JPH0237894Y2 - - Google Patents

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JPH0237894Y2
JPH0237894Y2 JP11372884U JP11372884U JPH0237894Y2 JP H0237894 Y2 JPH0237894 Y2 JP H0237894Y2 JP 11372884 U JP11372884 U JP 11372884U JP 11372884 U JP11372884 U JP 11372884U JP H0237894 Y2 JPH0237894 Y2 JP H0237894Y2
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JP
Japan
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ball tap
mounting hole
nut
tank
main body
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JP11372884U
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JPS6126772U (ja
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はタンク内に貯水して便器を洗浄する便
器洗浄タンク装置に関する。
従来、この種の便器洗浄タンク装置として、
種々の構造のものが知られているが、例えば第5
図に示すような特開昭57−165543号公報のものが
ある。
このものについて説明すると、タンクAの側壁
a1に開設した円形のボールタツプ取付孔a2に、該
取付孔a2の内径より小径に形成したボールタツプ
本体b1の基部をタンクA内側から挿通し、該本体
b1の中間部外周面に突設したフランジ部b2を側壁
a1内面に当接させると共に、タンクA外側から本
体b1の基部外周面にナツトCを螺着して、このナ
ツトCとフランジ部b2とで側壁a1を締付け挾持す
ることにより、ボールタツプBをタンクAに取付
けている。
しかし、このものはボールタツプ取付孔a2に本
体b1が係止されていないので、該本体b1の取付け
時にナツトCを強く締め付けると、本体b1がナツ
トCとともに回転してしまつて本体b1を正確な角
度に強固に取付け固定することができず、本体b1
を傾けたままの状態で設置した場合には本体b1
端に連設される浮子2がタンクA側壁a1や排水弁
体9と該弁体9を作動させる操作ハンドル10と
連絡する玉鎖11等に引つ掛つて作動不良を起こ
す恐れがあつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 本考案が解決しようとする問題点はタンクに対
してボールタツプ本体を正確な角度で強固に取付
けることである。
〈問題点を解決するための手段〉 上記問題点を解決するために本考案が講ずる技
術的手段は、多角形のボールタツプ取付孔を開設
したタンクと、このボールタツプ取付孔に対応す
る本体部分の形状を多角形としたボールタツプ
と、内周面に雌螺子部を刻設したナツトとを備
え、上記ボールタツプ本体の左右側面に平面部を
設けると共に、基部外周面に前記ナツトの雌螺子
部と螺合する雄螺子部を刻設したものである。
〈作用〉 本考案はボールタツプ取付孔とボールタツプ本
体を係合させることにより、本体の位置決めをす
るものである。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
この実施例は第1図に示すように、タンクAの
内部に突出するように配備されるボールタツプB
を、パイロツト弁3により主弁4が開弁される所
謂パイロツト式としたものである。
タンクAは側壁a1の適宜高さ位置にボールタツ
プ取付孔a2を開設して該取付孔a2の形状を多角形
に形成し、本実施例においては四角形とする。
ボールタツプBの本体b1はその中間部外周面に
外方へ突出するフランジ部b2を形成し、該フラン
ジ部b2より基部側を円筒状に形成すると共に、そ
の外径寸法を上記ボールタツプ取付孔a2の内径よ
り小径に形成して挿通可能にする。
また本体b1は基部側をタンクA内側からボール
タツプ取付孔a2に挿通してフランジ部b2を側壁a1
に当接させた状態において、ボールタツプ取付孔
a2に対応する部分に係止鍔部b3を突設する。
係止鍔部b3は上記ボールタツプ取付孔a2と嵌め
合うように該取付孔a2の形状と同形状に形成さ
れ、本実施例のものは四角形に形成してボールタ
ツプ取付孔a2との間に環状のパツキン1を介在し
ている。
更に、本体b1は上記フランジ部b2より先端側の
左右側面に夫々スパナ等の工具が係止する平面部
b4,b4を形成すると共に、基部外周面に雄螺子部
b5を刻設する。
この雄螺子部b5には該雄螺子部b5に螺合する雌
螺子部c1を内周面に刻設したナツトCが螺着し、
このナツトCの一端外周面には外方へ突出する鍔
部c2を形成する。
斯るボールタツプBの本体b1はその基部をタン
クA側壁a1に開設したボールタツプ取付孔a2にタ
ンクA内側より挿通し、係止鍔部b3をパツキン1
を介してボールタツプ取付孔a2内面に係合させる
ことにより、位置決めすると共に、フランジ部b2
を側壁a1に当接させてタンクA外側に突出する雄
螺子部b5にナツトCを螺着し、先端側の左右側面
に形成した平面部b4,b4をスパナ等の工具で係止
した状態で、上記ナツトCを締め付けることによ
りフランジ部b2とナツトCの鍔部c2とで側壁a1
挾持して固定される。
一方、パイロツト式のボールタツプBはタンク
A内の水位に応動する浮子2により水位が下降す
るとパイロツト弁3が開弁し、主弁4背後に設け
られる圧力室5の圧力が主弁4の一次側の圧力よ
り小さくなることによりダイヤフラムにより形成
された主弁体6が圧力室5側に移動して主弁4が
開弁し、水が流入部7より流出部8へ流動する構
造を有する。
尚、このボールタツプBはパイロツト式に限定
されず、浮子の上下動により直接主弁体を上下動
させて主弁を開閉するものでも良い。
また、前示実施例においてはボールタツプ取付
孔a2の形状及び係止鍔部b3の形状を四角形とした
が、これに限定されず例えば六角形や八角形の多
角形でも良い。
〈考案の効果〉 本考案は上記の構成であるから、以下の利点を
有する。
多角形のボールタツプ取付孔を開設したタン
クと、このボールタツプ取付孔に対応する本体
部分の形状を多角形としたボールタツプと、内
周面に雌螺子部を刻設したナツトとを備え、上
記ボールタツプ本体の左右側面に平面部を設け
ると共に、基部外周面に前記ナツトの雌螺子部
と螺合する雄螺子部を刻設したので、ボールタ
ツプ取付孔と本体が係合してタンクに対する本
体の位置決めをすることができ、本体の取付け
時にナツトを強く締め付けても従来のもののよ
うに本体が回転することがなく、しかもスパナ
等の工具を本体の左右側面に形成した平面部に
係止させた状態で、ナツトを締め付けることが
できるから、強く締め付けることができてボー
ルタツプをタンクに容易且つ強固に取付けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す便器洗浄タン
ク装置の縦断正面図、第2図は同平面図、第3図
及び第4図は第2図の−線及び−線に沿
える拡大断面図、第5図は従来の便器洗浄タンク
装置の一例を示す断面図である。 A……タンク、a2……ボールタツプ取付孔、B
……ボールタツプ、b1……本体、b2……フランジ
部、b4……平面部、b5……雄螺子部、C……ナツ
ト、c1……雌螺子部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多角形のボールタツプ取付孔を開設したタンク
    と、このボールタツプ取付孔に対応する本体部分
    の形状を多角形としたボールタツプと、内周面に
    雌螺子部を刻設したナツトとを備え、上記ボール
    タツプ本体の左右側面に平面部を設けると共に、
    基部外周面に前記ナツトの雌螺子部と螺合する雄
    螺子部を刻設してなる便器洗浄タンク装置。
JP11372884U 1984-07-25 1984-07-25 便器洗浄タンク装置 Granted JPS6126772U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11372884U JPS6126772U (ja) 1984-07-25 1984-07-25 便器洗浄タンク装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11372884U JPS6126772U (ja) 1984-07-25 1984-07-25 便器洗浄タンク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6126772U JPS6126772U (ja) 1986-02-18
JPH0237894Y2 true JPH0237894Y2 (ja) 1990-10-12

Family

ID=30672751

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JP11372884U Granted JPS6126772U (ja) 1984-07-25 1984-07-25 便器洗浄タンク装置

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JPS6126772U (ja) 1986-02-18

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