JP2011074702A - 遠隔操作式排水栓装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】レリースワイヤ4を使用する遠隔操作式排水栓装置を、排水口と、排水口を開閉する弁部材と、該排水口の開閉を操作する操作部と、排水口からの排水を排出する排水配管13と、排水配管13の壁面を挿通して弁部材と操作部とを連絡するレリースワイヤ4と、からなる遠隔操作式排水栓装置において、排水配管13の、レリースワイヤ4の挿通箇所に、排水配管13の壁面に設けた円筒部からなる挿通管部5と、該円筒部分の内部に収納した状態で配置固定される円筒形状にして内周面にレリースワイヤ4との当接面を備えたブッシュ本体6a、及び該ブッシュ本体6aの当接面に、内周に沿って連続して設けた突条部分である止水リブ7、からなるブッシュ部材6と、から構成する。
【選択図】図2
Description
洗面ボウルは排水機器である洗面台に備えられる、上方が開口した箱体であって、底面に排水栓本体を取り付ける取付口を開口してなる。
排水栓本体は、内部に排水口を備えた円筒状の部材であって、外側面に雄ネジを有すると共に、上端に外側方向に突出するフランジ部を備えた部材であり、その内部に弁部材が上昇した状態を維持して排水口を開口/維持を解除し弁部材を降下して排水口を閉塞、を繰り返す動作部を設けてなる。
また、排水栓本体を洗面ボウルに取り付ける為の、排水栓本体側面の雄ネジと螺合する雌ネジを備えた板ナット部材を備えてなる。
排水管は、略円筒状の管体であって、筒体の上方の開口には排水栓本体の雄ネジに螺合する雌ネジを備えた袋ナット部材を配置し、下方の開口には下水側の配管に接続されて排水を下水側に排出する排出口を備えてなる。また、側面には、円筒状にして内周面にはレリースワイヤーを装通するための、排水管中心方向に向かうほど縮径する第一テーパー部を、外周面には雄ネジを備えた挿通管部を設けてなる。
弁部材は排水口上端を閉口するための、平面視円形の略平板状の部材であって、下面中央に、動作部に支持される支持軸を備えてなる。
レリースワイヤは、操作部に加えられた操作を弁部材に伝達する部材であって、筒状のアウターチューブ、金属のより線からなりアウターチューブ内を進退自在に摺動するインナーワイヤから構成される。該レリースワイヤは、挿通管部を介して排水管の内外を挿通し、一端は操作部に、一端は動作部に、それぞれ接続され、インナーワイヤを介して操作部に加えられた操作を動作部に伝達し、弁部材を昇降させる。このように、操作部に加えられた操作が、レリースワイヤ、動作部を介し弁部材に伝達される状態を、「レリースワイヤによって弁部材と操作部とが連絡される」と呼ぶ。この連絡された、という状態については、レリースワイヤが弁部材に直接接しているかどうかは問わない。
ブッシュ部材は、ゴムまたは合成樹脂により一体成形した筒状の部材で、その外周面に、第一テーパー部に合致する第二テーパー部を形成してなり、挿通管部に挿通可能とすると共に、内周面はレリースワイヤのアウタチューブの外周径とほぼ同一若しくは若干小寸として、アウタチューブに外嵌挿着可能に構成されてなる。また、ブッシュ部材の外周側端部に、挿通管部の外端に当接係合する鍔部を備えてなる。
固定部材は合成樹脂材等からなり、挿通管部雄ネジに螺合する雌ネジを内部に備えてなり、その底壁にはレリースワイヤの挿通孔を設けてなる。
まず工場などで事前にレリースワイヤを、ブッシュ部材と固定部材に挿通したものとして構成し、施工現場に出荷する。
次に、洗面ボウルの取付口に上方から排水栓本体を挿入した後、排水栓本体の雄ネジに板ナット部材の雌ネジを螺合させ、排水栓本体のフランジ部下面と板ナット部材の上縁とで取付口周縁を挟持するようにして固定する。
次に、操作部を洗面ボウルの開口周縁に取付固定し、更に操作部にレリースワイヤを取り付けた後、排水栓本体側のレリースワイヤ端部を挿通管部に挿通し、更にレリースワイヤ端部を動作部に接続した後、排水栓本体側面の雄ネジに、排水管のナット部材の雌ネジを螺合させ、排水栓本体に排水管を接続する。
その後、挿通管部の内周面の第一テーパー部に、ブッシュ部材の第二テーパー部を当接させ、合致させた上で、固定部材の雌ネジと挿通管部の雄ネジを螺合させ、ブッシュ部材の鍔部が、挿通管部端部と固定部材の間に挟持されるようにして、ブッシュ部材を挿通管部に固定する。
最後に排水口に弁部材を配置し、動作部上に弁部材の支持軸を配置し、また接続口に下水側への配管を接続して、槽体である洗面ボウルへの遠隔操作式排水栓装置の施工が完了する。
まず弁部材が降下し、排水口が閉口されている状態にする。この状態の時に、操作部に押し込み操作を加えると、レリースワイヤのインナーワイヤを介して動作部が動作し、弁部材の支持軸を押し上げた状態で維持固定する。これによって排水口が開口し、洗面ボウル内の排水が排出される。この状態から再度操作部に操作を加えると、再びレリースワイヤのインナーワイヤを介して動作部が動作し、再度動作部が動作して、弁部材の支持を解除し、自重により弁部材を降下させ、排水口が閉口した状態に戻る。
以降、この過程を繰り返すことで、排水口を操作部から遠隔操作的に自在に開口/閉口する事ができる。
従来例の遠隔操作式排水栓装置の、排水管にレリースワイヤを挿通するための挿通管部の止水構造は、固定部材が螺合することにより、次の1.乃至3.の理由により止水性を確保している。
1.挿通管部の第一テーパー部と、ブッシュ部材の第二テーパー部とが強く合致し面接触することで止水性を確保する。
2.挿通管部の第一テーパー部と、ブッシュ部材の第二テーパー部とが強く合致し、固定部材の螺合の軸方向に締め付ける応力が、テーパーの傾斜によりブッシュ部材とレリースワイヤーのアウターチューブ外周面を締め付け当接する応力に変換されることで、ブッシュ部材とレリースワイヤーのアウターチューブ外周面とが面接触し、止水性を確保する。
3.固定部材と挿通管部端部を、鍔部を介して挟持することで、固定部材と鍔部及び挿通管部端部と鍔部とが面接触し、止水性を確保する。
しかし、上記従来例では、本来レリースワイヤの軸方向にくわえられた応力の一部を、テーパー(傾斜)を利用して円周方向の力に変換しているだけで、円周方向への当接の応力はあまり大きな力とはならない。更に、上記従来例のように、合致が広い面による面接触で行われるため、螺合の締め付けにより生じた当接の応力も、面全体に拡がって分散し、実際の当接部分の圧力は決して高くならない。このため、1.の第一テーパー部と第二テーパー部との面接触、2.のブッシュ部材とレリースワイヤーとの面接触については、水圧が高まると比較的容易に当接面から漏水を生じ、挿通管部から漏水を生じてしまう、という問題があった。
本発明は上記問題点を解消するために考案されたものであり、レリースワイヤを使用する遠隔操作式排水栓装置において、その排水管の内外を挿通する挿通管部の水密的な止水構造を改良した遠隔操作式排水栓装置を提供するものである。
排水配管の、レリースワイヤ4の挿通箇所に、排水配管の壁面に設けた円筒部からなる挿通管部5と、該円筒部分の内部に収納した状態で配置固定される円筒形状にして内周面にレリースワイヤ4との当接面を備えたブッシュ本体6a、及び該ブッシュ本体6aの当接面に、内周に沿って連続して設けた突条部分である止水リブ7、からなるブッシュ部材6と、から構成される止水構造を備えたことを特徴とする、遠隔操作式排水栓装置である。
1.請求項1に記載の本発明は、遠隔操作式排水栓装置において、レリースワイヤが挿通する挿通管部に、円筒形状にして内周面にレリースワイヤとの当接面を備えたブッシュ本体と、該ブッシュ本体の当接面に、内周に沿って連続して設けた突条部分である止水リブと、からなるブッシュ部材を備えてなる。これによって、ブッシュ本体とレリースワイヤのアウターチューブ外周面との接触は、止水リブ上で線状に接触が行われるため、当接の際の応力は止水リブ上に線状に集中し、線状の狭い面に応力が集中するため、当接部分の圧力は高くなり、面状で接触するよりも強い圧力にて当接を行うことができる。このため、従来例のような面状で接触が行われる場合では漏水が生じる程の水圧が加わっても、漏水が起きることなく、良好な止水性能を維持することができる。
このブッシュ部材の内周面と、レリースワイヤのアウターチューブ外周面との当接による押圧の応力は、ブッシュ部材をゴムや合成樹脂など弾性体から構成し、ブッシュ部材の外径を、挿通管部の内径と同一または若干大径に構成すれば、単にブッシュ部材を挿通管部に差し込むだけで生じるが、請求項2に記載したように、テーパー部を利用し、挿通管部の軸方向に押圧する力を、アウターチューブ外周面を締め付ける力に変換することでも生じさせることができる。
2.請求項3に記載の本発明は、ブッシュ部材の外周側端部に、周縁に沿って連続して外周方向に突出した、排水配管の円筒部分端部に当接する鍔部を備えたことによって、該鍔部と挿通管部との当接により挿通管部とブッシュ部材の間から漏水が生じることを防止する事ができると共に、ブッシュ部材が挿通管部内に落ち込み、抜脱不能になることを防止することができる(当該部分には止水リブが設けられていないが、固定部材等を使用し止水を行う面に垂直に応力を加えることができるため、面全体に強い応力を加えることができ、面状に接触しても高い止水性を保つことができる)。
3.請求項4に記載の本発明は、ブッシュ部材に、外側面から内側面を分断する切り欠き部を備えたことによって、レリースワイヤからのブッシュ部材の着脱が容易となり、施工性が向上する。
洗面ボウルS2は排水機器である洗面台S1に備えられる、上方が開口した箱体であって、底面に排水栓本体12を取り付ける取付口を開口してなる。
排水栓本体12は、内部に排水口1を備えた円筒状の部材であって、外側面に雄ネジを有すると共に、上端に外側方向に突出するフランジ部12aを備えた部材であり、その内部に弁部材2が上昇した状態を維持して排水口1を開口/維持を解除し弁部材2を降下して排水口1を閉塞、を繰り返す、スラストロック機構として公知の機構を組み込んだ動作部15を備えてなる。
また、排水栓本体12を洗面ボウルS2に取り付ける為の、排水栓本体12側面の雄ネジと螺合する雌ネジを備えた板ナット部材16を備えてなる。
排水管13は、略円筒状の管体であって、筒体の上方の開口には排水栓本体12の雄ネジに螺合する雌ネジを備えた袋ナット部材17を配置し、下方の開口には下水側の配管に接続されて排水を下水側に排出する排出口18を備えてなる。また、側面には、円筒状にして、内周面にはレリースワイヤ4を挿通するための排水管13中心方向に向かうほど縮径する第一テーパー部8を、外周面には雄ネジを備えた挿通管部5を設けてなる。
弁部材2は排水口1上端を閉口するための、平面視円形の略平板状の部材であって、下面中央に、動作部15に支時される支持軸19を備えてなる。
レリースワイヤ4は、操作部3に加えられた操作を弁部材2に伝達する部材であって、筒状のアウターチューブ4a、金属のより線からなりアウターチューブ4a内を進退自在に摺動するインナーワイヤ4bから構成される。該レリースワイヤ4は、挿通管部5を介して排水管13の内外を挿通し、一端は操作部3に、一端は動作部15に、それぞれ接続され、インナーワイヤ4bを介して操作部3に加えられた操作を動作部15に伝達し、弁部材2を昇降させる。このように、操作部3に加えられた操作が、レリースワイヤ4、動作部15を介し弁部材2に伝達される状態を、「レリースワイヤ4によって弁部材2と操作部3とが連絡される」と呼ぶ。この連絡された、という状態については、レリースワイヤ4が弁部材2に直接接しているかどうかは問わない。
ブッシュ部材6は、筒状の部分であるブッシュ本体6aと、該ブッシュ本体6aの外周面に備えられた、第一テーパー部8に合致する第二テーパー部9と、及びブッシュ本体6aの外周側端部に備えた、挿通管部5の外端に当接係合する鍔部10とを、ゴム(または合成樹脂)により一体に成形した部材である。また、ブッシュ本体6aの内周面はレリースワイヤ4のアウターチューブ4aの外周径とほぼ同一若しくは若干小寸として、アウターチューブ4aに外嵌挿着可能に構成されてなる。また、更に本発明の実施例のブッシュ部材6は、ブッシュ本体6aの内周面に設けた、レリースワイヤ4のアウターチューブ4a外周面と当接する当接面に、内周に沿って連続して設けた突条部分である止水リブ7を備えてなる。
固定部材14は合成樹脂材等からなり、挿通管部5外周面の雄ネジに螺合する雌ネジを内部に備えてなり、その底壁にはレリースワイヤ4の挿通孔を設けてなる。
まず工場などで事前にレリースワイヤ4を、ブッシュ部材6と固定部材14に挿通したものとして構成し、施工現場に出荷する。
次に、洗面ボウルS2の取付口に上方から排水栓本体12を挿入した後、排水栓本体12の雄ネジに板ナット部材16の雌ネジを螺合させ、排水栓本体12のフランジ部12a下面と板ナット部材16の上縁とで取付口周縁を挟持するようにして固定する。
次に、操作部3を洗面ボウルS2の開口周縁に取付固定し、更に操作部3にレリースワイヤ4を取り付けた後、排水栓本体12側のレリースワイヤ4端部を挿通管部5に挿通し、更にレリースワイヤ4端部を動作部15に接続した後、排水栓本体12側面の雄ネジに、排水管13のナット部材の雌ネジを螺合させ、排水栓本体12に排水管13を接続する。
その後、挿通管部5の内周面の第一テーパー部8に、ブッシュ部材6の第二テーパー部9を当接させ、合致させた上で、固定部材14の雌ネジと挿通管部5の雄ネジを螺合させ、ブッシュ部材6の鍔部10が、挿通管部5端部と固定部材14の間に挟持されるようにして、ブッシュ部材6を挿通管部5に固定する。
最後に排水口1に弁部材2を配置し、動作部15上に弁部材2の支持軸19を配置し、また接続口に下水側への配管を接続して、槽体である洗面ボウルS2への遠隔操作式排水栓装置の施工が完了する。
まず弁部材2が降下し、排水口1が閉口されている状態にする。この状態の時に、操作部3に押し込み操作を加えると、レリースワイヤ4のインナーワイヤ4bを介して動作部15が動作し、弁部材2の支持軸19を押し上げた状態で維持固定する。これによって排水口1が開口し、洗面ボウルS2内の排水が排出される。この状態から再度操作部3に操作を加えると、再びレリースワイヤ4のインナーワイヤ4bを介して動作部15が動作し、再度動作部15が動作して、弁部材2の支持を解除し、自重により弁部材2を降下させ、排水口1が閉口した状態に戻る。
以降、この過程を繰り返すことで、排水口1を操作部3から遠隔操作的に自在に開口/閉口する事ができる。
3 操作部 4 レリースワイヤ
4a アウターチューブ 4b インナーワイヤ
5 挿通管部 6 ブッシュ部材
6a ブッシュ本体 7 止水リブ
8 第一テーパー部 9 第二テーパー部
10 鍔部 11 切り欠き部
12 排水栓本体 12a フランジ部
13 排水管 14 固定部材
15 動作部 16 板ナット部材
17 袋ナット部材 18 排出口
19 支持軸 S1 洗面台
S2 洗面ボウル
Claims (4)
- 排水口と、
排水口を開閉する弁部材と、
該排水口の開閉を操作する操作部と、
排水口からの排水を排出する排水配管と、
排水配管の壁面を挿通して弁部材と操作部とを連絡するレリースワイヤと、
からなる遠隔操作式排水栓装置において、
排水配管の、レリースワイヤの挿通箇所に、
排水配管の壁面に設けた円筒部からなる挿通管部と、
該円筒部分の内部に収納した状態で配置固定される円筒形状にして内周面にレリースワイヤとの当接面を備えたブッシュ本体、及び該ブッシュ本体の当接面に、内周に沿って連続して設けた突条部分である止水リブ、からなるブッシュ部材と、
から構成される止水構造を備えたことを特徴とする、遠隔操作式排水栓装置。 - 上記遠隔操作式排水栓装置において、挿通管部内部に、排水管の中心軸方向ほど縮径するテーパーからなる第一テーパー部を設けると共に、
ブッシュ部材の外周面に、第一テーパー部に合致する第二テーパー部を形成し、
ブッシュ部材の端部を押圧した状態で、挿通管部にブッシュ部材を配置固定することを特徴とする、請求項1に記載の遠隔操作式排水栓装置。 - 上記遠隔操作式排水栓装置において、
ブッシュ部材の外周側端部に、周縁に沿って連続して外周方向に突出した、排水配管の円筒部分端部に当接する鍔部を備えたことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の遠隔操作式排水栓装置。 - 上記遠隔操作式排水栓装置において、
ブッシュ部材に、外側面から内側面を分断する切り欠き部を備えたことを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の遠隔操作式排水栓装置。
1つに記載の遠隔操作式排水栓装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009229153A JP2011074702A (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 遠隔操作式排水栓装置 |
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JP2009229153A JP2011074702A (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 遠隔操作式排水栓装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP (1) | JP2011074702A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102888883A (zh) * | 2012-10-18 | 2013-01-23 | 浙江日升卫浴洁具有限公司 | 弹跳下水器 |
JP2013213326A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-17 | Maruichi Corp | レリースワイヤ挿通固定具 |
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-
2009
- 2009-09-30 JP JP2009229153A patent/JP2011074702A/ja active Pending
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