JPH0121268Y2 - - Google Patents

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JPH0121268Y2
JPH0121268Y2 JP1983151751U JP15175183U JPH0121268Y2 JP H0121268 Y2 JPH0121268 Y2 JP H0121268Y2 JP 1983151751 U JP1983151751 U JP 1983151751U JP 15175183 U JP15175183 U JP 15175183U JP H0121268 Y2 JPH0121268 Y2 JP H0121268Y2
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JP
Japan
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cone
valve body
ring
valve
back seat
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JP1983151751U
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JPS6058980U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は弁の改良に関するものである。
従来の弁においては、弁体の上方にあるバツク
シートは、弁体と同じく硬質金属よりなつてい
た。そのためバツクシートと弁体とのシール時に
は硬質金属製部材どうしが接することになり、シ
ールを完全なものとすることができなかつた。
この考案は上記のような点に鑑みてなされたも
ので、上記問題点を解決することのできる弁を提
供することを目的とする。
この考案による弁は、添附の図面に示すよう
に、コーン凹部2cを弁体4より上方に有した弁
箱本体2内の上部に、下端内側に段部25cを有
しかつ下端外側に上記コーン凹部2cを臨むコー
ン凸部25dを有したねじはめ輪25がねじ込ま
れて、そのコーン凸部25dが上記コーン凹部2
cに圧接させられ、ねじはめ輪25の段部25c
に、弁体4の背面を受けるバツクー・シート29
がはめ込まれ、バツクシートがフツ素樹脂その他
の合成樹脂ないしは軟質金属よりなることを特徴
とするものである。
以下、この考案の実施例について図面により具
体的に説明する。
図面において、弁箱1は逆T字形の弁箱本体2
と、これの上端雄ねじ部2aにねじ合わされたパ
ツキン押えナツト3とよりなる。同ナツト3の上
端部には雌ねじ部3aが設けられている。
ハンドル5の中央部には角孔6があけられ、ハ
ンドル5と弁箱1の間にスリーブ7が配されてい
る。スリーブ7は雄ねじ部8aを有するスリーブ
本体8と、これの上端にハンドル受け用の外側段
部10を介して設けられた角筒部11とよりな
る。そしてスリーブ7の雄ねじ部8aがパツキン
押えナツト3の雌ねじ部3aにねじ合わされ、ス
リーブ7の角筒部11がハンドル5の角孔6に密
にはめ込まれている。スリーブ7の透孔はスリー
ブ本体8に設けられた大径孔12と、これの上端
に内側段部13を介して角筒部11に設けられた
小径孔14とよりなる。
一方弁棒15は弁箱1内に配された大径部16
とこれの上端に段部17を介して設けられた小径
部18とよりなり、小径部18は上端に雄ねじ部
18aを有する。そして大径部16の上端部がス
リーブ7の大径孔12に配され、小径部18が小
径孔14に配されている。また小径部18の雄ね
じ部18aはハンドル5の上面に突出し、これに
ナツト20がねじ合わされて止め輪21で固定さ
れている。ハンドル5の上面とナツト20間に
は、合成樹脂ないしは焼入金属よりなるすべり板
22が介在されている。またスリーブ7の内側段
部13と、弁棒15の段部17との間にはすべり
輪23およびはめ輪24が介在されている。
弁箱1内には弁箱本体2と弁棒15の大径部1
6との間に、弁箱本体2の雌ねじ部2bにねじ合
わされた雄ねじ部25aを有しかつ上面に複数の
上方突部25bを有するねじはめ輪25と、これ
の上に配されたパツキン受け輪26と、これの上
に配されたグランド・パツキン27と、これの上
に配されたパツキン押え輪28とが介在されてい
る。そしてパツキン押え輪28が前記パツキン押
えナツト3によつて下方に押圧されている。
弁箱1の内面には弁体4より上方の位置にコー
ン凹部2cが形成されている。またねじはめ輪2
5の下端外側には、上記コーン凹部2cを臨むコ
ーン凸部25dが形成されている。そして弁箱本
体2の雌ねじ部2bにねじはめ輪25の雄ねじ部
25aをねじ合わせて、ねじはめ輪25を弁箱本
体2にねじ込むことによつて、後者のコーン凹部
2cに前者のコーン凸部25dが圧接されてい
る。
ねじはめ輪25の下端内側には環状の段部25
cが形成されている。そして、この段部25cに
バツク・シート29がはめ込まれ、これが弁体4
の上面すなわち背面を受けるようになつている。
上記の如く、ねじはめ輪25のコーン凸部25
dは、弁箱本体2のコーン凹部2cに圧接される
ことによつて、内方への力を受けて小径化する。
このコーン凸部25dの小径化によつて、上記段
部25cにはめ込まれたバツク・シート29は、
段部25cから下方へ抜け落ちないように段部2
5c内に保持されている。
ねじはめ輪25の下端内側にはバツク・シート
29が設けられ、これに弁体4の上面すなわち背
面が圧接されるようになつている。このバツク・
シート29はフツ素樹脂その他の合成樹脂ないし
はアルミニウム、銅などの軟質金属よりなるもの
である。またバツク・シート29は損傷などを生
じた場合には、新しいものと取換えられる。
なお、図面において、9は銘板、19はロツ
ク・ナツト、30は弁座、31は流路、32,3
3は導管取付口である。
この考案による弁は上記実施例に示すもののほ
か、これらを複数個結合したたとえば三岐弁であ
つてももちろんよい。
以上のとおりで、この考案によれば、弁体の上
方にあるバツクシートはフツ素樹脂その他の合成
樹脂ないしは軟質金属よりなつているので、従来
のような硬質金属どうしの圧接によるシールに比
べて、シール性を著しく向上させることができ
る。
また、コーン凹部を弁体より上方に有した弁箱
本体内の上部に、下端内側に段部を有しかつ下端
外側に上記コーン凹部を臨むコーン凸部を有した
ねじはめ輪がねじ込まれて、そのコーン凸部が上
記コーン凹部に圧接させられ、ねじはめ輪の段部
にバツク・シートがはめ込まれているので、ねじ
はめ輪のコーン凸部は、弁箱本体のコーン凹部に
圧接されることによつて、内方への力を受けて小
径化する。その結果、このコーン凸部の小径化に
よつて、上記段部にはめ込まれたバツク・シート
を、段部から下方へ抜け落ちないように段部内に
確実に保持することができる。
また、バツク・シートは上記の如く段部にはめ
込まれているので、取替え自在となつており、同
シートが損傷などを生じた場合には、これを新し
いものと取替えることができ、この点でも至便で
ある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示す弁の垂直断面図
である。 1……弁箱、2……弁箱本体、2a……雄ねじ
部、2b……雌ねじ部、3……パツキン押えナツ
ト、3a……雌ねじ部、4……弁体、5……ハン
ドル、6……角孔、7……スリーブ、8……スリ
ーブ本体、8a……雄ねじ部、10……外側段
部、11……角筒部、12……大径孔、13……
内側段部、14……小径孔、15……弁棒、16
……大径部、17……段部、18……小径部、1
8a……雄ねじ部、20……ナツト、21……止
め輪、22……すべり板、23……すべり輪、2
4……はめ輪、25……ねじはめ輪、25a……
雄ねじ部、25b……上方突部、26……パツキ
ン受け輪、27……グランド・パツキン、28…
…パツキン押え輪、29……バツク・シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コーン凹部2cを弁体4より上方に有した弁箱
    本体2内の上部に、下端内側に段部25cを有し
    かつ下端外側に上記コーン凹部2cを臨むコーン
    凸部25dを有したねじはめ輪25がねじ込まれ
    て、そのコーン凸部25dが上記コーン凹部2c
    に圧接させられ、ねじはめ輪25の段部25c
    に、弁体4の背面を受けるバツク・シート29が
    はめ込まれ、バツクシート29がフツ素樹脂その
    他の合成樹脂ないしは軟質金属よりなることを特
    徴とする弁。
JP15175183U 1983-09-29 1983-09-29 Granted JPS6058980U (ja)

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JP15175183U JPS6058980U (ja) 1983-09-29 1983-09-29

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JP15175183U JPS6058980U (ja) 1983-09-29 1983-09-29

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JPS6058980U JPS6058980U (ja) 1985-04-24
JPH0121268Y2 true JPH0121268Y2 (ja) 1989-06-26

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57205468U (ja) * 1981-06-24 1982-12-27

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JPS6058980U (ja) 1985-04-24

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