JPH0438139Y2 - - Google Patents
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- JPH0438139Y2 JPH0438139Y2 JP20198985U JP20198985U JPH0438139Y2 JP H0438139 Y2 JPH0438139 Y2 JP H0438139Y2 JP 20198985 U JP20198985 U JP 20198985U JP 20198985 U JP20198985 U JP 20198985U JP H0438139 Y2 JPH0438139 Y2 JP H0438139Y2
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- faucet
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Landscapes
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Lift Valve (AREA)
- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、単水栓に関し、詳しくは、水道の蛇
口として設置されている通常のコンプレツシヨン
式給水栓の胴をそのまま利用した、シリンダ・ス
テム型の単水栓に関するものである。
口として設置されている通常のコンプレツシヨン
式給水栓の胴をそのまま利用した、シリンダ・ス
テム型の単水栓に関するものである。
周知のように給水栓は、最高使用圧力7.5Kg/
cm2の水道管の末端に取り付けられているので、い
わゆる上水道に連結しているため、規格に合致さ
せる必要があつて、例えば、給水栓の胴の材質は
青銅鋳物とされている。そして、給水栓を構造的
に分類すれば、栓棒のネジによる弁座の開閉が行
われるコンプレツシヨン式、水栓の栓軸を90°回
転することにより開閉するプラグ式、手動で弁座
が開栓し、スプリングまたは水圧により閉栓する
自閉式、および、ボールが水中にて浮子の作用を
なし、水量によりボールの先の弁が開閉されるボ
ールタツプ式に分けられる。このうち、最も一般
に使用されているのは、コンプレツシヨン式給水
栓であつて、このコンプレツシヨン式給水栓は構
造簡単にして安価で、故障が少ない反面、コマパ
ツキンを閉栓毎に押圧するので、コマパツキンの
寿命が短い、という不都合があり、しかも、栓棒
のネジを上下方向に螺進させるため、栓棒をハン
ドルやツマミで回動させなければならず、その操
作が若干ではあるが、わずらわしい、という不具
合があつた。
cm2の水道管の末端に取り付けられているので、い
わゆる上水道に連結しているため、規格に合致さ
せる必要があつて、例えば、給水栓の胴の材質は
青銅鋳物とされている。そして、給水栓を構造的
に分類すれば、栓棒のネジによる弁座の開閉が行
われるコンプレツシヨン式、水栓の栓軸を90°回
転することにより開閉するプラグ式、手動で弁座
が開栓し、スプリングまたは水圧により閉栓する
自閉式、および、ボールが水中にて浮子の作用を
なし、水量によりボールの先の弁が開閉されるボ
ールタツプ式に分けられる。このうち、最も一般
に使用されているのは、コンプレツシヨン式給水
栓であつて、このコンプレツシヨン式給水栓は構
造簡単にして安価で、故障が少ない反面、コマパ
ツキンを閉栓毎に押圧するので、コマパツキンの
寿命が短い、という不都合があり、しかも、栓棒
のネジを上下方向に螺進させるため、栓棒をハン
ドルやツマミで回動させなければならず、その操
作が若干ではあるが、わずらわしい、という不具
合があつた。
そこで、本考案者は、かかるコンプレツシヨン
式給水栓の不都合を解消しようとして、試行錯誤
した結果、例えば実公昭56−26134号公報や実公
昭56−30785号公報で示されているような、湯水
混合栓で周知の、シングルレバーを用いたシリン
ダ・ステム型の構造を、単水栓に適用することに
想到したのである。しかしながら、シリンダ・ス
テム型構造のシングルレバー式湯水混合栓は、構
造が複雑で、一般のコンプレツシヨン式給水栓に
比べ、そのコストが著しく高いという問題に直面
した。
式給水栓の不都合を解消しようとして、試行錯誤
した結果、例えば実公昭56−26134号公報や実公
昭56−30785号公報で示されているような、湯水
混合栓で周知の、シングルレバーを用いたシリン
ダ・ステム型の構造を、単水栓に適用することに
想到したのである。しかしながら、シリンダ・ス
テム型構造のシングルレバー式湯水混合栓は、構
造が複雑で、一般のコンプレツシヨン式給水栓に
比べ、そのコストが著しく高いという問題に直面
した。
なお、実公昭59−7427号公報に紹介されている
単水栓は、既存のコンプレツシヨン式給水栓の胴
を利用しているものの、依然として、従来のコン
プレツシヨン式給水栓の前記不都合は解消されて
いない。
単水栓は、既存のコンプレツシヨン式給水栓の胴
を利用しているものの、依然として、従来のコン
プレツシヨン式給水栓の前記不都合は解消されて
いない。
そこで本考案は、かかる問題を解消しようとし
て案出されたもので、つまり、前記のように規格
上制約のある従来のコンプレツシヨン式給水栓の
胴を何ら補修することなく、そのまま利用して、
この胴にシングルレバー式のシリンダ・ステム型
の栓体を、きわめて容易に取付・取外しができる
ようにして、前記の問題点を解消したのであり、
その要旨とするところは、水道管と連通する入口
部30と、蛇口を形成する出口部31と、これら
の入口部30と出口部31とを区劃する水平状の
コマシート部32と、該コマシート部32の上方
で延出された筒状立上り部33と、該筒状立上り
部33の上部外周に刻設されたパツキン押えネジ
36と、を含むコンプレツシヨン式給水栓の胴A
において、前記筒状立上り部33の開口部から、
フランジ2を周設したシリンダー1を挿入し、そ
の下端をコマシート部32に、フランジ2を筒状
立上り部33の開口部端にそれぞれ当接し、該シ
リンダー1の外周に嵌合し、かつ、フランジ2を
内部に挟んで前記パツキン押えネジ36に螺着す
る袋ナツト3で、シリンダー1を給水栓の胴Aに
固着し、該シリンダー1の中間部に設けた開口部
10を前記出口部31と連通すると共に、該シリ
ンダー1の開口部10の上下の内周に設けたOリ
ング11を介して、軸方向摺動自在のステム9を
挿入し、該ステム9に固着した操作ハンドルCの
上下動により、前記シリンダー1の開口部10を
開閉するようにしたことを特徴とする単水栓にあ
る。
て案出されたもので、つまり、前記のように規格
上制約のある従来のコンプレツシヨン式給水栓の
胴を何ら補修することなく、そのまま利用して、
この胴にシングルレバー式のシリンダ・ステム型
の栓体を、きわめて容易に取付・取外しができる
ようにして、前記の問題点を解消したのであり、
その要旨とするところは、水道管と連通する入口
部30と、蛇口を形成する出口部31と、これら
の入口部30と出口部31とを区劃する水平状の
コマシート部32と、該コマシート部32の上方
で延出された筒状立上り部33と、該筒状立上り
部33の上部外周に刻設されたパツキン押えネジ
36と、を含むコンプレツシヨン式給水栓の胴A
において、前記筒状立上り部33の開口部から、
フランジ2を周設したシリンダー1を挿入し、そ
の下端をコマシート部32に、フランジ2を筒状
立上り部33の開口部端にそれぞれ当接し、該シ
リンダー1の外周に嵌合し、かつ、フランジ2を
内部に挟んで前記パツキン押えネジ36に螺着す
る袋ナツト3で、シリンダー1を給水栓の胴Aに
固着し、該シリンダー1の中間部に設けた開口部
10を前記出口部31と連通すると共に、該シリ
ンダー1の開口部10の上下の内周に設けたOリ
ング11を介して、軸方向摺動自在のステム9を
挿入し、該ステム9に固着した操作ハンドルCの
上下動により、前記シリンダー1の開口部10を
開閉するようにしたことを特徴とする単水栓にあ
る。
水道管の末端に取付けられている通常のコンプ
レツシヨン式給水栓にあつて、パツキン押え用の
袋ナツトやコマの付いた栓棒を取外し、胴Aのみ
とする。次いで、この胴Aの筒状立上り部33の
開口部から、フランジ2を外周にもつシリンダー
1を挿入して、シリンダー1の下端を胴Aのコマ
シート部32に当接すると共に、フランジ2を胴
Aの筒状立上り部33の開口部端に当接させる。
次いで、袋ナツト3をシリンダー1に挿入してシ
リンダー1のフランジ2を挟んで、胴Aのパツキ
ン押えネジ36に螺着して、シリンダー1を給水
栓の胴Aに固着する。その結果、胴Aの入口部3
0とシリンダー1とはコマシート部32の孔を介
して連通するようになる。また、シリンダー1の
中間部には開口部10があつて、この開口部10
が胴Aの出口部31と連通している。
レツシヨン式給水栓にあつて、パツキン押え用の
袋ナツトやコマの付いた栓棒を取外し、胴Aのみ
とする。次いで、この胴Aの筒状立上り部33の
開口部から、フランジ2を外周にもつシリンダー
1を挿入して、シリンダー1の下端を胴Aのコマ
シート部32に当接すると共に、フランジ2を胴
Aの筒状立上り部33の開口部端に当接させる。
次いで、袋ナツト3をシリンダー1に挿入してシ
リンダー1のフランジ2を挟んで、胴Aのパツキ
ン押えネジ36に螺着して、シリンダー1を給水
栓の胴Aに固着する。その結果、胴Aの入口部3
0とシリンダー1とはコマシート部32の孔を介
して連通するようになる。また、シリンダー1の
中間部には開口部10があつて、この開口部10
が胴Aの出口部31と連通している。
一方、このシリンダー1にステム9を挿入し、
このステム9に設けた操作ハンドルCを操作する
と、シリンダー1に設けた前記開口部10が開閉
できる。
このステム9に設けた操作ハンドルCを操作する
と、シリンダー1に設けた前記開口部10が開閉
できる。
以下、本考案の構成を添付図面に示す実施例に
より詳細に説明する。
より詳細に説明する。
第1図は本考案の第1の実施例で、既存のコン
プレツシヨン式給水栓の胴に装着した単水栓の断
面図、第2図は第2の実施例で、上部分岐路を有
する単水栓の断面図、第3図は一般のコンプレツ
シヨン式給水栓の胴の断面図である。
プレツシヨン式給水栓の胴に装着した単水栓の断
面図、第2図は第2の実施例で、上部分岐路を有
する単水栓の断面図、第3図は一般のコンプレツ
シヨン式給水栓の胴の断面図である。
先ず、従来より周知のコンプレツシヨン式給水
栓の胴Aについて説明する。第3図において、胴
Aには、周知のように、水道管(図示せず)と連
結する入口部30、蛇口を形成する出口部31、
これらの入口部30と出口部31を区劃する水平
状のコマシート部32、このコマシート部32の
上方で延出された筒状立上り部33、コマ34を
その先端に取外自在に装着した栓棒(図示せず)
を螺着するために前記筒状立上り部33の内周に
刻設された栓棒螺着用ネジ部35、この筒状立上
り部33の外周に刻設されたパツキン押えネジ3
6、前記入口部30の外周に設けた当接フランジ
37およびジヨイントネジ38、から大略構成さ
れている。
栓の胴Aについて説明する。第3図において、胴
Aには、周知のように、水道管(図示せず)と連
結する入口部30、蛇口を形成する出口部31、
これらの入口部30と出口部31を区劃する水平
状のコマシート部32、このコマシート部32の
上方で延出された筒状立上り部33、コマ34を
その先端に取外自在に装着した栓棒(図示せず)
を螺着するために前記筒状立上り部33の内周に
刻設された栓棒螺着用ネジ部35、この筒状立上
り部33の外周に刻設されたパツキン押えネジ3
6、前記入口部30の外周に設けた当接フランジ
37およびジヨイントネジ38、から大略構成さ
れている。
かかる胴Aに装着される、第1の実施例の単水
栓要部(カートリツジ)Bは次のように構成され
ている。第1図において、胴Aの水平状のコマシ
ート部32上に、筒状立上り部33の上方開口部
より、栓棒螺着用ネジ部35の山径より若干小径
のシリンダー1を挿入して載置する。このシリン
ダー1には、コマシート部32の上面より筒状立
上り部33の開口部端迄の略長さに等しい部位
に、その外周にフランジ2を周設している。この
フランジ2を挟んで袋ナツト3(従来の給水栓の
パツキン押えに相当する)を前記パツキン押えネ
ジ36に螺着する。また、このシリンダー1のフ
ランジ2より上方外周にネジを刻設し、第1の固
定ナツト4を螺着する。
栓要部(カートリツジ)Bは次のように構成され
ている。第1図において、胴Aの水平状のコマシ
ート部32上に、筒状立上り部33の上方開口部
より、栓棒螺着用ネジ部35の山径より若干小径
のシリンダー1を挿入して載置する。このシリン
ダー1には、コマシート部32の上面より筒状立
上り部33の開口部端迄の略長さに等しい部位
に、その外周にフランジ2を周設している。この
フランジ2を挟んで袋ナツト3(従来の給水栓の
パツキン押えに相当する)を前記パツキン押えネ
ジ36に螺着する。また、このシリンダー1のフ
ランジ2より上方外周にネジを刻設し、第1の固
定ナツト4を螺着する。
この第1の固定ナツト4には、係止部5を有す
るレバー支点ケース6を遊嵌する。この係止部5
を挟んで第2の固定ナツト7をシリンダー1のネ
ジに螺着する。そこで、前記袋ナツト3を、取付
パツキン8を介して、胴Aのパツキン押えネジ3
6に螺着すれば、シリンダー1がコマシート部3
2に載置された状態で固定できる。
るレバー支点ケース6を遊嵌する。この係止部5
を挟んで第2の固定ナツト7をシリンダー1のネ
ジに螺着する。そこで、前記袋ナツト3を、取付
パツキン8を介して、胴Aのパツキン押えネジ3
6に螺着すれば、シリンダー1がコマシート部3
2に載置された状態で固定できる。
このシリンダー1に、ステムに相当するパイプ
状のピストン9を上下摺動自在に遊嵌する。その
とき、このシリンダー1の上下中間より下側に1
対の開口部10,10を切欠き形成し、これらの
開口部10の上下において、Oリング11,11
を内周に設け、このOリング11を介してピスト
ン9を遊嵌する。このピストン9の上下中間部に
支点金具12を固着し、この支点金具12に1本
の操作レバーCを、前記レバー支点ケース6を支
点として上下揺動できるよう固定する。
状のピストン9を上下摺動自在に遊嵌する。その
とき、このシリンダー1の上下中間より下側に1
対の開口部10,10を切欠き形成し、これらの
開口部10の上下において、Oリング11,11
を内周に設け、このOリング11を介してピスト
ン9を遊嵌する。このピストン9の上下中間部に
支点金具12を固着し、この支点金具12に1本
の操作レバーCを、前記レバー支点ケース6を支
点として上下揺動できるよう固定する。
前記レバー支点ケース6の外周にはネジを刻設
し、しかも、このレバー支点ケース6の上にバラ
ンスケース13を嵌合・載置する。このバランス
ケース13を挟持するため、押えナツト14をレ
バー支点ケース6のネジに螺着する。また、この
バランスケース13には前記ピストン10の上端
部が突入できるようにする。
し、しかも、このレバー支点ケース6の上にバラ
ンスケース13を嵌合・載置する。このバランス
ケース13を挟持するため、押えナツト14をレ
バー支点ケース6のネジに螺着する。また、この
バランスケース13には前記ピストン10の上端
部が突入できるようにする。
なお、バランスケース13上には化粧キヤツプ
15′が取外自在に嵌合している。
15′が取外自在に嵌合している。
次に、出口部31にホース等を連結した場合、
水道管へ汚水等が逆流するのを防止するため、本
第1の実施例の単水栓に設けた逆止弁について説
明する。
水道管へ汚水等が逆流するのを防止するため、本
第1の実施例の単水栓に設けた逆止弁について説
明する。
前記シリンダー1の下端部を拡径し、その下端
部に、コマ15を着座させる逆止弁ホルダ16を
下方より挿入して固着する。次いで、この下端部
にパツキン17を同じように下方より挿入する。
このパツキン17には多孔の受金18が圧入され
ている。そして、コマ15の足19をこの受金1
8に挿入し、この足19をスプリング23で、常
時下方に付勢している。したがつて、単水栓が開
栓したときのみ、コマ15はスプリング23に抗
して開く。
部に、コマ15を着座させる逆止弁ホルダ16を
下方より挿入して固着する。次いで、この下端部
にパツキン17を同じように下方より挿入する。
このパツキン17には多孔の受金18が圧入され
ている。そして、コマ15の足19をこの受金1
8に挿入し、この足19をスプリング23で、常
時下方に付勢している。したがつて、単水栓が開
栓したときのみ、コマ15はスプリング23に抗
して開く。
次に、第1の実施例の作用を述べる、先ず、既
存のコンプレツシヨン式給水栓の胴Aへ取付けに
は、当該給水栓のパツキン押え、および栓棒を取
外し、コマを取り出す。次いで、本実施例の単水
栓要部Bを胴Aのコマシート部32上に載置し、
袋ナツト3で螺着して、単水栓要部Bを固着す
る。
存のコンプレツシヨン式給水栓の胴Aへ取付けに
は、当該給水栓のパツキン押え、および栓棒を取
外し、コマを取り出す。次いで、本実施例の単水
栓要部Bを胴Aのコマシート部32上に載置し、
袋ナツト3で螺着して、単水栓要部Bを固着す
る。
そこで、開栓する場合には、操作レバーCを下
方に押し下げれば、支点金具12が上昇し、それ
と一体になつたピストン9が上昇する。その結
果、シリンダー1の開口部10が開口し、コマシ
ート部32上にまで導入されている水道水は出口
部31から放水する。ここで、操作レバーCの押
下げに際し、ピストン9はパイプ状となつている
から、ピストン9がバランスケース13に突入し
ても、何ら抵抗を生じないので、操作レバーCの
操作は軽快にできる。そして、操作レバーCの押
し下げ程度を加減することにより、開口部10の
開口面積が調整され、放水量を調節できる。
方に押し下げれば、支点金具12が上昇し、それ
と一体になつたピストン9が上昇する。その結
果、シリンダー1の開口部10が開口し、コマシ
ート部32上にまで導入されている水道水は出口
部31から放水する。ここで、操作レバーCの押
下げに際し、ピストン9はパイプ状となつている
から、ピストン9がバランスケース13に突入し
ても、何ら抵抗を生じないので、操作レバーCの
操作は軽快にできる。そして、操作レバーCの押
し下げ程度を加減することにより、開口部10の
開口面積が調整され、放水量を調節できる。
なお、閉栓の場合には、前記開栓と逆止に操作
レバーCを持ち上げればよい。
レバーCを持ち上げればよい。
次に、第2の実施例の分岐路を有する単水栓要
部(カートリツジ)B′について説明する。第2
図において、第1の実施例と同一部分は同一符号
で示し、その説明を省略するが、第1図の第1の
実施例の押えナツト14に代り分岐ケース26
を、レバー支点ケース6のネジに螺着し、この分
岐ケース26に分岐ハブ25を遊嵌し、この分岐
ケース26に上方よりバランスケース13を螺着
して分岐ハブ25を保持する。
部(カートリツジ)B′について説明する。第2
図において、第1の実施例と同一部分は同一符号
で示し、その説明を省略するが、第1図の第1の
実施例の押えナツト14に代り分岐ケース26
を、レバー支点ケース6のネジに螺着し、この分
岐ケース26に分岐ハブ25を遊嵌し、この分岐
ケース26に上方よりバランスケース13を螺着
して分岐ハブ25を保持する。
本考案によれば、
水道の蛇口として設置されている、通常のコ
ンプレツシヨン式給水栓の胴を利用して、シリ
ンダ・ステム型の単水栓要部を装着したので、
市販されており、壁などに設置されている既存
の安価な胴を利用することになり、単水栓全体
のコストを安くすると共に、通常のコンプレツ
シヨン式給水栓は日常、パツキン押え、栓棒お
よびコマを取外すコマ取替作業が行われている
が、かかる作業と同様にして、シリンダ・ステ
ム型の単水栓要部を装着できるので、その取付
作業はきわめて容易にできる。しかも、シリン
ダ・ステム型単水栓であるので、コンプレツシ
ヨン式給水栓のようにコマパツキンを押圧する
ことがなく、コマパツキンに比べ、シリンダー
に設けたOリング11の寿命を延ばすことがで
きる。加えて、ステムの摺動は上下方向の操作
であるので、通常のコンプレツシヨン式給水栓
の栓棒を回す操作に比べ、簡易となる。
ンプレツシヨン式給水栓の胴を利用して、シリ
ンダ・ステム型の単水栓要部を装着したので、
市販されており、壁などに設置されている既存
の安価な胴を利用することになり、単水栓全体
のコストを安くすると共に、通常のコンプレツ
シヨン式給水栓は日常、パツキン押え、栓棒お
よびコマを取外すコマ取替作業が行われている
が、かかる作業と同様にして、シリンダ・ステ
ム型の単水栓要部を装着できるので、その取付
作業はきわめて容易にできる。しかも、シリン
ダ・ステム型単水栓であるので、コンプレツシ
ヨン式給水栓のようにコマパツキンを押圧する
ことがなく、コマパツキンに比べ、シリンダー
に設けたOリング11の寿命を延ばすことがで
きる。加えて、ステムの摺動は上下方向の操作
であるので、通常のコンプレツシヨン式給水栓
の栓棒を回す操作に比べ、簡易となる。
殊に、パツキン押えネジを利用して螺着する
袋ナツトで、シリンダーのフランジを挟んで、
筒状立上り部にシリンダーを固着するので、構
造を簡素とし、しかも、特別な固着部材を使用
せず、素人でも容易にシリンダーが胴に固着で
き、単水栓のコストは前記と相俟つて、更に
安価にできる。
袋ナツトで、シリンダーのフランジを挟んで、
筒状立上り部にシリンダーを固着するので、構
造を簡素とし、しかも、特別な固着部材を使用
せず、素人でも容易にシリンダーが胴に固着で
き、単水栓のコストは前記と相俟つて、更に
安価にできる。
フランジと、シリンダーの下端部とを当接し
て、袋ナツトで螺着するので、単なる袋ナツト
の螺着で取付操作が簡単であるにもかかわら
ず、シリンダーが胴に強固に螺着でき、単水栓
操作中外れることはない。
て、袋ナツトで螺着するので、単なる袋ナツト
の螺着で取付操作が簡単であるにもかかわら
ず、シリンダーが胴に強固に螺着でき、単水栓
操作中外れることはない。
第1図は本考案の第1の実施例で既存のコンプ
レツシヨン式給水栓の胴に装着した単水栓の断面
図、第2図は第2の実施例で、上部分岐路を有す
る単水栓の断面図、第3図は従来のコンプレツシ
ヨン式給水栓の胴の断面図である。 1……シリンダー、2……フランジ、3……袋
ナツト、9……ピストン、10……開口部、11
……Oリング、30……入口部、31……出口
部、32……コマシート部、36……パツキン押
えネジ、A……胴、B……単水栓要部、C……操
作レバー。
レツシヨン式給水栓の胴に装着した単水栓の断面
図、第2図は第2の実施例で、上部分岐路を有す
る単水栓の断面図、第3図は従来のコンプレツシ
ヨン式給水栓の胴の断面図である。 1……シリンダー、2……フランジ、3……袋
ナツト、9……ピストン、10……開口部、11
……Oリング、30……入口部、31……出口
部、32……コマシート部、36……パツキン押
えネジ、A……胴、B……単水栓要部、C……操
作レバー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 水道管と連通する入口部30と、蛇口を形成す
る出口部31と、これらの入口部30と出口部3
1とを区劃する水平状のコマシート部32と、該
コマシート部32の上方で延出された筒状立上り
部33と、該筒状立上り部33の上部外周に刻設
されたパツキン押えネジ36と、を含むコンプレ
ツシヨン式給水栓の胴Aにおいて、 前記筒状立上り部33の開口部から、フランジ
2を周設したシリンダー1を挿入し、その下端を
コマシート部32に、フランジ2を筒状立上り部
33の開口部端にそれぞれ当接し、 該シリンダー1の外周に嵌合し、かつ、フラン
ジ2を内部に挟んで前記パツキン押えネジ36に
螺着する袋ナツト3で、シリンダー1を給水栓の
胴Aに固着し、 該シリンダー1の中間部に設けた開口部10を
前記出口部31と連通すると共に、 該シリンダー1の開口部10の上下の内周に設
けたOリング11を介して、軸方向摺動自在のス
テム9を挿入し、該ステム9に固着した操作ハン
ドルCの上下動により、前記シリンダー1の開口
部10を開閉するようにしたことを特徴とする単
水栓。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20198985U JPH0438139Y2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | |
KR1019860011066A KR910009542B1 (ko) | 1985-12-24 | 1986-12-22 | 수도꼭지 |
US06/947,219 US4723570A (en) | 1985-12-24 | 1986-12-23 | Water Faucet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20198985U JPH0438139Y2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62106079U JPS62106079U (ja) | 1987-07-07 |
JPH0438139Y2 true JPH0438139Y2 (ja) | 1992-09-07 |
Family
ID=31165958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20198985U Expired JPH0438139Y2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0438139Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0754366Y2 (ja) * | 1992-08-28 | 1995-12-18 | 株式会社ナニワ製作所 | 主水栓に付設した分岐水栓 |
-
1985
- 1985-12-24 JP JP20198985U patent/JPH0438139Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62106079U (ja) | 1987-07-07 |
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