JPS632703Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS632703Y2
JPS632703Y2 JP1982067277U JP6727782U JPS632703Y2 JP S632703 Y2 JPS632703 Y2 JP S632703Y2 JP 1982067277 U JP1982067277 U JP 1982067277U JP 6727782 U JP6727782 U JP 6727782U JP S632703 Y2 JPS632703 Y2 JP S632703Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
threaded
flow path
elastic cover
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982067277U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58169268U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6727782U priority Critical patent/JPS58169268U/ja
Publication of JPS58169268U publication Critical patent/JPS58169268U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS632703Y2 publication Critical patent/JPS632703Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案はゲートバルブ装置に係り、例えば水道
本管などに用いられる合成樹脂にて成型されたゲ
ートバルブ装置に関する。
(従来の技術) 従来のゲートバルブ装置は、例えば特公昭35−
5329号公報に記載されているように流通路を有す
る弁箱に形成した筒部の蓋体に形成されているね
じ部に弁軸のねじ部を回転自在に螺合し、この弁
軸の先端に弁部とこの弁部に嵌着した弾性カバー
からなる弁本体を遊嵌状態または固定的に取付け
た構造が採られている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のゲートバルブの構造では、弁軸の回
動操作で弁軸は軸方向に進退され、特に開弁時に
弁軸が突出され、邪魔になり易く、狭い箇所での
操作性が悪く、狭い箇所への設置が限られ、また
弁軸の回転で弁本体も回転し、弁座との接触摩擦
で弾性カバーが摩耗し易く、さらに多少弁本体を
開弁した状態では、弁部に嵌着した弾性カバーが
流通路に位置しており、弾性カバーは弁部に固定
されていないため、流体圧で振動され易く、振動
で弁座に接触して摩耗され、また弾性カバーが外
れることがあるなどの問題を有している。
本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、狭
い箇所にも容易に設置でき、また弁部に嵌着した
弾性カバーは案内部にて挟着され振動されること
なく固定され、摩耗が少なく、また長期使用に耐
えることができるゲートバルブ装置を提供するも
のである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案のゲートバルブ装置は、流通路を構成す
る管部と、この管部の周面開口部に形成された弁
座を介して上方に突出された筒部とからなる合成
樹脂にて成型された弁箱と、前記筒部から前記弁
座を介して前記管部の流通路に挿入されこの流通
路を開閉する下端が略球面状に形成された略円錘
形状の合成樹脂にて成型された弁本体とを備え、
前記弁本体は、前記弁座内に嵌挿れる弁部と、こ
の弁部の外周面に密着される弾性カバーと、この
弁部に前記弾性カバーの上端係合突縁を挟着して
固着された案内部とを有しており、この案内部は
前記筒部に回転方向に固定され軸方向のみに摺動
可能となつており、さらにこの案内部の中心部に
はねじ筒を固着し、かつ前記弁部には前記ねじ筒
の内周ねじ孔に連通する凹所を形成し、この弁本
体のねじ筒の内周ねじ孔に螺合されるねじ部を有
する弁軸の上端部を前記筒部の蓋体に軸方向に移
動することなく回転自在に支持したことを特徴と
したものである。
(作用) 本考案のゲートバルブ装置は、弁軸の回転操作
で弁軸は軸方向に進退されることなく回動され、
この弁軸の回転で、この弁軸のねじ部をねじ筒を
介して螺合した弁本体の案内部は回転されること
なく、軸方向に弁箱の筒部を軸方向に進退され
る。この弁本体の進退で弁箱の流通路は開閉され
る。この弁本体は開閉作動時に回転されることが
ないので、弁本体の弾性カバーが弁座と接触で摩
耗することがなく、またこの弾性カバーは弁部に
案内部に挟着され振動することもない。
(実施例) 本考案の一実施例の構成を図面第1図および第
2図について説明する。
11は硬質塩化ビニル樹脂などの合成樹脂にて
成型された弁箱で、流通路39を形成する管部1
2を有し、この管部12の内周面の上部に開口さ
れた開口部15の周囲から一体に上方にテーパー
状に拡開された弁座13が形成され、この弁座1
3の開口縁の外周に環状段部16を介して一体に
筒部14が突出形成されている。また前記管部1
2の両端と筒部14の上端にはそれぞれフランジ
17,17,18が形成されている。またこの筒
部14の上面開口部には弁軸受板19が嵌着係合
され、この弁軸受板19上にスラスト受板20を
介して蓋体21が被嵌され、この蓋体21はボル
ト22でフランジ18に固定されている。
23は弁本体で、前記弁座13内に嵌挿される
弁部25と、この弁部25の上部に固着され前記
筒部14内を摺動する案内部26と、前記弁部2
5に嵌着した合成ゴムなどの弾性カバー24とに
て構成されている。この弁部25は塩化ビニル樹
脂などの合成樹脂にて略逆円錘形状に形成され、
この弁部25の下部は球面状をなしている。また
この弁部25の上縁外周には係止段部28が環状
に形成されている。また前記弾性カバー24は前
記弁部25に外周面に沿つて前記弁座13に隙間
なく密着嵌合され、この弾性カバー24の上端に
弁座13の開口部15の近傍において内方に突出
した係合突縁29が環状に形成され、この係合突
縁29が前記弁部25の係止段部28に係合さ
れ、弾性カバー24の係合突縁29が案内部26
に挟着固定されている。
また前記弁本体23の両側面は前記弁箱11の
管部12の内面両側に前記弁本体23の外周面の
両側部の曲面に合せた断面円弧状の案内溝30に
沿つて上下方向に進退され、この管部12の内側
底部の弁座部31は管部12の内周面と同一面と
なつている。
また前記筒部14内に突出した弁本体23の上
部には、筒部14に形成されたガイド溝32に係
合され筒部14内を回動することなく軸方向の上
下方向に摺動する前記案内部26が嵌着され、ビ
スなどにて弁部25の上面に固定されている。
また前記案内部26の上面中心部を貫通して弁
本体23の中心部に形成された軸孔33に雌ねじ
筒34が埋設され、このねじ筒34の内周ねじ部
に弁軸35のねじ部36が螺合され、この弁軸3
5の上部は前記弁軸受板19、スラスト受板2
0、蓋体21を順次貫通して蓋体21上に突出さ
れている。またこの弁軸35の中間部に形成した
環状突起37は弁軸受板19の環状凹所38に回
転自在に支持され、この弁軸35は軸方向に進退
されないようになつている。
また前記弁本体23の弁部25には前記弁軸3
5が挿入される凹所41が形成されている。
次にこの実施例の作用を説明する。
第1図に示す状態から図示しないハンドルを介
して弁軸35を回転させると、弁軸35は軸方向
の移動が弁軸受板19とスラスト受板20との間
で規制されているとともに弁本体23の回動がガ
イド溝32で規制されているので、ねじ筒34と
ねじ部36の螺合関係により弁本体23が弁箱1
1の筒部14を上昇して弁座部31から離れ、管
部12の流通路39が開状態となる。
またこの開状態から反時計方向に回動すると、
先と逆の作動で弁本体23が管部12を下降して
弁座部31および管部12の流通路39を密封
し、流通路39が全閉の状態となる。そしてカバ
ー24は弁座部31および案内溝30に密着され
流体の漏洩がない。また管部12の流通路39の
底部には流通路39と同一面で凹窪部が形成され
ていないため、土砂が流通路39に堆積すること
がない。また管部12の案内溝30も円弧状のた
め、角部がなく異物は引掛かることがない。
さらに弁本体23の弁部25の先端は略球状の
ため、半開放状態の位置でも流体に対する抵抗が
少ない。
またこの第3図に示すように弁本体23の弾性
カバー24に、この下端をとおり流通路39に対
して直交する方向に凹溝40を形成し、弁座部3
1との接触部a,bが凹溝40の両側2か所とな
り、より確実に流体の漏れを防止できる。
(考案の効果) 本考案によれば、弁軸は回動操作によつても軸
方向に進退されず、狭い箇所にも容易に設置で
き、また弁本体は回転されず、弁部に嵌着した弾
性カバーは案内部にて挟着され振動されないた
め、摩耗が少なく、また長期使用に耐えることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すゲートバルブ
装置の縦断正面図、第2図は同上B−B線部の断
面図、第3図は他の実施例を示す弁本体下部の縦
断正面図である。 11……弁箱、12……管部、13……弁座、
14……筒部、15……開口部、21……蓋体、
23……弁本体、24……弾性カバー、25……
弁部、26……案内部、35……弁軸、39……
流通路、41……凹所。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 流通路を構成する管部と、この管部の周面開口
    部に形成された弁座を介して上方に突出された筒
    部とからなる合成樹脂にて成型された弁箱と、前
    記筒部から前記弁座を介して前記管部の流通路に
    挿入されこの流通路を開閉する下端が略球面状に
    形成された略円錘形状の合成樹脂にて成型された
    弁本体とからなり、 前記弁本体は、前記弁座内に嵌挿される弁部
    と、この弁部の外周面に密着される弾性カバー
    と、この弁部に前記弾性カバーの上端係合突縁を
    挟着して固着され前記筒部に回転方向に固定され
    軸方向のみに摺動可能な案内部およびこの案内部
    の中心部に固着されたねじ筒とからなりかつ前記
    弁部には前記ねじ筒の内周ねじ孔に連通する凹所
    を形成し、 この弁本体のねじ筒の内周ねじ孔に螺合される
    ねじ部を有する弁軸の上端部を前記筒部の蓋体に
    軸方向に移動することなく回転自在に支持したこ
    とを特徴とするゲートバルブ装置。
JP6727782U 1982-05-07 1982-05-07 ゲ−トバルブ装置 Granted JPS58169268U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6727782U JPS58169268U (ja) 1982-05-07 1982-05-07 ゲ−トバルブ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6727782U JPS58169268U (ja) 1982-05-07 1982-05-07 ゲ−トバルブ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58169268U JPS58169268U (ja) 1983-11-11
JPS632703Y2 true JPS632703Y2 (ja) 1988-01-22

Family

ID=30077114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6727782U Granted JPS58169268U (ja) 1982-05-07 1982-05-07 ゲ−トバルブ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58169268U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019216398A1 (ja) * 2018-05-10 2019-11-14 Smc株式会社 ゲート弁

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS555329A (en) * 1978-06-21 1980-01-16 Hitachi Plant Eng & Constr Co Distributor

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS555329A (en) * 1978-06-21 1980-01-16 Hitachi Plant Eng & Constr Co Distributor

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58169268U (ja) 1983-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4006883A (en) Adjustable seat for butterfly valves
US4289297A (en) Butterfly valve
JPH0583560U (ja) オイル抜き用操作弁
KR20180071876A (ko) 양방향 개폐형 버터플라이 밸브
US3489389A (en) Rotary shutoff valve
JPS58138867U (ja) 弁座
JPS632703Y2 (ja)
JPH07229568A (ja) 回転弁
JPH0220541Y2 (ja)
JPH0229328Y2 (ja)
GB2149065A (en) Valve
JPS5936785Y2 (ja) バルブの開閉指示装置
JPH0210868Y2 (ja)
US4212448A (en) Shut-off valve
US2695625A (en) Butterfly valve
JPH037647Y2 (ja)
JPS636542Y2 (ja)
JPH0328210Y2 (ja)
JPH0218854Y2 (ja)
JPS5927573Y2 (ja) バタフライバルブ
JPS6336214Y2 (ja)
JPS5822446Y2 (ja) ボ−ルバルブ
JP3359773B2 (ja) 切換弁装置
JP2517160Y2 (ja) バタフライバルブ
JPH0537105Y2 (ja)