに影響される
ことなく、安定した固定力を得ることができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１，図２，図３を
用いて説明する。
用いて説明する。
【０００９】図１は、本発明の一実施例を示すものであ
る。固定子１は、筒状の継鉄２の内周に複数個の永久磁
石３を固定する構造は、次のようになっている。すなわ
ち、弾性体から成る帯状の一体型保持具４を丸めた反発
力により、永久磁石３の継鉄２内周側に突起３ａを両側
に設け、突起３ａを押さえることで固定している。弾性
体から成る帯状の一体型保持具４は、軸方向の移動を押
さえるために、固定子１の継鉄２の両端で、保持具４の
両端を曲げた部分４ａを利用し固定している。また、保
持具４は、永久磁石３の軸方向の移動を突起部４ｂで、
円周方向の移動を突起部４ｃで押さえることにより、振
動などで移動しない構造となっている。図２は、弾性体
から成る帯状の一体型保持具４の形状例を示すものであ
る。
る。固定子１は、筒状の継鉄２の内周に複数個の永久磁
石３を固定する構造は、次のようになっている。すなわ
ち、弾性体から成る帯状の一体型保持具４を丸めた反発
力により、永久磁石３の継鉄２内周側に突起３ａを両側
に設け、突起３ａを押さえることで固定している。弾性
体から成る帯状の一体型保持具４は、軸方向の移動を押
さえるために、固定子１の継鉄２の両端で、保持具４の
両端を曲げた部分４ａを利用し固定している。また、保
持具４は、永久磁石３の軸方向の移動を突起部４ｂで、
円周方向の移動を突起部４ｃで押さえることにより、振
動などで移動しない構造となっている。図２は、弾性体
から成る帯状の一体型保持具４の形状例を示すものであ
る。
【００１０】図３は、実施例のときの、永久磁石３を弾
性体から成る帯状の一体型保持具４により固定した状態
を示す。
性体から成る帯状の一体型保持具４により固定した状態
を示す。
【００１１】図４は、実施例のときの、永久磁石３を弾
性体から成る帯状の一体型保持具４により、継鉄２の中
心方向より押圧固定した状態を示す。
性体から成る帯状の一体型保持具４により、継鉄２の中
心方向より押圧固定した状態を示す。
【００１２】
【発明の効果】継鉄内周に複数個の永久磁石を配置して
成る固定子において、永久磁石の継鉄内周側に突起を両
側に設け、弾性体から成る帯状の一体型保持具を丸めて
使用することにより、継鉄の中心方向より押圧固定し、
軸方向を固定子の継鉄の両端で固定することで、直流機
運転時の永久磁石にかかるモーメント力を押さえること
ができ、また、永久磁石の外周を弾性体から成る帯状の
一体型保持具を丸めて使用することにより、弾性力で押
さえ各構成部品の寸法ばらつきに影響されることなく、
安定した固定力を得ることができる。
成る固定子において、永久磁石の継鉄内周側に突起を両
側に設け、弾性体から成る帯状の一体型保持具を丸めて
使用することにより、継鉄の中心方向より押圧固定し、
軸方向を固定子の継鉄の両端で固定することで、直流機
運転時の永久磁石にかかるモーメント力を押さえること
ができ、また、永久磁石の外周を弾性体から成る帯状の
一体型保持具を丸めて使用することにより、弾性力で押
さえ各構成部品の寸法ばらつきに影響されることなく、
安定した固定力を得ることができる。
【図１】本発明の一実施例の平面図。
【図２】図１の保持具の説明図。
【図３】図１のＢ視図。
【図４】図３のＤ−Ｄ断面図。
【符号の説明】 １…固定子、２…継鉄、３…永久磁石、４…保持具。
Claims (2)
- 【請求項１】磁石式直流機に用いる固定子であって、継
鉄内周に複数個の永久磁石を配置し、弾性体から成る保
持具で、継鉄へ永久磁石を固定した固定子において、前
記永久磁石の継鉄内周側に突起を両側に付け、前記弾性
体から成る一体型の保持具で中心より継鉄内周に押圧固
定し、軸方向を固定子の継鉄の両端で固定したことを特
徴とする磁石式直流機用固定子。 - 【請求項２】磁石式直流機に用いる固定子であって、継
鉄内周に複数個の永久磁石を配置し、弾性体から成る保
持具で、継鉄へ永久磁石を固定した固定子において、前
記継鉄へ前記永久磁石を固定する前記弾性体は、帯状の
一体型保持具を筒状に丸めて使用したことを特徴とする
磁石式直流機用固定子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24590194A JPH08111970A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | 磁石式直流機用固定子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24590194A JPH08111970A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | 磁石式直流機用固定子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08111970A true JPH08111970A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17140513
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24590194A Pending JPH08111970A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | 磁石式直流機用固定子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08111970A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990051661A (ko) * | 1997-12-19 | 1999-07-05 | 정몽규 | 모터용 계자 철심 고정 장치 |
| JP2008178295A (ja) * | 2001-02-23 | 2008-07-31 | Black & Decker Inc | 電気機器の界磁組立体用のシリンダ・磁石組立体、その製造方法、並びにシリンダ・磁石組立体が配置されたモータ及び動力工具 |
| US20120043843A1 (en) * | 2010-08-19 | 2012-02-23 | System General Corporation | Motor rotor and motor having the motor rotor |
-
1994
- 1994-10-12 JP JP24590194A patent/JPH08111970A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990051661A (ko) * | 1997-12-19 | 1999-07-05 | 정몽규 | 모터용 계자 철심 고정 장치 |
| JP2008178295A (ja) * | 2001-02-23 | 2008-07-31 | Black & Decker Inc | 電気機器の界磁組立体用のシリンダ・磁石組立体、その製造方法、並びにシリンダ・磁石組立体が配置されたモータ及び動力工具 |
| US20120043843A1 (en) * | 2010-08-19 | 2012-02-23 | System General Corporation | Motor rotor and motor having the motor rotor |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3417332B2 (ja) | 直流モータ | |
| JPS6079231U (ja) | 磁石式回転電機用固定子 | |
| KR20120105510A (ko) | 전기 모터 또는 발전기의 저소음 회전자 또는 고정자 및 그 조립 방법 | |
| JPS62165765U (ja) | ||
| JPH08111970A (ja) | 磁石式直流機用固定子 | |
| US2453504A (en) | Dynamoelectric machine and securing device | |
| JPH0736459Y2 (ja) | 永久磁石界磁形回転子 | |
| JP2001298883A (ja) | 固定子および電動機 | |
| JPH09322446A (ja) | ブラシレスモータ | |
| JPH027860A (ja) | 磁石式モータ | |
| JP2006296045A (ja) | 埋込磁石型モータ及びその製造方法 | |
| JPH06233488A (ja) | ロータ又はステータ | |
| JP2003274578A (ja) | 回転電機の固定子 | |
| JP2000134837A (ja) | 同期電動機 | |
| JPH06276703A (ja) | マグネットモータの固定子 | |
| JP3010624U (ja) | 回転子 | |
| KR100256785B1 (ko) | 영구자석형 전동기 | |
| JPH0823647A (ja) | マグネットモータの界磁固定装置 | |
| JPH06292333A (ja) | モータのロータ | |
| JPS6241583Y2 (ja) | ||
| JPH05191935A (ja) | 電動機の固定子鉄心 | |
| JPS5943809Y2 (ja) | 回転電機の励磁用磁石の固定構造 | |
| JPS6392247A (ja) | 磁石式モ−タ | |
| JP3719595B2 (ja) | モータのステータ構造 | |
| JPH0680352U (ja) | 回転電機の固定子 |