JPH1077678A - 取付用ナット付90°支管 - Google Patents
取付用ナット付90°支管Info
- Publication number
- JPH1077678A JPH1077678A JP8253877A JP25387796A JPH1077678A JP H1077678 A JPH1077678 A JP H1077678A JP 8253877 A JP8253877 A JP 8253877A JP 25387796 A JP25387796 A JP 25387796A JP H1077678 A JPH1077678 A JP H1077678A
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- pipe
- spacer
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- Pending
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Abstract
を向上する。 【解決手段】 点検筒の途中をホ−ルソ−で開口し、こ
の開口部に宅内排水管を接続するときに用いる90°支
管1で、その一端にツバ広フランジ7を設けて点検筒の
内面に接合し、他端側に点検筒の外面に接合するスペ−
サ4を遊嵌し、このスペ−サ4をナット3で締付けて9
0°支管1を点検筒に取付ける。このスペ−サ4と90
°支管1とをキ−結合したので、ナット3の締付けでフ
ランジ7が傾き片締めとなると、スペ−サ4も傾くので
やり直しができ、取付けの信頼性が向上する。
Description
0°支管に関するものである。
れた下水道本管に接続された取付管との合流点に公共桝
が設置される。
管から公共桝迄の間は完全に掘削された後、勾配を整え
ながら取付管を接続して布設し、これらを埋め戻しす
る。次いで、市条例などの規定に基づいて宅内排水設備
が各家庭毎に順次整備されていく。
宅地毎に条件(施工時期、宅地広さ、排水源の位置およ
び排水量等)を異にする宅内排水管を接続しようとすれ
ば、その上下方向や左右の向きにおいて必ずしも一致せ
ず、その接続が困難となる。
自由度をもたせた提案がなされている。
るドロップ桝を用い、このドロップ桝と取付管の上流側
とを、切管可能の接続管で接続した提案がなされており
(実公平6−3903号公報)、他の一つは、底部に取
付管と接続した桝底部を形成し、かつ、上端を蓋体で閉
塞した塩ビパイプ(以下、点検筒という)を公共桝と
し、この点検筒の管壁をホ−ルソ−で開口して、その開
口部に宅内排水管を接続する提案がなされている(例え
ば、特公平8−26574号公報、実開平6−4348
5号公報等参照)。
−トとも呼ばれ、取付管の上流端と宅内排水管の下流端
との間に、30cm以上の落差のある場合に特に好都合
であるが、この公共桝の直立状で大径の点検筒と、これ
より小径の水平状宅内排水管とを接続するのは、一般に
は90°支管(サドル付支管ともいう)を用いている。
では、構造簡単で安価な工事が可能になるものの、次の
ような問題があった。
着剤を用いるので、その固化迄の時間を要し、作業性を
低下させる。
う)を番線で緊締するので、点検筒における接続用の開
口部近傍全周を掘削する必要がある。
るため、引掛り部がなく、宅内排水管へ掃除棒等を挿入
するのが困難である。
継手1Aが提案されている(例えば、前掲の特公平8−
26574号公報、特開平5−60284号公報等参
照)。
筒50に宅内排水管51を接続するに当り、点検筒50
の管壁をホ−ルソ−で開口し、この開口部52に、外向
きフランジ53を点検筒50の管壁である内曲面にパッ
キン55を介して密接させる。
排水管51の一端側を接続するTS接合用受口56が形
成され、また、その外周にはネジ部57が刻設されてい
る。
ている継手本体54に、先ず、リング状スペ−サ58を
遊嵌して点検筒50の外曲面に当接させ、次いで、ナッ
ト59をネジ部57に螺合すると、パッキン55および
スペ−サ58を介して外向きフランジ53とナット59
とで、点検筒50の管壁を強固に挟み、継手本体54を
点検筒50に固設することができる。
用ナット付90°支管ということができる。
ジ53のある管底には延出部60を形成して、この延出
部60に掃除具を当接・案内して宅内排水管51へ挿入
する。
ット付90°支管)1Aでは、外向きフランジ53のツ
バ出しが小で、しかも、パッキン55に厚手のものを用
いているので、ナット59を締付けると外向きフランジ
53からパッキン55がはみ出すおそれがあった。
付90°支管1Bにおける外向きフランジ53Aを一般
の90°支管のサドルのように、接合面を大にして面圧
力を小とすると共に、若干の変形を許容するためツバ出
しを大にし、薄手の扁平なパッキン55Aを用いること
を案出した。
した公共桝用継手(取付ナット付90°支管)1Bで
は、次のような問題があった。
9を螺合すると、継手本体54がナット螺合に共廻りし
て締付けられないか、または、片締めとなる。
ツバ出しを大にした、すなわちツバ広外向きフランジ5
3Aを一体的に設けてあるが、この外向きフランジ53
Aは、点検筒50の内曲面の広い面で密接させるため、
上下方向(点検筒50の上下方向をいう)は直線状に広
く形成され、かつ、左右方向は円弧状に広く形成されて
いることから、もし、ナット59の螺合により継手本体
54が共廻りして外向きフランジ53の上下方向が傾け
ば、この外向きフランジ53はツバ出しが大であるだけ
に点検筒50の内曲面に密接せず締付けらず、すなわ
ち、片締めとなって、折角、介在させているパッキン5
5Aのシ−ル性を損なうことになる。
mmφにおいて、一般的な施工からすれば、深さ約50
0mm〜650mmの位置に継手本体54を設けるの
で、外向きフランジ53Aの上下方向が傾いているかど
うかを点検筒50の上端開口部から目視しにくい。
における、かかる問題を解決することを主たる目的と
し、更には、汎用されいる90°支管のサドルに近づけ
ることを副たる目的としたものである。
め、本発明の要旨は、大口径塩ビ管の管壁をホ−ルソ−
等で開口し、該開口部に小口径塩ビ管を接続する際に用
いる90°支管において、該90°支管本体の一端に、
前記大口径塩ビ管の内曲面に密接するツバ広外向きフラ
ンジを設け、その他端側に、前記小口径塩ビ管を接続す
る接続部を設けると共に、その外周に、前記大口径塩ビ
管の外曲面に密接するスペ−サを遊嵌する嵌合部と、該
スペ−サを外曲面に押圧密接させるナットを螺合するネ
ジ部とを設け、該スペ−サと90°支管本体とを軸方向
に摺動可能で、かつ、周方向に一体化したことを特徴と
する取付用ナット付90°支管にある。
態例により詳細に述べる。
であって、図3で示す取付用ナット付90°支管1Bと
同一部分、例えば点検筒50や宅内排水管51は省略し
ている。
0°支管1では、その継手本体2は塩ビ射出成形品、ナ
ット3は変性PPE射出成形品、スペ−サ4は塩ビ射出
成形品、パッキン5は合成ゴムで構成されている。
従来一般の90°支管に代替でき、特に、図3で前記し
たような長尺の点検筒50をもつ公共桝に宅内排水管5
1を接続するときに好都合に使用できる。
0mmφの場合、TS接合状受口6の奥行きは50m
m、その勾配は2/100、外向きフランジ7の正面透
視外径は156mmφになっている。
支管1の継手本体(90°支管本体)2の一端には、外
向きフランジ7が一体的に形成されている。この外向き
フランジ7は、図3で示すようにツバ広に構成して、従
来一般の90°支管におけるサドルと同様面圧力を小と
し、かつ、若干の変形を許容した広い面で点検筒の内曲
面(図3参照)に接合している。
前記の点検筒(大口径塩ビ管)50に用いる場合、上下
方向(点検筒50の管軸方向)は直線状で左右方向は点
検筒50の内曲面に沿う円弧状に形成されている。
受口6を形成しており、このTS接合状受口6に前記し
た水平状の宅内排水管(小口径塩ビ管)51が接続され
る。
50の開口部52(図3参照)およびスペ−サ4が外嵌
する嵌合部8や、ナット3が接合するネジ部9や、更に
若干小径になった挿入案内部10が連設されている。
7との間には若干大径になった段部11が形成され、こ
の段部11はパッキン5を外嵌すると共に、点検筒50
の開口部52(図3参照)の近傍の内面に当接させる。
なお、外向きフランジ7の上端側(図3参照)にはロ−
プ懸垂用孔12が形成されている。
面と同形状のモ−ルドパッキンで構成され、水平方向に
1対の位置決め用のノックピン13,13が設けられ、
これらのノックピン13は外向きフランジ7のピン孔1
4に挿入する。したがって、1対のピン孔14,14は
上端側のロ−プ懸垂用孔12に対し左右方向に設けら
れ、点検筒50(図3参照)の内曲面に良好に密接す
る。
その一端面は点検筒50(図3参照)の外曲面に密接す
るように上下方向は直線状で左右方向は円弧状の接合面
15で形成され、他端面は軸直交面16で形成されてい
る。
ットで構成され、多数の指掛け片17,17…を設けて
いる。
ット付90°支管1では、ナット3の締付けによって継
手本体2が共廻りして片締めになることを防ぐため、次
のように構成している。
の嵌合部8に1対のキ−状突起18(一方のみ図示)を
設け、このキ−状突起18が嵌合するキ−溝19(一方
のみ図示)をスペ−サ4の内面に設けている。
すると、キ−状突起18がキ−溝19に嵌まり、ナット
3をネジ部9に螺合させて締付けるとき継手本体2が共
廻りしようとしても、継手本体2と周方向に一体となっ
てスペ−サ4の接合面15が点検筒50(図3参照)の
外曲面に密接して共廻りを防ぐ。
ことと相俟ってナット3を強く締付けることができ、取
付用ナット付90°支管1の取付け品質を向上させる。
0(図3参照)の外曲面に密接せず上下方向が傾斜する
と、目視により直ちに判明できる。
内面に設けてもよい。また、前記挿入案内部10を差口
とし、TS接合状受口6に代えてもよい。
取付ける取付用ナット付90°支管で構成したので、接
着剤や番線等が不要となって、作業性を向上するのは勿
論、ナット締付のとき外向きフランジおよびスペ−サが
大口径塩ビ管の内外面に密接して気密性を損なわず、も
し、外向きフランジが大口径塩ビ管の内面に密接しなけ
ればスペ−サも密接しないので、その状態が外観できる
ことから、施工の信頼性を向上する。
口径塩ビ管きの内曲面に接合する面を大にしたので、一
般の90°支管のサドル並に接合でき、しかも、その接
合が内曲面でありながら外観から推定できる。
ット、4…スペ−サ、7…外向きフランジ、8…嵌合
部、9…ネジ部、18…キ−状突起、19…キ−溝
Claims (1)
- 【請求項1】 大口径塩ビ管の管壁をホ−ルソ−等で開
口し、該開口部に小口径塩ビ管を接続する際に用いる9
0°支管において、 該90°支管本体の一端に、前記大口径塩ビ管の内曲面
に密接するツバ広外向きフランジを設け、その他端側
に、前記小口径塩ビ管を接続する接続部を設けると共
に、その外周に、前記大口径塩ビ管の外曲面に密接する
スペ−サを遊嵌する嵌合部と、該スペ−サを外曲面に押
圧密接させるナットを螺合するネジ部とを設け、該スペ
−サと90°支管本体とを軸方向に摺動可能で、かつ、
周方向に一体化したことを特徴とする取付用ナット付9
0°支管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8253877A JPH1077678A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 取付用ナット付90°支管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8253877A JPH1077678A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 取付用ナット付90°支管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1077678A true JPH1077678A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=17257380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8253877A Pending JPH1077678A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 取付用ナット付90°支管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1077678A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006266075A (ja) * | 2005-02-23 | 2006-10-05 | Aron Kasei Co Ltd | 合成樹脂製排水ます |
KR100873199B1 (ko) * | 2008-02-18 | 2008-12-10 | 브렌트유화산업(주) | 하수관용 연결구 |
JP2020041574A (ja) * | 2018-09-07 | 2020-03-19 | 丸一株式会社 | 枝管部を備えた管体 |
CN112413265A (zh) * | 2020-11-17 | 2021-02-26 | 奇瑞商用车(安徽)有限公司 | 一种汽车进气胶管溢出口组件 |
-
1996
- 1996-09-03 JP JP8253877A patent/JPH1077678A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006266075A (ja) * | 2005-02-23 | 2006-10-05 | Aron Kasei Co Ltd | 合成樹脂製排水ます |
JP4541300B2 (ja) * | 2005-02-23 | 2010-09-08 | アロン化成株式会社 | 合成樹脂製排水ます |
KR100873199B1 (ko) * | 2008-02-18 | 2008-12-10 | 브렌트유화산업(주) | 하수관용 연결구 |
JP2020041574A (ja) * | 2018-09-07 | 2020-03-19 | 丸一株式会社 | 枝管部を備えた管体 |
CN112413265A (zh) * | 2020-11-17 | 2021-02-26 | 奇瑞商用车(安徽)有限公司 | 一种汽车进气胶管溢出口组件 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A521 | Written amendment |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050902 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060117 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060315 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060606 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060804 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070320 |