JPH0212367Y2 - - Google Patents

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JPH0212367Y2
JPH0212367Y2 JP15761485U JP15761485U JPH0212367Y2 JP H0212367 Y2 JPH0212367 Y2 JP H0212367Y2 JP 15761485 U JP15761485 U JP 15761485U JP 15761485 U JP15761485 U JP 15761485U JP H0212367 Y2 JPH0212367 Y2 JP H0212367Y2
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valve
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shaft
bonnet
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  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、化学プラントなどの配管に設けられ
るバルブ装置に係り、特にバルブ本体に設けられ
たボンネツト体に弁軸を進退自在に螺着した装置
におけるねじ部の保護構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、化学プラントなどの配管に設けられるこ
の種バルブ装置、特に合成樹脂製のバルブ装置に
おいては、例えば第3図に示すように、水平状の
開口である弁座孔部1を介して内部両側の流入部
2と流出部3とが連通された筒状のバルブ本体4
に、弁座孔部1に臨んで筒状部5を上方へ突出し
て形成し、この筒状部5の上部に筒状のボンネツ
ト体6を螺合し、このボンネツト体6の上部に袋
ナツト7を螺合するとともに、これらボンネツト
体6および袋ナツト7を貫通して、下端部に弁体
8を有し上端部にハンドル9を有する弁軸10
を、その外周面下部に形成されたねじ部11と、
前記ボンネツト体6の内周面下部に形成されたね
じ部12との螺合により進退自在に設けた構造が
採られている。そして、ハンドル9の操作により
弁軸10を回動させて、この弁軸10を進退させ
るのに伴つて、弁体8が弁座孔部1を開閉し、バ
ルブ本体4の流入部2と流出部3とが連通ないし
遮断されるようになつているが、ハンドル9の操
作性等を考慮して、このハンドル9の下面と袋ナ
ツト7の上面との間には、常に一定以上の間隔が
保持される構造となつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の構造では、弁体8が弁座孔部1を閉
塞したとき、これら両者の当接により弁軸10の
下方への移動が阻止されるが、このように弁軸1
0の下方への移動は、そのねじ部11の下方に位
置する弁体8の弁座孔部1への当接のみによつて
阻止されているため、ハンドル9を操作してさら
に弁軸10を閉塞方向へ回転させ得る。そして、
このように弁体8が弁座孔部1に当接された状態
で、ハンドル9を必要以上に締め付けることによ
り、強いトルクのかかつた弁軸10が回転する
と、合成樹脂で成形された弁軸10とボンネツト
体6のねじ部11,12に破損が生ずるおそれが
あつた。
本考案の目的は、バルブ本体に設けられたボン
ネツト体に螺合された弁軸を、その上端部に設け
られたハンドルを操作して下方に移動させ、この
弁軸の弁体によりバルブ本体の弁座孔部を閉塞し
た際、ハンドルを必要以上に締め付けてしまうこ
とがなく、したがつて合成樹脂などで成形された
弁軸およびボンネツト体のねじ部に破損をきたす
ことのないバルブ装置を得ることである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のバルブ装置は、弁座孔部を介して連通
された流入部および流出部を有するバルブ本体
と、このバルブ本体の上面側にその弁座孔部に臨
んで突設され内周面にねじ部を形成した筒状のボ
ンネツト体と、このボンネツト体のねじ部に螺合
されるねじ部を外周面に有しこのボンネツト体内
に進退自在に螺合貫通された弁軸と、この弁軸の
下端部に設けられこの弁軸の進退に伴つて前記バ
ルブ本体の弁座孔部を開閉する弁体と、前記弁軸
の上端部に設けられたハンドルとを備え、前記ボ
ンネツト体の上面に前記弁体が弁座孔部を閉塞し
た際に前記ハンドルの下面に当接されて前記弁軸
の閉塞方向への移動を阻止する突起を設けたもの
である。
〔作用〕
本考案のバルブ装置は、弁軸の上端部に設けら
れたハンドルを操作してこの弁軸を回動させる
と、この弁軸がバルブ本体に突設されたボンネツ
ト体内に螺合されていることにより進退し、この
進退に伴つて弁軸の下端部に設けられた弁体が、
バルブ本体の弁座孔部に接離してこの弁座孔部を
開閉することにより、バルブ本体の流入部と流出
部とが連通ないし遮断され、また、弁体が弁座孔
部を閉塞した際には、前記ボンネツト体の上面に
設けられた突起がハンドルの下面に当接されて、
弁軸の閉塞方向への移動が阻止され、ハンドルが
必要以上に締め付けられないようにすることによ
つて、前記弁軸およびボンネツト体のねじ部の破
損を防止するものである。
〔実施例〕
本考案のバルブ装置の一実施例の構成を第1図
および第2図について説明する。
21は合成樹脂などで成形されたバルブ本体
で、略筒状に形成され、その軸方向の一側が流入
部22となつており、他側が流出部23となつて
いる。そして、このバルブ本体21内の中央部に
は、その上面から断面略L字形状の垂下壁24が
一体的垂設されているとともに、この垂下壁24
より流出部23側に位置して、下面に突壁25が
一体的に立設され、これら垂下壁24と突壁25
との間に形成される水平状の開口が弁座孔部26
となつており、この弁座孔部26の上面側周縁部
に形成された段部が弁座27となつている。ま
た、このバルブ本体21の上面側には、前記弁座
孔部26に臨んで筒状部28が一体的に突設され
ている。
31は合成樹脂などで筒状に形成されたボンネ
ツト体で、その下部が、前記バルブ本体21の筒
状部28内に、漏水防止用の合成ゴムなどで成形
されたOリング32を介して螺合されることによ
つて、前記バルブ本体21に取付けられている。
また、このボンネツト体31には、その内周面下
部にねじ部33が形成されているとともに、内周
面上端部が内径方向へ突出されて縮径部34に形
成されている。さらに、このボンネツト体31の
上面には、その周縁部の複数個所例えば両側に矩
形板状の突起35が一体的に立設されている。
41は合成樹脂などで成形された略円柱形状の
弁軸で、その下部には下面を開口した保持孔42
が形成され、外周面下端部には環状突部43が形
成されている。また、この弁軸41の外周面に
は、前記環状突部43の上方に位置して前記ボン
ネツト体31のねじ部33に螺合されるねじ部4
4が形成されているとともに、このねじ部44の
上方に位置して漏水防止用の合成ゴムなどで成形
されたOリング45が嵌着されている。また、こ
のOリング45より上方で、弁軸41は環状突部
46,47を介して順次縮径されている。さら
に、この弁軸41の上端面には、螺合部48が一
体的に突設されている。そして、この弁軸41
は、その環状突部43がボンネツト体31の下面
より下方に突出し、上側の環状突部46がボンネ
ツト体31の縮径部34より下方に位置し、さら
に上側の環状段部47がボンネツト体31の上面
より上方に位置した状態で、この弁軸41のねじ
部44とボンネツト体31のねじ部33との螺合
により、このボンネツト体31内に進退自在に螺
合貫通されている。また、この状態で、前記Oリ
ング45は、ボンネツト体31の内周面に圧接さ
れている。
51は合成樹脂などで成形された弁体で、前記
弁軸41の保持孔42に嵌合される筒状の被保持
部52と、この被保持部52の下方に形成され前
記バルブ本体21の弁座孔部26に挿脱自在に嵌
入される嵌入部53とからなり、これら被保持部
52と嵌入部53との間に位置して、前記バルブ
本体21の弁座27に接離されるフランジ部54
が形成されている。そして、この弁体51は、そ
の被保持部52が前記弁軸41の保持孔42にこ
の弁体51が自重で離脱しない程度に圧入嵌合さ
れ、弁体51の回転により弁座孔部26が摩耗さ
れないように、この弁軸41に取付けられてお
り、この弁軸41の進退に伴つて、前記バルブ本
体21の弁座孔部26に接離されてこの弁座孔部
26を開閉するようになつている。
61は合成樹脂などで略円盤状に形成されたハ
ンドルで、この中央部には筒状の嵌合部62が形
成されている。そして、このハンドル61は、そ
の嵌合部62が前記弁軸41の上側の環状段部4
7より上方の上端部に嵌合され、この状態で嵌合
部62から突出した弁軸41の螺合部48に袋ナ
ツト63が螺着されることによつて、弁軸41に
取付けられている。そうして、弁軸41が下方に
移動し、その弁体51がバルブ本体21の弁座孔
部26を閉塞した状態で、前記ボンネツト体31
の突起35がハンドル61の下面に当接されるよ
うになつている。
つぎに、この実施例の作用について説明する。
バルブ本体21の流入部22には例えば流入側
管が接続され、流出部23には流出側管が接続さ
れる。
そして、ハンドル61を回して、弁軸41を一
方向へ回動させると、この弁軸41がボンネツト
体31に螺合されていることにより、この弁軸4
1が上方へ移動する。それに伴つて、弁体51が
バルブ本体21の弁座孔部26から離れてこの弁
座孔部26が開放され、流入部22と流出部23
とが連通されて、流出側管に液体が供給される。
一方、ハンドル61を回して、弁軸41を逆方
向へ回転させると、この弁軸41が下方へ移動し
て、その弁体51が弁座孔部26を閉塞し、流入
部22と流出部23とが遮断されて、流出側管へ
の液体の供給が停止される。ところで、このよう
に弁体51が弁座孔部26を閉塞した状態で、ハ
ンドル61を若干強く締め付けた場合には、この
ハンドル61の下面にボンネツト体31の突起3
5が当接されて、弁軸41の下方への移動が確実
に阻止される。したがつて、この状態ではハンド
ル61をさらに締め付けることはできず、下方へ
の移動を阻止された状態で弁軸41が閉塞方向へ
回転してしまうことはないので、ボンネツト体3
1のねじ部33およびこれに螺合された弁軸41
のねじ部44に破損が生ずることはない。
また、ハンドル61の下面に当接される前記突
起35は、板状に形成され、ボンネツト体31の
上面の両側のみに設けられているので、ハンドル
61を操作する際にこの突起35が邪魔になるこ
とはない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、バルブ本体に突設され弁軸が
進退自在に螺合貫通されたボンネツト体の上面
に、弁軸の下端部に設けられた弁体がバルブ本体
の弁座孔部を閉塞した際、ボンネツト体の上端部
に設けられたハンドルの下面に当接される突起を
設けたことにより、この状態で弁軸の下方への移
動は確実に阻止され、ハンドルをさらに締め付け
ることができないので、下方への移動を阻止され
た状態で強いトルクのかかつた弁軸41が閉塞方
向へ回転してしまうことはなく、したがつて、合
成樹脂などで形成された弁軸およびボンネツト体
の互いに螺合されているねじ部に破損が生ずるこ
とはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のバルブ装置の一実施例を示す
縦断側面図、第2図は同上縦断正面図、第3図は
従来のバルブ装置の一例を示す縦断側面図であ
る。 21……バルブ本体、22……流入部、23…
…流出部、26……弁座孔部、31……ボンネツ
ト体、33……ねじ部、35……突起、41……
弁軸、44……ねじ部、51……弁体、61……
ハンドル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 弁座孔部を介して連通された流入部および流出
    部を有するバルブ本体と、このバルブ本体の上面
    側にその弁座孔部に臨んで突設され内周面にねじ
    部を形成した筒状のボンネツト体と、このボンネ
    ツト体のねじ部に螺合されるねじ部を外周面に有
    しこのボンネツト体内に進退自在に螺合貫通され
    た弁軸と、この弁軸の下端部に設けられこの弁軸
    の進退に伴つて前記バルブ本体の弁座孔部を開閉
    する弁体と、前記弁軸の上端部に設けられたハン
    ドルとを備え、 前記ボンネツト体の上面に前記弁体が弁座孔部
    を閉塞した際に前記ハンドルの下面に当接されて
    前記弁軸の閉塞方向への移動を阻止する突起を設
    けたことを特徴とするバルブ装置。
JP15761485U 1985-10-15 1985-10-15 Expired JPH0212367Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15761485U JPH0212367Y2 (ja) 1985-10-15 1985-10-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15761485U JPH0212367Y2 (ja) 1985-10-15 1985-10-15

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Publication Number Publication Date
JPS6266075U JPS6266075U (ja) 1987-04-24
JPH0212367Y2 true JPH0212367Y2 (ja) 1990-04-06

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