JP2517160Y2 - バタフライバルブ - Google Patents

バタフライバルブ

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Publication number
JP2517160Y2
JP2517160Y2 JP6037791U JP6037791U JP2517160Y2 JP 2517160 Y2 JP2517160 Y2 JP 2517160Y2 JP 6037791 U JP6037791 U JP 6037791U JP 6037791 U JP6037791 U JP 6037791U JP 2517160 Y2 JP2517160 Y2 JP 2517160Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
seat ring
box
valve rod
valve body
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6037791U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0512851U (ja
Inventor
重信 加藤
泰男 山部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、バタフライバルブに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、実公昭48-28331号公報に記載され
る如くのバタフライバルブがある。このバタフライバル
ブは、弁箱と、弁箱内周部に装着されるシートリング
と、シートリングを貫通して弁箱に支持される弁棒と、
弁棒の中間部に固定され、弁棒の回転とともに回転して
弁箱内のシートリングが形成する円形状流体通路を開閉
する弁体とを有して構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】然るに、従来のバタフ
ライバルブにおいて、禁油タイプとされるものは、シー
トリング、弁体等の接液部の油分を洗浄等により除去し
て使用に供されている。
【0004】このため、従来の禁油タイプのバタフライ
バルブは、弁閉止時に、弁体を90度回転してシートリン
グに圧接して水密を得ようとするに際し、シートリング
と弁体との摩擦が大きく、操作トルクが大、繰り返し開
閉によるシートリングの摩耗が大となる。シートリング
の摩耗は、耐久性を低下し、摩耗粉であるゴム屑を発生
させる等の不都合をもたらす。
【0005】本考案は、禁油タイプのバタフライバルブ
において、操作トルクを低減し、かつ繰り返し開閉によ
るシートリングの摩耗を低減することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、弁箱と、弁箱
内周部に装着されるシートリングと、シートリングを貫
通して弁箱に支持される弁棒と、弁棒の中間部に固定さ
れ、弁棒の回転とともに回転して弁箱内のシートリング
が形成する円形状流体通路を開閉する弁体とを有してな
るバタフライバルブにおいて、弁体における弁棒軸方向
の両端部であるシートリング接触部に滑性板を嵌め込む
とともに、弁体の外周形状を弁棒軸直角方向にて短軸と
なる楕円状としたものである。
【0007】
【作用】禁油タイプのバタフライバルブにおいて、操作
トルクを低減させる方法としては、弁体の高さを小さく
すること、或いは外径を小さくすることが考えられる。
【0008】然るに、弁体の弁棒軸方向である高さ方向
の両端部は、常にシートリングを圧縮して摺接してお
り、低流体圧での洩れを防止するためには、高い圧縮率
を維持する必要があり、高さ方向の寸法を従来よりも低
減することはできない。
【0009】他方、弁体の弁棒軸直角方向の両端部は、
完全締切り時のみ、シートリングを圧縮、摺接するもの
であり、上述の高さ方向におけるほどの高い圧縮率を必
要としない。
【0010】そこで、本考案にあっては、操作トルクを
低減し、かつ繰り返し開閉によるシートリングの摩耗を
低減し、更に十分なシール性を確保するため、弁体の高
さ方向寸法は格別に変更することなく、弁棒軸直角方向
寸法を減縮させることとし、弁体の外周形状を上述の如
くの楕円状としたものである。
【0011】従って、本考案によれば、下記、の効
果がある。 弁体の外周形状を弁棒軸直角方向にて短軸となる楕円
状としたから、弁締切り時に弁体の弁棒軸直角方向の両
端部がシートリングを圧縮、摺接する際の圧縮率をそれ
ほど高くすることなく、十分なシール性を確保しなが
ら、操作トルクを低減し、かつ繰り返し開閉によるシー
トリングの摩耗を低減することができる。
【0012】弁体の弁棒軸方向である高さ方向の両端
部は、常にシートリングを圧縮する部分であって、常
時、必要とされる高い圧縮率を確保され、十分なシール
性を確保される。このとき、この弁体の弁棒軸方向であ
る高さ方向の両端部は、テフロン薄板の如くの滑性板を
介してシートリングを圧縮するものであり、上述の如く
の高い圧縮率を確保しながら、摺動抵抗を低減し、かつ
繰り返し開閉によるシートリングの摩耗を低減できる。
【0013】
【実施例】図1は本考案が適用された弁体の一例を示す
模式図、図2はバタフライバルブを示す模式図である。
【0014】バタフライバルブ10は、図2に示す如
く、弁箱11と、弁箱11の内周部に装着されるシート
リング12と、シートリング12を貫通して弁箱11に
支持される弁棒13と、弁棒13の中間部に固定され、
弁棒13の回転とともに回転して弁箱11内のシートリ
ング12が形成する円形状流体通路を開閉する弁体14
とを有して構成される。尚、15は弁棒13の外方端部
に固定された操作ハンドルである。
【0015】尚、弁箱11はPVC又はPP、シートリ
ング12はEPDM又はEPM、弁体14はPP等にて
構成される。
【0016】然るに、バタフライバルブ10にあって
は、図1に示す如く、弁体14における弁棒13の軸方
向の両端部である上下平面状のシートリング接触部にテ
フロン薄板の如くの滑性の高い滑性板21、21を嵌め
込んでいる。尚、14Aは弁棒嵌合孔である。
【0017】また、バタフライバルブ10にあっては、
図1に示す如く、弁体14の外周形状を弁棒13の軸直
角方向にて短軸となる楕円状としている。尚、図1の鎖
線は、従来構造の真円状弁体外形を示す。
【0018】次に、上記実施例の作用について説明す
る。 弁体14の外周形状を弁棒軸直角方向にて短軸となる
楕円状としたから、弁締切り時に弁体14の弁棒軸直角
方向の両端部がシートリング12を圧縮、摺接する際の
圧縮率をそれほど高くすることなく、十分なシール性を
確保しながら、操作トルクを低減し、かつ繰り返し開閉
によるシートリング12の摩耗を低減することができ
る。
【0019】弁体14の弁棒軸方向である高さ方向の
両端部は、常にシートリング12を圧縮する部分であっ
て、常時、必要とされる高い圧縮率を確保され、十分な
シール性を確保される。このとき、この弁体14の弁棒
軸方向である高さ方向の両端部は、テフロン薄板の如く
の滑性板21を介してシートリング12を圧縮するもの
であり、上述の如くの高い圧縮率を確保しながら、摺動
抵抗を低減し、かつ繰り返し開閉によるシートリング1
2の摩耗を低減できる。
【0020】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、禁油タイ
プのバタフライバルブにおいて、操作トルクを低減し、
かつ繰り返し開閉によるシートリングの摩耗を低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案が適用された弁体の一例を示す模
式図である。
【図2】図2はバタフライバルブを示す模式図である。
【符号の説明】
10 バタフライバルブ 11 弁箱 12 シートリング 13 弁棒 14 弁体 21 滑性板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱と、弁箱内周部に装着されるシート
    リングと、シートリングを貫通して弁箱に支持される弁
    棒と、弁棒の中間部に固定され、弁棒の回転とともに回
    転して弁箱内のシートリングが形成する円形状流体通路
    を開閉する弁体とを有してなるバタフライバルブにおい
    て、弁体における弁棒軸方向の両端部であるシートリン
    グ接触部に滑性板を嵌め込むとともに、弁体の外周形状
    を弁棒軸直角方向にて短軸となる楕円状としたことを特
    徴とするバタフライバルブ。
JP6037791U 1991-07-31 1991-07-31 バタフライバルブ Expired - Lifetime JP2517160Y2 (ja)

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JP6037791U JP2517160Y2 (ja) 1991-07-31 1991-07-31 バタフライバルブ

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JPH0512851U JPH0512851U (ja) 1993-02-19
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US7080820B2 (en) * 1999-11-16 2006-07-25 Fisher Controls International Llc. Elliptical sealing surface for butterfly valve

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JPH0512851U (ja) 1993-02-19

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