JPH0510489A - 枝管形成用取付管 - Google Patents

枝管形成用取付管

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Publication number
JPH0510489A
JPH0510489A JP3166886A JP16688691A JPH0510489A JP H0510489 A JPH0510489 A JP H0510489A JP 3166886 A JP3166886 A JP 3166886A JP 16688691 A JP16688691 A JP 16688691A JP H0510489 A JPH0510489 A JP H0510489A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
main pipe
fitting
mounting
main
Prior art date
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Pending
Application number
JP3166886A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Kitayama
康 北山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本管への接合が簡単に行え、しかも、止水性
がよい枝管形成用取付管を提供することを目的としてい
る。 【構成】一端に本管8に穿設された取付穴81に嵌合す
る嵌合部3を備え、この嵌合部3は、その外周面に取付
穴81への嵌合時に、本管8の内壁面8aに係止して本
管8からの離脱を防止する突出部6が形成されていると
ともに、嵌合部3の取付管側端部に形成された段部31
と取付穴周囲の本管外壁面8bとの間で圧縮されて嵌合
部3と取付穴81との間に形成される間隙9を封止する
弾性シール材7が装着されている構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、既設下水道本管等に枝
管を新たに設ける場合、本管に直接取付けられて枝管の
一部を構成する枝管形成用取付管に関する。
【0002】
【従来の技術】本管と枝管との接合は、 特公昭50−2931号公報にみられるように、本
管表面まで達した取付管端部を接着剤で固定する方法。 特開昭61−162644号公報にみられるよう
に、本管に設けられた取付孔に取付管の端部を嵌合し、
取付管と取付孔の間隙にセメントミルク等の充填材を注
入して固定する方法。
【0003】 特開昭56−52240号公報にみら
れるように、接続用パイプを本管側より挿入し、取付管
に嵌合させる方法。 特開昭56−52241号公報にみられるように、
本管と取付管のそれぞれにネジをきり、ネジ込みにより
接合する方法。 などによって実施されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の接
合方法では、いずれも接合作業に時間がかかる。特に、
およびの方法のように、接着剤や充填材によって固
定する方法では、接着剤や充填材の養生硬化を十分に行
わないと、亀裂等が生じて接続部の止水性が不十分なも
のとなってしまう。
【0005】しかも、およびの方法では、取付管埋
設後に地盤に変位が生じたりすると、やはり接続部に亀
裂や破損がおきやすいと言う問題もあったり、の方法
では、ネジ切りに時間がかかるとともに、材料費が高く
つくと言う問題もある。本発明は、このような事情に鑑
みて、本管への接合が簡単に行え、しかも、止水性がよ
い枝管形成用取付管を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる枝管形成
用取付管は、このような目的を達成するために、土中に
埋設された本管への取り付けられて枝管の少なくとも一
部を構成する取付管であって、一端に本管に穿設された
取付孔に嵌合する嵌合部を備え、この嵌合部は、その外
周面に取付孔への嵌合時に、本管の内壁面に係止して本
管からの離脱を防止する突出部が形成されているととも
に、嵌合部の取付管側端部に形成された段部と取付孔周
囲の本管外壁面との間で圧縮されて嵌合部と取付孔との
間に形成される間隙を封止する弾性シール材が装着され
ている構成とした。
【0007】
【作用】上記構成によれば、本管の所望部分に取付孔を
穿設し、取付管の嵌合部をその外周面に形成された突起
が本管内に入り込むまでこの取付孔に圧入させる。突起
は、圧入により本管内部に入り込むが、嵌合後、取付孔
周囲の本管内壁面に係止して取付管の本管からの離脱が
防止される。また、嵌合によって嵌合部に装着されたシ
ール材が段部と取付孔周囲の本管外壁面との間で圧縮さ
れて取付孔と嵌合部との間隙を常に水密状態に封止する
ようになる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明を、その実施例をあらわす図
面を参照しつつ詳しく説明する。図1は本発明にかかる
取付管の第1の実施例をあらわしている。図にみるよう
に、この取付管1は、枝管の一部を構成するようになっ
ていて、取付管本体2の一側に嵌合部3を備え、他側に
枝管本体への差口4が形成されている。なお、差口4の
代わりに図2にみるように、受口5を形成しておいても
構わない。
【0009】嵌合部3は、取付管本体2より小径になっ
ていて、その先端部外周に突出部として突条6が形成さ
れているとともに、リング状の弾性シール材7が嵌挿さ
れている。この取付管1の本管8への取付方法は、ま
ず、本管8の枝管が接続される位置に嵌合部3と略同じ
か少し大きい程度の取付孔81を公知の方法によって設
け、嵌合部3を突条6が本管8内に入り込むまで取付孔
81に圧入することによりワンタッチで取り付けること
ができる。
【0010】すなわち、突条6が嵌合部3の先端に向か
って小径になるようにテーパ面6aを備えているので、
このテーパ面6aがガイドとなって滑らかに本管8内へ
圧入することができる。そして、突条6が本管8内へ完
全に入り込んでしまうと、取付管1に抜け方向の力が加
わっても突条6がその端面6bを取付孔81周囲の本管
内壁面8aに当接して係止されるので、取付管1が本管
8から離脱しないようになっている。しかも、弾性シー
ル材7が取付孔81周囲の本管外壁面8bと、嵌合部3
と取付管本体2の径の差により嵌合部3の取付管本体側
に形成された段部(ベース部)31との間で圧縮され
て、嵌合部3と取付孔81との間隙9を封止するように
なっているとともに、地盤の変動等により取付管1の軸
が斜め方向にずれても弾性シール材7の働きにより自由
度があり、嵌合部3が折れたりすることがないととも
に、止水性が低下することもない。
【0011】なお、段部31は、本管8のアールに応じ
たサドル形状に形成されていることが好ましい。この取
付管1は、耐蝕性能、生産性等を考慮すると、塩化ビニ
ル樹脂、ポリエチレン樹脂などの合成樹脂を用い射出成
型などして形成することが好ましい。弾性シール材7と
しては、圧縮により本管外壁面8bと段部31に密着さ
せて止水性能を得ることができるように、クッション性
が高く、粘着性の高いものであれば、特に限定されない
が、例えばブチルゴムなどの材質が好ましい。また、そ
の形状は嵌合部3を周方向に取り巻く形状であればよ
い。断面は円形状に限定されるものではなく、通常、継
手等の受口部分または差口部分に用いるゴムパッキンを
流用して問題ない。但し、取付管を本管に取付る際に本
管の外壁に正しく密着するように本管のアールに沿った
形状であることが好ましい。
【0012】なお、この取付管1は、枝管を埋設する部
分を本管に至るまで全部開掘して本管に枝管を連接させ
る場合は勿論のこと、非開掘によって枝管を本管に接続
する場合にも使用することができる。すなわち、非開掘
の場合には、たとえば、図3にみるように、公知のボー
リングマシン等を用いて、先端に本発明の取付管1を接
合一体化した枝管本体10が通る穴を掘削しつつ枝管本
体10を地面Gから本管8に向かって押し込んでいき、
取付管1の先端が略本管8に当接するまで埋設するよう
にする。この状態でボーリングマシンに取り付けたカッ
ターにより取付孔を穿孔し、ボーリングマシンを引き上
げる。つぎに、枝管本体10を押し込んで取付管1を前
述のようにして本管8に取り付ける。なお、取付管1を
本管8に設けた取付孔に嵌合するに先立って、本管8の
取付孔周囲の外壁面8bおよび取付管1の嵌合部3に嵌
挿される弾性シール材7の表面を、ジェット水流により
清掃すると、シール材7による止水性が損なわれること
がない。また、取付管1と枝管本体10との取付角度が
少しずれることがあるが、この取付管1によれば、弾性
シール材7の働きにより嵌合した状態で取付管1が若干
角度を変更できるので、少々の角度のずれは許容でき
る。
【0013】本発明にかかる取付管は、上記の実施例に
限定されない。例えば、上記の実施例では、取付管と枝
管本体とから枝管が形成されているが、長い取付管を形
成し、この取付管のみで枝管を構成するようにしても構
わない。この時、取付管の端部には、受口や差口を設け
なくても構わない。また、突出部は、上記実施例のよう
に全周に設ける必要はなく、少なくとも嵌合部の中心軸
を挟んで2箇所に設けるようにするだけでもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明にかかる取付管は、以上のよう
に、取付管と本管との固定を機械的嵌合により固定する
ことができるので、取付けを素早く、かつ、確実に行う
ことができ、作業性が非常によいものとなる。また、止
水処理に弾性シール材を使用することにより、セット後
地盤に変位などが生じた場合でもただちに接合部分から
漏水したり取付管が抜けたりすることは無い。
【0015】しかも、取付管に枝管本体を接続するよう
な工法をとる場合、取付管と枝管本体との接続角度が若
干ズレたとしても挿入できる。すなわち、ねじ接合のよ
うに取付け時に、シビアな位置調整の必要がなくなり、
この点でも作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる取付管の1実施例を本管に取り
付けた状態をあらわす半断面図である。
【図2】本発明にかかる取付管の別実施例を本管に取り
付けた状態をあらわす半断面図である。
【図3】図1の取付管を枝管の一部として本管に取り付
け、取付管に枝管本体を取り付ける工程を説明する説明
図である。
【符号の説明】
1 取付管 3 嵌合部 6 突条(突出部) 7 弾性シール材 8 本管 9 間隙 8a 本管内壁面 8b 本管外壁面 81 取付孔

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】土中に埋設された本管への取り付けられて
    枝管の少なくとも一部を構成する取付管であって、一端
    に本管に穿設された取付孔に嵌合する嵌合部を備え、こ
    の嵌合部は、その外周面に取付孔への嵌合時に、本管の
    内壁面に係止して本管からの離脱を防止する突出部が形
    成されているとともに、嵌合部の取付管側端部に形成さ
    れた段部と取付孔周囲の本管外壁面との間で圧縮されて
    嵌合部と取付孔との間に形成される間隙を封止する弾性
    シール材が装着されていることを特徴とする枝管形成用
    取付管。
JP3166886A 1991-07-08 1991-07-08 枝管形成用取付管 Pending JPH0510489A (ja)

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JP3166886A JPH0510489A (ja) 1991-07-08 1991-07-08 枝管形成用取付管

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JPH0510489A true JPH0510489A (ja) 1993-01-19

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010084838A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Aron Kasei Co Ltd 支管
JP2013019102A (ja) * 2011-07-07 2013-01-31 Nippon Steel & Sumikin Metal Products Co Ltd ライナープレート集水井の背面水の排水構造及び排水用部材
KR20200056743A (ko) * 2018-11-15 2020-05-25 양명구 세정 물질 이송 구조체 및 세정 물질 이송 구조체가 설치된 세정 장비

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