JPH0531719B2 - - Google Patents

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JPH0531719B2
JPH0531719B2 JP57181212A JP18121282A JPH0531719B2 JP H0531719 B2 JPH0531719 B2 JP H0531719B2 JP 57181212 A JP57181212 A JP 57181212A JP 18121282 A JP18121282 A JP 18121282A JP H0531719 B2 JPH0531719 B2 JP H0531719B2
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JP
Japan
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valve
valve member
chamber
opening
outlet
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JP57181212A
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English (en)
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JPS58109781A (ja
Inventor
Ei Fureisukuman Geirii
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Kohler Co
Original Assignee
Kohler Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Kohler Co filed Critical Kohler Co
Publication of JPS58109781A publication Critical patent/JPS58109781A/ja
Publication of JPH0531719B2 publication Critical patent/JPH0531719B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K11/00Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves
    • F16K11/02Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit
    • F16K11/06Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only sliding valves, i.e. sliding closure elements
    • F16K11/078Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only sliding valves, i.e. sliding closure elements with pivoted and linearly movable closure members

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は温水および冷水用の蛇口での流量と割
合いとの制御に使用可能な流体混合弁に関する。
単一の制御ハンドルを操作することにより別々
の温水と冷水の入口からの流体の流量と温度とを
調整する混合弁は広範な開発と改良の主題となつ
てきた。ある種の弁では温度を調節するため制御
ハンドルを側方へ作動させ、流量を調節するため
前後に作動させる。別の設計においては温度の調
節には制御ハンドルを回転させ、流量の調節には
押したり、引いたりさせている。内部では弁構造
体は、シリンダを摺動させ、かつ回転させたり、
あるいはスリーブ状の弾性の弁を入口に向かつ
て、あるいは離れる方向に運動させたり、あるい
は入口を横切つて適当な孔を設けたデイスクを側
方と回転の合成運動により摺動させたりして温水
ポートと冷水ポートとを開閉させることができ
る。
ある程度容認されてきた摺動デイスク弁のある
形態のものは、摺動デイスクの上方のベアリング
部材において端部の間の中間部分で運動自在に装
着されているレバー作動機構を使用している。前
記レバーの一端はベアリングから外方に延び、他
端は該ベアリングから内方に延び弁デイスクの頂
部と係合している。レバーの頂部が旋回すること
によつて前記ベアリング上で前記レバーの下部を
枢動させることによつて摺動デイスクを温水およ
び冷水ポート上で運動させる。レバーを装着する
ために、前述の弁ではレバーアームとベアリング
との間で度々ピン接続装置を使用するか、あるい
はレバーアーム上で球形ボールと該ボール用の球
形の座とを使用している。この形式の弁の例は米
国特許第27036号と同第3854493号とに説明されて
いる。
しかしながら、前記の形式の弁に問題がない訳
ではない。それらは機械的に複雑であつて、かつ
ベアリングが緩もうとし、作動が不正確となる。
前記形式の弁のあるものにおいては弁が急速に開
閉するため騒がしい。また、時にはその他の弁
も、使用者が流体の温度を調節する際急激な温度
変化を阻止できないため使用者に不快感を与え
る。
本発明の目的は前述の問題を克服し、かつ使用
者が流量と、温水・冷水の割合いとを正確に、か
つ徐々に調節できるようにする流体混合弁を提供
することである。
したがつて、本発明は、チヤンバを内部に有す
るハウジングと、前記チヤンバの底部に沿つて設
けられた弁座と、前記弁座を介して前記チヤンバ
と連通する入口と、前記チヤンバから開放した出
口と、前記チヤンバ内に位置する弁部材であつ
て、前記弁座と摺動可能に接触した下部密封面お
よび上側にある開口を有する弁部材と、軸線方向
の孔を有し、前記弁部材の上方に装着されたベア
リング部材と、前記軸線方向の孔に摺動可能に装
着された上部分と前記軸線方向の孔に対し傾斜し
た前記開口内へ延びた下部の作動端を有する作動
装置と、前記作動装置の前記上部分に装着された
ハンドルを含み、前記作動装置が回転する際、前
記作動端は前記孔の軸線の回りの円弧内を旋回
し、かつ同様な回転運動で前記弁部材を回転さ
せ、前記入口にわたつて側方へ前記弁部材を摺動
させ、それにより流体の混合比を制御し、また前
記作動装置を軸線方向に運動させた際、前記作動
端は前記開口内において出入し、前記弁座を横切
つて横方向へ前記弁部材を摺動させ、それにより
前記入口から流入する流体の流量を制御する ことを特徴とする流体混合弁を提供する。
本発明は使用者が流量と温水・冷水の割合いと
を正確、かつ徐々に調節できるようにする弁構造
を提供する。本発明による弁は、また流体密封で
かつ耐摩耗性である。さらに、本発明によつてカ
ートリツジ型構造が達成され、かつ作動装置やそ
の他の部材の製作コストが比較的低いため、カー
トリツジをユニツトとして外し、それを捨て、新
しいカートリツジに取換えることによつて水道工
事業者の助けがなくとも、本発明による弁を含む
蛇口を実用的に修理できる。
一好適適実施例においては、当該弁は台所の蛇
口の一部をなす。本実施例においては、プラスチ
ツク製のカートリツジタイプのハウジングに含ま
れた4個の入口開口が、円弧状に隔置された4個
の弁座を介して混合室と連通する。出口開口は弁
座近傍でチヤンバから開放し、該出口には通常作
動において第1の出口通路を通して導き、台所の
噴射装置が作動すると第2の出口通路を通して水
を導く分岐装置が装着されている。このように、
全てのポートは摺動デイスクの下方に位置させる
ことができる。
第1図を参照すると、温水入口パイプ10と冷
水入口パイプ11とが示されており、双方のパイ
プ共水道配管に取り付け可能である。これらのパ
イプは本発明による流体混合弁に給水する。ま
た、噴射出口パイプ12も示されており、該パイ
プは弁から外方に延びることによつて通常の台所
の噴射装置(これも図示せず)に装着可能とされ
ている。これら3本のパイプは台所のカウンタの
上部14における孔13と、適当な整合、かつ密
封用ガスケツト15,16を貫通している。
ガスケツト16の頂部には装着用の金具17と
飾り金具18とが取り付けられている。前記装着
用金具17は、ねじ(図示せず)を該金具17を
介して流し台の部分まで通すことにより前記流し
台の頂部14にしつかりと固定できる。ねじ接続
部は装飾用金具18で覆うことができる。
また第1図に示すように、一体形成の円筒状の
中空ハブ20を有する通常の蛇口19が設けられ
ている。前記ハブ20はその内側23と蛇口19
との間の連通を可能とする開口21を有する。
前記蛇口のハブ20はプラスチツク製の旋回リ
ング22上に載置されており、該リング22は蛇
口ハブ20の底部と装飾用金具18の上面との間
に挿入され、蛇口19が廻つた場合の摩擦を減少
させる。前記ハブ20の内孔23には黄銅製の弁
体24が位置している。前記黄銅製弁体24は、
金具17,18の下から前記弁体24の底部にあ
るねじ孔25へねじ込まれる3個のねじ25を用
いることにより前記金具17,18上に取り付け
ることができる。前記黄銅製弁体24の下部には
温水用通路27(第2B図)、冷水用通路(図示
せず)おび噴射用通路29とが形成されており、
前記通路に前記3本のパイプ10,11,12を
溶接することができる。これらの通路は弁体24
の下部を貫通して延びている。
前記黄銅製弁体24の側壁には流体が蛇口ハブ
の開口21へ流れるようにする複数の出口通路3
0が形成されている。また、前記弁体24の周囲
に沿つて、リセス31,34,37,39が形成
されており、該リセスにOリング32,36と、
プラスチツク製摺動リング33,38が着座して
いる。前記リングを使用することにより、黄銅製
弁体24と蛇口ハブ20との間の境面が前記弁体
24の外側の周りで旋回自在とされている。また
黄銅製弁体24はその周りにねじ40と、その頂
部近くで長方形の整合ポケツト41とを有してい
る。
第4図に単独で示すプラスチツク製カートリツ
ジハウジング46は黄銅製弁体24の円筒状の内
部チヤンバ42より直径がわづかに小さい。その
ため、該カートリツジハウジングは前記弁体のチ
ヤンバ42に滑合できるため前記弁体の通路は前
記ハウジング46の底部においてカートリツジの
入口43,44および出口45と連通する。前記
入口43,44および出口45の近傍で前記カー
トリツジの底部に溝47,48,50が形成され
ている。前記溝に、1個は図示していないが3個
のシール49,51が挿入され、かつ保持されて
おり、弁体24の通路と、プラスチツクカートリ
ツジの底部の入口43,44および出口45との
間の境面を密封している。
ハウジング46の上部周縁には長方形の整合用
突起52があり、該突起は弁体24の頂部近くで
ポケツト41に着座している。また、ハウジング
46の底部の周縁にOリング用のリセス53があ
り、該リセスはOリング54を受入れることによ
りプラスチツク製弁ハウジング46と弁体24と
の間の境面を密封している。
またハウジング46は中央の混合室56と、横
方向、かつ円弧状に隔置された4個の弁座とを有
する。混合室56の底部に沿つて冷水用の弁座5
7が2個と、温水用の弁座58が2個設けられて
いる(第3B図)。また、カートリツジハウジン
グの頂部の両外側にスロツト59があり、このス
ロツト59は長方形か、頂部の方を狭くしたわず
かに切頭状の形状にできる。
カートリツジの入口43,44はそれぞれ2個
の入口通路に分けられ、混合室へ開放した4個の
弁座入口60,61,62,63を形成する。こ
れらの入口は4個の環状シール64によつて密封
され、該シールはばね65上に装着され、このば
ね装着されたシールが弁座57,58より下方の
皿孔に着座している(第2B図)。弁座近傍に円
筒状の出口空洞68があり、該空洞中に分岐装置
69が着座している。Oリング70が分岐装置6
9と空洞68の下部壁との間の境界面を密封す
る。
前記分岐装置69の作動については米国特許第
3376884号に詳細に記されている。この分岐装置
の使用目的については、弁の通常作動時、矢印7
1の方向に混合室から出ていく水(第2B図の底
部参照)は分岐装置と黄銅製弁体24の出口通路
30を通り、最終的に蛇口のハブの開口21を介
して蛇口19へ流れることを指摘するのみで十分
である。噴射パイプ12に装着されている噴射装
置が作動すると、分岐装置69は通路73を流下
して噴射出口パイプ12を通り、最終的に噴射装
置へ達する。
第3A図と第5A図から第5D図までとを参照
する。プラスチツク材料製の摺動デイスクタイプ
の弁部材74が示されており、これは混合室56
での位置づけに適している。弁部材は下部密封面
75を有し、該密封面は弁座57,58と摺動可
能に接触している。前記弁部材74の底部には腎
臓のような形状の開口76が形成されており、該
孔支持梁77により2個の半体に分割されてい
る。前記4個の入口60,61,62,63のい
ずれかから入る水は、前記腎臓形状の開口と前記
入口とが整合すると該開口76を通過し、プラス
チツク製カートリツジのハウジング46の内側壁
と、プラスチツク製弁部材74のくぼんだ壁78
との間の区域において一緒に混ぜられる。次に水
は弁部材74のデイスク、あるいは横孔79の周
りを通る。
第5A図から最もよく判るように、前記弁部材
の底縁部に沿つて2個の凹み80が切設されてい
る。前記横孔79を通つて、即ちデイスクの側部
の周りを通つている水はこれら凹みを通つて下方
へ流れ出口空洞68に至る。
腎臓形状の開口76が4個の入口60,61,
62,63の上方に来ると、弁は全開し、水は弁
部材を通つて出口空洞68まで流れることができ
る。弁部材74が弁座57,58を横切つて横方
向へ摺動すると、弁を通る水の流量が調節でき、
あるいは第2B図に示すうに完全に閉鎖されう
る。弁部材74を回転させることによつて、前記
腎臓形状の開口は温水用入口60と61の一方、
あるいは双方上を、かつ(または)冷水用入口6
2,63の一方、あるいは双方上を回転し(第3
A図)、水温を調節できる。
第5B図を参照する。弁部材74の頂部にはO
リングを位置させることのできる環状の溝81が
形成されている。この溝81(ならびにその中の
Oリング)はT字形のカム受入れ開口82を囲
み、該開口は斜めに延びた孔83(第2A図)と
連通しており、該孔83の断面はカムを受入れる
長さにわたつて断面が概ね均一のT字形である。
細長い柄状の作動装置84(第6A図と第6B
図)によつて使用者は弁部材74の運動を調節
し、水の流量と冷水・温水の割合いを正確かつ
徐々に調節することができる。前記作動装置84
はチヤンバ56の底部にその軸線が向けられた軸
部分85と、弁部材の開口82と孔83とへ前記
軸部分から斜め、かつ下方へ突出したカム部分8
6とを有している。作動装置84の両側に沿つて
カム面87,88が、一方のカム面に沿つて突出
した整合案内部材89が設けられている。前記カ
ム部分86の断面がT字形で、前記開口82と孔
83との断面よりわずかに小さいことによつて該
孔の中で滑合する。
作動装置84を回転させることにより作動装置
の軸線の周りで斜めのカム部分86を円弧方向に
旋回させ、その結果カム面87,88および突起
89を前記開口82と孔83との壁と接触させそ
れらと共に弁部材74を回転させる。他方、軸部
分85が軸線方向に運動することによつてカム部
分86を孔83に対して出入りさせ、以下詳細に
説明するように、弁部材を弁座57,58を横切
つて横方向に運動させ、弁部材における腎臓形状
の開口76を水の入口との整合関係に対して出入
させ、前記入口を閉鎖したり開放したりする。こ
のようにして、作動装置84によつて使用者は2
つの基本的な方向即ち回転と直線との運動方向に
おいて弁部材を制御することができる。
さて第2A図、第2B図と第7A図から第7C
図までとを参照すれば、ベアリング、即ち閉鎖部
材90が示されている。前記ベアリングの周縁に
はOリング92を受入れるOリング溝91が形成
されている。ベアリング部材90の側部には整合
用突起93が設けられている。また前記ベアリン
グ部材は底部の平坦なベアリング面95の近くで
96の点において直径が最大とされた軸線方向の
孔94を有する。そこから前記孔は、作動装置8
4の軸部分85の直径よりわずかに大きい直径の
最小の部分へテーパがつけられ、頂部近くにおい
て直径が小さくなり隆起部97を形成している。
作動装置84はその一端を前記ベアリングの頂
部を貫通して突出させて前記孔94内で摺動可
能、かつ回転可能に取り付けられることによつ
て、前記作動装置の上方運動は該作動装置の軸部
分の上端100が隆起部97と当接することによ
つて制限されることが認められる。作動装置の下
方運動は第2A図に示すように、軸部分84の底
部が弁部材74の頂部に当接するか、あるいは代
替的にハンドル115の底部がベアリング90の
頂部に対して当接することにより制限されうる。
このようにして、作動装置84はベアリング部材
90内で一定距離を上下運動できる。
弁カートリツジを組立てるには、分岐装置6
9、ばね65、シール64,70がハウジング4
6内に置かれ、次にプラスチツク弁部材74が混
合室56に挿入される。プラスチツク製の作動装
置84のカム部分86を弁部材の開口82と孔8
3とに滑り込ませる。次に、ベアリング部材90
が弁部材74に装着されてカートリツジユニツト
を完成させる。
環状の溝81内のOリングが弁部材74とベア
リング面95との間の境界面を密封する。Oリン
グ92がプラスチツクハウジング46とベアリン
グ部材90の側部との間の境界面を密封する。ベ
アリング部材90の側部にある突起93はハウジ
ングのスロツト59に嵌まりベアリング部材90
を整合させ、弁部材に対するベアリング部材の高
さを決める。
ベアリング部材90の突起93の上方には、金
属製でねじ付きのボンネツト105を位置させる
ことのできる段付き部104が形成されている。
前記ボンネツト105のねじ106は黄銅製弁体
24の外側のねじ40にねじ込まれる。第1図か
ら判るように、このようにしてボンネツト105
と旋回リング22の間で蛇口ハブ20を挾持し、
同時にボンネツト105は黄銅製弁体24におい
て弁カートリツジを保持する役目をする。このよ
うに、ボンネツト105がゆるめられると、カー
トリツジ組立体はそのハウジング46を弁体24
から上方に引張り上げることにより簡単に外すこ
とができる。次に、別のカートリツジ組立体を容
易に適所へ挿入できる。
第1図、第2A図、第2B図、および第8A図
から第8B図まで本発明に使用しうる2つの好適
ハンドル組立体を示す。これらの組立体を受入れ
るために、第2の隆起108がベアリング部材9
0の外側に形成されている。第2A図、第2B
図、および第8A図から第8B図に示す実施例に
おいて、この隆起に停止リング109が位置され
ている。停止リング109は突出した脚110を
2個有する円筒状の中空リングであつて、該脚は
ベアリング部材90の周縁に設けられた隆起10
8の下方に形成れた壁111に嵌合されている。
一旦停止リング109がベアリング部材90の
上部に位置すると、脚110がその脚を受入れて
いるくぼみ111の壁に当接するので該リングは
ベアリング部材90に対して回転できない。さら
に、停止リング109の下方向への軸線運動は、
該停止リング109が隆起108と前記脚を受入
れるくぼみ111との間で接触するため阻止され
る。また停止リング109はそこから円周方向で
外方に延びる突起112を有する。
作動装置84には軸線方向のねじ付き孔114
を有するフルート付きの端部113が形成されて
いる。前記作動装置のフルート付き端部113を
受入れ、かつ相合するフルート付きソケツト11
6を有する通常のプツシユプルハンドル115が
作動装置84に取り付けられる。ハンドルと作動
装置とを接続させるには、取付けねじ117がハ
ンドル115の頂壁を通してねじ付き孔114中
へ下方に持つて来られる。この接続部を装飾用の
嵌りキヤツプ119が覆う。
作動装置はそのフルート付き端部113とフル
ート付きソケツト116とが適合するハンドル1
15と共に回転することが判る。ベアリング部材
90、したがつて停止用突起112とは回転しな
い。そのためハンドル115の内部の垂直方向の
停止壁118はベアリング部材90の周りでのハ
ンドル115の回転を限定し、したがつて突起1
12が回転における固定点で前記停止壁118と
当接するので温度限界を規定する。
ハンドル115と第2B図の位置から第2A図
の位置へを上方に引張られると、作動装置もねじ
接続のため軸線方向を上方に引張られる。作動装
置84のカム部分86が弁部材の孔83から引張
られ始めるにつれて、カム部分は開口82および
(または)孔83の壁と当接し、弁部材74に横
方向の力を加える。この力に応じて、弁部材74
はベアリング部材90のベアリング面95と弁座
57,58の間で横方向に摺動する。この過程は
ハンドルが下方へ押された場合は逆転する。
ハンドルの別の好適実施例を第1図に示す。停
止リング109の代りに、レバーカラー120が
使用されている。このカラーは停止リング109
と類似の円形リング部分を有するが、突起112
の代りに円筒形の横方向に延びたブシユ保持具1
21を有している。レバーカラー120は隆起1
08上に着座し、ベアリング部材90の上周縁部
にあるくぼみ123に嵌合する薄い金属製のスナ
ツプリング122により上方運動しないよう適所
に保持されている。このように、レバーカラー1
20はベアリング部材90上で回転自在である
が、スナツプリング122と隆起108との間で
挾持されているため垂直方向には固定されてい
る。
円筒状のブシユ124がその保持具121に嵌
合しており、該ブツシユは金属製レバーアーム1
28から延びた四角の部分126に嵌合してい
る。前記金属製レバーアーム128は曲形部分1
27を有しており、該曲形部分はベアリング部材
90の外側の周りから、ハンドル130の開口1
29を経て延び外側のアームをブシユ124に接
続している。また開口129にはグロメツト支点
131が設けられている。ハンドルは第2A図に
示すのと同様に作動装置の頂部に取り付けられて
いる。
このハンドル組立体は、単にハンドル130を
上方に引張るか、かつ(または)第2A図に示す
ハンドルが使用できる場合と同様に回転させるこ
とにより作動させることが可能であるが、一方レ
バアーム128を持ち上げハンドル130を上方
押し上げることができる。レバーアーム128を
回すことによりハンドル130を回転させること
ができる。
要約すれば、本発明はユニツト化されたカート
リツジ構造を有する流体混合弁を提供する。この
弁はカートリツジのいずれかの部材が摩耗した場
合永久装着の蛇口構造へ簡単に挿入し、取替えが
できる。ゴムシール、ばね、金属製分岐装置以外
のカートリツジの要素はプラスチツクから容易に
成形可能なので、カートリツジは安価に製造でき
る。
孔83,94の軸線方向の長さが比較的長く、
弁が軸線方向に押圧、引張り操作でき、点96に
おいてベアリングの孔94ににテーパを設け、か
つ横方向に隔置された4個の入口を設けているた
め、流量を極めて漸次的に、かつ正確に調節でき
る。このため使用者は弁を回したとたん水が急激
に吹き出したり、弁を急に閉めるとパイプがガタ
ガタ音を出すことは少なくなる。同様に、弁部材
74の許容回転円弧が広く、円弧状に隔置した4
個の入口、即ち温水に対して2個、冷水に対して
2個設けているため細かい温度調節が可能であ
る。このように、本弁は温度が急に変化したりす
る危険性を低下させる。
さらに摺動デイスク構造を備えているため、デ
イスクの主要な二方向での運動が単一のハンドル
により制御され、ハンドルとデイスクとの間の中
間の制御部材は、独特のほぞとくり抜きによる接
続方法によりデイスクと係合し、一方の部材から
他方の部材への運動を転換する、斜めの端部を備
えた単一の棒を含んでいる。
図示した要素以外に、本発明の基本概念はその
他の実施例にも利用可能なことが認められる。例
えば本弁を台所の蛇口に使用する以外に、多くの
種類の流体用の1本、あるいは多数の配管での流
量制御にも使用可能である。
特に好適の実施例は分岐装置と噴射出口構造を
含んでいるが、この特徴はどの実施例に対しても
使用する必要はない。分岐装置がなければカート
リツジは全長を短くでき、浴室の蛇口弁や、ある
いは噴射が好ましくないなら台所の蛇口弁として
も特に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は台所の蛇口組立体に装着された本発明
の実施例の部分断面図、第2A図は蛇口を取り付
けている外側ハブを外し、本発明の使用が可能な
別の形態の蛇口を示すために第1図に示すレバー
ハンドルをプツシユ・プルタイプのハンドルに置
き換え、弁を作動位置に位置させるためハンドル
を持ち上げた状態の、第1図に示す蛇口組立体の
部分縦断面図、第2B図は弁を非作動位置で示す
第2A図と類似の図面、第3A図は弁のハンドル
が45度回転した後、弁のカートリツジ部分のみを
示すために蛇口の外側の胴を外した状態の、第2
A図の線3A−3Aに沿つてみた断面図、第3B
図はこれも蛇口の外側の胴を外した、第2A図の
線3B−3Bに沿つてみた図面、第4図は弁のカ
ートリツジハウジングのみを示すために、ばね、
シール、およびその他の内部要素を外した状態
の、第3B図の線4−4に沿つてみた断面図、第
5A図は本発明の一部を形成する摺動デイスク弁
部材の底面図、第5B図は摺動デイスクの上面
図、第5C図は摺動デイスクの側面図、第5D図
は摺動デイスクの後面図、第6A図は本発明の一
部を形成する手動作動部材の図面、第6B図は第
6A図の線6B−6Bに沿つてみた断面図、第7
A図は本発明の構造の一部を形成するベアリング
部材の側面図、第7B図はベアリング部材の正面
図、第7C図はベアリング部材の上面図、第8A
図は本発明の構造の一部を形成するハンドルの上
面図、および第8B図はハンドル停止部材の側面
図である。 図において、10,11,12…パイプ、19
…蛇口、20…ハブ、21…開口、22…旋回リ
ング、24…弁体、27,29,30…通路、4
1…ポケツト、42…チヤンバ、43,44…カ
ートリツジ入口、45…カートリツジ出口、46
…ハウジング、47,48,50…溝、49,5
1…シール、56…混合室、57,58…弁座、
59…スロツト、60,61,62,63…弁座
入口、64…シール、65…ばね、68,69…
分岐装置、73…通路、74…弁部材、75…密
封面、76…開口、79…横孔、80…凹み、8
1…溝、82…開口、84…作動装置、85…軸
部分、86…カム部分、87,88…カム面、9
0…ベアリング部材、94…孔、115,130
…ハンドル、128…レバーアーム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 チヤンバ56を内部に有するハウジング46
    と、前記チヤンバの底部に沿つて設けられた弁座
    57,58と、前記弁座を介して前記チヤンバと
    連通する入口43,44と、前記チヤンバから開
    放した出口68,71と、前記チヤンバ56内に
    位置する弁部材74であつて、前記弁座57,5
    8と摺動可能に接触した下部密封面75および上
    側にある開口82を有する弁部材74と、軸線方
    向の孔94を有し、前記弁部材の上方に装着され
    たベアリング部材90と、前記軸線方向の孔94
    に摺動可能に装着された上部分85と前記軸線方
    向の孔94に対し傾斜した前記開口82内へ延び
    た下部の作動端86を有する作動装置84と、前
    記作動装置84の前記上部分85に装着されたハ
    ンドル115,130を含み、前記作動装置84
    が回転される際、前記作動端86は前記孔94の
    軸線の回りの円弧内を旋回し、かつ同様な回転運
    動で前記弁部材74を回転させ、前記入口43,
    44にわたつて側方へ前記弁部材74を摺動さ
    せ、それにより流体の混合比を制御し、また前記
    作動装置84を軸線方向に運動させた際、前記作
    動端86は前記開口82内において出入し、前記
    弁座57,58を横切つて横方向へ前記弁部材7
    4を摺動させ、それにより前記入口43,44か
    ら流入する流体の流量を制御する ことを特徴とする流体混合弁。 2 特許請求の範囲第1項に記載の弁において、
    前記弁座57,58が第1の弁座57と、前記チ
    ヤンバの底部において前記第1の弁座57から横
    方向に隔置された第2の弁座58を含み、前記弁
    座57,58が前記チヤンバ56に対する入口開
    口を提供することを特徴とする流体混合弁。 3 特許請求の範囲第2項に記載の弁において、
    前記ベアリング部材90と前記弁部材74との間
    の密封装置81と、前記各入口を密封する環状の
    弾力的に押圧されたシール64とを含むことを特
    徴とする流体混合弁。 4 特許請求の範囲第1項から第3項までのいず
    れか1項に記載の弁において、前記作動端86が
    角度をつけて延びる平行の両側面87,88を有
    し、前記弁部材の開口82が前記面と適合する側
    部を有することを特徴とする流体混合弁。 5 特許請求の範囲第4項に記載の弁において、
    前記ハンドル130がレバーアーム128を有す
    ることを特徴とする流体混合弁。 6 特許請求の範囲第1項から第5項までのいず
    れか1項に記載の弁において、前記入口から前記
    出口までの水の流量を制御する孔装置76を提供
    する弁部材74を含むことを特徴とする流体混合
    弁。 7 特許請求の範囲第6項に記載の弁において、
    前記孔装置が前記弁部材74の底部における腎臓
    形状の開口76と、前記弁部材を貫通する横孔7
    9と、前記弁部材74の底縁部に沿つて切設され
    たくぼみ80とを含み、前記弁部材74が適正に
    位置されると、流体が前記腎臓形状の開口76
    と、前記横孔79とを貫流し、前記くぼみ80を
    通つて前記出口68まで来ることを特徴とする流
    体混合弁。 8 特許請求の範囲第1項から第7項までのいず
    れか1項に記載の弁において、通常作動において
    は第1の出口通路を通して、分岐装置の作動時は
    第2の出口通路73を通して水を導くために前記
    出口68に装着された分岐装置69を含むことを
    特徴とする流体混合弁。
JP57181212A 1981-10-15 1982-10-15 流体混合弁 Granted JPS58109781A (ja)

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AR (1) AR227756A1 (ja)
BR (1) BR8206011A (ja)
CA (1) CA1185501A (ja)
DE (1) DE3271031D1 (ja)
ES (1) ES516510A0 (ja)
GB (1) GB2107437B (ja)
HK (1) HK18886A (ja)
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GB2107437A (en) 1983-04-27
GB2107437B (en) 1985-08-07
DE3271031D1 (en) 1986-06-12
ES8308985A1 (es) 1983-10-01
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ES516510A0 (es) 1983-10-01
HK18886A (en) 1986-03-27
MX155413A (es) 1988-02-29
BR8206011A (pt) 1983-09-13
SG76985G (en) 1986-11-21
EP0077506A1 (en) 1983-04-27
EP0077506B1 (en) 1986-05-07
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MY8600307A (en) 1986-12-31
KR890000449B1 (ko) 1989-03-17

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