JPS639821Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS639821Y2
JPS639821Y2 JP13607684U JP13607684U JPS639821Y2 JP S639821 Y2 JPS639821 Y2 JP S639821Y2 JP 13607684 U JP13607684 U JP 13607684U JP 13607684 U JP13607684 U JP 13607684U JP S639821 Y2 JPS639821 Y2 JP S639821Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link
annular recess
valve
valve body
screwed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13607684U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6150875U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13607684U priority Critical patent/JPS639821Y2/ja
Publication of JPS6150875U publication Critical patent/JPS6150875U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS639821Y2 publication Critical patent/JPS639821Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Float Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ケース本体に形成された弁座を開閉
するための弁体と水位変動に伴つて昇降するフロ
ートとを、該フロートの降下に伴つて前記弁体を
開弁方向に移動させるリンク機構を介して連動連
結すると共に、前記リンク機構のうちの1本の可
動リンクを伸縮固定自在に構成したボールタツプ
に関するものである。
(従来の技術) 上記のボールタツプによれば、可動リンクを伸
縮させることによつてフロートの上下位置を変更
でき、これによつて水位調節を行なうことができ
る。
ところで従来は、可動リンクを伸縮固定自在に
構成するに、第3図に示すように、夫々右ねじと
左ねじの雄ねじ部材40,41を、互いに逆ねじ
が形成された雌ねじ部材42に螺合すると共に、
固定用のロツクナツト43を一方の雄ねじ部材4
0に螺合する構成をとつている。
(考案が解決しようとする問題点) この構成によれば、雌ねじ部材42の回転によ
つて両雄ねじ部材40,41が同時に螺進するも
のであるから微調節を行ない難く、その上、雌ね
じ部材42に逆ねじを形成する上で加工手間がか
かると共に、逆ねじ間に融通が必要で雌ねじ部材
42が長くなり、更には、ロツクナツト43を取
付けるために一方の雄ねじ部材40が必要以上に
長くなり、これらのために可動リンク44が長く
なつて、リンク機構の占めるスペースが広くなる
欠点があつた。
本考案は、簡単な改良によつて上記欠点を解消
することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案は、冒頭に記
載したボールタツプにおいて、前記伸縮固定自在
の可動リンクを構成するに、リンク枢着孔が形成
された雄ねじ部材を、一端側内面に環状凹部が形
成された雌ねじ部材の他端側に螺合すると共に、
前記環状凹部に対応する環状凹部とリンク枢着孔
とが形成された連結部材を、前記雌ねじ部材の一
端側に内嵌し、前記環状凹部に連通するビス孔を
前記雌ねじ部材に螺設すると共に、前記両凹部に
わたるボールを前記ビス孔から両凹部に入れ込
み、かつ、前記連結部材側の凹部底面に当接する
廻り止めビスを前記ビス孔に螺着した点に特徴が
ある。
(作用) 而して、廻り止めビスを弛めて雌ねじ部材を回
転させることによつてリンク長を変更でき、延い
ては、水位調節を行なえるのである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、第1図はボールタツプの要部の断面を示
し、第2図は貯水槽Aに対するボールタツプの取
付け状態を示す。
図において、1は給水本管2が接続されるケー
ス本体で、給水流路Bを有する本体部分1Aとカ
バー部分1Bとから成る。
前記本体部分1Aは、Oリング3を介して前記
カバー部分1Bを螺着する第1筒部4と、導水管
5を接続する第2筒部6とを同芯状に有し、か
つ、第2筒部6のケース内面側には筒部軸芯Pま
わりの第1弁座7を形成してある。そして、前記
第1筒部4には、前記給水本管2を接続するため
の第3筒部8が、それの軸芯P1を前記軸芯Pに
直交させる状態で連設され、かつ、この第3筒部
8の一端側に雄ねじ部aを形成すると共に、該雄
ねじ部aの終端側にフランジ9を連設してある。
而して、前記第3筒部8を貯水槽壁の取付孔に
挿通すると共に、該第3筒部8の雄ねじ部aにナ
ツト10を螺合し、前記軸芯Pを上下(縦)方向
に向けた状態でケース本体1を貯水槽壁に取付け
るのである。
一方、前記カバー部分1Bには、前記第1筒部
4に対する螺着用の筒部11が連設され、かつ、
後述する第2弁体12の弁軸13を挿通するため
の軸孔14と第2弁座15とが、縦軸芯Pと同芯
状に形成されている。
次に、16は縦軸芯P方向の移動によつて前記
第1弁座7を開閉する第1弁体であつて、弁体保
持筒17の下部フランジbと該保持筒17の下部
側に螺合される止着具18とで弁本体19を挾圧
保持すると共に、前記カバー部分1Bの筒部11
内面に密接するパツキン材20を、前記保持筒1
7の上部側に螺着される止着具21と上部フラン
ジcとで挾圧保持して成り、かつ、前記パツキン
材20の外周径が下部フランジbの外周径よりも
大であつて、当該第1弁体16が給水圧による開
弁方向の付勢力を受けるように構成してある。
上記構成の第1弁体16と前記カバー部分1B
とによつて、前記給水流路Bとは隔絶された圧力
室Cが形成され、かつ、第1弁体16の保持筒1
7には小径孔dが穿設されていて、該小径孔dに
よる小径流路Dによつて前記圧力室Cが給水流路
Bに連通されている。
さて、前記第2弁体12は、弁本体22とこれ
の受座23とから成り、弁軸13に連設のフラン
ジeと弁軸下端に螺着のナツト24とで挾圧保持
されている。尚、前記弁軸13は、軸孔14に摺
接する複数個の隆状部13a…を有し、第2弁体
12の開弁下において圧力室Cを大気に開放する
流路Xを形成するようになつている。
この第2弁体12には、貯水槽Aにおける水位
変動に伴つて昇降するフロート25がリンク機構
26を介して連結されている。
このリンク機構26は、フロート25に連設の
ロツド27を螺合連結する下部リンク28と前記
弁軸13を連結する上部リンク29とを、前記カ
バー部分1Bに対して回動自在のリンク受け30
に枢着すると共に、伸縮固定自在の可動リンク3
1を前記上下のリンク28,29に枢着して成る
もので、前記カバー部分1Bに螺合ナツト32の
締付けにより、前記リンク受け30をメタルリン
グ33を介してカバー部分1Bに固定するように
なつている。
上記構成のボールタツプによれば、前記貯水槽
Aの水位が所定通りであつて、浮遊フロート25
によつて第2弁体12が閉じられている状態で
は、前記圧力室Cの内圧が給水流路Bにおける給
水圧と同じであり、而して、第1弁体16の止着
具18,21にかかる給水圧と自重力とによつ
て、前記第1弁体16を閉弁下におくことができ
るのである。
そして、前記貯水槽Aの水位が低下すると、こ
れに伴つてフロート25が降下すると共に弁軸1
3が押し下げられ、第2弁体12が開弁状態に切
換えられるもので、これによつて前記圧力室Cが
大気開放の状態になり、而して、第1弁体16が
給水圧による開弁付勢力を受けて第1弁座7を開
口し、よつて給水本管2から導水管5を通して貯
水槽Aに給水が行なわれることになる。
この給水に伴つて前記フロート25が上昇する
と共に、貯水槽Aの水位が所定水位に達した時点
で第2弁体12が閉弁されると、前記給水流路B
における給水圧が前記圧力室Cにかかつて、該圧
力室Cの内圧が除々に高くなり、この内圧の高ま
りと自重力によつて、第1弁体16は閉弁方向に
下降移動すると共にやがては第1弁座7を閉じる
ことになる。
次に、前記リンク機構26の伸縮固定自在なる
可動リンク31の具体構造について説明すると、
このものは、前記下部リンク28に対する枢着孔
fが形成された雄ねじ部材34と、一端側の内周
面に環状凹部gが形成された雌ねじ部材35、及
び、前記環状凹部gに対応する環状凹部hと上部
リンク29に対する枢着孔iとが形成された連結
部材36から成り、かつ、前記雌ねじ部材35に
は、前記環状凹部gに連通するビス孔jを螺設し
てある。
尚、前記ビス孔jの軸芯は環状凹部g,hの巾
中心を通り、両凹部g,hの巾はビス孔jの山の
径に等しく、かつ、両凹部g,hの深さは巾寸法
の半分で、更に、連結部材36の環状凹部h側の
外周面部が前記雌ねじ部材35の一端側の内周面
部に回転自在に密嵌合するように設定してある。
而して、前記雌ねじ部材35の一端側に連結部
材36を内嵌して、両凹部g,hを対応位置させ
ると共に、前記ビス孔jの山の径よりやや小径の
複数個のボールkを、前記ビス孔jを通して両凹
部g,h内に入れ込み、該ボールk…を介して両
部材35,36を抜け出し不能の状態で回転自在
に連結すると共に、前記連結部材36側の凹部底
面に当接する廻り止めビス37を前記ビス孔jに
螺着し、かつ、前記雌ねじ部材35の他端側に雄
ねじ部材34を螺合するのである。
かかる可動リンク31を上下部のリンク29,
28にわたつて枢着し、かつ、ビス37を弛めて
雌ねじ部材35を回転操作することにより、該可
動リンク31の長さを変更でき、そして、前記ビ
ス37を締付けることによつて雌ねじ部材35の
廻り止めを行なえるのである。
尚、前記可動リンク31を伸縮固定自在に構成
したが、上部または下部の可動リンク29,28
を伸縮固定自在に構成して実施するも良く、ま
た、フロート25の昇降によつて直接的に第1弁
体16を開閉弁させるタイプのボールタツプを対
象にして本考案を実施するも良い。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によるボールタツプ
は、雄ねじ部材を1個にしてこれを雌ねじ部材で
螺進させる構成故に、雌ねじ部材の回転に伴う長
さ変化量を従来の半分にでき、而して微調節を良
好に行なわせられる。
しかも、雌ねじの加工が簡単であり、その上、
雌ねじ部材並びに雄ねじ部材を短かく構成できる
ので、リンク機構の占有スペースを狭小に成し得
る。
更に、雌ねじ部材と連結部材の両環状凹部にわ
たつてボールを位置させるので、万が一、廻り止
めビスが抜け落ちても両者の連結を確実に維持で
き、かつ、ビス孔を利用してボールを挿入するの
で特別に加工を要することもなく、全体として、
簡単な改良によつて目的を遂行するに至つた。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はボール
タツプの要部の断面図、第2図は貯水槽に対する
ボールタツプの取付け説明図である。第3図は従
来例の断面図である。 1……ケース本体、12……弁体、15……弁
座、25……フロート、26……リンク機構、2
8,29,31……可動リンク、34……雄ねじ
部材、35……雌ねじ部材、36……連結部材、
37……廻り止めビス、g,h……環状凹部、j
……ビス孔、k……ボール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース本体に形成された弁座を開閉するための
    弁体と水位変動に伴つて昇降するフロートとを、
    該フロートの降下に伴つて前記弁体を開弁方向に
    移動させるリンク機構を介して連動連結すると共
    に、前記リンク機構のうち1本の可動リンクを伸
    縮固定自在に構成したボールタツプであつて、前
    記伸縮固定自在の可動リンクを構成するに、リン
    ク枢着孔が形成された雄ねじ部材を、一端側内面
    に環状凹部が形成された雌ねじ部材の他端側に螺
    合すると共に、前記環状凹部に対応する環状凹部
    とリンク枢着孔とが形成された連結部材を、前記
    雌ねじ部材の一端側に内嵌し、前記環状凹部に連
    通するビス孔を前記雌ねじ部材に螺設すると共
    に、前記両凹部にわたるボールを前記ビス孔から
    両凹部に入れ込み、かつ、前記連結部材側の凹部
    底面に当接する廻り止めビスを前記ビス孔に螺着
    してあることを特徴とするボールタツプ。
JP13607684U 1984-09-06 1984-09-06 Expired JPS639821Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13607684U JPS639821Y2 (ja) 1984-09-06 1984-09-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13607684U JPS639821Y2 (ja) 1984-09-06 1984-09-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6150875U JPS6150875U (ja) 1986-04-05
JPS639821Y2 true JPS639821Y2 (ja) 1988-03-23

Family

ID=30694551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13607684U Expired JPS639821Y2 (ja) 1984-09-06 1984-09-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS639821Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4500004B2 (ja) * 2002-05-31 2010-07-14 株式会社三栄水栓製作所 ボールタップ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6150875U (ja) 1986-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4218785A (en) Drain assembly for a lavatory basin
US4166607A (en) Bellows seal valve
US4917355A (en) Stop valve
US4776565A (en) Water faucet valve
US3941351A (en) Ball type valve with high pressure sealing capability
JPS639821Y2 (ja)
CA2161396A1 (en) Pig injector
GB2253026A (en) Valve assembly
JPH076218Y2 (ja) 分岐口を有するシングルレバ−式単水栓
US4529005A (en) Fluid tap
JP2580323Y2 (ja)
JPH0439895Y2 (ja)
CA1066166A (en) Fluid valve with float actuator
JPS5921340Y2 (ja) 仕切弁
JPH039555Y2 (ja)
GB2168127A (en) Valve
US3675683A (en) Mixing faucet
JPS627704Y2 (ja)
JPH0249533Y2 (ja)
JPH06147359A (ja) 流動制御機器
JP2577917Y2 (ja) トグルバルブ
KR200215827Y1 (ko) 절수형 유량조절밸브가 구비된 수도꼭지
JPH0439894Y2 (ja)
JPH047262Y2 (ja)
JPH0439893Y2 (ja)