JPH0355020Y2 - - Google Patents

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JPH0355020Y2
JPH0355020Y2 JP19056485U JP19056485U JPH0355020Y2 JP H0355020 Y2 JPH0355020 Y2 JP H0355020Y2 JP 19056485 U JP19056485 U JP 19056485U JP 19056485 U JP19056485 U JP 19056485U JP H0355020 Y2 JPH0355020 Y2 JP H0355020Y2
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JP
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hole
valve body
screw
female screw
lid
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JP19056485U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は通水時に横状通水路の水が押え蓋の中
心孔ら外部に出ないようにし、かつ、前記押え蓋
の中心孔に外部から泥水、塵埃等の浸入を防止し
て、筒状スパナによつて通水、止水のための弁体
を昇降させる場合に、該筒状スパナの操作に支障
を来たさないようにした止水弁に関する。
〈従来の技術〉 従来のこの種の止水弁において、横状通水路を
有する止水弁本体の立上り部内に設けた孔部を前
記横状通水路に連通し、該孔部内周に設けた雌螺
子にその外周の雄螺子を螺挿した弁体の下部にパ
ツキング体を取付け、立上り部の上縁に置いた環
状パツキツングを、該立上り部外周の雄螺子に螺
挿入した押え蓋により固定し、ハンドルの先端部
を押え蓋の中心孔と環状パツキングを貫通して弁
体上面の係合孔に係合し、該弁体を昇降させて横
状通水路を開閉自在とした止水弁(一例として実
公昭52−33620号)がある。
即ち、該止水弁においてはハンドルの先端部を
弁体上面の係合孔に係合し、ハンドルの回転によ
り弁体を回転下降させて横状通水路全体に臨ませ
た場合には、該横状通水路を通る水を遮断し、次
に弁体を上昇させて横状通水路を開放した場合に
は通水される。
しかして、通水時に弁体を最高の位置まで上昇
させた場合には、該弁体の上面が環状パツキング
の下面に密着するため、横状通水路から孔部に入
り、弁体外周雄螺子と、前記孔部の雌螺子との間
に通つて上昇した水が、押え蓋の中心孔から外部
へ出ないものである。
しかし乍ら、自動車走行時における通過振動等
の力を受けると、弁体が孔部の雌螺子に沿つて回
転下降していくようになり、したがつて、該弁体
上面が環状パツキングの下面から離れるので、こ
の間から水が漏出して押え蓋の中心孔から外部に
水が出てしまう欠点があつた。
本考案は上記実情に鑑み考案されたものであつ
て、筒状スパナの操作によつて通水時に弁体を最
高の位置まで上昇させて、該弁体の上面を環状パ
ツキングの下面に密着した後筒状スパナを取去
り、次に弁体の雄螺子を螺挿した孔部の雌螺子の
ピツチと異ならしめた、弁体上面の螺子孔の雌螺
子に蓋の杆の雄螺子を螺挿して取付けることによ
り、振動等による弁体の自然降下を防止して通水
路の水が押え蓋の中心孔から外部に出ないように
し、さらには、押え蓋の中心孔に外部より泥水、
塵埃等が浸入しないようにした止水弁を提供する
ものである。
〈考案が解決しようとする問題点〉 本考案は止水弁本体に横状通水路と、これに連
通した孔部を有する立上り部を形成し、前記孔部
の内周に設けた雌螺子にその外周の雄螺子を螺挿
した弁体下部にパツキング体を取付け、立上り部
の外周の雄螺子に螺挿した中心孔を有する押え蓋
により、前記立上り部の上縁に置いた環状パツキ
ングを固定し、弁体上面に設けた螺子孔の雌螺子
のピツチを、前記孔部の雌螺子のピツチと異なら
しめ、螺子孔の前記雌螺子に螺挿した杆の雄螺子
を有する蓋に取付けたOリングを押え蓋の上縁に
当接して中心孔を塞ぐように構成したものであ
る。
〈作用〉 上記のような構成のため、蓋を弁体に取付けた
場合には、該弁体は振動等により自然降下しない
から、押え蓋の中心孔より外部に水が出ることが
なく、かつ、蓋によつて押え蓋の中心孔を塞ぐか
ら、外部より泥水、塵埃等が浸入しないものであ
る。
〈実施例〉 以下、本考案を実施例の図面に基づいて詳述す
れば次の通りである。
1は止水弁本体2に設けた横状通水路、3は止
水弁本体2に形成した立上り部で、該立上り部3
に前記横状通水路1に連通して孔部4を設けてあ
る。
5は該孔部4の内周に設けた雌螺子であり、7
は下部にパツキング体8を嵌着して取付けた弁体
で、該弁体7の上方部の外周に設けた雄螺子6を
前記雌螺子5に螺挿するものである。9は立上り
部3の上縁に置いた環状パツキングであつて、該
環状パツキング9は立上り部3外周の雄螺子10
に螺挿した中心孔11を有する押え蓋12により
固定してある。
13は弁体7の上面であつて、これの中心に設
けた螺子孔の雌螺子14のピツチを、前記孔部4
の雌螺子5のピツチと異ならしめている。
15はOリング17を取付けた蓋16の下部の
杆の雄螺子であつて、該雄螺子15を螺子孔の前
記雌螺子14に螺挿することにより、前記Oリン
グ17を押え蓋12の上縁に当接して中心孔11
を塞ぐようにしてなる。なお、18,19は止水
弁本体2の横状通水路1の左右に設けた管継手部
分である。
本考案の使用態様としては2種類ある。即ち、
その一つは第1図に示すように弁体7を最高の位
置にして、これの下部に嵌着して取付けてあるパ
ツキング体8も最高の位置にして、横状通水路1
を通水状態にすることである。
この操作を行うときには、先ず、蓋16を逆回
転して、該蓋16の杆の雄螺子15を弁体7の上
面13に設けた螺子孔の雌螺子14より取去り、
次に弁体7の上面13の中央部の筒上スパナ20
と係合する突出部21に、押え蓋12の中心孔1
1内に挿入した第3図及び第4図に示す筒状スパ
ナ20を嵌合し、続いて該状スパナ20に貫挿し
遊嵌してある螺子杆22を、弁体7の上面13の
雌螺子14に螺挿すれば、筒状スパナ20と螺子
杆22は一体となり、弁体7もこれらと一体の状
態となる。
次に、筒状スパナ20を逆回転すれば、弁体7
は逆回転され、即ち、止水弁本体2の雌螺子5に
沿つて該弁体7の雄螺子7は、これと一体のパツ
キング体8を伴つて上昇し、弁体7の上面13が
立上り部3の上縁に位置する環状パツキング9の
下面に密着する。このときが通水状態となる。
もう一つは弁体7とパツキング体8を最低の位
置にして、該パツキング体8の底面部を、横状通
水路1の内底部に密着すれば、該パツキング体8
によつて横状通水路1は遮断され、止水状態とな
るものであり、このようにする場合には、筒状ス
パナ20を前記と逆に正回転すれば、螺子杆22
により前記の雄螺子7と雌螺子5を介して弁体7
も正回転するから、これと共にパツキング8体は
下降し、止水状態とされる。
しかして第1図に示すように弁体7を最高の位
置にしてから、弁体7が自然降下しないようにす
るために、弁体7の上面13に設けた雌螺子14
に、Oリング17を取付けた蓋16の杆の雄螺子
15を螺挿して、前記Oリング17を押え蓋12
の上縁に当接して中心孔11を塞ぐものである。
〈考案の効果〉 上述したように本考案の止水弁においては、通
水時に弁体7を最高の位置まで上昇させ蓋16に
より弁体7を固定させた場合には、該弁体7の上
面13は環状パツキング9の下面に密着するか
ら、横状適水路1から孔部に入つた水が、弁体7
の雄螺子と、孔部の雌螺子5との間を通つて上昇
しても押え蓋12の中心孔11から外部に出るこ
とはない。しかして、弁体7の上面13に設けた
螺子孔の雌螺子14のピツチを、立上り部3の孔
部4の雌螺子5のピツチと異ならしめ、螺子孔の
前記雌螺子14に螺挿した杆の雄螺子15を有す
る蓋16に取付けたOリング17を押え蓋12の
上縁に当接して中心孔11を塞ぐようにしたか
ら、自動車走行時における通過振動等の力を止水
弁本体2や弁体7部分に受けても、蓋16の雄螺
子15はOリング17によつて緩まないし、該雄
螺子15を螺挿した雌螺子14のピツチは雌螺子
5のピツチと違うので、例えば雌螺子5に螺挿し
た弁体7の雄螺子6側が緩もうとするとき、雄螺
子15側はせつて回転を許さなくするため、該弁
体7が孔部4の雌螺子5に沿つて回転下降してい
くような虞ないし、弁体7の上面13が環状パツ
キング9の下面から離れることはない。さらに、
この場合に、蓋16に取付けたOリング17は押
え蓋12の上縁に当接しているので、押え蓋12
の中心孔11内に外部から泥水、塵埃等が入るこ
とはない。よつて、弁体7の上面13の雌螺子1
4を泥水、塵埃等によつて塞がれないため、蓋1
6を弁体7から外し、筒状スパナ20の螺子杆2
2を弁体7の上面13の雌螺子14に螺挿して、
前記弁体7を昇降させ、通水させたり、止水する
場合に全く支障を来たすことはない効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
一部縦断正面図、第2図は蓋の平面図第3図は筒
状スパナの正面図、第4図は第3図のA−A線に
おける同一部縦断側面図である。 1……横状通水路、2……止水弁本体、3……
立上り部、4……孔部、5……雌螺子、6……雄
螺子、7……弁体、8……パツキング体、9……
環状パツキング、10……雄螺子、11……中心
孔、12……押え蓋、13……上面、14……雌
螺子、15……雄螺子、16……蓋、17……O
リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横状通水路1を有する止水弁本体2の立上り部
    3内に設けた孔部4の内周に雌螺子5を設けると
    共に、前記孔部4を前記横状通水路1に連通し、
    前記雌螺子5にその外周の雄螺子6を螺挿した弁
    体7の下部にパツキング体8を取付け、立上り部
    3の上縁に置いた環状パツキング9を、該立上り
    部3外周の雄螺子10に螺挿した中心孔11を有
    する押え蓋12により固定し、弁体7の上面13
    に設けた螺子孔の雌螺子14のピツチを、前記孔
    部4の雌螺子5のピツチと異ならしめ、螺子孔の
    前記雌螺子14に螺挿した杆の雄螺子15を有す
    る蓋16に取付けたOリング17を押さえ蓋12
    の上縁に当接して中心孔11を塞ぐようにしてな
    る止水弁。
JP19056485U 1985-12-11 1985-12-11 Expired JPH0355020Y2 (ja)

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JPS6298876U JPS6298876U (ja) 1987-06-24
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