JP2001248189A - 消火栓の取付構造 - Google Patents

消火栓の取付構造

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JP2001248189A
JP2001248189A JP2000057665A JP2000057665A JP2001248189A JP 2001248189 A JP2001248189 A JP 2001248189A JP 2000057665 A JP2000057665 A JP 2000057665A JP 2000057665 A JP2000057665 A JP 2000057665A JP 2001248189 A JP2001248189 A JP 2001248189A
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JP
Japan
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fire hydrant
valve
valve box
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hydrant
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Pending
Application number
JP2000057665A
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English (en)
Inventor
Masahiro Oikawa
政弘 及川
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Maezawa Industries Inc
Original Assignee
Maezawa Industries Inc
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Publication date
Application filed by Maezawa Industries Inc filed Critical Maezawa Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水道管の埋設深さや弁箱の設置深さが異なっ
ていても容易に対応することができ、地上面の高さの変
化にも対応することができる消火栓の取付構造を提供す
る。 【解決手段】 消火栓本体部から地中に延びる上部接続
管と、消火栓弁箱から上方に延びる下部接続管とのいず
れか一方に差口16を、他方にシール部材23と離脱防
止部材25とを設けた受口15を設け、受口15への差
口16の挿入量を調整可能に形成するとともに、消火栓
弁箱内の弁体を開閉させる下部弁棒42と消火栓本体部
に設けた上部弁棒43とを、軸線方向に移動可能な連結
部材44で連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消火栓の取付構造
に関し、詳しくは、地上式消火栓の本体部と弁箱とを接
続する取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】地上に設置される消火栓は、通常、地下
に埋設された水道管から分岐した消火栓弁箱の上方に位
置しており、地上に設置される消火栓本体部と消火栓弁
箱とは、弁箱の設置深さに対応した長さの接続管を使用
してフランジ結合により接続するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、水道管の
埋設深さが異なり、弁箱の設置深さが異なる場合は、弁
箱の設置深さに対応した接続管をそれぞれ用意しなけれ
ばならず、さらに、路面の補修等で地上面の高さが変化
した場合は、所定長さの接続管にその都度交換しなけれ
ばならなかった。
【0004】そこで本発明は、水道管の埋設深さや弁箱
の設置深さが異なっていても容易に対応することがで
き、地上面の高さの変化にも対応することができる消火
栓の取付構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の消火栓の取付構造は、地上に設置される消
火栓本体部と、地中に設置される消火栓弁箱とを接続す
るための取付構造であって、前記消火栓本体部から弁箱
方向に延びる上部接続管と、消火栓弁箱から消火栓本体
部方向に延びる下部接続管とのいずれか一方に差口を設
け、他方に該差口との間をシールするシール部材と差口
の抜けを防止する離脱防止部材とを内周に設けた受口を
設け、該受口への差口の挿入量を調整可能に形成すると
ともに、消火栓弁箱内の弁体を開閉させる下部弁棒と消
火栓本体部に設けた上部弁棒とを、軸線方向に移動可能
な連結部材で連結したことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明の消火栓
の取付構造の一形態例を示すもので、図1は要部の縦断
面図、図2は全体形状を示す正面図である。まず、図2
に示すように、この消火栓は、地面10の上に設置され
る消火栓本体部11と、水道管12から分岐した分岐管
13に接続される弁箱14と、該弁箱14の上部にフラ
ンジ結合により連設した受口部材15と、消火栓本体部
11の下部にフランジ結合により連設した差口部材16
とにより形成されている。
【0007】消火栓本体部11及び弁箱14は、従来の
地上式消火栓と同様の構造を有するものであって、消火
栓本体部11のキャップ11aから突出した弁棒操作部
11bを開栓器で操作して弁棒を開方向に回すことによ
り、弁箱14内の弁体が開方向に移動して開弁し、消火
栓本体部11の側方に設けた放水口11cから消火用水
が噴出するように形成されている。
【0008】図1に示すように、受口部材15は、弁箱
14に連結されるフランジ21の上方に、前記差口部材
16が挿入可能な径の受口22を設けたものであって、
該受口22の内周には、シール部材であるゴム輪23を
装着するゴム輪装着溝24と、差口部材16の抜けを防
止するための部材である離脱防止リング25を装着する
離脱防止リング装着溝26とが設けられている。
【0009】一方の差口部材16は、消火栓本体部11
に連結されるフランジの下方に、前記受口22の内径よ
り小さな外径を有する直管部31を設けたものであっ
て、該直管部31の長さは、直管部31の下部を前記受
口22内に所定量挿入したときに、標準的な弁箱14の
設置深さに対応するように設定されている。
【0010】受口22内に設けられる前記ゴム輪23及
び離脱防止リング25は、様々な形態のものを使用で
き、特に限定されるものではないが、例えば、特開平5
−263972号公報等に記載されたすべり止め差込み
継手の構造を採用することができる。すなわち、受口2
2の内周に形成した突起24a,24bに挟まれ、段部
24cを有するゴム輪装着溝24に、軟質ゴムからなる
シール部23aと硬質ゴムからなる係止部23bとを有
するゴム輪23を、係止部23bを突起24aと段部2
4cとの間に挿入して係止させることにより、直管部3
1の軸方向の移動を許容できる状態で、シール部23a
が直管部31の外周に密着して所定のシール性能を発揮
するように形成されている。
【0011】また、離脱防止リング装着溝26は、受口
開口側が縮径した円錐面26aを有しており、離脱防止
リング25は、受口端面から離脱防止リング装着溝26
内に連続した断面略L字状のリング状保持部25aと、
該リング状保持部25aの離脱防止リング装着溝26内
に挿入される部分の円周方向に複数個が所定間隔で設け
られた楔状爪部材25bとを有している。
【0012】この離脱防止リング25は、楔状爪部材2
5bが離脱防止リング装着溝26内に位置するように装
着することにより、楔状爪部材25bの内周面に設けた
鋸歯状の係止爪25cが受口22内に挿入された直管部
31の外周面に接触し、直管部31が抜け方向に移動す
ると、離脱防止リング装着溝26の円錐面26aとの相
互作用により、係止爪25cが内周方向に押付けられて
直管部31の外周面に食い込み、受口22からの直管部
31の抜けが防止される。一方、受口22内への直管部
31の挿入は、楔状爪部材25bが円錐面26aの拡径
側に移動して係止爪25cが直管部外周面から離れる方
向になるので、軽い力で容易に行うことができる。
【0013】さらに、弁箱14内の弁体を開閉させるた
めの弁棒は、弁体に螺合する雌ネジ41を設けた下部弁
棒42と、消火栓本体部11の頂部から突出する前記弁
棒操作部11bに接続した上部弁棒43と、両弁棒4
2,43を連結するための連結部材44とにより形成さ
れている。両弁棒42,43は、断面正方形の角材によ
り形成されており、連結部材44は、内周に両弁棒4
2,43を挿入可能な正方形の通し孔44aが設けられ
ている。本形態例では、連結部材44の下端部は、下部
弁棒42に嵌着して一体回転する状態になっており、連
結部材44の上部側には、上部弁棒43の下部が、軸線
方向に移動可能で、かつ、一体回転可能な状態で挿入さ
れている。
【0014】このように形成することにより、地中に設
置される弁箱14への消火栓本体部11の取付けは、ゴ
ム輪23及び離脱防止リング25を受口22内の所定位
置に装着した受口部材15を弁箱14に取付け、下部弁
棒42に連結部材44を取付けた状態で、連結部材44
に上部弁棒43を挿入するとともに、直管部31を受口
22内に挿入することにより行うことができる。
【0015】このとき、弁箱14の設置深さが通常の場
合と異なっていても、直管部31の挿入量を調整するこ
とにより、消火栓本体部11と弁箱14との距離を、弁
箱14の設置深さに対応した寸法に設定することがで
き、上下の弁棒42,43の連結も問題なく行うことが
できる。
【0016】また、消火栓本体部11は、通常は地上の
路面等に固定されているため、消火栓本体部11が沈み
込むことはないが、図に示すように、直管部31の外周
に、受口22の開口端面に当接するストッパー51を設
けておくことにより、消火栓本体部11の下方への移動
を確実に防止することができる。前記ストッパー51
は、半割状の一対の部材51a,51bをボルト52で
締付けて直管部31の所定位置に固定するものである
が、この他に、バンド状のものを直管部31の外周に巻
き付けて締付け固定するようなものを用いることもでき
る。
【0017】さらに、路面の補修等で地上面の高さが変
化した場合は、すなわち、消火栓本体部11と弁箱14
との距離が変化した場合は、受口22への直管部31の
挿入量を再調整することにより対応することができる。
また、通常時に比べて弁箱14が極めて浅い位置に設置
されている場合は、差口部材16の直管部31及び上部
弁棒43を適当量切断することによって対応することが
可能である。
【0018】このように、従来の消火栓の取付構造のよ
うに、弁箱14の設置深さに対応させて、消火栓本体部
11の下部フランジと弁箱14の上部フランジとにそれ
ぞれフランジ結合される短管を一つ一つ用意する必要が
なくなるので、消火栓を設置する際の作業性を大幅に向
上させることができるとともに、部材の製作や在庫、流
通、さらには保守に要する費用を大幅に低減することが
できる。
【0019】なお、上記形態例では、上部接続管として
差口部材16を、下部接続管として受口部材15を使用
したが、上部接続管を受口部材、下部接続管を差口部材
にすることも可能であり、上下の接続管の間に補助継手
を介在させることもできる。さらに、弁棒における連結
構造は、正方形断面に限らず、各種構造や形状を採用す
ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の消火栓の
取付構造によれば、消火栓本体部と弁箱との距離を調整
することができるので、弁箱の設置深さが異なる場合で
も容易に対応することができる。また、消火栓設置後の
地上面の高さの変化にも対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の消火栓の取付構造の一形態例を示す
要部の縦断面図である。
【図2】 消火栓の全体形状を示す正面図である。
【符号の説明】
10…地面、11…消火栓本体部、12…水道管、13
…分岐管、14…弁箱、15…受口部材、16…差口部
材、21…フランジ、22…受口、23…ゴム輪、24
…ゴム輪装着溝、25…離脱防止リング、26…離脱防
止リング装着溝、31…直管部、41…雌ネジ、42…
下部弁棒、43…上部弁棒、44…連結部材、51…ス
トッパー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上に設置される消火栓本体部と、地中
    に設置される消火栓弁箱とを接続するための取付構造で
    あって、前記消火栓本体部から弁箱方向に延びる上部接
    続管と、消火栓弁箱から消火栓本体部方向に延びる下部
    接続管とのいずれか一方に差口を設け、他方に該差口と
    の間をシールするシール部材と差口の抜けを防止する離
    脱防止部材とを内周に設けた受口を設け、該受口への差
    口の挿入量を調整可能に形成するとともに、消火栓弁箱
    内の弁体を開閉させる下部弁棒と消火栓本体部に設けた
    上部弁棒とを、軸線方向に移動可能な連結部材で連結し
    たことを特徴とする消火栓の取付構造。
JP2000057665A 2000-03-02 2000-03-02 消火栓の取付構造 Pending JP2001248189A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7373093B2 (ja) 2018-08-31 2023-11-01 積水化学工業株式会社 集合継手、下部接続管の製造方法、集合継手の製造方法

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JP7373093B2 (ja) 2018-08-31 2023-11-01 積水化学工業株式会社 集合継手、下部接続管の製造方法、集合継手の製造方法

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