JP2019214913A - 排水配管構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】板材に形成する配管用の孔の数を最小限にすることが可能な排水配管構造を提供する。【解決手段】排水配管構造10は、水平方向に配置される床20、及び流し台24の底板24Aの上方に配置され排水を排出するシンク22、及び食洗機26と、シンク22、及び食洗機26からの排水を床20、及び流し台24の上方で合流させて単一の直線部80Aから排出する合流管80と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、排水配管構造に関する。
一般的な排水配管構造として、水廻り器具であるシンクから排出される排水を流す配管と食洗機から排出される排水を流す配管をスラブ上に配置した合流管に接続し、合流管から排水方向下流側に向けて1本の配管で排水を流す排水配管構造がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−169081号公報
しかしながら、従来の排水配管構造では、合流管がスラブ上に配置されているため、シンクに接続された排水用の配管を貫通させるための孔、及び食洗機に接続された排水用の配管を貫通させるための孔を、それぞれ板材の一例としての床に形成しなければならず、配管用の孔を施工する作業が煩雑になっていた。また、水廻り器具の数が増えると、床に形成する孔の数も増える。
本発明は上記事実を考慮し、板材に形成する配管用の孔を最小限にすることが可能な排水配管構造の提供を目的とする。
請求項1に記載の排水配管構造は、水平方向に配置される板材の上方に配置され排水を排出する複数の水廻り器具と、前記複数の水廻り器具からの排水を前記板材の上方で合流させて単一の排出部から排出する合流部材と、を有する。
請求項1に記載の排水配管構造では、各々の水廻り器具から排出された排水は、合流部材を通過して、合流部材の単一の排出部から排出される。したがって、合流部材から排出された排水は、1本の配管で下流側に排出することができる。板材には、1本の配管を通過させるために1個の孔を形成すればよく、板材に孔を形成する作業を削減できる。
仮に、合流部を板材の下方に設けると、水廻り器具からの排水を合流部に排出するための配管が、水廻り器具の数分だけ必要になり、板材には、その配管を通過させるための孔が配管の本数分だけ必要になり、複数の孔が必要になる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の排水配管構造において、合流部材の排水方向下流側には、鉛直方向に延びる鉛直部と前記鉛直部の排水方向下流側に設けられて水平方向に延びる水平部とを備えたL字状配管が設けられ、前記水平部の排水方向下流側には、横方向に延びる配管が設けられている。
請求項2に記載の排水配管構造では、合流部材の排水方向下流側に設けたL字状配管を、鉛直部の軸線周りに回転させて水平部の水平方向の向き、及び水平部の排水方向下流側に設けられる配管の向きを自由に設定できる。言い換えれば、複数の水廻り器具の配置に関係なく、横方向に延びる配管の向きを自由に設定できる。
請求項3に記載の発明は、排水配管構造において、水平方向に配置される板材の上方に配置され排水を排出する第1の水廻り器具と、前記板材の上方に配置され排水を排出する第2の水廻り器具と、前記第1の水廻り器具からの排水を流入させる第1の流入部、前記第2の水廻り器具からの排水を流入させる第2の流入部、前記第1の水廻り器具からの排水と前記第2の水廻り器具からの排水とを前記板材の上方で合流させる合流部、及び前記合流部の排水方向下流側に設けられて前記第1の水廻り器具からの排水と前記第2の水廻り器具からの排水とを排出する排出部を備えた合流部材と、を有する。
請求項3に記載の排水配管構造では、第1の水廻り器具から排出された排水、及び第2の水廻り器具から排出された排水は、板材の上方で排水を合流させる合流部を備えた合流部材を通過して、合流部材の単一の排出から排出される。したがって、合流部材から排出された排水は、1本の配管で下流側に排出することができる。板材には、1本の配管を通過させるために1個の孔を形成すればよく、板材に孔を形成する作業を削減できる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の排水配管構造において、前記第1の水廻り器具と前記合流部材との間に、排水トラップが設けられている。
請求項4に記載の排水配管構造では、第1の水廻り器具と合流部材との間に設けられた排水トラップが、下流側の配管内の空気が第1の水廻り器具側へ遡上して第1の水廻り器具から排出されることを抑制できる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の排水配管構造において、前記排水トラップと前記合流部材との間の配管容積が、前記第2の水廻り器具と前記合流部材との間の配管容積以上に設定されている。
第2の水廻り機器から排水が排出されると、該排水が合流部に至るまでの間、第2の水廻り機器と合流部との間の空気が押されて配管内の圧力が上昇する。この圧力は、合流部を介して合流部の排水下流側のみならず、合流部から排水トラップ側へも作用する。したがって、排水トラップ側へ作用する圧力が大きいと、排水トラップが破封し、排水管内の空気が第1の水廻り機器側へ排出される虞がある。
ここで、合流部材から排水トラップまでの配管容積を大きくすると、下流側からの圧力上昇を配管容積を大きくした部分で緩衝することができ、排水トラップの封水に作用する圧力上昇を抑制して排水トラップの破封を抑制することができる。請求項5に記載の排水配管構造では、合流部材から排水トラップまでの配管容積を、合流部材から第2の水廻り器具までの配管容積の1.0倍以上に設定しているので、排水トラップの破封を抑制できるだけの配管容量を、合流部材から排水トラップまでの間に確保することができる。
ここで、合流部材から排水トラップまでの配管容積が、合流部材から第2の水廻り器具までの配管容積の1.0倍以上倍未満になると、排水トラップの破封を抑制することが困難になる。
なお、排水トラップの破封を抑制するには、合流部材から排水トラップまでの配管容積が、合流部材から第2の水廻り器具までの配管容積の1.0倍あれば十分である。したがって、合流部材から排水トラップまでの配管容積が、合流部材から第2の水廻り器具排までの配管容積の2.0倍を超えると、合流部材から排水トラップまでの配管長が必要以上に長くなり、配管部材を無駄に使用する事になり、例えば、水廻り機器の下側での配管の納まりも難しくなってくる。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の排水配管構造において、前記第2の水廻り器具と前記合流部材との間に、前記第2の水廻り器具と前記合流部材との間における流路内の空気の圧力を下部内側から受けて拡縮する袋体が設けられている。
第2の水廻り器具から排水が急激に排出された場合、第2の水廻り器具の排水方向下流側の配管内の圧力が急激に上昇して、その圧力が合流部材を介して排水トラップに伝達され、排水トラップに貯留されていた封水が第1の水廻り器具側へ逆流し、排水トラップが破封する場合が想定される。
しかしながら、請求項6に記載の排水配管構造では、第2の水廻り器具と合流部材との間に袋体が設けられているので、第2の水廻り器具から排水が急激に排出された際の圧力上昇が袋体の拡張により抑制される。即ち、排水トラップに作用する圧力の上昇が抑制され、排水トラップの破封を抑制することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項3〜請求項6の何れか1項に記載の排水配管構造において、前記合流部材は、排水方向上流側からの排水を上側に設けられた前記第1の流入部から流入させて下端部に向けて排出する第1の管部と、一方の端部が前記第1の管部に接続され前記第2の水廻り器具からの排水を他方の端部側に設けた前記第2の流入部から流入させる第2の管部とを有し、前記第2の管部の排水方向下流側の端部の軸線は、前記第1の管部の軸線に対して斜め下方向に向けられている。
請求項7に記載の排水配管構造では、第2の管部の排水方向下流側の端部の軸線が、第1の管部の軸線に対して斜め下方向に向けられている。このため、合流部材の内部においては、第2の水廻り器具側から第1の管部に流入する空気や排水が、第1の管部の流路に対して斜め下方向に向けて排出されるので、該空気、及び該排水が排水方向下流側へ流れ易くなり、排水トラップ側へ圧力(正圧)が掛り難くなる。これにより、排水トラップの破封を抑制することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項3〜請求項7の何れか1項に記載の排水配管構造において、合流部材の排水方向下流側には、鉛直方向に延びる鉛直部と前記鉛直部の排水方向下流側に設けられて水平方向に延びる水平部とを備えたL字状配管が設けられ、前記水平部の排水方向下流側には、横方向に延びる配管が設けられている。
請求項8に記載の排水配管構造では、合流部材の排水方向下流側に設けたL字状配管を、鉛直部の軸線周りに回転させて水平部の水平方向の向き、及び水平部の排水方向下流側に設けられる配管の向きを自由に設定できる。言い換えれば、複数の水廻り器具の配置に関係なく、横方向に延びる配管の向きを自由に設定できる。
以上説明したように、本発明の排水配管構造によれば、板材に形成する配管用の孔の数を最小限にすることができる、という優れた効果を有する。
本発明の第1の実施形態に係る排水配管構造を示す側面図である。 (A)はS字トラップの側面図であり、(B)は第1屈曲部を示す軸線に直角な断面図であり、(C)は第2屈曲部を示す軸線に直角な断面図である。 (A)は、圧力緩和装置、及び配管継手を示す一部を断面にした斜視図であり、(B)は、圧力緩和装置の水平方向断面図(図3(A)の3B−3B線断面図)である。 袋体を示す斜視図である。 (A)は合流管を示す斜め下から見上げた斜視図であり、(B)は合流管を示す側面図である。 比較例に係る排水配管構造を示す側面図である。 他の比較例に係る排水配管構造を示す側面図である。 第2の実施形態に係る排水配管構造を示す側面図である。 圧力緩和装置、及び配管継手を示す一部を断面にした斜視図である。 第3の実施形態に係る排水配管構造を示す側面図である。
[第1の実施形態]
図1乃至図5にしたがって、本発明の第1の実施形態に係る排水配管構造10を説明する。
本実施形態に係る排水配管構造10には、所謂サイホン排水システムが用いられている。図1に示すように、建物の床スラブ12の貫通穴14を貫通した排水立て管16には、後述する水廻り器具(シンク22、食洗機26)からの排水を流入させる排水継手18が設けられており、上部の排水立て管16からの排水と水廻り器具からの排水とを合流させるように構成されている。
各階においては、床スラブ12の上側に間隔を開けて板材の一例としての床20が配置されている。床20の上には、第1の水廻り機器の一例としてのシンク22を上部に備えた台所用の流し台24、及び第2の水廻り機器の一例としての食洗機26が設置されている。
(排水口部材)
シンク22の底部22Aには、排水が流れる排水口部材28が設けられている。なお、排水口部材28は、一般家庭で使用する場合、容積を2500ml(ミリリットル)〜3000ml程度確保することが好ましい。排水口部材28の底面側の側部には、管状の流出口28Cが形成されている。
排水口部材28の流出口28Cには、L字形状のエルボ38を介して排水トラップの一例としての水封式のS字トラップ40が接続されている。エルボ38とS字トラップ40とはナット41を用いて接続されている。言い換えると、シンク22と後述する合流管80との間にS字トラップ40が設けられている。
(S字トラップ)
図2(A)に示すように、S字トラップ40は、U字形状とされた第1屈曲部40Aと、第1屈曲部40Aの排水方向下流側に形成される逆U字形状とされた第2屈曲部40Bとを備えている。
図2(B)に示すように、第1屈曲部40Aの断面形状は円形である。一方、第2屈曲部40Bの断面形状は、短軸と長軸を有する形状、一例として図2(C)に示すような楕円形状である。なお、第1屈曲部40Aの流路断面積(管内側の断面積)Aと、第2屈曲部40Bの流路断面積(管内側の断面積)Bとは、同一である。このS字トラップ40には、排水の一部が封水Wとして貯留される。
図2(A)に示すように、第1屈曲部40Aの下端には、筒状の清掃口42が設けられている。清掃口42の外周には、雄ねじ部(図示せず)が形成されている。この雄ねじ部に、カバー44の雌ねじ部(図示せず)が螺合することで、カバー44が清掃口42に取り付けられるようになっている。
本実施形態のS字トラップ40では、断面形状が円形から楕円形に変わる部分(第1屈曲部40Aの下端の図面左側付近)では、形状変化に伴う段差が生じるので、断面形状を円形のままの場合に比較して、排水中の異物が段部に引っ掛かりやすい(意図的に引っ掛かり易くしている。)。段部は、清掃口42に近い位置にあるので、清掃口42から段部に引っ掛かった異物を用意に取り除くことができる。S字トラップ40の下流側、例えば、床下の配管内に異物が引っ掛かると、床20を剥がす等して取り出し作業をしなければならず、作業が煩雑になるが、床20の上に設けたS字トラップ40の段部で異物を引っ掛けて補足できるようにすることで、異物の除去作業が容易になる。
また、第2屈曲部40Bの上端には、上方に開口した通気弁取付け部46が設けられており、この通気弁取付け部46に通気弁48が取り付けられている。通気弁48は、外部からの空気をS字トラップ40へ通過させると共にS字トラップ40から外部へ排水及び空気を通過させないための部品である。
(配管継手、圧力緩和装置)
図1に示すように、S字トラップ40の排水方向下流側には、配管継手50が設けられている。配管継手50は、圧力緩和装置64をS字トラップ40に接続する部材である。
図1、及び図3に示すように、配管継手50は、鉛直方向に沿って延びる本管部52と、鉛直方向に対して傾斜する分岐管部54とを備え、略Y字状に形成されている。
本管部52の下部には、一般部より大径の大径部52Aが形成されており、この大径部52Aに後述する下流側の合流管80の直線部80Aが挿入され、大径部52Aの外周面に形成された雄ネジ部56にナット58(図1参照)を螺合して合流管80に接続できるように構成されている。
なお、本管部52の上部は、S字トラップ40の第2屈曲部40Bに、ナット62(図1参照)を用いて接続されている。
図3(A)に示すように、配管継手50における分岐管部54の上端部には、圧力緩和装置64が設けられている。圧力緩和装置64は、S字トラップ40に作用する圧力を緩和するための部品である。
圧力緩和装置64は、図3(A)、及び図3(B)に示すように、配管継手50の分岐管部54に連通する袋体66と、袋体66を覆うカップ状のカバー68とを備えている。
袋体66はゴム等の弾性材料で構成され、図3、及び図4に示すように、一端部が閉鎖され下部が開放された筒状に形成されている。図3(B)に示されるように、袋体66は、平面視において、中心部から外側へ延びる形状に形成されている。袋体66は、横方向(カバー68の径方向外側)に弾性的に拡縮可能であり、下流側から正圧を受けた際に、横方向に弾性変形して膨らみ、下流側に生じた圧力を緩和できるように構成されている。言い換えれば、食洗機26と後述する合流管80との間に、袋体66が設けられている。
図3(A)に示すように、配管継手50における分岐管部54の端部は、大径円筒状の取付部70とされており、この取付部70に、袋体66及びカバー68が取り付けられている。
取付部70の外周には、取付用雄ネジ部72が形成されており、カバー68の下端部の内周面には、取付用雌ネジ部74が形成されている。取付用雌ネジ部74を取付用雄ネジ部72に螺合させることで、袋体66及びカバー68が取付部70が取り付けられている。
カバー68の天面68Aには、通気穴76が複数形成されている。これにより、カバー68の内側の内圧変化を抑制できるように構成されている。
(合流管)
図1に示すように、配管継手50の下流側には、合流部材の一例としての合流管80が設けられている。
合流管80は、鉛直方向に配置される直線状の直線部80Aを有している。直線部80Aは、配管継手50から床20の下側まで延びており、直線部80Aの排水方向上流側の端部(上端部)は配管継手50の本管部52の大径部52Aに接続され、直線部80Aの排水方向下流側の端部(下端部)は後述するL字状配管78の鉛直部78Aに床20の下側で接続されている。
なお、直線部80Aは、本発明の第1の管部の一例であり、直線部80Aの排水方向上流側の端部(上端部)は、本発明の第1の流入部の一例である。また、湾曲部80Bは、本発明の第2の管部の一例であり、湾曲部80Bの排水方向下流側の端部は、本発明の第2の流入部の一例である。
図5に示すように、直線部80Aの側部には、湾曲した湾曲部80Bの一端側が、直線部80Aに対して比較的小さな角度(一例として45度以下)で直線部80Aの下流側を向いて一体的に接続されている。言い換えれば、湾曲部80Bの排水方向下流側の端部の軸線は、直線部80Aの軸線に対して斜め下方向に向けられている。
図1、及び図5に示すように、合流管80は、湾曲部80Bが、流し台24の底板(本発明の板材の一例として)24Aの上側に配置され、直線部80Aの軸線80ACLと湾曲部80Bの軸線80BCLとの交点(本発明の合流部の一例)P、が流し台24の底板24Aの上側に位置している。なお、直線部80Aは、交点Pの下側の部分が、流し台24の底板24Aに形成された孔25、床20に形成された孔21を貫通している。
図1に示すように、食洗機26には排水トラップ82が設けられており、排水トラップ82は、流し台24の底板24Aの上側に配置されて水平方向に延びる配管84を介して合流管80の湾曲部80Bに接続されている。
合流管80の下側には、床スラブ12と床20との間にL字状配管78が設けられている。L字状配管78は、鉛直方向に沿って延びる鉛直部78A、水平方向に沿って延びる水平部78B、鉛直部78Aと水平部78Bとを連結する湾曲部78Cとを備えている。
L字状配管78の水平部78Bの排水方向下流側の端部には、サイホン排水管90の横引き管90Aが接続されている。サイホン排水管90は、床スラブ12上で横方向に延びる配管の一例としての横引き管90A、縦方向に延びる竪管90B、及び横引き管90Aと竪管90Bとを繋ぐL字形状の落し込み管90Cを含んで構成されている。竪管90Bは、排水継手18を介して排水立て管16に接続されている。
サイホン排水管90は、横引き管90Aから竪管90Bへ流入した排水を満流状態で下方へ流下させることによりサイホン力を発生させる。横引き管90A、及び横引き管90Aの上流側の排水には、竪管90Bで発生したサイホン力により引っ張られることで、排出方向へ向かうサイホン力が作用する。なお、本実施形態では、サイホン力を効率的に発生させるため、S字トラップ40の下流側の配管の管径を、一例として20Aとしているが、管径はこれに限定されるものではない。
(作用)
本実施形態に係る排水配管構造10は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。
シンク22に、排水が流された場合、該排水は、排水口部材28、エルボ38、S字トラップ40、配管継手50の本管部52、合流管80の直線部80A、及びL字状配管78を介してサイホン排水管90に流入する。
サイホン排水管90においては、竪管90Bへ流入した排水が満流状態で下方へ流下することによりサイホン力が発生し、サイホン力によって上流側の排水を迅速に下流側へ流すことができる。
一方、食洗機26から排水が排出されると、該排水は、合流管80の湾曲部80B、直線部80A、L字状配管78を介してサイホン排水管90に流入する。そして、竪管90Bへ流入した排水が満流状態で下方へ流下すると、サイホン力によって食洗機26から排出された排水を迅速に下流側へ流すことができる。
なお、食洗機26から排出された排水が合流管80に至るまでの間、食洗機26の排水トラップ82と合流管80との間の空気が押されて配管内の圧力が上昇する。この圧力は、合流管80を介して合流管80の排水下流側(排水立て管16側)のみならず、排水方向上流側、即ち、S字トラップ40側へも作用する。S字トラップ40側へ作用する圧力が大きいと、S字トラップ40が破封し、排水管内の空気が排水口部材28を介してシンク22へ排出される場合がある。
しかしながら、合流管80とS字トラップ40との間に、圧力緩和装置64が設けられているので、食洗機26から排水が排出された際に、S字トラップ40に作用する圧力上昇を緩和することができ、S字トラップ40の破封を抑制することができる。
また、合流管80において、食洗機26側からの空気、及び排水は、湾曲部80Bを介して直線部80Aに流入するが、湾曲部80Bから直線部80Aに排出される空気、及び排水は、直線部80Aに対して比較的小さな角度で直線部80Aの排水方向下流側を向いて排出されるので、該空気、及び該排水が排水方向下流側へ流れ易くなり、食洗機26側から空気、及び排水が排出された際に、合流管80のS字トラップ40側に圧力(正圧)が掛り難くなる。これにより、食洗機26から排水が排出された際の、S字トラップ40の破封を抑制することができる。
本実施形態の排水配管構造10では、シンク22から排出された排水、及び食洗機26から排出された排水は、流し台24の底板24Aの上側に交点Pが配置された合流管80の直線部80Aから排出されるため、流し台24の底板24Aに1個の孔25を形成し、床20に1個の孔21を形成し、これらの孔25、及び孔21に直線部80Aを貫通させればよい。
即ち、本実施形態の排水配管構造10では、シンク22から排出された排水を流す配管を貫通させる孔と、食洗機26から排出された排水を流す配管を貫通させる孔の2種類の孔を、底板24A、及び床20に形成する必要がなく、配管貫通用の孔を形成する作業を削減できる。
また、本実施形態の排水配管構造10では、床スラブ12と床20との間で、合流管80の直線部80AにL字状配管78を介してサイホン排水管90の横引き管90Aを接続しているので、L字状配管78の水平部78Bの水平方向の向きを自由に変更でき、これにより、床スラブ12上において、L字状配管78に接続される横引き管90Aの設置(配置の向き)の自由度を高めることができる。言い換えれば、水廻り器具のレイアウトに関係なく、横引き管90Aをレイアウトフリーとすることができる。
更に、本実施形態の排水配管構造10では、合流管80を鉛直方向に延びる直線部80Aの軸線周りに回転できるので、合流管80の湾曲部80Bの向きを自由に変更でき、合流管80の下流側の配管の設置構造に関係なく、シンク22と食洗機26の設置の自由度を高めることができる。言い換えれば、シンク22に対して、食洗機26をレイアウトフリーとすることができる。
図6には、従来の排水配管構造の一例が示されており、この排水配管構造では、シンク22の排水と食洗機26の排水を纏めて横引き管90を介して竪管90Bに排出する構成とされ、圧力緩和装置64を下流側に備えたシンク22からの排水を流す配管の途中に、食洗機26からの排水を流す配管84が合流管116を介して接続されている。
これを、例えば、食洗機26からの排水を流す配管の途中に、シンク22からの排水を流す配管を合流管116を介して接続すると、シンク22から短時間に多量の排水が排出された際に、シンク22からの排水で押された空気の圧力が合流管116を通って食洗機26側にも伝達され、食洗機26に設けられた排水トラップ82が破封する虞がある。
これに対し、圧力緩和装置64を下流側に備えたシンク22からの排水を流す配管の途中に、食洗機26からの排水を流す配管が合流管116を介して接続されていると、排水は食洗機26側の配管へいかず、食洗機26側の圧力変動は小さい。
したがって、食洗機26に設けられた排水トラップ82の破封を抑制するため、シンク22からの排水を流す配管の途中に、合流管116を介して食洗機26からの排水を流す配管を接続している。
図6、及び図7には、従来の排水配管構造112、及び排水配管構造114が示されている。なお、図6、及び図7に示す排水配管構造112、及び排水配管構造114において、本実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図6に示すように、排水立て管16の右側へ離れた位置にシンク22を配置した場合、シンク22と排水立て管16との間に最短の長さの横引き管90Aを配置すると(言い換えれば、一例として、横引き管90Aは平面視で直線状に配置される)、食洗機26をシンク22と左側の排水立て管16との中間部に配置し、食洗機26からの排水を流す配管84を、横引き管90Aに接続した合流管116に接続する必要がある。
また、図7に示すように、排水立て管16の左側へ離れた位置にシンク22を配置した場合、シンク22と排水立て管16との間に最短の長さの横引き管90Aを配置すると、食洗機26をシンク22と右側の排水立て管16との中間部に配置し、食洗機26からの排水を流す配管84を、横引き管90Aに接続した合流管116に接続する必要がある。
図6に示すように、排水立て管16の右側へ離れた位置にシンク22を配置した場合において、仮に、食洗機26をシンク22の右側(排水立て管16とは反対方向)に設置しようとすると、シンク22と排水立て管16との間に配置される横引き管90Aを平面視で曲げて引き回す必要があり、長い配管が必要となる。
図7に示す排水配管構造も図6に示す排水配管構造と同様であり、排水立て管16の左側へ離れた位置にシンク22を配置した場合において、仮に、食洗機26をシンク22の左側(排水立て管16とは反対方向)に設置しようとすると、シンク22と排水立て管16との間に配置される横引き管90Aを平面視で曲げて引き回す必要があり、直線状に配置した場合に比較して配管長が長くなる。
サイホン排水管90は、サイホン力によって、勾配配管に比較して効率的な排水を行うことができるが、配管長が長くなり過ぎると、サイホン力の起動が遅くなる等の問題を生じる場合がある。しかしながら、本実施形態の排水配管構造10では、シンク22と排水立て管16との間に配置される横引き管90Aを平面視で直線状にして最短長さとすることができる。このため、横引き管90Aを長くした際の問題の発生を抑制することができる。
[第2の実施形態]
図8、及び図9にしたがって本発明の第2の実施形態に係る排水配管構造10を説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施形態の排水配管構造10では、配管84の中間部にT字形状とされた継手92、及び配管継手94を介して圧力緩和装置64が接続されている。
配管継手94は、鉛直方向に沿って延びる直線管部98と、上方に向かって徐々に拡径する漏斗部100とを備え、漏斗部100の外周に形成された取付用雄ネジ部102に、第1の実施形態と同様にカバー68が取り付けられる。
(作用)
本実施形態の排水配管構造10によれば、合流管80の手前に設けた圧力緩和装置64により、食洗機26から排水が排出された際の圧力上昇を合流管80の手前で緩和することができるので、S字トラップ40に作用する圧力上昇をより効果的に緩和することができ、S字トラップ40の破封を効果的に抑制することができる。
[第3の実施形態]
図10にしたがって本発明の第3の実施形態に係る排水配管構造10を説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図10に示すように、本実施形態の排水配管構造10に用いる合流管80は、第1の実施形態に比較して交点Pよりも下側の直線部80Aの長さが短く、本実施形態の排水配管構造10に用いるL字状配管78は、第1の実施形態に比較して鉛直部78Aの長さが長くなっており、合流管80の直線部80AとL字状配管78の鉛直部78Aとが、流し台24の底板24Aの上側で接続(符号81)されている。
排水の水漏れは、配管同士の接続部分で生じることが多い。また、床20の下側に修理箇所があると、床20を剥がす必要があり、作業が煩雑になる。したがって、本実施形態のように、配管同士の接続部分(一例として、図1の符号81、86、88で示す部分)をできるだけ床20の上側に設けることが好ましい。
(試験例)
本発明が適用された実施例に係る排水配管構造、及び比較例に係る排水配管構造を試作し、排水トラップが破封するか否かを調べた。
実験に用いた排水配管構造は、図1に示す第1の実施形態の排水配管構造において、S字トラップ(封水の下流側の液面。図2参照。)から合流配管までの流路の容積Aと、食洗機の排水トラップから合流配管までの容積Bとの比率A/Bを種々変更したものである。
試験は、食洗機から排水を排出した際に、S字トラップに破封を生じたか否か、S字トラップと合流配管との間の流路内で上昇した圧力の値(大気圧を基準)を調べた。

試験の結果、S字トラップから合流配管までの流路の容積Aと、食洗機の排水トラップから合流配管までの容積Bとの比率A/Bを1.0以上とすることで、食洗機から排水が排出された際のS字トラップの破封を抑制可能であることが分かる。また、これにより、圧力緩和装置の容積を小さくすることができる。
S字トラップの破封を抑制するには、合流管とS字トラップとの間の配管容積が、合流管とS字トラップとの間の配管容積の1.0倍あれば十分である。したがって、合流管とS字トラップとの間の配管容積が、合流管と食洗機との間の配管容積の2.0倍を超えると、合流管とS字トラップとの間の配管長が必要以上に長くなり、配管部材を無駄に使用する事になる。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態の一例について説明したが、本発明の実施形態は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
上記実施形態では、一例としてシンク22と食洗機26の2つの水廻り器具が設けられている排水配管構造10を示したが、本発明はこれに限らず、排水配管構造には水廻り器具は3つ以上設けられていてもよい。この場合、複数の水廻り器具から排出される排水を合流させる合流管を用い、上記実施形態と同様に、合流部を底板24Aの上に設ければよい。
上記実施形態では、シンク22、及び食洗機26の下側に、流し台24の底板24A 、及び床20が設けられていたが、流し台24の底板24Aは無い場合もある。
上記実施形態では、排水口部材28の排水方向下流側にS字トラップ40を設けていたが、S字トラップ40以外の構造の他の種類の排水トラップが排水口部材28の排水方向下流側に設けられていてもよい。
本実施形態の排水配管構造10には、サイホン排水管90を備えたサイホン排水システムが用いられていたが、サイホン排水システムではない従来一般の排水システムにも適用可能である。
10…排水配管構造、20…床(板材)、22…シンク(第1の水廻り器具)、24A…底板(板材)、26…食洗機(第2の水廻り器具)、40…S字トラップ(排水トラップ)、66…袋体、78…L字状配管、78A…鉛直部、78B…水平部、80…合流管(合流部材)、80A…直線部(第1の流入部、排出部)、80B…湾曲部(第2の流入部)、90A…横引き管(横方向に延びる配管)、P…交点(合流部)

Claims (8)

  1. 水平方向に配置される板材の上方に配置され排水を排出する複数の水廻り器具と、
    前記複数の水廻り器具からの排水を前記板材の上方で合流させて単一の排出部から排出する合流部材と、
    を有する排水配管構造。
  2. 合流部材の排水方向下流側には、鉛直方向に延びる鉛直部と前記鉛直部の排水方向下流側に設けられて水平方向に延びる水平部とを備えたL字状配管が設けられ、
    前記水平部の排水方向下流側には、横方向に延びる配管が設けられている、
    請求項1に記載の排水配管構造。
  3. 水平方向に配置される板材の上方に配置され排水を排出する第1の水廻り器具と、
    前記板材の上方に配置され排水を排出する第2の水廻り器具と、
    前記第1の水廻り器具からの排水を流入させる第1の流入部、前記第2の水廻り器具からの排水を流入させる第2の流入部、前記第1の水廻り器具からの排水と前記第2の水廻り器具からの排水とを前記板材の上方で合流させる合流部、及び前記合流部の排水方向下流側に設けられて前記第1の水廻り器具からの排水と前記第2の水廻り器具からの排水とを排出する排出部を備えた合流部材と、
    を有する排水配管構造。
  4. 前記第1の水廻り器具と前記合流部材との間に、排水トラップが設けられている、請求項3に記載の排水配管構造。
  5. 前記排水トラップと前記合流部材との間の配管容積が、前記第2の水廻り器具と前記合流部材との間の配管容積以上に設定されている、請求項4に記載の排水配管構造。
  6. 前記第2の水廻り器具と前記合流部材との間に、前記第2の水廻り器具と前記合流部材との間における流路内の空気の圧力を下部内側から受けて拡縮する袋体が設けられている、請求項4に記載の排水配管構造。
  7. 前記合流部材は、排水方向上流側からの排水を上側に設けられた前記第1の流入部から流入させて下端部に向けて排出する第1の管部と、一方の端部が前記第1の管部に接続され前記第2の水廻り器具からの排水を他方の端部側に設けた前記第2の流入部から流入させる第2の管部とを有し、
    前記第2の管部の排水方向下流側の端部の軸線は、前記第1の管部の軸線に対して斜め下方向に向けられている、請求項3〜請求項6の何れか1項に記載の排水配管構造。
  8. 合流部材の排水方向下流側には、鉛直方向に延びる鉛直部と前記鉛直部の排水方向下流側に設けられて水平方向に延びる水平部とを備えたL字状配管が設けられ、
    前記水平部の排水方向下流側には、横方向に延びる配管が設けられている、
    請求項3〜請求項7の何れか1項に記載の排水配管構造。
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