JPH0240729Y2 - - Google Patents

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JPH0240729Y2
JPH0240729Y2 JP1982002881U JP288182U JPH0240729Y2 JP H0240729 Y2 JPH0240729 Y2 JP H0240729Y2 JP 1982002881 U JP1982002881 U JP 1982002881U JP 288182 U JP288182 U JP 288182U JP H0240729 Y2 JPH0240729 Y2 JP H0240729Y2
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JP
Japan
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bonnet
driver
seat
front frame
rice transplanter
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JP1982002881U
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JPS58105812U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エンジンを覆うボンネツトの後方
に、操縦ハンドルと、運転座席と、その運転座席
の前方に左右両側に位置するステツプとを配設し
てある乗用型田植機に関する。
〔従来の技術〕
従来の操縦部にのみステツプを有する乗用型田
植機では、畦から機体への乗降は、機体を畦の真
際に横付けすることが困難であるため、一旦、田
圃に足を踏み入れてから機体への乗降を行うもの
であつた。従つて、乗降自体が困難であるととも
に、泥土に足をとられて転ろんだり、長ぐつに付
着の泥土により、ステツプ上で足をすべらせて転
ろんだりする危険があつた。
そこで、従来では、ボンネツトの横側部に機体
前方側から乗降自在な延長ステツプ部分を設け
て、機体前端を畦に近接させることで前方からの
乗降を可能にしていた。(例えば実開昭53−
107509号公報参照) 〔考案が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記従来技術のようにボンネツ
トの横側部に広幅のステツプを設けると、前車輪
部分が完全に隠蔽されてしまうため、あゆみ板を
利用して機体を圃場から路上へ上げる場合、ある
いは、路上で運搬車輌に積み降しする際、幅狭の
あゆみ板に車輌が確実に乗つているか否かの確認
が容易ではなく、頻繁に機体を降りて確かめる
か、経験に頼らざるを得ないものであつた。
本考案は、畦から機体への直接的な乗降を可能
とするために、ボンネツト横側部にフレーム部分
を設けながら、そのフレーム部分を設けたことに
よる前車輪進行位置の視認の困難さを解消するこ
とにその目的がある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成する為の本考案の特徴構成は、
前記ボンネツトの左右両側部に、前記ステツプの
前方側に延設された状態で、且つ、前記ステツプ
よりも高い位置に前方フレーム部分を設け、その
前方フレーム部分と前記ステツプとの接続部分を
傾斜面に構成して、その傾斜した接続部分に、操
縦位置から前車輪の前方側を見通すことができる
監視用切欠溝を形成した点にあり、この構成から
次の作用および効果を奏する。
〔作用〕 操縦部におけるステツプの前部に機体前部か
らボンネツト横脇を通つて乗り降りすることが
可能な前方フレーム部分を設けることで、畦か
ら直接乗降することが可能となる。
ステツプ前部に設けられる前方フレーム部分
の一部に、前車輪の前方側を視ることのできる
監視用切欠溝を設けたので、前車輪前方側を完
全に隠蔽した従来のものに比べ、前車輪の進行
方向前方側の走行面を目視により確認しながら
安全な操向を行うことができる。
しかも、前記監視用切欠溝は、単なるフラツ
トなステツプ面に設けられるのではなく、運転
部のステツプとそれよりも高位置の前方フレー
ム部分との接続部分を傾斜面に構成し、そこに
設けらられたものであるから、切欠溝の前後方
向長さの短かい割に、より広範囲を見通すこと
ができ、従つて、監視用切欠溝の形成によるフ
レーム強度の低下も割合少なくて済む。
〔考案の効果〕
上記〜の作用から、機体前部からの直接的
な乗降を行えるように前方フレーム部分を備えた
ものでありながら、あゆみ板を使用しての、圃場
と路上との間、あるいは地面と運搬車輌との間な
どにおける機体操向を、前車輌前方位置の目視に
よる視認状態で安全に行ない易い効果がある。
また、前記の作用から、監視用切欠溝を設け
ることによるフレーム部分の強度低下も少なく
て、丈夫なフレーム構造を得ることができる。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を例示図に基いて詳述す
る。
前後に車輪1,2を軸架すると共に運転座席3
を備えた走行機体の前部にエンジンEを搭載し、
他方、後部にリンク機構4を介して苗植付装置5
を駆動昇降自在に連動連結し、乗用型田植機を構
成してある。
前記運転座席3の前方左右両側にステツプ6,
6を設けてある。エンジンEを覆うボンネツトの
左右両側には、前記ステツプ6,6の前方側に延
出された前方フレーム部分7を設け、両前方フレ
ーム部分7,7の夫々の横外側に予備苗のせ部8
を付設してある。前記ステツプ6,6の前端部を
前記前方フレーム部分7,7に連設し、ペダル9
……よりも前方側の接続部分6a,6aを前方程
上方に位置する傾斜面に構成してある。
前記接続部分6a,6a夫々に、機体前後方向
に延びる切欠溝10……を形成し、その切欠溝1
0……を通じ、前車輪1の前方側における畦や隣
接苗に対する機体の相対位置を視認できるように
構成してある。
運転座席3の下方における縦向きカバー11
に、左右2本の案内溝12,12を形成したカバ
ー部材13を、縦向きカバー11側に形成した長
孔14……を介して位置調整及び着脱自在に取付
け、前記案内溝12,12夫々から、左右の線引
きマーカ15,15夫々にワイヤー16を介して
連動連結した揺動操作レバー17,17を突出さ
せてあり、レバー17,17の組付誤差等に起因
して案内溝12,12との相対位置に狂いが生じ
ても、カバー部材13の取付位置調整により上述
誤差を吸収できるように構成してある。
前記操作レバー17,17夫々の先端レバー部
分17aを、レバー17を下降揺動してマーカ1
5を使用位置にした状態において、苗植付状態で
の前記リンク機構4のロアーリンク18から延出
されたレバー部分18aの下方に位置させ、枕地
旋回時等苗植付装置5の上昇に伴うレバー部分1
8aの下降により操作レバー17のレバー部分1
7aに接当して操作レバー17を強制的に上昇揺
動させ、マーカ15を非使用状態に自動的に切換
えるように構成してある。
第5図は別実施例を示し、前記傾斜した接続部
分6a,6a夫々に、前方側程機体横外側方に位
置するように傾斜させて切欠溝10……を形成し
たものであり、操縦者が切欠溝10……を通じて
畦や隣接植付苗を見やすいように構成してある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る乗用型田植機の実施例を示
し、第1図は田植機の全体側面図、第2図は要部
の平面図、第3図はステツプの斜視図、第4図は
マーカ操作用レバー取付部の一部分解斜視図、第
5図は別実施例を示すステツプの斜視図である。 1……前車輪、3……運転座席、6……ステツ
プ、6a……接続部分、7……前方フレーム部
分、10……切欠溝、B……ボンネツト、E……
エンジン、H……操縦用ハンドル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンEを覆うボンネツトBの後方に、操縦
    ハンドルHと、運転座席3と、その運転座席3の
    前方に左右両側に位置するステツプ6,6とを配
    設してある乗用型田植機において、前記ボンネツ
    トBの左右両側部に、前記ステツプ6の前方側に
    延設された状態で、且つ、前記ステツプ6よりも
    高い位置に前方フレーム部分7,7を設け、その
    前方フレーム部分7,7と前記ステツプ6との接
    続部分6aを傾斜面に構成して、その傾斜した接
    続部分6aに、操縦位置から前車輪1の前方側を
    見通すことができる監視用切欠溝10……を形成
    してある事を特徴とする乗用型田植機。
JP288182U 1982-01-12 1982-01-12 乗用型田植機 Granted JPS58105812U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP288182U JPS58105812U (ja) 1982-01-12 1982-01-12 乗用型田植機

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JP288182U JPS58105812U (ja) 1982-01-12 1982-01-12 乗用型田植機

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Publication Number Publication Date
JPS58105812U JPS58105812U (ja) 1983-07-19
JPH0240729Y2 true JPH0240729Y2 (ja) 1990-10-30

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ID=30015832

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JP288182U Granted JPS58105812U (ja) 1982-01-12 1982-01-12 乗用型田植機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4543245B2 (ja) * 2003-11-04 2010-09-15 井関農機株式会社 走行車輌

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6016264Y2 (ja) * 1980-01-21 1985-05-21 株式会社クボタ 乗用型田植機の予備苗支持装置

Also Published As

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JPS58105812U (ja) 1983-07-19

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