JP2580323Y2 - 弁 - Google Patents

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JP2580323Y2
JP2580323Y2 JP1992023595U JP2359592U JP2580323Y2 JP 2580323 Y2 JP2580323 Y2 JP 2580323Y2 JP 1992023595 U JP1992023595 U JP 1992023595U JP 2359592 U JP2359592 U JP 2359592U JP 2580323 Y2 JP2580323 Y2 JP 2580323Y2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/44Mechanical actuating means
    • F16K31/50Mechanical actuating means with screw-spindle or internally threaded actuating means
    • F16K31/508Mechanical actuating means with screw-spindle or internally threaded actuating means the actuating element being rotatable, non-rising, and driving a non-rotatable axially-sliding element
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K1/00Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces
    • F16K1/32Details
    • F16K1/52Means for additional adjustment of the rate of flow
    • F16K1/523Means for additional adjustment of the rate of flow for limiting the maximum flow rate, using a stop

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Lift Valve (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、給水管の途中
に結合される止水栓などに好適に使用できる弁の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、止水栓には玉形弁が広く使われ
ている。この玉形弁はハンドル操作によって弁を開閉加
減することにより、流体の閉止のみならず、流量の調節
をもできることはよく知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した玉形
弁を、例えば高層ビルや高層団地のように水圧の高い所
に止水栓として使用した場合は、上階と下階でハンドル
を同じ開き角度にまで回転させてもその流量に違いが生
じるという不具合が起こっていた。そこで本考案の目的
は、高層ビルなどのように水圧の高い所に止水栓として
使用した場合も、上階と下階でハンドルを同じ開き角度
に回転させることにより一定量だけ吐水し得るようにす
る点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、ハンドルによ
る弁の開閉加減により流量調節を可能にするのみなら
ず、ハンドル回転操作とは別に、開弁時における弁体と
弁座との間の隙間寸法の設定を可変できるようにするこ
とによって流体圧差に対応する流量調節をも可能にする
ものである。そのために、本考案では、図示例のよう
に、弁棒6が弁箱1内の弁座3の直上にハンドル16で
回転操作可能に組み込まれ、弁棒6の先端に弁体22が
回り止め状にかつ上下遊動自在に備えられ、弁棒6の回
転動作により弁体22が弁座3に対し接離可能になされ
た構造の弁を前提とし、そのうえで、弁棒6は上下貫通
状の中空筒体に形成し、この中空部20に調整ねじ棒3
3を螺合挿入し、この調整ねじ棒33の弁棒6より下方
に突出する先端を、弁体22の弁座3に面する側とは反
対面に対し当接させたものである。
【0005】
【作用】弁棒6の中空部20に螺合挿入された調整ねじ
棒33はこれのねじ込み加減を調節することにより、開
弁時における弁体22と弁座3との間の隙間寸法を任意
に可変する働きをする。弁棒6の先端に対し回り止め状
にかつ上下遊動自在に備えられた弁体22は、この種従
来の弁と同様に流体の逆流防止機能を発揮する。
【0006】
【実施例】本考案に係る弁を玉形弁に適用した場合の一
実施例を図面に基づき説明する。図1は開弁状態で、図
2は閉弁状態でそれぞれ示す縦断面図であり、図3は分
解斜視図である。この弁は弁箱1、蓋4、弁棒6、弁体
22、弁座3、および調整ねじ棒33が基本となり、弁
棒押え9、弁体押え27、ハンドル16その他の部品に
よって構成される。
【0007】弁箱1は給水管Pの途中に結合され、その
内部にS字形の流路を形成する隔壁2があり、その隔壁
2に弁座3が形成されている。蓋4は段付きの円筒形状
に形成されてその外周下端を弁箱1にOリング5を介し
てねじ込み結合してある。弁棒6は、上下貫通状の中空
筒体に形成されかつその外周の長手方向中間に鍔部7を
有し、その鍔部7が蓋4の内部に張出し形成した段部8
上ですべり回転するように蓋4内に挿通支持される。
【0008】弁棒押え9は、弁棒6にOリング10を介
して挿通される円筒部11と円筒部11の上端外周に張
出したフランジ12とを有し、そのフランジ12が蓋4
の上端に当接するまで円筒部11の外周のねじ13が蓋
4の内周のめねじ14にねじ込まれることにより、円筒
部11の下端で弁棒6の鍔部7の上面を押さえる様な状
態になしている。この弁棒押え9の円筒部11と蓋4の
内面上端との間にはOリング15を介在させている。
【0009】ハンドル16はこれのハブ17に多角形の
孔17aを有し、この孔17aを弁棒6の多角形に形成
された上端18に回り止め状に嵌合し、孔17の上側か
ら締付けねじ19を弁棒6の中空部20の内周のねじ2
1に締めつけることによりハンドル16が弁棒6から上
方へ抜け出ないように結合されている。
【0010】弁体22は、その上面側に多角形の外周面
24をもつボス部25を有し、その下面側および外周に
NBRなどの合成ゴム26を結合してなる。この弁体2
2は弁棒6の下端部に弁体押え27を介して上下遊動自
在に、かつ水圧変動で回ることのないように備えられ
る。弁体押え27は多角形の筒部28と、その筒部28
の上端に多角形のフランジ29とを有してなり、筒部2
8の内周に逆ねじ30を設けている。この弁体押え27
は弁棒6の鍔部7の下端外周に設けた逆ねじ31に螺合
させるとともに、蓋4の鍔部8より下側の多角形内周面
32に回り止め状に嵌合させる。弁体22はこれのボス
部25の多角形外周面24を蓋4の下端の多角形内周面
32に嵌合させるとともに、その内周面23を弁体押え
26の筒部28の外周面に遊嵌させている。
【0011】調整ねじ棒33は弁棒6の中空部20内の
上記締付けねじ19の下方に螺合挿入しており、この調
整ねじ棒33は弁棒6の上方からドライバーなどで回す
ことができるようにその上端に凹溝34を有し、かつ弁
棒6の中空部20から下方へ突出するその先端33aは
弁体22のボス部25の内底面に当接させている。この
調整ねじ棒32と中空部20内の非ねじ部との間にはO
リング35を介在させている。
【0012】このように構成された弁は、ハンドル16
で弁棒6を閉方向に回転させると、図2に示すように、
弁体押え27が下方へ直進移動して弁体22の合成ゴム
26を弁座3に気密状に押圧接触して流路を閉止する。
このとき弁体22は上下遊動自在であるため逆流圧を受
けても弁座3に対し押し付けられるため、逆流を防止で
きる。
【0013】それとは反対にハンドル16で弁棒6を開
方向に回転させると、図1に示すように、弁体押え27
が上方へ後退移動し、弁体22の上方移動を自由にする
ため、弁体22は水圧で押し上げられて流路を開く。
【0014】この場合、水圧に応じた、開弁時における
弁体22と弁座3との間の隙間を可変調節するには、締
付けねじ19を外し、ドライバーなどで調整ねじ棒33
を回してこれのねじ込み加減を調節すればよい。したが
って、高層ビルなどのように水圧の高い所にこの弁を使
用する場合も上階と下階で一定量だけ出し得るように調
節できる。因に、この調節は通常施工業者によって行わ
れる。
【0015】本考案の弁は上記玉形弁のほかに、アング
ル弁などにも同様に適用できる。また、止水栓以外に、
給水栓にも適用でき、そのほか、合成ゴム26としてテ
フロン(商品名)などに代えることによりオイルバルブ
などにも同様に適用できる。
【0016】
【考案の効果】本考案によれば、ハンドル16による弁
体22の開閉加減のみならず、調整ねじ棒33のねじ込
み加減によっても弁体22と弁座3との間の隙間を可変
調整することによっても流量調節を可能にするので、高
圧の所に使用する場合も水や油を一定量だけ吐出し得る
といった利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】開弁状態で示す縦断面図である。
【図2】閉弁状態で示す縦断面図である。
【図3】分解斜視図である。
【符号の説明】
1 弁箱 3 弁座 6 弁棒 16 ハンドル 22 弁体 33 調整ねじ棒

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱1内の弁座3の直上に弁棒6が回転
    のみ可能に支持されており、 弁棒6の上端18に、弁棒6を回転操作するためのハン
    ドル16が結合されており、 弁棒6の下端部に、弁体押え27を介して弁体22を備
    えており、 弁体押え27は、弁箱1内にあって上下動自在に、しか
    し、回り止め状に組み込まれていて、弁棒6の下端部外
    周に螺合する筒部28と、該筒部28の上端に設けたフ
    ランジ29とを有し、 弁体22は、これのボス部25が弁体押え27の筒部2
    8の外周面に上下動自在に、しかし回り止め状に遊嵌し
    ており、 ハンドル16で弁棒6を閉方向に回転操作すると、弁体
    押え27が下方へ直接移動して、弁体押え27のフラン
    ジ29で弁体22の外側下面を弁座3に押圧接触させる
    ことにより流路を閉止することができ、 ハンドル26で弁棒6を開方向に回転操作すると、弁体
    押え27が上方へ後退移動して、弁体22の上下移動を
    自由にすることにより流路を開くことができるようにな
    っており、 弁棒6は上下貫通状の中空筒体に形成され、この中空部
    20に調整ねじ棒33が上端側から回転操作可能に螺合
    しており、 この調整ねじ棒33の弁棒6より下方に突出する先端3
    3aが、弁体22のボス部25の内側上面に対し当接
    能であり、 調整ねじ棒33を回転操作することにより、開弁時にお
    ける弁体22と弁座3との間の隙間を可変調節できるよ
    うにした ことを特徴とする弁。
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JPH0577665U JPH0577665U (ja) 1993-10-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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