JP2020041574A - 枝管部を備えた管体 - Google Patents

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Abstract

【課題】枝管部を備えない管体に、枝管部を後付けにて構成する方法を提案する。【解決手段】枝管部を備えた管体を、筒状にして側面に貫通孔を備えた本体部と、管体であって、その外側面に鍔部を備えてなり、本体部の貫通孔に接続される枝管部材と、枝管部材に取り付けられ、本体部の貫通孔周縁を、枝管部の鍔部と挟持することで枝管部材を貫通孔に接続させる取付部材と、から構成する。また、上記枝管部を備えた管体において、本体部を金属管によって構成する。また、上記枝管部を備えた管体を、遠隔操作式排水栓装置の排水配管に採用するとともに、枝管部より操作伝達部材を挿入するように構成する。【選択図】図2

Description

本発明は、排水配管等に用いられる管体に関するものであり、更に詳しくは、該管体に分岐部分となる枝管部を、該管体とは別体の部材として構成した上で、管体に接続するように構成した、枝管部を備えた管体に関するものである。
従来より、液体や気体等の流体を通過させるため、管体を組み合わせて配管を行う配管構造が知られている。これらの配管構造は、直線状の管体や屈曲させた管体等を組み合わせて構成される。これら各種の管体の中で、必要に応じ管体に枝管部と呼ばれる分岐部分を設ける場合がある。枝管部を設ける理由は様々で、複数の流体が流れる配管を一つに合流させる場合や、一つの配管を複数に分岐させる場合、また配管の内外を貫通して機器や部材の挿入、また配線等を行う場合に、それらの導入口として枝管部を設ける場合がある。
特許文献1には、このような枝管部を設けた配管の一例として、槽体の排水を行う配管である排水配管に、枝管部を設けた従来例が記載されている。特許文献1に記載の排水配管は、遠隔操作式の排水口を備えた排水配管であって、以下に記載した、弁部材、接続部材、継手部材、支持部材、操作部、レリースワイヤ、の各部材によって構成され、以下に記載する洗面ボウルに取り付けられる。
弁部材は、略円盤形状の弁体部、該弁体部下面中央から垂下される弁軸、から構成される。
接続部材は円筒形状を成す管体であって、後述する洗面ボウルの取付孔に取り付けられ、その内部に排水口を形成する。
継手部材は略円筒形状の部材であって、その上流側端部は接続部材の下端に接続される。また、略円筒形状の側面部分に枝管部が形成されてなる。該枝管部は後述するレリースワイヤを挿通するための開口であって、その端部にはレリースワイヤを挿通した状態で水密的に閉口するキャップ部材を備えてなる。
支持部材は、排水継手内に固定される部材であって、その中心部分に弁部材を昇降させる支持軸を備えたロック機構を備え、該ロック機構の下端にレリースワイヤ端部を接続するように構成されてなる。後述する操作部に操作を行うと、レリースワイヤを介して操作部の操作はロック機構に伝達され、支持軸を上昇させた状態で固定/固定を解除して支持軸を自重などにより降下、を操作の都度繰り返すように構成されてなる。
操作部は施工完了時弁部材の開閉を操作する部材である。
レリースワイヤは、操作部に加えた操作を支持部材に伝達する部材である。
洗面ボウルは洗面台等に採用される、上方に開口した槽体からなる部材であって、その底面には接続部材を取り付けるための取付孔を、槽体の上縁周辺に操作部を取り付けるための操作部取付孔を、それぞれ備えてなる。
上記特許文献1に記載の排水配管は、以下のようにして施工される。まず接続部材を洗面ボウルの取付孔に、操作部を洗面ボウルの操作部取付孔に、それぞれ取り付ける。
次に、レリースワイヤを継手部材の枝管部に挿通した上で、レリースワイヤの先端を支持部材に接続する。
次に、支持部材を継手部材に固定し、その上でキャップ部材にてレリースワイヤが挿通した状態で枝管部の端部を閉口する。
次に、継手部材の上流側端部を接続部材の下端に固定し、またレリースワイヤの端部を操作部に接続する。
更に接続部材の排水口内に弁部材を配置して、特許文献1に記載の排水配管の施工が完了する。
上記のように施工した特許文献1の洗面ボウルとその排水配管において、操作部に操作を加えて、弁部材が上昇し、排水口が開口した状態とする。この時、ロック機構は支持軸が上昇した状態で固定されてなる。固定された支持軸の先端が弁部材の弁軸を押し上げるため、弁部材が上昇し、排水口が開口した状態となる。
この状態から操作部に操作を加えると、操作がインナーワイヤを介しロック機構に伝達され、支持軸の固定が解除されて、支持軸の自重や弁部材の重量などにより支持軸と共に弁部材も降下する。このため、弁部材の弁体部が排水口を覆うことで、排水口が閉口される。
この状態から再び操作部に操作を加えると、操作がインナーワイヤを介しロック機構に伝達され、支持軸が弁部材の弁軸を押し上げた状態で固定される。弁部材の弁体部は排水口から離間し、上昇した位置で固定されるため、排水口が開口される。以降、この操作を繰り返すことで、排水口から離間した位置にある操作部への操作で、排水口を遠隔操作により自在に開閉することができる。
排水口が閉口した状態の時に洗面台の使用により洗面ボウル内に排水が生じると、排水は洗面ボウル内に溜まってゆく。
一方、排水口が開口した状態の時に洗面台の使用により洗面ボウル内に排水が生じると、または前述のように洗面ボウル内に排水が溜まった状態の時に排水口を開口すると、排水は、排水口から接続部材内、継手部材を通過し、最終的には下水側に排出される。
特開2003−74102号公報
継手部材を、専用の金型を利用したインジェクション成型、またはブロー成型による樹脂成形にて作成する場合、特許文献1に記載の発明のように、継手部材に枝管部を一体に備えた構成とすることができる。
しかしながら、管体の素材は樹脂以外に金属が使用される場合も多い。また、樹脂成型の場合でもインジェクション成型またはブロー成型以外の成型方法が使用される場合も多い。
また、使用される配管用の管体の形状は、同じ環状断面を直線状に連続させることで管体の形状に構成する場合が多い。このような管体を作成する場合、樹脂材の場合には管体の断面形状の開口を備えた金型に、溶融した樹脂を高圧にて押圧することで管体を成型する。また金属材の場合には、金属塊を筒状にしたのち、ローラーなどで細長く圧延することで管体を作成する。
このようにすることで規格に合致する等、目的に沿った形状の管体を安価かつ大量に製造することができる。
一方で、このような方法で製造することができる管体は、「同じ断面形状が連続する管体」のみである。後加工にて側面に穴を設けたり、管体の端部に多少加工することはできても、特許文献1の継手部材のように、枝管部を備えた管体を成型時に直接製造することはできなかった。
また、特許文献1の継手部材のような露出する場所に備えられる配管や、強度が必要な配管の場合、意匠性から管体を金属製の素材とすることが望まれる場合もあるが、金属製の管体の場合、接着などの方法を利用することが困難なため、枝管部を備えた管体に採用することができない場合があった。
本発明は上記問題点に鑑み発明されたものであって、枝管部を備えない管体に、枝管部を後付けにて構成する方法を提案するものである。
請求項1に記載の本発明は、枝管部を備えた管体であって、筒状にして側面に貫通孔を備えた本体部と、管体であって、その外側面に鍔部を備えてなり、本体部の貫通孔に接続される枝管部材と、枝管部材に取り付けられ、本体部の貫通孔周縁を、枝管部の鍔部と挟持することで枝管部材を貫通孔に接続させる取付部材と、から構成されることを特徴とする枝管部を備えた管体である。
請求項2に記載の本発明は、上記枝管部を備えた管体において、本体部の内側に枝管部材の鍔部が配置されて枝管部材が接続されることを特徴とする請求項1に記載の枝管部を備えた管体である。
請求項3に記載の本発明は、上記枝管部を備えた管体において、本体部の外側に枝管部材の鍔部が配置されて枝管部材が接続されることを特徴とする請求項1に記載の枝管部を備えた管体である。
請求項4に記載の本発明は、上記枝管部を備えた管体において、本体部が金属管によって構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の枝管部を備えた管体である。
請求項5に記載の本発明は、上記枝管部を備えた管体において、管体が、
槽体底面に設けられた排水口を、操作部に行う操作により開閉する遠隔操作式排水栓装置の排水口からの排水を処理する排水配管に用いられる配管であり、操作部の操作を排水口の開閉機構に伝達する操作伝達部材が、管体の枝管部を挿通することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の枝管部を備えた管体である。
請求項1に記載の発明では、金属製、樹脂製に関係なく、管体に枝管部を設けることができる。
請求項2、請求項3に記載の本発明では、枝管部の構成を明確にすることができる。
また本発明では、管体の本体部に必要な加工は、本体部の側面に貫通孔を設けるだけである。このため、請求項4に記載したような、管体の厚みが1ミリメートル程度しかなく、厚みを利用してネジなどの形状を設けることができない金属製の管体を本体部とした場合に好適である。
請求項5に記載の発明では、本発明の枝管部の具体的な使用内容を明示することができる。
第一実施例の施工状態を示す参考図である。 第一実施例の継手部材を示す断面図である。 図2のA−A断面図である。 第一実施例の継手部材の部材構成を示す参考図である。 継手部材とトラップ管の接続構造部分の施工手順を示す断面図である。 継手部材とトラップ管の接続構造部分の施工手順を示す断面図である。 継手部材とトラップ管の接続構造部分の施工手順を示す断面図である。 第二実施例の施工状態を示す参考図である。 第二実施例の継手部材を示す断面図である。 図9のB−B断面図である。 第二実施例の継手部材の部材構成を示す参考図である。 楔部材の正面図である。
以下に、本発明の第一実施例を、図面を参照しつつ説明する。図1乃至図4に示した、本発明の第一実施例は、以下に説明する、弁部材9、接続部材8、継手部材1、支持部材11、トラップ管10、操作部12、操作伝達部材としてのレリースワイヤ13、の各部材によって構成され、以下に記載する洗面ボウルWに取り付けられる排水配管である。
弁部材9は、略円盤形状の弁体部9a、該弁体部9a下面中央から垂下される弁軸9b、から構成される。
接続部材8は円筒形状を成す管体であって、後述する洗面ボウルWの取付孔W1に取り付けられ、その内部に排水口Dを形成する。また、その外側面には雄ネジを備えてなる。
継手部材1は、以下に記載する、本体部2、枝管部材3、袋ナット部材N、取付部材としての板ナット部材6、枝管用パッキング4、及びキャップ部材5、から構成されてなる。
本実施例の継手部材1の本体部2は、金属材であるステンレスからなる厚みが1ミリメートル、内径が40ミリメートル、全長120ミリメートル程度の円筒形状の管体であって、その断面は同じ円形形状を成すように構成されてなる。本実施例の本体部2はローラーなどを利用した圧延法により形成され、元々は同じ断面形状が連続する完全な円筒形状を備えてなるが、後加工により、円筒形状に加えて次の構成1.、構成2.のような構成を有する。
構成1.本体部2の側面に、枝管部材3が挿通される貫通孔2aを備えてなる。
構成2.上流側端部を、2ミリメートル程度外周側に飛び出した形状に加工し、フランジ部2bとする。
枝管部材3は、樹脂材によってインジェクション成型された部材であって、外径が略25ミリメートル弱、すなわち貫通孔2aを挿通可能な大きさを備えた円筒形状の部材である。該円筒形状の側面には雄ネジを備えるとともに、一端に外周方向に突出した鍔部3aを備えてなる。尚、この鍔部3aは、図3より明らかなように、平面視本体部2の貫通孔2a周縁の内側面に合致する円弧を備えてなると共に、図4に示したように該鍔部3aには凹部3bを備えてなる。
袋ナット部材Nは、上記フランジ部2bを係止するとともに、接続部材8の下端部分と螺合する雌ネジを備えた部材である。
板ナット部材6は、枝管部1aに設けられた雄ネジと螺合する雌ネジを備えた部材である。
枝管用パッキング4は、ゴムなどの弾性を有する素材からなるリング形状の部材であって、施工完了時、枝管部材3の鍔部3aと本体部2の貫通孔2a周縁の内面側の間に配置されて、両者の間を水密的に接続する。該枝管用パッキング4は、平面視本体部2の貫通孔2a周縁の内側面と枝管部1aの鍔部3aに合致する円弧を備えてなる。また、施工時枝管用パッキング4が鍔部3aに対し位置ずれが起きないよう、図4に示したように、鍔部3aの凹部3bに合致する凸部4aを備えてなる。
キャップ部材5は、後述するレリースワイヤ13を挿通した状態で、枝管部材3の端部を水密的に閉塞する。
トラップ管10は管体を略S字形状に屈曲させ、横転させたような形状を成す部材であって、上流側端部は継手部材1の下流側端部に接続される。
ここで、トラップ管10の上流側端部に備えられた、継手部材1との接続箇所は、略円筒形状にして、外周部分には雄ネジを備えてなり、またその内径は継手部材1外径よりも若干大径であり、継手端部端部を挿入できるように構成されてなる。
また、該雄ネジに螺合する袋ナット部材Nと、断面が略三角形状を成すリング状の三角パッキングPを備えてなる。以下、このトラップ管10の上流側端部に備えられた、継手部材1と接続を行うための、継手部材1外径よりも若干大径となる内径を備えた管体、三角パッキングP、袋ナット部材Nからなる一組の構造を「接続構造」と記載する。
また、トラップ管10の下流側端部は床面を貫通し、床面の下方に備えられた床下配管に接続される。尚、床下配管内に流入した排水は最終的に下水側に排出される。
支持部材11は、接続部材8と継手部材1との間に配置固定される部材であって、その中心部分に弁部材9を昇降させる支持軸11aを備えたロック機構11bを備え、該ロック機構11bの下端にレリースワイヤ13端部を接続するように構成されてなる。後述する操作部12に操作を行うと、レリースワイヤ13を介して操作部12の操作はロック機構11bに伝達され、支持軸11aを上昇させた状態で固定/固定を解除して支持軸11aを自重などにより降下、を操作の都度繰り返すように構成されてなる。
操作部12は施工完了時弁部材9の開閉を操作する部材である。
レリースワイヤ13は、操作部12に加えた操作を支持部材11に伝達する部材である。
洗面ボウルWは洗面台等に採用される、上方に開口した槽体からなる部材であって、その底面には接続部材8を取り付けるための取付孔W1を、槽体の上縁周辺に操作部12を取り付けるための操作部取付孔W2を、それぞれ備えてなる。
上記第一実施例に記載の排水配管は、以下のようにして施工される。
尚、以下の組み立て・施工接続において、発明の内容に特に係るため、枝管用パッキング4のみ詳細に説明を行っているが、他の接続箇所においても、水密性が必要な箇所では、必要に応じ、接着やパッキングを利用した水密的な接続が行われるものである。
最初に、次の手順にて継手部材1を組み立てる。この継手部材1の組み立ては、施工現場ではなく、工場など設備が整った場所で行ってもよい。
まず、本体部2に袋ナット部材Nを挿通し、袋ナット部材Nがフランジ部2bに係止されるようにする。
次に、枝管部材3に枝管用パッキング4を挿通する。この時、枝管部材3の鍔部3aの凹部3bと枝管用パッキング4の凸部4aを合致させ、枝管用パッキング4が鍔部3aに合致するようにしておく。
次に、貫通孔2aを介して、本体部2の内側から外側に、枝管部材3を挿通する。
次に、本体部2の貫通孔2a周縁の内側面に、枝管用パッキング4を介して、枝管部材3の鍔部3aを当接させる。この時には、鍔部3aの円弧形状が本体部2の内面に合致した上で当接するようにする。
次に、枝管部1aの雄ネジに板ナット部材6を螺合させる。板ナット部材6と枝管部材3の螺合が充分に行われると、枝管用パッキング4を介して、本体部2の貫通孔2a周縁を、枝管部材3の鍔部3aと取付部材である板ナット部材6とで挟持することなり、枝管部材3が本体部2に接続固定される。また、この時、枝管用パッキング4が、本体部2の貫通孔2aの周縁と枝管部材3の鍔部3aによって強く押圧されて水密的な接続が行われる。
このようにして枝管部材3は継手部材1に接続され、継手部材1の枝管部1aとして機能する。
即ち、本実施例の継手部材1は、枝管部1aを備えた管体である。以下、継手部材1の本体に枝管部材3が接続固定されている状態では、枝管部材3ではなく枝管部1aと記載する。
段落0019のようにして構成した継手部材1を含む各部材を、以下のようにして洗面ボウルWに施工する。
まず接続部材8を洗面ボウルWの取付孔W1に、操作部12を洗面ボウルWの操作部取付孔W2に、それぞれ取り付ける。
次に、レリースワイヤ13を継手部材1の枝管部1aに挿通した上で、レリースワイヤ13の一端を支持部材11に接続する。
次に、キャップ部材5にてレリースワイヤ13が挿通した状態で枝管部1aの端部を閉口する。
次に、継手部材1の上流側端部上に支持部材11を配置した上で、継手部材1の袋ナット部材Nを接続部材8の下端に螺合させて接続する。このようにすることにより、支持部材11が接続部材8と継手部材1とに挟持されて固定される。
次に、レリースワイヤ13の他端を操作部12に接続する。
次に、継手部材1の下端にトラップ管10の上流側端部を接続する。
この継手部材1の下端とトラップ管10の上流側端部とは、以下のようにして接続される。
まず、図6のように、継手部材1の端部に袋ナット部材N及び三角パッキングPを配置した上で、トラップ管10の端部部分に、継手部材1端部を挿入する。
次に、袋ナット部材Nの雌ネジを雄ネジに螺合させると、螺合が進むに従い、軸方向へ押圧する応力が三角パッキングPの傾斜面によって内径側に押圧する力に変換され、三角パッキングPと接続構造であるトラップ管10の端部部分、また三角パッキングPと継手部材1が、それぞれ水密的に当接する。
結果として、図7のように、接続構造であるトラップ管10の端部部分と、継手部材1外側面とが、三角パッキングPを介して水密的に接続される。また、継手部材1の三角パッキングPとの当接部分が、三角パッキングPの縮径によって強く押圧されて、摩擦により三角パッキングPに対して固定される。三角パッキングPは接続構造であるトラップ管10の管端部に対して位置固定されているため、三角パッキングPを介して、接続構造に対し継手部材1は水密的に接続固定されることになる。
このようにして、継手部材1の下端部分と、トラップ管10とは水密的に接続固定される。
段落0018に記載したように、接続部材8の本体部2の下端は、圧延法によって形成された、外側面に凹凸などの無い完全な円筒形状によって構成されてなるが、上記のような三角パッキングPを利用したネジ接続により、トラップ管10に水密的に接続固定することができる。
次に、トラップ管10の下流側端部を下水側の配管に接続される床下配管に接続する。
更に、接続部材8の排水口D内に弁部材9を配置して、本発明の第一実施例の排水配管の施工が完了する。
上記のように施工した第一実施例の洗面ボウルWとその排水配管において、操作部12に操作を加えて、弁部材9が上昇し、排水口Dが開口した状態とする。この時、ロック機構11bは支持軸11aが上昇した状態を固定する。固定された支持軸11aの先端が弁部材9の弁軸9bを押し上げるため、弁部材9が上昇し、排水口Dが開口した状態となる。
この状態から操作部12に操作を加えると、レリースワイヤ13を介して操作が支持部材11の支持軸11aに伝達され、支持軸11aの下端を押し上げる。これにより、支持軸11aの固定が解除され、支持軸11aの自重や弁部材9の重量などにより支持軸11aと供に弁部材9も降下する。このため、弁部材9の弁体部9aが排水口Dを覆うことで、排水口Dが閉口される。
この状態から再び操作部12に操作を加えると、レリースワイヤ13を介して操作が支持部材11の支持軸11aに伝達され、支持軸11aの下端を押し上げ、支持軸11aが弁部材9の弁軸9bを押し上げた状態で固定される。弁部材9の弁体部9aは排水口Dからり離間し、上昇した位置で固定されるため、排水口Dが開口される。
以降、この操作を繰り返すことで、排水口Dから離間した位置にある操作部12への操作で、排水口Dを遠隔操作により自在に開閉することができる。
排水口Dが閉口した状態の時に洗面台の使用により洗面ボウルW内に排水が生じると、排水は洗面ボウルW内に溜まってゆく。
一方、排水口Dが開口した状態の時に洗面台の使用により洗面ボウルW内に排水が生じると、または前述のように洗面ボウルW内に排水が溜まった状態の時に排水口Dを開口すると、排水は、排水口Dから接続部材8内、継手部材1、トラップ管10を通過し、最終的には下水側に排出される。
またこの際、トラップ管10の屈曲部分に排水が溜まり、管体の流路の一部が完全に満水状態となることで、下水側からの臭気や害虫類の通過が不可能となり、下水側からの臭気や害虫類の逆流を防止することができる。このような下水側からの臭気や害虫類の逆流を防ぐ機能をトラップ機能と呼ぶ。
以下に、本発明の第二実施例を、図面を参照しつつ説明する。図8乃至図12に示した、本発明の第二実施例は、以下に説明する、弁部材9、接続部材8、トラップ管10、オーバーフロー配管14、の各部材によって構成され、以下に記載する洗面ボウルWに取り付けられる排水配管である。
弁部材9は、ゴム素材などの弾性を有した素材からなる、円錐台形状の部材であって、後述する洗面ボウルW底面に設けられた排水口Dに、円錐台の小径側を下方として差し込むことで、排水口Dを閉口する。
接続部材8は円筒形状を成す管体であって、上端には後述する洗面ボウルWの排水口Dの下方周縁に当接する、外側面方向に周縁に沿って突出した取付板部8aを備えてなり、パッキングを介して上記取付板部8aを排水口D周縁下面にビスなどで取り付けることで、排水口Dに接続部材8が水密的に取り付けられる。
また、接続部材8の下端部分に備えられた、継手部材1との接続箇所は、第一実施例のトラップ管10の上流側端部と同様に、継手部材1外径よりも若干大径となる内径を備えた管体、袋ナット部材N、また三角パッキングPからなる接続構造を備えてなる。
継手部材1は、以下に記載する、本体部2、枝管部材3、取付部材としての楔部材7、枝管用パッキング4、から構成される。
本実施例の継手部材1の本体部2は、樹脂材である塩ビ管からなる厚みが2.5ミリメートル、内径が40ミリメートル、全長200ミリメートル程度の円筒形状の管体であって、その断面は同じ円形形状を成すように構成されてなる。本実施例の本体部2は押出成形法により形成され、元々は同じ断面形状が連続する完全な円筒形状を備えてなるが、後加工により、円筒形状に加えて次の構成1.のような構成を有する。
構成1.本体部2の側面に、枝管部材3が挿通される貫通孔2aを備えてなる。
枝管部材3は、貫通孔2aを挿通可能な大きさを備えた円筒形状の部材であって、その側面の中間部分に外周方向に突出する鍔部3aを備えてなる。尚、この鍔部3aは、図10から明らかなように、平面視本体部2の外径側の貫通孔2a周縁に合致する円弧を備えてなる。また、外周面の、施工完了時本体部2内に配置される部分に、楔部材7と嵌合する溝部を備えてなる。
楔部材7は、枝管部材3に設けられた溝部と嵌合する凸条部7aを備えた、略C字形状を成す部材であって、その側面には図10に示したように本体部2の内側面と合致する円弧を備えてなる。
枝管用パッキング4は、ゴムなどの弾性を有する素材からなるリング形状の部材であって、枝管部材3の外周であって、鍔部3aと本体部2外側面の間に配置される。該枝管用パッキング4は、本体部2と当接する部分には本体部2外側面と合致する円弧を備え、他方側の鍔部3aと当接する部分はリング形状の中心軸に垂直な平坦面を備えてなる。
トラップ管10は管体を略S字形状に屈曲させ、横転させたような形状を成す部材であって、上流側端部には、第一実施例のトラップ管10や、上記した接続部材8の下端同様に、継手部材1外径よりも若干大径となる内径を備えた管体、袋ナット部材N、また三角パッキングPからなる接続構造を備えてなる。
オーバーフロー配管14は後述する洗面ボウルWのオーバーフロー口Oからの排水を処理するための配管であって、チューブ状のオーバーフロー管14aと、オーバーフロー管14aの端部に備えられるエルボ管であるオーバーフロー本体14bからなる。
オーバーフロー本体14bは洗面ボウルWの、オーバーフロー口Oに取り付けられる部材であって、オーバーフロー口Oからの排水をオーバーフロー管14aに通過させる。オーバーフロー管14aは、一端はオーバーフロー本体14bに、他端は枝管部1aに、それぞれ接続される。
洗面ボウルWは洗面台等に採用される、上方に開口した槽体からなる部材であって、その底面には排水口Dを、槽体の上縁近傍の側面にオーバーフロー排水が流入するオーバーフロー口Oを、それぞれ備えてなる。
上記第二実施例に記載の排水配管は、以下のようにして施工される。
尚、以下の組み立て・施工接続において、発明の内容に特に係るため、枝管用パッキング4、及び継手部材1の上流側・下流側の端部のみ接続について詳細に説明を行っているが、他の接続箇所においても、水密性が必要な箇所では、必要に応じ、接着やパッキングを利用した水密的な接続が行われるものである。
最初に、次の手順にて継手部材1を組み立てる。この継手部材1の組み立ては、施工現場ではなく、工場など設備が整った場所で行ってもよい。
まず、枝管部材3に枝管用パッキング4を通した上で、貫通孔2aを介して、本体部2の外側から内側に、枝管部材3を挿通する。この時、枝管用パッキング4の円弧部分が、本体部2の外側面の円弧に合致するようにする。これにより、鍔部3aと本体部2の間に枝管用パッキング4が配置される。
次に、楔部材7を本体部2の上端から内部に挿通し、枝管部材3の溝部を楔部材7の凸条に嵌合させる。枝管部材3と楔部材7の嵌合が確実に行われると、枝管用パッキング4を介して、本体部2の貫通孔2a周縁を、枝管部材3の鍔部3aと接続部材8である楔部材7とで挟持することなり、枝管部材3が本体部2に接続固定される。また、この時、枝管用パッキング4が、本体部2の外側面と鍔部3aの間で強く押圧されることで水密的な当接が行われる。
このようにして枝管部材3は継手部材1に接続され、継手部材1の枝管部1aとして機能する。
即ち、本実施例の継手部材1は、枝管部1aを備えた管体である。以下、継手部材1の本体に枝管部材3が接続固定されている状態では、枝管部材3ではなく枝管部1aと記載する。
段落0024のようにして構成した継手部材1を含む各部材を、以下のようにして洗面ボウルWに施工する。
まず接続部材8の取付板部8aを、パッキングなどを介し排水口D周縁下面にビスなどで取り付けることで、排水口Dに接続部材8を水密的に取り付け固定する。
次に、オーバーフロー本体14bを、オーバーフロー口Oに取り付ける。
次に、継手部材1の上端を接続部材8の下端に、また継手部材1の下端をトラップ管10の上端に、それぞれ接続固定する。この継手部材1の上端と接続部材8の下端との接続、また継手部材1の下端とトラップ管10の上流側端部との接続は、段落0020に記載された、第一実施例の継手部材1とトラップ管10の接続構造との接続と同様に行われる。
段落0023に記載したように、接続部材8の本体部2の上端また下端は、押出成形法によって成型された、外側面に凹凸などの無い完全な円筒形状によって構成されてなるが、前述のように三角パッキングPを利用したネジ接続により、接続部材8やトラップ管10に水密的に接続固定することができる。
次に、トラップ管10の下流側端部を下水側の配管に接続される床下配管に接続する。
次に、オーバーフロー配管14のオーバーフロー管14aを枝管部1aに接続して、本発明の第二実施例の排水配管の施工が完了する。
上記のように施工した第二実施例の洗面ボウルWとその排水配管において、排水口Dを閉口する場合は、弁部材9を排水口Dに、円錐台の小径側を下方として差し込むことで、排水口Dが閉口される。
排水口Dが開口した状態の時に洗面台の使用により洗面ボウルW内に排水が生じると、排水は、排水口Dから接続部材8、継手部材1、トラップ管10を通過し、最終的には下水側に排出される。
また、排水口Dが閉口した状態の時に洗面台の使用により洗面ボウルW内に排水が生じると、排水は洗面ボウルW内に溜まってゆく。
しかしながら、洗面ボウルW内の水面が、オーバーフロー口O下端位置に達すると、排水はオーバーフロー口Oからオーバーフロー配管14、継手部材1、トラップ管10を通過し、最終的には下水側に排出される。
また、排水を行うことで、第一実施例同様に、トラップ管10内に排水が溜まり、トラップ機能を生じることができる。
本発明の実施例は上記のようであるが、本発明は上記実施例に限定されるものでは無く、発明の主旨を変更しない範囲で自由に変更が可能である。
例えば、上記実施例では、継手部材1は元々完全な円筒形状の管体に加工を行ったものを使用してなるが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、インジェクション成型などで管体ではあるが円筒以外の形状に成型された部材に、枝管部1aを後付けすることを目的として採用しても構わない。
また上記実施例では、継手部材1は洗面台の排水配管に採用されてなるが、本発明は上記実施例に限定されるものでは無く、排水配管以外の給水配管や通気用の配管に採用しても構わない。また、排水配管であっても、浴槽や流し台等、どの様な排水機器に採用しても構わないし、また枝管部1aを設ける目的としても、機器の配線などの導入口以外に使用しても構わない。
1 継手部材 1a 枝管部
2 本体部 2a 貫通孔
2b フランジ部 3 枝管部材
3a 鍔部 3b 凹部
4 枝管用パッキング 4a 凸部
5 キャップ部材 6 板ナット部材
7 楔部材 7a 凸条部
8 接続部材 8a 取付板部
9 弁部材 9a 弁体部
9b 弁軸 10 トラップ管
11 支持部材 11a 支持軸
11b ロック機構 12 操作部
13 レリースワイヤ 14 オーバーフロー配管
14a オーバーフロー管 14b オーバーフロー本体
D 排水口 N 袋ナット部材
O オーバーフロー口 P 三角パッキング
W 洗面ボウル W1 取付孔
W2 操作部取付孔

Claims (5)

  1. 枝管部を備えた管体であって、
    筒状にして側面に貫通孔を備えた本体部と、
    管体であって、その外側面に鍔部を備えてなり、本体部の貫通孔に接続される枝管部材と、
    枝管部材に取り付けられ、本体部の貫通孔周縁を、枝管部の鍔部と挟持することで枝管部材を貫通孔に接続させる取付部材と、
    から構成されることを特徴とする枝管部を備えた管体。
  2. 上記枝管部を備えた管体において、本体部の内側に枝管部材の鍔部が配置されて枝管部材が接続されることを特徴とする請求項1に記載の枝管部を備えた管体。
  3. 上記枝管部を備えた管体において、本体部の外側に枝管部材の鍔部が配置されて枝管部材が接続されることを特徴とする請求項1に記載の枝管部を備えた管体。
  4. 上記枝管部を備えた管体において、本体部が金属管によって構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の枝管部を備えた管体。
  5. 上記枝管部を備えた管体において、管体が、
    槽体底面に設けられた排水口を、操作部に行う操作により開閉する遠隔操作式排水栓装置の排水口からの排水を処理する排水配管に用いられる配管であり、
    操作部の操作を排水口の開閉機構に伝達する操作伝達部材が、管体の枝管部を挿通することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の枝管部を備えた管体。
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