JPH039555Y2 - - Google Patents

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JPH039555Y2
JPH039555Y2 JP4189685U JP4189685U JPH039555Y2 JP H039555 Y2 JPH039555 Y2 JP H039555Y2 JP 4189685 U JP4189685 U JP 4189685U JP 4189685 U JP4189685 U JP 4189685U JP H039555 Y2 JPH039555 Y2 JP H039555Y2
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JP
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operating shaft
spring
valve seat
water flow
valve
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JP4189685U
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JPS61157759U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、浄水器や各種流水機器配管用とし
て使用される流水切換具に関する。
〔従来の技術、及びその問題点〕
従来より、この種流水切換具は玉弁を適宜可動
せしめることにより流水通路を選択的に切換え自
在とされている。そして、該玉弁を可動せしめる
手段として、弁室内を貫通して栓体に操作軸を回
動自在に設けると共に、該操作軸の中央部に玉弁
付き弁座を取付けたもの(実公昭50−40099号公
報)、あるいは先端を弁室内に挿入せしめた状態
で栓体に操作軸を回動自在に設けると共に、該操
作軸の挿入先部にアームを介して玉弁付き弁座を
取付けたもの(実公昭51−26357号公報)などが
知られている。しかしながら、第1の方法は操作
軸を栓体の両側壁でもつて2点支持するため玉弁
の可動を確実に行うことができる反面、操作軸の
支持部における水密保持に問題があり、また、第
2の方法は弁座の支持が1点支持のため玉弁の可
動をスムーズになし得ないなどの問題があり、し
かも、両者とも玉弁を常時可動軌跡の中心に保持
しずらいものであつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、従来品の問題点を一挙に解決しよ
うとするもので、側部と下部とに流水通路8,9
を各々備えた栓体2の弁室3内に玉弁15を抱持
した弁座14が配設せられ、該弁座14と玉弁1
5との間にはバネ16が介装せられると共に、弁
座14の一端部には回動自在な操作軸17が外方
突出状に一体形成せられ、同他端部は該操作軸1
7の軸線方向に付勢自在なバネ22を介して栓体
2内側壁に回動保持せられた流水切換え具にあ
る。
〔作用〕
上述の如く構成された流水切換具は、操作軸1
7を第1図に矢印で示すように90度回動せしめる
ことにより玉弁15を可動せしめ、流水通路8,
9を選択的に切換え自在とするものである。そし
て、バネ16の外方付勢により玉弁15を確実に
流水通路8,9口部に圧接せしめて閉塞し、ま
た、バネ22の外方付勢により操作軸17を常時
その軸線方向に押圧して水密保持を確実に行うと
共に、玉弁15を常に可動軌跡の中心に保持せし
める。
〔実施例〕
以下に、この考案を図面に示す実施例について
説明する。
第1図ないし第3図は所謂中間付け用の流水切
換具1を示すもので、同図中、2は弁室3を備え
たポリカーボネートなどの合成樹脂により成型せ
られた栓体、4は該栓体2の上部に弁室3と連通
して形成された口部、5は該口部4の上端にパツ
キング6を介して嵌合された外向きフランジ付き
ソケツト、7は口部4上端に螺着することにより
該ソケツト5を係止せしめた内向きフランジ付き
ナツト、8,9は上記弁室3と連通して栓体2の
側部及び底部に各々形成された側方流水通路と下
方流水通路、10,11は該側方流水通路8と下
方流水通路9を各々構成する側方枝管と下方枝管
で、該各枝管10,11の先部外周面には各々ネ
ジ部12が形成せられている。13は上記側方流
水通路8と下方流水通路9との口部に各々設けら
れたパツキングである。14は前記弁室3内に配
設された略キヤツプ状の弁座、15は該弁座14
にバネ16を介して抱持された玉弁で、該玉弁1
5はバネ16により常時外方付勢されている。1
7は上記弁座14の一端部に一体に水平延設され
た操作軸で、該操作軸17の先部はパツキング1
8を介して栓体2外に突出せしめられている。1
9は該操作軸17の突出先部に下向きに取付けら
れたレバー、20は弁座14の他端部に水平延設
された筒状の軸、21は栓体2の側壁に内方突出
して形成された軸受部、22は該軸受部21と軸
20との間に遊装されたバネで、該バネ22の外
方付勢により前記操作軸17は外方に付勢せられ
ている。
上述の如く構成された流水切換具1において、
口部4より弁室3内に流入する流水を下方流水通
路9に流出せしめたい場合には、レバー19を下
向きにするとよい。すると、第2図に示すように
弁座14は横転して玉弁15が側方流水通路8を
閉塞するため、流水は下方流水通路9を通つて下
方に流出する。逆に、流水を側方流水通路8に流
出せしめたい場合には、レバー19を第1図に矢
印で示すように90度回動せしめて水平にすればよ
い。すると、第3図に示すように弁座14は下向
きとなり玉弁15が下方流水通路9を閉塞するた
め、流水は側方流水通路8を通つて側方に流出す
る。
第4図は所謂先付け用の流水切換具31を示す
もので、栓体2の口部4に止ネジ32を介して蛇
口などが取付け自在とされると共に、同栓体2の
下部に下方流水通路9を構成する略竹の子状の下
方枝管33が形成された点が上記実施例と相違
し、他の部分は同一であり、同一符号は同一部分
を示す。
〔考案の効果〕
この考案は上述のように構成されているから、
2点支持された操作軸17を90度回動せしめるこ
とにより、流水通路8,9を確実にしかも、スム
ーズに選択切換えすることができる。そして特
に、弁座14と玉弁15との間にはバネ16が介
装せられているから、バネ作用により玉弁15の
作動をスムーズに行わしめることができるのみな
らず、確実に所要の流水通路8,9を閉塞するこ
とができ、しかも、玉弁15の可動に伴う衝撃を
バネ16でもつて緩和することができるものであ
つて、ひいては操作軸17の回動操作をスムーズ
に行うことができる。また、弁座14の他端部は
操作軸17の軸線方向に付勢自在なバネ22を介
して栓体2内側壁に回動保持せられているから、
操作軸17はバネ22により常時外方に付勢され
るため、栓体2における操作軸17の挿入個所の
水密を確実に保持することができるのみならず、
玉弁15を常にその可動軌跡中心に保持すること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の1実施例を示すもので、第1
図は中間付け用流水切換具1を示す正面図、第2
図は同作動状態を示す横断面図、第3図は同作動
状態を示す縦断面図、第4図は先付け用流水切換
具31を示す横断面図である。 1,31……流水切換具、2……栓体、3……
弁室、8……側方流水通路、9……下方流水通
路、14……弁座、5……玉弁、16……バネ、
17……操作軸、22……バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側部と下部とに流水通路8,9を各々備えた栓
    体2の弁室3内に玉弁15を抱持した弁座14が
    配設せられ、該弁座14と玉弁15との間にはバ
    ネ16が介装せられると共に、弁座14の一端部
    には回動自在な操作軸17が外方突出状に一体形
    成せられ、同他端部は該操作軸17の軸線方向に
    付勢自在なバネ22を介して栓体2内側壁に回動
    保持せられてなり、上記操作軸17を回動せしめ
    て流水通路8,9を選択的に切換え自在とせられ
    てなる流水切換具。
JP4189685U 1985-03-22 1985-03-22 Expired JPH039555Y2 (ja)

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JP4189685U JPH039555Y2 (ja) 1985-03-22 1985-03-22

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JP4189685U JPH039555Y2 (ja) 1985-03-22 1985-03-22

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JPS61157759U JPS61157759U (ja) 1986-09-30
JPH039555Y2 true JPH039555Y2 (ja) 1991-03-11

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0519646Y2 (ja) * 1987-12-08 1993-05-24

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JPS61157759U (ja) 1986-09-30

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