JP3130730U - 排水管の接続構造 - Google Patents

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Abstract

【目的】たとえ下水管が詰まった場合であっても接合部から水が漏れて床下を浸潤するおそれがなく、臭気もあがってこない密着性の高い排水管接合部材とその構造を提供することを目的とする。
【構成】上記課題を達成するために、防臭及び漏水機能を高めるゴム等の弾性を有する軟性部材から成る筒体の開口部にフランジとフランジに向けて広がるテーパー状の外壁を形成し、内壁に左上がり又は右上がりの螺旋状の溝を形成するのである。更に螺旋状蛇腹管から成る上流管に上述の筒体を嵌め込んだ後、バルブソケットのネジ部に嵌合しさらに袋ナットで締め付ける一方、バルブソケットの差込用ソケット部に下流管を取り付けて排水管を接続するのである。
【選択図】 図1

Description

本考案は住宅内の洗い場或いはバスルームやマンションの台所、洗面所、ベランダ或いは防水パン等の床面に取り付けられる排水管設備に関する。特に洗濯機などの排水ホースと床下の排水管を接続連結する排水管の接続構造に関するものである。
洗濯機等に取り付けた屋内排水ホースはホースジョイントが設けられた排水トラップに接続された後、床下に配設した排水管に排水(汚水)を流し込むように接続されている。
排水ホースと排水管との接続には通常、バルブソケットが用いられるが、バルブソケットの上流側にゴム製のオーリングや下流側に向けてテーパー状に先細りとなるゴム製の部材を嵌合して漏水を防止している。また、排水管の連結部分に接着剤を塗布して接合する場合もある。
また、屋外排水管の接続部の発明として特許文献1がある。この排水管接続部には中央に穴が設けられ、この穴を取り囲むように山が複数周設された断面蛇腹状のゴムキャップが取り付けられている。
特開平9−242170号公報
上流側排水管と下流側排水管の接続部に使用されるゴム製のOリングは防臭機能は有するが漏水を防ぐことはできない。又、先細りに形成されたゴム製部材を介して取り付けても密着性が高くない場合は臭気や水が接続部から漏れるおそれがある。
さらに、接合部に接着剤を塗布する方法もあるが、施工時に接着剤を塗り忘れたり、不備が生じると充分な水密或い気密な接合状態が確保できない。
又、これらは通常家屋の床下が配管スペースとなっているため配管の漏水の点検や設備良否の検査、点検が容易でなく、知らないうちに床下で漏水しコンクリート面に水溜りができたり土が湿気てじめじめした状態になっている。
特許文献1の排水管接続構造に使用される断面蛇腹状のゴムキャップは高い伸縮を有し、相対移動に対する追随性が良く耐震性機能はあるが漏水防止を目的として形成されたものではない。
そこで、たとえ下水管が詰まった場合であっても接合部から水が漏れて床下を浸潤するおそれがなく、臭気もあがってこない密着性の高い排水管接合部材とその構造を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、防臭及び漏水機能を高めるゴム等の弾性を有する軟性部材から成る筒体の開口部にフランジとフランジに向けて広がるテーパー状の外壁を形成し、内壁に左上がり又は右上がりの螺旋状の溝を形成するのである。
更に螺旋状蛇腹管から成る上流管に上述の筒体を嵌め込んだ後、バルブソケットのネジ部に嵌合しさらに袋ナットで締め付ける一方、バルブソケットの差込用ソケット部に下流管を取り付けて排水管を接続するのである。
1.防臭及び漏水防止の軟性部材に排水管の螺旋状の溝に対応する螺旋溝を形成すると共に、フランジとこれに続くテーパー状の外壁を形成したため、排水管に密着すると共に、わずかな隙間から臭気が上ってきてもフランジやテーパー状外壁に遮断されて接合部から臭気や汚水がもれることがない。
2.接合部に接着剤を塗布する必要がないため、施工が容易になり不備も生じない。
3.排水管が詰まって下水(汚水)が逆流しても接合部での漏水は生じない。例えば洗濯機の排水管の場合は洗濯パン内に水が逆流することはあっても、床下での漏水は起こらず、知らない間に床下が湿気て不衛生な状態になっていたり、建物に悪影響を及ぼすことがない。
以下、本考案の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1が本考案の排水管接合部材を洗濯機用排水構造に使用した状態を示す説明図である。
この図は洗濯機の洗濯パンの下、即ち、床下の排水管接続構造1の一部を破断した正面図である。2が洗濯トラップで上流側に向けて拡開した開口部2aを持ち、接合部2bには外周に複数のネジ溝が形成されている。洗濯トラップ2とフレキシブルパイプ5を接合する継ぎ手3は拡開した上部の内周面3aに溝を形成して洗濯トラップの接合部2bに螺合すると共に、下流側に外筒3bと外筒から下方に延出する内筒3cとの間隙に螺旋型蛇腹管5の上流端5aを挟み込む。さらに、洗濯トラップ2と継ぎ手3との間には防臭用Oリング4を介在させる。
フレキシブルパイプ5は山形部分と谷形部分とを軸線方向に螺旋状に備えるいわゆる螺旋型蛇腹管である。
フレキシブルパイプ5の下流端5bはバルブソケット8に挿入する。バルブソケット8はネジ部8aと差し込み用ソケット部8bを有し、下水管9はソケット部8bに嵌合する。
一方、バルブソケットネジ部8aに請求項1記載の軟性部材から成る筒体であるゴム製パッキン7を嵌合した後、上部から袋ナット6をネジ部8aに螺合して締め付けるのである。
図2が請求項1に係る軟性部材から成るゴム製パッキン7の拡大断面図である。
軟性部材の素材としては熱可塑性エラストマー又は合成ゴム等がある。
ゴム製パッキン7はフレキシブルパイプ5の外径よりやや小さ目の径を有し、内壁には蛇腹管5に螺旋状に形成された山に嵌合する溝7aが形成されている。更にバルブソケット8のネジ部8aの外径とほぼ同径のフランジ部7bを有する。また、バルブソケット内側に嵌挿する7cからフランジ部7bに掛けてはパッキン7の外壁は上方に向かって広がるテーパー形状7dを呈している。
当該ゴムパッキン7の溝7aがフレキシブルパイプ5に螺旋状に形成された山形部分に嵌合密着すると共にバルブソケット8のネジ部先端8aがフランジ部7bに当接したところを袋ナット6で締め付けるため、下水管詰まりによって汚水が逆流しても接合部で悪臭が漏れたり水が漏れたりすることがないのである。
ここで図示したのは内壁に左上がりの溝を形成しているが、右上がりの溝を形成した軟性部材も形成すると蛇腹状排水管の螺旋溝の形に合わせて施工することができる。
また、実施形態として洗濯機の排水管構造を示したが、本考案はこれに限定されるものではなく、考案の思想を逸脱しない範囲で各種の変更、応用が可能である。
排水管の接続構造を示す一部破断正面図。 ゴムパッキンの破断正面図。
符号の説明
1、床下排水管 2、洗濯トラップ 3、継ぎ手 4、Oリング
5、フレキシブルパイプ 6、袋ナット 7、ゴムパッキン 8、バルブソケット

Claims (2)

  1. 開口部にフランジとフランジに向けて広がるテーパー状の外壁を形成すると共に、内壁に左上がり又は右上がりの螺旋状の溝を形成した排水管の接続部に使用する軟性部材から成る筒体。
  2. 螺旋状蛇腹管から成る上流管に嵌め込んだ請求項1記載の軟性部材から成る筒体をバルブソケットのネジ部に嵌挿した後、袋ナットで締め付け、バルブソケットの差込用ソケット部に下流管を取り付けた排水管の接続構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7317424B1 (ja) * 2023-05-02 2023-07-31 株式会社インクコーポレーション 洗面ボウルの取付構造、取付キットおよび取付方法

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