JPH0444944Y2 - - Google Patents

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JPH0444944Y2
JPH0444944Y2 JP13370487U JP13370487U JPH0444944Y2 JP H0444944 Y2 JPH0444944 Y2 JP H0444944Y2 JP 13370487 U JP13370487 U JP 13370487U JP 13370487 U JP13370487 U JP 13370487U JP H0444944 Y2 JPH0444944 Y2 JP H0444944Y2
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hot water
hole
faucet
cylinder
inflow hole
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、シングルレバー式湯水混合栓に関
し、シングルレバーによつて、熱湯と水道水とを
適宜混合して温水を得ようとする混合栓に関する
ものである。
〔従来の技術とその問題点〕 従来、この種のシングルレバー式湯水混合栓
は、シリンダーステム型(例えば、特開昭52−
81630号公報参照)やセラミツクス製2枚デイス
ク形弁(例えば、特公昭59−96472号公報、特公
昭60−46303号公報、実開昭60−86675号公報など
参照)などで知られている。
このセラミツクス製2枚デイスク形弁のシング
ルレバー式湯水混合栓の代表例は、水道水流入
孔、熱湯流入孔、および温水流出孔を備えたセラ
ミツクス製固定デイスクの上面に、セラミツクス
製可動デイスクを摺動自在に密着し、この可動デ
イスクの下面に凹状の混合室を形成し、混合栓上
方に設けたシングルレバーにより可動デイスクを
摺動させ、固定デイスクの熱湯流入孔と水道水流
入孔を連通したり、遮断したり、また連通割合を
調節したりできる、構造となつている。そして、
これら固定デイスクと可動デイスクは円筒状のカ
ートリツジに内蔵され、カートリツジを栓本体に
取替可能にして収納している。
したがつて、かかるシングルレバー式湯水混合
栓では、可動デイスクを摺動させるための、カー
トリツジ上部に突出した作動ピンを、シングルレ
バーにより往復動または回動するようになつてい
る。そのため、シングルレバーは、カートリツジ
の上方に装着しなければならない構造となつてい
る。
また、可動デイスクの凹状混合室を出た温水
は、再び固定デイスクの温水流出孔を流下するの
で、温水を取り出すためのスパウト(蛇口)は、
カートリツジの下方の栓本体に装着しなければな
らない構造となつている。
一方、最近、かかるシングルレバー式湯水混合
栓、特に台所の流し台上に設置されたシングルレ
バー式湯水混合栓に分岐栓の機能を持たせるよ
う、要請がある。ところが、前記のように、シン
グルレバー式湯水混合栓は、カートリツジを収納
しているため、分岐路を設ける余地がないので、
現実には、スパウトの先端に分岐コツクを設け、
これにホースを連結している。
しかしながら、スパウトは略180°の範囲で首振
りを行うよう構成されているため、首振りに伴
い、ホースも伸縮し、シングルレバー式湯水混合
栓という高級イメージを損なうことになる。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本考案は、かかる従来技術の不都合を除
くために案出されたもので、その要旨とするとこ
ろは、水道水流入孔、熱湯流入孔および温水流出
孔を貫通したセラミツクス製固定デイスクの上面
に、下面側に凹状に混合室を形成したセラミツク
ス製可動デイスクを摺動自在に密着し、これら固
定デイスクおよび可動デイスクをカートリツジに
内蔵し、このカートリツジを、栓本体と、栓本体
に螺着されたキヤツプ体とで収納したシングルレ
バー式湯水混合栓において、前記栓本体とキヤツ
プ体との間に、栓本体とキヤツプ体とを螺着する
ためのネジに螺合する上方および下方のネジを刻
設したシリンダーを介在し、シリンダー外周に分
岐路用ジヨイントの基部を回動自在に外嵌し、シ
リンダーの内周に分岐路本体を内嵌し、分岐路本
体に、前記固定デイスクの水道水流入孔、熱湯流
入孔および温水流出孔と同様の各孔を軸方向に貫
通し、分岐路本体の水道水流入孔および/または
熱湯流入孔に、前記ジヨイントに連通するための
横孔を穿設したシングルレバー式湯水混合栓にあ
る。
〔実施例〕
本考案の構成を添付図面に示す実施例により詳
細に説明する。
第1図は本考案の実施例の要部断面図、第2図
はカートリツジの斜視断面図を示す。
1は栓本体で、台所用流し台2上に固着されて
いる。3は水道と連通した水道水導入口で、栓本
体1の一端に開口されている。4はボイラーなど
と連通する熱湯導入孔で、栓本体1の他端に開口
されている。
栓本体1の中央には、円筒状立上り部5を一体
的に突設し、円筒状立上部5にスパウト6の基部
が回動自在に挿入されている。なお、円筒状立上
り部5にも、図示しないが、後記の固定デイスク
と同様の貫通された水道水流入孔、熱湯流入孔、
および温水流出孔が設けられている。円筒状立上
り部5の上端方外周にはネジ7が刻設されてい
る。このネジ7は、従来のシングルレバー式湯水
混合栓では、カートリツジ8を被覆するためのキ
ヤツプ体9を螺着するネジとして刻設したもので
ある。
10はカートリツジ8より突出した作動ピン
で、作動ピン10にシングルレバー11の基部1
1aが連結されている。12は温水導出口でスパ
ウト6に連通している。
以上の構造は、通常のシングルレバー式湯水混
合栓であつて、本実施例は、これに以下の構造を
単に付加したものである。すなわち、円筒状立上
り部5のネジ7に、シリンダー13の下端方内周
に刻設したネジを螺着し、また、シリンダー13
の上端方外周に刻設したネジをキヤツプ体7の下
端方内周のネジ14に螺着している。つまり、従
来の円筒状立上り部5とキヤツプ体9との間に、
シリンダー13を介在させている。シリンダー1
3の外周には、ホースなどに連結可能のジヨイン
ト15の基部15aが回動自在に挿入されてい
る。シリンダー13の内周には分岐路本体16が
密接嵌合されている。分岐路本体16には、固定
デイスク17に穿設されたものと同様の水道水流
入孔18、熱湯流入孔19、および温水流出孔
(図示せず)が軸方向に貫通されている。したが
つて、これらの流入孔18,19および流出孔
は、導入口3,4および導出口12と連通すると
ともに、固定デイスク17の各孔20,21(第
2図参照)にそれぞれ連通している。
水道水流入孔18および熱湯流入孔19にはそ
れぞれ横孔22を穿設し、一方の横孔22にはプ
ラグ23を螺入し、他方の横孔22は、シリンダ
ー13の孔24および環状溝24aを介して、ジ
ヨイント15と連通している。
なお、25はノツクピンで、また図示しないが
分岐路本体16と固定デイスク17との間にも同
じようなノツクピンが設けられている。更に第2
図中、26は可動デイスクを示す。
本実施例では以上の構成となつているので、以
下の使い方をする。すなわち、通常のシングルレ
バー式混合栓において、流し台2上に固着されて
いる栓本体1の円筒状立上り部5およびキヤツプ
体9のネジ7,14を解放し、ネジ7に、ジヨイ
ント15や分岐路本体16などを組込んだシリン
ダー13を螺着し、シリンダー13にカートリツ
ジ18を嵌入する。次いで、シリンダー13のネ
ジにキヤツプ体7のネジ14を螺着する。したが
つて、水道水は水道水導入口3、水道水流入孔1
8より固定デイスク17の水道水流入孔20へ流
れるとともに、横孔22、ジヨイント15へも流
出する。この場合、ジヨイント15は360°回動可
能であるので、スパウト6およびシングルレバー
11の操作には支障のない方向に位置してホース
を連結すればよい。例えば、ホースを壁に添設す
ればよい。
なお、本実施例はシリンダー13と分岐路本体
16とを別体に構成しているが、本考案はこれに
限らず、一体的に構成してもよい。
〔考案の効果〕
栓本体とキヤツプ体との間に、分岐路本体を介
在させたので、従来のシングルレバー式湯水混合
栓を全く改変することなく、分岐路本体を取付け
ることができる。しかも、分岐路用ジヨイントを
シリンダーに回動自在に外嵌したので、スパウト
の先端に取付けた従来の分岐路コツクと違い、ス
パウトの回転には何ら支障をきたさないし、外観
も損なうことがない。
加えて、カートリツジを収納するため、栓本体
とキヤツプ体とは、必ず分割して螺着しているの
で、この螺着のためのエジが利用でき、分岐路本
体を介在させたので、必要に応じ、分岐路本体を
取外すこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の要部断面図、第2図
はカートリツジの斜視断面図を示す。 1……栓本体、6……スパウト、7……ネジ、
8……カートリツジ、9……キヤツプ体、13…
…シリンダー、14……ネジ、15……ジヨイン
ト、16……分岐路本体、17……固定デイス
ク、18……水道水流入孔、19……熱湯流入
孔、20……水道水流入孔、21……熱湯流入
孔、22……横孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水道水流入孔、熱湯流入孔および温水流出孔を
    貫通したセラミツクス製固定デイスクの上面に、
    下面側に凹状の混合室を形成したセラミツクス製
    可動デイスクを摺動自在に密着し、これら固定デ
    イスクおよび可動デイスクをカートリツジに内蔵
    し、このカートリツジを、栓本体と、栓本体に螺
    着されたキヤツプ体とで収納したシングルレバー
    式湯水混合栓において、 前記栓本体とキヤツプ体との間に、栓本体とキ
    ヤツプ体とを螺着するためのネジに螺合する上方
    および下方のネジを刻設したシリンダーを介在
    し、シリンダーの外周に分岐路用ジヨイントの基
    部を回動自在に外嵌し、シリンダーの内周に分岐
    路本体を内嵌し、分岐路本体に、前記固定デイス
    クの水道水流入孔、熱湯流入孔および温水流出孔
    と同様の各孔を軸方向に貫通し、分岐路本体の水
    道水流入孔および/または熱湯流入孔に、前記ジ
    ヨイントに連通するための横孔を穿設したシング
    ルレバー式湯水混合栓。
JP13370487U 1987-08-31 1987-08-31 Expired JPH0444944Y2 (ja)

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JP13370487U JPH0444944Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

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JPS6438367U (ja) 1989-03-07

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