JPH04316770A - 先止め水栓金具 - Google Patents
先止め水栓金具Info
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- JPH04316770A JPH04316770A JP10889991A JP10889991A JPH04316770A JP H04316770 A JPH04316770 A JP H04316770A JP 10889991 A JP10889991 A JP 10889991A JP 10889991 A JP10889991 A JP 10889991A JP H04316770 A JPH04316770 A JP H04316770A
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Sliding Valves (AREA)
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
詳しくは、湯水混合栓の吐出口等に回動自在に取り付け
られる先止め自在な水栓金具に関するものである。
から吐出させる温湯や冷水等の流体の流量を、その吐出
口の近傍に設けたハンドルで調整できるようにした、い
わゆる先止め水栓金具は、例えば実開昭64−2417
1号公報に記載されている。このような先止め水栓金具
では、さほど手を延ばすことなくそのハンドルを操作す
ることにより、手や衣服を濡らさずに、手軽に吐出口の
開閉操作をすることができ便利である。また、特に熱い
温湯を吐出しているときにも、温湯に触れることなく閉
栓することができ安全でもある。
栓金具の導管(吐水管)は、手洗ボウル等に突設固定さ
れており、また、その吐出口は、その導管に対して固定
状態に取り付けられている。そのため、手洗ボウル等の
所定の位置に向けてしか水を吐出させることができない
。しかるに、比較的に広い流し台等では、このような先
止め水栓金具が、その吐出口の角度を導管に対して変化
させることができるように構成されているとさらに便利
なものとなる。
ば図8に示すように、先止め水栓金具1の導管6の先端
部7に取り付けた吐出口8の角度を可変にする場合にお
いては、その吐出口8が一体に取り付けられている回動
ケーシング36の一部に作業孔52を穿孔して、その作
業孔52から内部に工具を差し入れ、先付けケーシング
31内に固定して設けられている枢軸32の周溝34に
止め輪等の掛止部材54を嵌めて、その回動ケーシング
36の縦壁49に形成された軸受部分(軸孔50)を回
動自在に掛止させるようにしていた。従って、その回動
ケーシング36に形成した作業孔52は、その回動ケー
シング36を取り付けた後には、盲蓋55によって閉塞
する必要があり、その組付け作業に手間を要する上に部
品点数が多くなるという難点があった。
たもので、吐出口の角度を変えられる先止め水栓金具に
あって、その吐出口の組付け性を向上させることを課題
としている。
る供給口に取り付けられた導管の先端部に、外部に流体
を吐出するための吐出口が回動自在に取り付けられ、そ
の吐出口から吐出される流体の流量を可変調整するため
のハンドルが、その吐出口に近接して設けられている先
止め水栓金具にあって、前述の課題を達成するための手
段を、以下のように構成している。
ーシングを固定し、その内部には、前記吐出口から吐出
される流体の流量を調整するための流量調整弁を収納し
、その流量調整弁を、前記先付けケーシングの一端に回
動自在に取り付けられたハンドルによって操作させる一
方、前記先付けケーシングの他端には、回動ケーシング
を回動自在に嵌め、その回動ケーシングに、前記吐出口
と一体の抜止めリングを螺合固定させることにより、そ
の抜止めリングを、前記先付けケーシングの他端側に固
定支持させた枢軸の先端部に形成した周溝に嵌合させ、
前記吐出口を有する回動ケーシングを、その枢軸に対し
て抜け止め状態として、かつその枢軸のまわりに回動自
在となるように取り付けている。
ーシングの他端に嵌め、その回動ケーシングに、吐出口
と一体の抜止めリングを螺合させることにより、先付け
ケーシングの他端側に固定支持させた枢軸の先端部に形
成した周溝に、その抜止めリングを嵌合させれば、その
吐出口が取り付けられた回動ケーシングが、枢軸に対し
て抜け止め状態となり、かつその枢軸のまわりに回動自
在となるように取り付けられる。このように、面倒な前
加工をおこなうことなく、かつ部品点数少なく、吐出口
を有する回動自在な回動ケーシングを、先付けケーシン
グにきわめて容易に取り付けることができる。
する。先止め水栓金具1は図4に示され、その基部2が
、流し台3に設けられた供給口5に回動自在に取り付け
られ、その導管6の先端部7に設けられた吐出口8が、
その導管6に対して回動自在に取り付けられ、その吐出
口8から吐出される流体の流量を可変調整するためのハ
ンドル9が、その吐出口8に近接して設けられている。 つまり、導管6が回動自在で、その先端部7に設けられ
ている吐出口8を任意の位置に移動させることができる
とともに、その吐出口8そのものの角度をも任意に変化
させることができ、かつその吐出口8に対応して設けら
れたハンドル9によって、その吐出口8から吐出される
流体の流量を可変に調整することができる。従って、比
較的に広い流し台3に、このような先止め水栓金具1を
設けた場合、さほど手を延ばすことなくそのハンドル9
を操作して、手や衣服を濡らすことなく、手軽に吐出口
8を開閉操作することができ、また、特に熱い温湯を吐
出しているときにも、温湯に触れることなく閉栓するこ
とができ、きわめて便利でありかつ安全でもある。
に示され、吐出口8から吐出される流体の流量を調整す
るための流量調整弁29が、その導管6の先端部7にT
字状に交差して固定された先付けケーシング31内に収
納され、その一端には、吐出口6を有する回動ケーシン
グ36が、また、その他端には、ハンドル9がそれぞれ
回動自在に取り付けられている。
調整弁29は、先付けケーシング31の一端に回動自在
に取り付けられたハンドル9に固定されて回動される支
軸42によって相対摺接回動操作される一対の孔付きデ
ィスク部材43,44よりなり、その孔の大きさを調整
することにより、吐出口8から吐出される流体の流量を
可変調整できるようになっている。詳述すると、その支
軸42は、先付けケーシング31内に固定された軸受部
45に回動自在に支持され、その外端にハンドル9が螺
子部材46によって固定され、その内端には、支持部材
を介して一方の孔付きディスク部材43が固定されてお
り、その孔付きディスク部材43に同軸状に摺接対応す
る他方の孔付きディスク部材44は、軸受部45の後端
に形成された支持部に固定されている。
セラミックス部材よりなる耐久性の良好なものとされ、
図示しないが、相対応する扇形状の流量調整孔をそれぞ
れ有し、固定された他方の孔付きディスク部材44の流
量調整孔に対して、ハンドル9によって回動さる一方の
孔付きディスク部材43の流量調整孔が相対回動変位す
ることにより、その流量調整孔の大きさが全閉から全開
まで変化するようになっている。なお、流体の流路は矢
印で示す。
ング36は、先付けケーシング31内に固定して設けら
れた枢軸32の先端部に形成された周溝34に嵌合させ
た抜止めリング35が、その回動ケーシング36と一体
になっていることにより、その枢軸32に対して抜け止
め状態となり、かつその枢軸32のまわりに回動自在と
なっている。詳述すると、回動ケーシング36の先付け
ケーシング31への嵌め込み側には、Oリング47が嵌
められた摺接嵌入部48が形成されるとともに、その内
部の縦壁49には、先付けケーシング31の枢軸32を
回動自在に挿通させる軸孔50と流体を流通させる流通
孔51が穿設形成され、その縦壁49の外側に形成され
た空所52から枢軸32と直交する方向に向けて、吐出
口8を螺合固定するための開孔37が形成されている。 そして、吐出口8は、回動ケーシング36の開孔37に
螺合固定される抜止めリング35と、その抜止めリング
35の先端に、蓋体39を螺合させることによって濾過
部材40等を取り付けてなり、回動ケーシング36を、
図示のように、先付けケーシング31に対して嵌め込ん
だ状態で、その抜止めリング35を開孔37に螺合させ
ると、その抜止めリング35の周端が、先付けケーシン
グ31側の枢軸32の周溝34に嵌まり、回動ケーシン
グ36が、先付けケーシング31に対して抜け止め状態
で回動自在に組み付けられることとなる。つまり、従来
のように、先付けケーシングに対して回動ケーシングを
組み付けるための盲蓋を設けたりする必要がなく、部品
点数を少なくして、きわめて容易に吐出口8を具えた回
動ケーシング36を組み付けることができるようにして
いる。
図2および図3に示され、その導管6の基部が、上部に
フランジ部を有するテフロン樹脂よりなるスライドライ
ナー15を介して、供給口本体17に螺合固定された取
付固定部28にボルト18,18によって締結固定され
た抜止め押え部材19に回動自在に嵌挿され、その導管
6の基端部11の内周に螺合固定された筒状の抜止め回
動部材13の鍔状部12が、その抜止め押え部材19の
下端に摺接掛止されている。そして、その鍔状部12の
抜止め押え部材19に対応する周面に形成した溝部には
、テフロン樹脂よりなるリング状のスベリパッキン21
が嵌められ、後述するスプリング27により抜止め押え
部材19側に付勢される鍔状部12の摺接回動動作を良
好なものとし、導管6を抜け止め状態として円滑に回動
動作させることができるようにしている。なお、抜止め
押え部材19は、その上周部に螺合固定される樹脂のカ
バー体30によって覆われる。
め回動部材13の鍔状部12の下面には、シール部材2
6と摺接するディスク面14が形成され、そのディスク
面14には、供給口5と連通する通路となる取付固定部
28の内壁10に密に内接して流体の外部への漏洩をシ
ールする周凸部25を有するゴム体等の弾性体よりなる
円筒状のシール部材26の一端が、スプリング27によ
って、摺接回動自在かつ水密状態となるように付勢され
ている。しかして、そのディスク面14は、テフロンコ
ーティングTを施す等により平滑にして、シール部材2
6に対する滑り抵抗を少なくして、シール部材26がデ
ィスク面14に対して粘着するのを防止するのが好まし
く、かくすることにより、そのディスク面14のシール
部材26に対する摺接回動動作を円滑なものとし、かつ
ディスク面14とシール部材26との間のシール性を向
上させることができる。ここにおいて、そのシール部材
26はスプリング27により、常時、ディスク面14に
対して付勢されているため、ディスク面14の回動によ
り、シール部材26の一端側が磨耗しても、ディスク面
14への付勢状態は変化することがなく、両者間のシー
ル性は常に安定に維持されることとなる。
動作により、シール部材26の周凸部25は、取付固定
部28の内壁10に対して常に静止して密嵌されたまま
の状態が維持され、その内壁10とシール部材26との
間のシール性が良好に保たれることとなる。従って、従
来のように、Oリングが導管とともに回動することによ
る磨耗のために、シール性が低下するような不具合が解
消される。
用意に流体を流し台3の外に放出させるようなトラブル
の発生を防止するためには、図5に示すように、先付け
ケーシング31における枢軸32の支持部53に、一対
の突子54,54を嵌め込む一方、回動ケーシング36
の対応する縦壁49には、両突子54,54間に揺動自
在な突起55を突設形成すればよい。かくすることによ
り、回動ケーシング36の突起55が移動できる範囲(
図6参照)で、回動ケーシング36の回動が許容され、
それ以上の回動を規制することができる。
きるようにするためには、抜止め回動部材13の鍔状部
12の周面に対応する取付固定部28の受面に縦孔(図
示省略)を穿設形成し、その縦穴にスプリング23(図
7参照)によって付勢されるボール24を嵌め、そのボ
ール24を、抜止め回動部材13の鍔状部12の下部周
面に形成した複数の受け穴16に対応させるようにすれ
ばよい。かくすることにより、そのいずれかの受け穴1
6に、ボール24の一部を掛合せることにより、その位
置で、導管6を安定に掛止させることができ、吐出中に
流体の吐出方向を安定に保持することができる。
栓金具によれば、先付けケーシングの内部に収納した流
量調整弁を、前記先付けケーシングの一端に回動自在に
取り付けられたハンドルによって操作する一方、その先
付けケーシングの他端には、回動ケーシングを回動自在
に嵌め、その回動ケーシングに、吐出口と一体の抜止め
リングを螺合固定させることにより、その抜止めリング
を、前記先付けケーシングの他端側に固定支持された枢
軸の先端部に形成された周溝に嵌合させ、前記吐出口を
有する回動ケーシングを、その枢軸に対して抜け止め状
態とし、かつその枢軸のまわりに回動自在となるように
取り付けているので、面倒な前加工をおこなうことなく
、かつ部品点数少なく、吐出口を先付けケーシングに、
きわめて容4に取り付けることができる。
動自在な吐出口が取り付けられている導管の先端部の断
面図である。
状態を示す斜視図である。
付けケーシングと回動ケーシングの対応斜視図である。
け孔の対応状態を示す斜視図である。
部分断面図である。
口、9─ハンドル、29─流量調整弁、31─先付けケ
ーシング、32─枢軸、34─周溝、35─抜止めリン
グ、36─回動ケーシング。
Claims (1)
- 【請求項1】 流体を供給する供給口に取り付けられ
た導管の先端部に、外部に流体を吐出するための吐出口
が回動自在に取り付けられ、その吐出口から吐出される
流体の流量を可変調整するためのハンドルが、その吐出
口に近接して設けられている先止め水栓金具であって、
前記導管の先端部には、先付けケーシングが固定され、
その内部には、前記吐出口から吐出される流体の流量を
調整するための流量調整弁が収納され、その流量調整弁
が、前記先付けケーシングの一端に回動自在に取り付け
られたハンドルによって操作される一方、前記先付けケ
ーシングの他端には、回動ケーシングが回動自在に嵌め
られ、その回動ケーシングに、前記吐出口と一体の抜止
めリングが螺合固定されることにより、その抜止めリン
グが、前記先付けケーシングの他端側に固定支持された
枢軸の先端部に形成された周溝に嵌合され、前記吐出口
を有する回動ケーシングが、その枢軸に対して抜け止め
状態となり、かつその枢軸のまわりに回動自在となるよ
うに取り付けられていることを特徴とする先止め水栓金
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10889991A JPH0676835B2 (ja) | 1991-04-13 | 1991-04-13 | 先止め水栓金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10889991A JPH0676835B2 (ja) | 1991-04-13 | 1991-04-13 | 先止め水栓金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04316770A true JPH04316770A (ja) | 1992-11-09 |
JPH0676835B2 JPH0676835B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=14496445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10889991A Expired - Lifetime JPH0676835B2 (ja) | 1991-04-13 | 1991-04-13 | 先止め水栓金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0676835B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012093512A1 (ja) * | 2011-01-07 | 2012-07-12 | パナソニック株式会社 | 水処理装置 |
-
1991
- 1991-04-13 JP JP10889991A patent/JPH0676835B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012093512A1 (ja) * | 2011-01-07 | 2012-07-12 | パナソニック株式会社 | 水処理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0676835B2 (ja) | 1994-09-28 |
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Legal Events
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