JP3055193U - 止水栓のハンドル保持構造 - Google Patents

止水栓のハンドル保持構造

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JP3055193U
JP3055193U JP1998004495U JP449598U JP3055193U JP 3055193 U JP3055193 U JP 3055193U JP 1998004495 U JP1998004495 U JP 1998004495U JP 449598 U JP449598 U JP 449598U JP 3055193 U JP3055193 U JP 3055193U
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valve shaft
handle
lower valve
upper valve
water
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JP1998004495U
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Inventor
隆男 小島
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隆男 小島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種の給水管に適用する止水栓において、止
水・通水作業時のハンドルの脱落を回避し、盗水を防止
する。 【解決手段】 筒状の下部弁軸支持体2内に下部弁軸3
を螺着し、下部弁軸3にパッキング5を介して筒状の上
部弁軸6を載置する。上部弁軸6内に連結ボルト13を
その先端部が下部弁軸3に螺合する形で着脱自在に挿設
し、上部弁軸6にハンドル15を装着する。ハンドル1
5の側面にビス16をその先端部が上部弁軸6に当接す
る形で螺着する。これにより、ハンドル15がビス16
で上部弁軸6に固定される。連結ボルト13を抜き取る
と、上部弁軸6と下部弁軸3とが互いに分離し、上部弁
軸6の回転力が下部弁軸3に伝わらなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、各種の給水管に適用するに好適な止水栓のハンドル保持構造に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の止水栓としては、弁軸に装着されたハンドルを回すことにより、弁体で 弁座を塞いで止水するものが多用されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、これではハンドルが単に弁軸に装着されているに過ぎないため、止水 を行うときにハンドルが取れやすく、止水作業に支障を来すという不都合があっ た。このことは通水作業についても同様である。
【0004】 本考案は、このような事情に鑑み、止水・通水作業においてハンドルの脱落を 回避しうる止水栓のハンドル保持構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案に係る止水栓のハンドル保持構造は、筒状の下部弁軸支持体 (2)を有し、この下部弁軸支持体内に下部弁軸(3)を螺着し、この下部弁軸 にパッキング(5)を介して筒状の上部弁軸(6)を載置し、この上部弁軸内に 連結ボルト(13)をその先端部が前記下部弁軸に螺合する形で挿設し、前記上 部弁軸にハンドル(15)を装着し、このハンドルの側面にビス(16)をその 先端部が前記上部弁軸に当接する形で螺着して構成される。こうした構成を採用 することにより、ハンドルがビスで上部弁軸に固定される。
【0006】 また、上記連結ボルト(13)を着脱自在として構成される。かかる構成によ り、連結ボルトを抜き取ると、上部弁軸と下部弁軸とが互いに分離した状態とな り、上部弁軸の回転力が下部弁軸に伝わらなくなる。
【0007】 なお、括弧内の符号は図面において対応する要素を表す便宜的なものであり、 従って、本考案は図面上の記載に限定拘束されるものではない。このことは「実 用新案登録請求の範囲」の欄についても同様である。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1は本考案に係る止水栓のハンドル保持構造の一実施形態を示す図であり、 (a)はその平面図、(b)はその正面図、(c)はその右側面図、 図2は図1(b)のA−A線による断面図、 図3は図1に示す止水栓の使用状態を示す図であり、(a)はその正面図、( b)は(a)のB−B線による断面図である。
【0010】 止水栓1は、図1および図3(b)に示すように、円筒状の下部弁軸支持体2 を有しており、下部弁軸支持体2内には下部弁軸3が螺合している。下部弁軸3 の上側には合成樹脂製のパッキング5を介して円筒状の上部弁軸6が、支承体7 によって上方へ抜けないように拘束された形で載置されており、上部弁軸6には 円筒状のパッキング9が支承体7上に位置する形で周設されている。さらに、パ ッキング9の上側には座金10を介してキャップ12が支承体7に螺合する形で 設けられている。また、上部弁軸6内には連結ボルト13が着脱自在に遊挿され ており、連結ボルト13の先端部は下部弁軸3に螺合している。そのため、上部 弁軸6と下部弁軸3との間に介在するパッキング5は上下方向に収縮し、このパ ッキング5を介して上部弁軸6と下部弁軸3が密着して一体となっている。
【0011】 さらに、上部弁軸6の上部には、図2に示すように、四角筒状のハンドル係合 部6aが形成されており、ハンドル係合部6aにはハンドル15が装着されてい る。ハンドル15の側面にはビス16がねじ込まれており、ビス16の先端部は 上部弁軸6のハンドル係合部6aに当接している。
【0012】 止水栓1は以上のような構成を有するので、この止水栓1を用いて止水する際 には、図3に示すように、下部弁軸3の下側に弁体20を差し込んだ後、弁座1 7を備えた給水管19に円盤状のパッキング21を介して止水栓1を螺着する。 そして、ハンドル15を正方向に回して上部弁軸6を正回転させる。すると、下 部弁軸3は、上述したように、上部弁軸6と一体になっているので、上部弁軸6 と同期的に正回転しつつ下降し、この下部弁軸3に押し下げられる形で弁体20 が下降して弁座17を塞ぐ。その結果、給水管19内の水流が止まり、止水され る。
【0013】 また、この止水状態を解除して通水する際には、ハンドル15を逆方向に回し て上部弁軸6を逆回転させる。すると、下部弁軸3は上部弁軸6と同期的に逆回 転しつつ上昇するため、弁体20は給水管19内の水圧によって押し上げられる 形で上昇する。その結果、弁座17が開放され、給水管19内を水が流れ始める 。
【0014】 このように、止水や通水を行うときにはハンドル15を正逆方向に回す必要が あるが、ハンドル15はビス16で上部弁軸6に固定されているので、ハンドル 15が上部弁軸6から脱落することはなく、止水・通水作業を円滑に実行するこ とが可能となる。
【0015】 なお、この止水栓1では、止水状態で連結ボルト13を抜き取ることにより、 盗水を防止することができる。すなわち、連結ボルト13を抜き取ると、上部弁 軸6と下部弁軸3との一体性がなくなり、両者は互いに分離した状態となるので 、ハンドル15を逆方向に回しても、上部弁軸6が逆回転するに過ぎず、下部弁 軸3は回転しない。そのため、弁座17は弁体20で塞がれたままとなり、盗水 防止に役立つ。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、筒状の下部弁軸支持体2を有し、この下 部弁軸支持体2内に下部弁軸3を螺着し、この下部弁軸3にパッキング5を介し て筒状の上部弁軸6を載置し、この上部弁軸6内に連結ボルト13をその先端部 が前記下部弁軸3に螺合する形で挿設し、前記上部弁軸6にハンドル15を装着 し、このハンドル15の側面にビス16をその先端部が前記上部弁軸6に当接す る形で螺着して構成したので、ハンドル15がビス16で上部弁軸6に固定され ることから、止水・通水作業においてハンドル15の脱落を回避することができ る。
【0017】 また本考案によれば、上記連結ボルト13を着脱自在として構成したので、連 結ボルト13を抜き取ると、上部弁軸6と下部弁軸3とが互いに分離した状態と なり、上部弁軸6の回転力が下部弁軸3に伝わらなくなることから、盗水を防止 することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る止水栓のハンドル保持構造の一実
施形態を示す図であり、(a)はその平面図、(b)は
その正面図、(c)はその右側面図である。
【図2】図1(b)のA−A線による断面図である。
【図3】図1に示す止水栓の使用状態を示す図であり、
(a)はその正面図、(b)は(a)のB−B線による
断面図である。
【符号の説明】
1……止水栓 2……下部弁軸支持体 3……下部弁軸 5……パッキング 6……上部弁軸 13……連結ボルト 15……ハンドル 16……ビス

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の下部弁軸支持体(2)を有し、 この下部弁軸支持体内に下部弁軸(3)を螺着し、 この下部弁軸にパッキング(5)を介して筒状の上部弁
    軸(6)を載置し、 この上部弁軸内に連結ボルト(13)をその先端部が前
    記下部弁軸に螺合する形で挿設し、 前記上部弁軸にハンドル(15)を装着し、 このハンドルの側面にビス(16)をその先端部が前記
    上部弁軸に当接する形で螺着したことを特徴とする止水
    栓のハンドル保持構造。
  2. 【請求項2】 連結ボルト(13)を着脱自在としたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の止水栓のハンドル保持
    構造。
JP1998004495U 1998-06-22 1998-06-22 止水栓のハンドル保持構造 Expired - Lifetime JP3055193U (ja)

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JP3055193U true JP3055193U (ja) 1999-01-06

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