JP4404610B2 - 自動吸気弁 - Google Patents

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本発明は、寒冷地等における給水、給湯配管の凍結防止のために行われる配管内の滞留水の水抜き作業時において、配管内に空気を自動的に吸入し配管内の負圧を解消し、水抜きをスムーズに行うための自動吸気弁に関するものである。
従来、水道配管に使用される自動吸気弁として、以下に示すものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この自動吸気弁は、円筒状の弁箱内に弁軸が配設されており、弁軸の下端には外周面に通気切欠を有する弁体が設けられている。また、この弁軸の上方には支持部材としての筒状のばね押さえが取付けられている。そして、ばね押さえと弁箱との間にばねを介在させ、弁体を上方に付勢している。弁体の上面と弁箱の中心に突設した弁座との間にはパッキンシールが介装されており、この部分からの漏水が防止されている。
特開2000−319945号公報(第3頁及び図1)
ところが、上記弁軸に取付けられるばね押さえは筒状であり、弁軸の上端よりも若干下部位置に取付けられている。このため、弁軸の上方からばね押さえを弁軸の環状溝に取付ける場合には、弱い力で取付けようとするとばね押さえが環状溝に到らず、強い力で取付けようとするとばね押さえが環状溝より下まで移動してしまう。従って、弁軸に対する支持部材の装着がしづらく、装着状態の安定性も不足していた。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、弁軸に対する支持部材の装着が容易で、装着状態が安定している自動吸気弁を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明の自動吸気弁は、筒状をなす弁箱内には基端側の第1空間部と先端側の第2空間部とに仕切る仕切壁が設けられ、該仕切壁には第1空間部と第2空間部とに連通する連通孔が貫設され、該連通孔には弁体の頭部が第1空間部に位置するように弁軸が挿通され、仕切壁の第1空間部側と弁体の頭部との間にはシールリングを介装し、第2空間部に位置する弁軸の先端部には支持部材を装着し、該支持部材と仕切壁との間には弁体の頭部をシールリング側へ付勢する押圧ばねを介装すると共に、前記支持部材を筒部とその先端に設けられた蓋部とから有蓋筒状に形成し、筒部には支持部材を弁軸に係合する係合手段を備え、第1空間部の圧力が第2空間部の圧力より一定圧力だけ低下したときには押圧ばねの付勢力に抗して弁体が第1空間部側へ移動し、第2空間部から第1空間部へ吸気するように構成することを要旨とする。
請求項2に記載の発明の自動吸気弁は、前記支持部材の筒部は、開口端部から蓋部に向かって切込みが設けられ、支持部材の筒部の開口端部が拡縮可能に構成されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明の自動吸気弁は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、
前記係合手段は第2空間部に位置する弁軸の先端部に設けられた環状係合溝と、支持部材の筒部の開口端部内周に設けられ前記環状係合溝に係合される係合爪とから構成されていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明の自動吸気弁は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明において前記弁軸の内部と支持部材の蓋部には各々第1通気孔と第2通気孔が設けられ、これら第1通気孔と第2通気孔とを介して第1空間部と第2空間部とが連通するように構成されていることを要旨とする。
本発明によれば、次のような効果を発揮することができる。
請求項1に記載の発明の自動吸気弁によれば、弁軸に対する支持部材の装着が容易で、装着状態を安定させることができる。
請求項2に記載の発明の自動吸気弁によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、切込みが設けられることにより開口端部が拡縮可能であることから、弁軸に対する支持部材の装着を弱い力でにより容易に行うことができると共に、装着状態をより安定にすることができる。
請求項3に記載の発明の自動吸気弁によれば、請求項1又は請求項2項に記載の発明の効果に加え、弁軸の先端部の環状係合溝に支持部材の筒部の係合爪が係合されるため、支持部材の装着状態をさらに安定させることができる。
請求項4に記載の発明の自動吸気弁によれば、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明の効果に加え、弁軸の第1通気孔と支持部材の蓋部の第2通気孔とを介して第1空間部と第2空間部とが連通されるため、吸気をスムーズに行うことができる。
以下、本発明の実施形態につき、図面を用いて詳細に説明する。
寒冷地などでは、水道配管内に滞留した水が凍結し、水道配管を破裂に到らせる可能性がある。そこで、気温の低下する夜間などに配管内の滞留水を排出し、凍結を未然に防止するという作業が行われる。このような作業を行うために、たとえば図1に示すような配管接続が行なわれる。図1において、水道水を配水する配水管11には接続配管12の一端が接続され、その他端は水抜栓13に接続されている。水抜栓13からは操作ハンドル13aが地上まで延び、操作ハンドル13aを操作して配管内の滞留水の水抜きを行うようになっている。水抜栓13の下部には排出管13bが下方へ開口され、配管内の滞留水を地中へ排出する。水抜栓13内には接続配管12と水抜栓13との水の流路を遮断するための図示しない遮断弁及び水抜栓13と排出管13bとの水の流路を開放するための図示しない開放弁が設けられており、操作ハンドル13aの操作により、遮断及び開放を同時に行うことができる。接続配管12には水道メーター14が地中に埋設されたメーターボックス14a内に設けられ、接続配管12を通る水の量を表示するようになっている。これら配水管11、水抜栓13及び水道メーター14は凍結防止のため地面15の凍結深度位置16よりも深い位置に埋設されている。
水抜栓13には立上り管17の下端が接続され、その上端には三又のチーズ18の側部に水平管19の一端が接続される。水平管19の他端には立下り管20の上端が接続される。そして、立下り管20の下端には水栓21が接続される。前記チーズ18の上部には自動吸気弁22が接続され、この自動吸気弁22は図1に示される配管内で最も高い位置に設置される。また、自動吸気弁22はメンテナンス等が必要となる場合があるため、壁などに隠蔽されないような場所に設置されている。やむをえず隠蔽部に設置する場合には点検口が設けられ、点検口からメンテナンスを行うことが可能な位置に設置される。
図2に示すように、本実施形態の自動吸気弁22は、筒状をなす弁箱23と有蓋筒状のキャップ24とが弁蓋25を介して螺合されて構成されている。即ち、弁箱23の先端側内面に刻設された第1雌ねじ26と弁蓋25の外周面に刻設された第2雄ねじ27とが螺合され、さらに弁蓋25の第2雄ねじ27とキャップ24の内周面に刻設された第2雌ねじ28とが螺合されている。弁箱23とキャップ24との間には略C形のスペーサ29が介在され、弁蓋25に対するキャップ24の一定量以上の螺入を規制し、弁蓋25とキャップ24との間に第3空間部30を形成している。
第3空間部30と自動吸気弁22の外部とは、弁蓋25の外周の第2雄ねじ27先端側に設けられた図中二点鎖線で示される対向位置のフライス面31とキャップ24の内周面に刻設された第2雌ねじ28との間の隙間31aにより連通されている。キャップ24の内天面にはゴム材料製のパッキン32が内装され、スペーサ29を外し弁蓋25に対してキャップ24の螺入を行うことにより、パッキン32と弁蓋頂面33とを密着させて自動吸気弁22の内部と外部とを遮断するようになっている。上記弁箱23は合金(真鍮、青銅)等の合金により形成されており、弁蓋25及びキャップ24はポリアセタールやポリプロピレンなどの合成樹脂により形成されている。
弁箱23の基端側外周面には第1雄ねじ部34が設けられ、前記チーズ18の上部に接続される。弁箱23内には基端側の第1空間部35と先端側の第2空間部36とに仕切る仕切壁37が設けられ、この仕切壁37には第1空間部35と第2空間部36とに連通する連通孔38が貫設されている。この連通孔38には円盤状の頭部39とその中心より先端方向に向かって延びる弁軸40とを有する第1弁体41の弁軸40が、第1空間部35に頭部39が位置するよう挿通される。弁軸40の中心にはその先端側から基端側に向かい第1通気孔42が穿設され、弁軸40の基端部にはその軸線方向と直交する方向に第1通気孔42と連通する第1補助通気孔43が透設されている。また、弁軸40の先端側の外周面には係合手段を構成する環状係合溝44が形成されている。そして、第2空間部36に位置する弁軸40の先端部には、弁箱23からの第1弁体41の離脱防止のために、筒部45とその先端に設けられた蓋部46とから有蓋筒状に形成された支持部材47が装着される。
図3に示すように、この支持部材47の筒部45には、開口端部から蓋部46に向かい切込み48が設けられている。この切込み48により筒部45は4分割され拡縮可能に構成されている。また、筒部45の開口端部の内周には、係合手段を構成する係合爪49が筒部45の内側に向かい突出形成されている。第1弁体41の弁軸40に対し支持部材47が装着されるときには、支持部材47の蓋部46の内面に弁軸40の先端面50が当接するまで嵌入され、これ以上の嵌入は規制される。そして、係合爪49は弁軸40に形成された環状係合溝44に係合される。
図2に示すように、弁軸40に支持部材47が装着されたときには、支持部材47の蓋部46に設けられた第2通気孔52は第1通気孔42と第2空間部36とを連通する。従って、前記第1通気孔42、第1補助通気孔43及び第2通気孔52により、第1弁体41が第1空間部35側に移動したときには、第1空間部35と第2空間部36とは連通する。また、第1空間部35側の仕切壁37の外周部には環状溝53が設けられ、ゴム材料製の第1シールリング54が嵌着されている。前記連通孔38の略中央部から先端側は拡径され、その境界部分となる段部55と支持部材47の筒部端面との間には第1押圧ばね56が介装されている。この第1押圧ばね56の付勢力により、第1弁体41の頭部39を第1シールリング54側に付勢し、常には第1空間部35と第1補助通気孔43との間、つまり第1空間部35と第2空間部36との間を遮断している。
第2空間部36内に位置する支持部材47の外周方には有蓋筒状の第2弁体57が配設されている。この第2弁体57の蓋部の外面中心部には、略台形状の突出部58が先端側に向かって突出形成され、その傾斜面58aが弁蓋25の円筒部内周縁に対向してその隙間58bが通気部分となっている。上記突出部58の外周位置の第2弁体57と弁蓋25との間には第2シールリング59が介装され、前記隙間58bをシールするようになっている。即ち、弁蓋25内の中心に軸線方向に貫通する第4通気孔60と第2空間部36との間がシールされるようになっている。第2弁体57の内奥面61と仕切壁37との間には第2押圧ばね62が介装され、第2弁体57を先端側に付勢し、第2シールリング59を押圧し、常には前記隙間58bをシールしている。第4通気孔60内には有蓋円筒状に形成されて蓋部中心に孔63aが設けられ、空気が通る際に音を発生する笛63が内装されている。
さて、配管内の水抜きを行うときにはまず水栓21を開き、水栓21から水を出す。続いて水抜栓13の操作ハンドル13aを操作し水抜栓13を作動させる。すると水抜栓13内の遮断弁と開放弁とが同時に作動し、遮断弁は接続配管12と水抜栓13との水の流路を遮断し、開放弁は水抜栓13と排出管13bとの水の流路を開放する。水抜栓13には立上り管17の下端が接続されているため、立上り管17内の滞留水は重力により排出管13bから流れ出ると共に、水平管19と立下り管20内の滞留水は開かれたままの水栓21から流れ出る。このとき、配管内の圧力が低下し、自動吸気弁22内の第1空間部35の圧力は第2空間部36の圧力よりも一定圧力だけ低下する。
図4に示すように、第1空間部35内の圧力が第2空間部36内の圧力よりも一定圧力だけ低下し、第1押圧ばね56の付勢力に抗して第1弁体41が第1空間部35内に移動し、第1シールリング54による封止は解除され、第1空間部35と第2空間部36は連通される。これにより、第2空間部36の空気は第1空間部35に吸入される。このとき、第2空間部36内の圧力は第3空間部30内の圧力よりも一定圧力だけ低下し、第2押圧ばね62の付勢力に抗して第2弁体57は仕切壁37側に移動する。すると、第2シールリング59による封止が解除され、第2空間部36と第3空間部30とが連通される。また、第3空間部30は隙間31aにより、常に自動吸気弁22の外部に連通されている。このため第1空間部35との間は連通され、自動吸気弁22の外部から第1空間部35に向かい空気が吸入される。
このとき、吸入される空気は全て第4通気孔60内に内装された笛63を通るため、笛63からは音が発生する。この音により作業者は自動吸気弁22が作動し、配管内への空気の吸入が行われながら、配管内の滞留水が排出されていることを確認することができる。
また、仮に第1シールリング54が劣化するなどして第1空間部35内の水が第2空間部36内に漏水したときには、第2弁体57は第2押圧ばね62の付勢力と共に、水の圧力によっても先端側へ押圧される。これにより第2シールリング59は第2空間部36と第3空間部30との間を封止し、第3空間部30内への漏水を防止することができる。さらに、第2シールリング59が異物の噛み込みなどによりシール性能を失い第3空間部30内に漏水し、隙間31aから自動吸気弁22の外部に漏水することも考えられる。このような場合には、作業者がスペーサ29を取外し、キャップ24を弁蓋25に対して螺入し、キャップ24の内天面に装着されたパッキン32と弁蓋頂面33との間で封止を行い、第2空間部36から第3空間部30への漏水を防止することができる。そして、水道配管業者に修理を依頼する。
以上の実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
・ 前記の実施形態において、支持部材47の蓋部46の内面に弁軸40の先端面50が当接するまで嵌入すればよいため弁軸40に対する支持部材47の装着が容易である。また、支持部材47は有蓋筒状に形成され、弁軸40の外周面の環状係合溝44に支持部材47の係合爪49が係合するため装着状態を安定させることができる。
・ 支持部材47の筒部45は切込み48により4分割され拡縮可能のため、弁軸40に対する支持部材47の嵌入を容易に行うことができる。
・ また、第1通気孔42、第1補助通気孔43及び第2通気孔52を介して第1空間部35と第2空間部36とが連通されるため吸気をスムーズに行うことができる。
なお、本実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 支持部材47の筒部45と弁軸40との係合手段として、支持部材47の筒部45の内周に雌ねじを螺刻すると共に、弁軸40の外周に雄ねじを螺刻し、支持部材47と弁軸40とを螺合するように構成してもよい。
・ 更に支持部材47の筒部45と弁軸40との係合手段として、支持部材47の筒部45の内周に係合凹部を設けると共に、弁軸40の外周に係合凸部を設け、係合凹部に係合凸部を係合するように構成してもよい。
・ 図5に示すように、支持部材47の蓋部46の第2通気孔52をなくし、弁軸40にその軸線方向と直交する方向の通気孔64を設け、第1通気孔42と第2空間部36とを連通させるように構成することもできる。
・ 図6に示すように、支持部材47の開口端部の内周縁に面取り部65を設け、弁軸40の先端面50の外周縁と摺接する際の抵抗を少なくするように構成してもよい。
・ 支持部材47の筒部45を切込み48により3分割、5分割、6分割等に分割することもできる。
更に、前記実施形態又は別例より把握できる技術的思想について以下に記載する。
・ 前記支持部材の開口端部の筒部内周縁に面取り部を設けた請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の自動吸気弁。このように構成した場合、弁軸に対する支持部材の装着をスムーズに行うことができる。
・ 前記支持部材の筒部は、切込みにより3〜6分割されている請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の自動吸気弁。このように構成した場合、弁軸に対する支持部材の装着を容易に行うことができる。
実施形態における配管系での自動吸気弁の設置位置を示す配管接続図。 自動吸気弁を示す断面図。 第1弁体と支持部材とを示す分解斜視図。 自動吸気弁の作動状態を示す断面図。 別例を示す自動吸気弁の断面図。 別例を示す支持部材の斜視図。
符号の説明
22…自動吸気弁、23…弁箱、35…第1空間部、36…第2空間部、37…仕切壁、38…連通孔、39…頭部、40…弁軸、41…弁体としての第1弁体、42…第1通気孔、44…係合手段を構成する環状係合溝、45…筒部、46…蓋部、47…支持部材、48…切込み、49…係合手段を構成する係合爪、52…第2通気孔、54…シールリングとしての第1シールリング、56…押圧ばねとしての第1押圧ばね。

Claims (4)

  1. 筒状をなす弁箱内には基端側の第1空間部と先端側の第2空間部とに仕切る仕切壁が設けられ、該仕切壁には第1空間部と第2空間部とに連通する連通孔が貫設され、該連通孔には弁体の頭部が第1空間部に位置するように弁軸が挿通され、仕切壁の第1空間部側と弁体の頭部との間にはシールリングを介装し、第2空間部に位置する弁軸の先端部には支持部材を装着し、該支持部材と仕切壁との間には弁体の頭部をシールリング側へ付勢する押圧ばねを介装すると共に、前記支持部材を筒部とその先端に設けられた蓋部とから有蓋筒状に形成し、筒部には支持部材を弁軸に係合する係合手段を備え、第1空間部の圧力が第2空間部の圧力より一定圧力だけ低下したときには押圧ばねの付勢力に抗して弁体が第1空間部側へ移動し、第2空間部から第1空間部へ吸気するように構成することを特徴とする自動吸気弁。
  2. 前記支持部材の筒部は、開口端部から蓋部に向かって切込みが設けられ、支持部材の筒部の開口端部が拡縮可能に構成されている請求項1に記載の自動吸気弁。
  3. 前記係合手段は、第2空間部に位置する弁軸の先端部に設けられた環状係合溝と、支持部材の筒部の開口端部内周に設けられ前記環状係合溝に係合される係合爪とから構成されている請求項1又は請求項2に記載の自動吸気弁。
  4. 前記弁軸の内部と支持部材の蓋部には各々第1通気孔と第2通気孔が設けられ、これら第1通気孔と第2通気孔とを介して第1空間部と第2空間部とが連通するように構成されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の自動吸気弁。
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