JP2010031546A - サイフォン排水システム - Google Patents

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Abstract

【課題】排水系内が負圧になることによって生じる影響を効果的に低減する。
【解決手段】一時貯留槽50を含む排水系内が負圧になった場合でも、メンブレンバルブ80を通じて空気を吸引できる。これに加えて、通気管30を通じて排水立て管から空気を吸い込むことができ、排水系内の負圧が効果的に解消される。
これにより、排水系内が負圧になることによって生じる排水騒音が解消される。また、洗濯機16Bの排水トラップより封水を引っ張って破封させることも抑制できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、サイフォン力を利用して排水するサイフォン排水システムに関する。
従来の排水システムはいわゆる勾配排水システムであり、排水管は所定の勾配をもって床下に敷設される。このため、水廻り器具の位置と排水立て管との位置関係が遠い位置にあり排水管が長い場合には、スラブ面から床面までの高さを十分取る必要があり、その分部屋の高さが低くなり居住性が悪くなる。
かかる勾配排水システムに代わって近年になりサイフォン排水システムが提案されている(特許文献1)。このサイフォン排水システムの概要は、排水立て管と、水廻り器具からのサイフォン排水管(横引き管)と、50cm以上の水頭をもつ合流部と、からなり、横引き管がそのまま前記合流部へ接続される排水システムである。そして、横引き管内の水は水頭差の分だけサイフォン力が発生し、横引き管内の水を排水するシステムである。
特開2000−297244号公報
しかしながら、キッチン、洗濯機、ユニットバス、浴槽等のように多量の水が一度に流れる排水にあっては、処理流量が足りない場合には排水後暫くすると、排水口から排水が溢れてくるし、サイフォン起動までのタイムラグが大きいと排水直後に、排水口から排水が溢れてくることとなる。この不具合を解消する手段として、前者のケ−スについては配管本数を複数本にすることで対応し、後者については貯留槽を設置して排水のタイムラグ分を貯留することが考えられる。この貯留槽を用いる方式には、一つの水廻り器具に一つ取り付ける単流型と、複数の水廻り器具から排水が流される合流型がある。
ここで後者の貯留槽を設置して対応する例について更に言及すると、貯留槽には各水廻り器具から排水導管によって排水が一時的に溜められ、その後排水管に流される水回路とされる。このような貯留槽を備えたサイフォン排水システムにあっては、貯留槽内に水が流入し、或いは排水される際に正圧或いは負圧がもたらされることとなる。従って、この現象に対する対策が必要となる。
上記の貯留槽を含む排水系内の正圧及び負圧の圧力変動による影響について言えば、例えばトラップの破封や排水騒音であり、かかる排水系における正圧と負圧とによる夫々の不具合点を下記に例挙する。
a)負圧による影響
サイフォン排水中にトラップより空気を吸うためにズーズーという排水騒音を出しながら排水する。排水完了時(まだサイフォンは効いているが、器具からの排水の供給が無くなったとき)は、トラップより封水を引っ張ってしまうので破封を生じさせる。又、器具部分からの排水が完了後も、配管内に排水が残っている間は吸い続けようとし、トラップ部分での排水騒音が発生し続ける。更には、従来の排水方式とは異なり負圧が強いので、排水途中に栓をしたときは抜けなくなったり、物が吸い込まれるおそれがある。一方、洗い流しの際には、間欠サイフォンになり、トラップ部分の水位が上下動することがあるが、この場合、条件が悪いと上下動の中で目皿の部分以上に水が上昇し溢れだしてきたように見えることがある。
b)正圧による影響
主として合流型の貯留槽方式では、サイフォン起動前に例えば浴槽の排水のような急激に多量の排水が流入すると、貯留槽内の空気の抜ける場所が無く、押し出されるように他器具のトラップから噴出しが生じる。一方、洗い流しでは、排水開始直後はサイフォン排水管内やトラップ部分の空気が抜けづらいために初期の排水性が悪くなることがある。その場合、洗面ボウル内に水の滞留が見られる。更に、貯留槽内に水が流入しづらい現象が発生し、貯留槽内が満水になっていないにもかかわらず、防水パンに溢れ出す現象もみられる。
本発明は、一時貯留槽を含む排水系内が負圧になることによって生じる影響を効果的に低減できるサイフォン排水システムを提供することを課題とする。
本発明の請求項1に係るサイフォン排水システムは、複数の水廻り器具からの排水を一時的に貯留する一時貯留槽と、前記一時貯留槽に接続され、サイフォン力を発生させて前記一時貯留槽からの排水を誘導するサイフォン排水管と、前記複数の水廻り器具の少なくとも1つに対して配置され、該水廻り器具からの流体を前記一時貯留槽へ通過させると共に前記一時貯留槽から前記水廻り器具へは流体を通過させない逆止弁と、を備えている。
この構成によれば、複数の水廻り器具からの排水は、一時貯留槽に一時的に貯留される。このとき、逆止弁が配置された水廻り器具からの排水は、逆止弁を通過して一時貯留槽に貯留される。
逆止弁が、一時貯留槽から前記水廻り器具へ通過させない流体には、少なくとも、空気、臭気、水、細菌が含まれ、一時貯留槽に貯留された排水や一時貯留槽内の臭気は、逆止弁により、その逆止弁が配置された水廻り器具への逆流が防止される。
また、一時貯留槽に貯留された排水は、サイフォン排水管に流入する。サイフォン排水管に流入した排水は、サイフォン排水管で発生したサイフォン力により誘導される。
また、水廻り器具から一時貯留槽に排水が流入して、一時貯留槽内の空気が逃げ場を失って、一時貯留槽を含む排水系内が正圧となった場合でも、通気管を通じて排水立て管へ空気を排出することができ、排水系内の正圧が解消される。これにより、水廻り器具からの排水は、一時貯留槽へスム−ズに流れ込む。
なお、ここでいう排水系内とは、一時貯留槽を含むと共に一時貯留槽よりも上流側でトラップまでの部分をいう。
また、逆止弁が配置されていない水廻り器具の排水トラップの封水を噴出させることも抑制できる。
ここで、請求項1の構成では、サイフォン排水管のサイフォン力によって、一時貯留槽を含む排水系内が負圧になった場合でも、通気管を通じて排水立て管から空気を吸い込むことに加えて、逆止弁から空気を吸い込むことができ、排水系内の負圧が効果的に解消される。
これにより、排水系内の負圧が過度になって、水封式の排水トラップ部分で水と空気を吸うことで生じるズーズーという排水騒音等が解消される。
また、逆止弁が配置されていない水廻り器具の排水トラップより封水を引っ張って破封させることも抑制できる。
本発明の請求項2に係るサイフォン排水システムは、前記複数の水廻り器具のうち、前記逆止弁が配置されていない水廻り器具に対して、水封式の排水トラップが配置され、前記逆止弁は、前記排水トラップが破封する負圧力よりも小さい負圧力で開放されて該水廻り器具からの空気を前記一時貯留槽へ通過させる。
この構成によれば、逆止弁は、水封式の排水トラップが破封する負圧力よりも小さい負圧力で開放され、水廻り器具からの空気を一時貯留槽へ通過させるので、一時貯留槽を含む排水系内が負圧になった場合でも、水封式の排水トラップが破封する前に逆止弁が開放されて逆止弁から空気が吸い込まれるので、水封式の排水トラップの破封を防止できる。
本発明の請求項3に係るサイフォン排水システムは、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記逆止弁は、前記水廻り器具としての洗面台に対して配置されている。
この構成によれば、洗面台で使用された水が、逆止弁を通過して一時貯留槽に排水として貯留される。
ここで、洗面台は、浴槽や洗濯機などの水廻り器具に比べて、長時間排水が続くため洗いの頻度が少ない。
一時貯留槽の圧力変動は、長時間排水が続くため洗い時に生じやすいため、ため洗い時に使用されていることが少ない洗面台に逆止弁を配置することにより、一時貯留槽への給気が必要なときに逆止弁から空気を取り込むことができ、一時貯留槽の負圧を効果的に解消できる。
本発明の請求項4に係るサイフォン排水システムは、請求項1〜3のいずれか1項に記載の構成において、前記逆止弁は、弾性材料で形成され、上流側が常時開口しており、下流側が開閉可能とされ、かつ自由状態では閉じている。
この構成によれば、水廻り器具からの排水は逆止弁に対し、常時開口している上流側から流入する。逆止弁に排水が流入すると、逆止弁には押し広げられる力(水圧)が作用し、閉じていた下流側が開いて排水が下流側へ流れる。
一方、水廻り器具からの排水の流入が停止すると、逆止弁には押し広げられる力(水圧)が作用しなくなるので、該力によって弾性変形されていた下流側は元の様に閉じる。
本発明の請求項5に係るサイフォン排水システムは、請求項1〜3のいずれか1項に記載の構成において、前記逆止弁は、筒状に形成され、上流側が常時開口しており、下流側が開閉可能とされ、かつ自由状態では閉じている。
この構成によれば、水廻り器具からの排水は逆止弁に対し、常時開口している上流側から流入する。筒状に形成された逆止弁に排水が流入すると、逆止弁には押し広げられる力(水圧)が作用し、閉じていた下流側が開いて排水が下流側へ流れる。
一方、水廻り器具からの排水の流入が停止すると、逆止弁には押し広げられる力(水圧)が作用しなくなるので、該力によって変形されていた下流側は元の様に閉じる。
本発明の請求項6に係るサイフォン排水システムは、請求項1〜3のいずれか1項に記載の構成において、前記逆止弁は、弾性材料で筒状に形成され、上流側が常時開口しており、下流側が開閉可能とされ、かつ自由状態では閉じているメンブレンバルブを備えて構成されている。
この構成によれば、水廻り器具からの排水はメンブレンバルブに対し、常時開口している上流側から流入する。筒状に形成されたメンブレンバルブに排水が流入すると、メンブレンバルブには押し広げられる力(水圧)が作用し、閉じていた下流側が開いて排水が下流側へ流れる。
一方、水廻り器具からの排水の流入が停止すると、メンブレンバルブには押し広げられる力(水圧)が作用しなくなるので、該力によって弾性変形されていた下流側は元の様に閉じる。
本発明は、上記構成としたので、排水系内が負圧になることによって生じる影響を効果的に低減できる
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
(本実施形態に係るサイフォン排水システムの構成)
まず、本実施形態に係るサイフォン排水システムの構成について説明する。図1は、本実施形態に係るサイフォン排水システムの構成を示す概略図である。
本実施形態に係るサイフォン排水システム10は、サイフォン力を利用して水廻り器具からの排水を効率よく排出する排水システムである。本実施形態では、サイフォン排水システムを、複数階で構成された集合住宅に用いた例について説明する。なお、サイフォン排水システムは、集合住宅に好適に用いられるが、集合住宅以外の戸建て住宅や工場等にも用いることができる。
本実施形態において、サイフォン排水システム10は、図1に示すように、排水を下方へ流す排水立て管12を備えている。この排水立て管12は、集合住宅の上下方向(縦方向)に延設され、集合住宅の各階の床スラブ14を貫いている。
集合住宅の各階には、複数の水廻り器具16が設けられている。複数の水廻り器具16は、例えば、洗面台16A、洗濯機16B、ユニットバス16Cで構成されている(図3参照)。なお、水廻り器具16としては、トイレ及び台所流し等であってもよい。
この複数の水廻り器具16には、水廻り器具16から排出される排水を流す排水導入管18の一端がそれぞれ接続されている。
各排水導入管18の他端は、水廻り器具16からの排水を一時的に貯留する一時貯留槽50に接続されている。また、各排水導入管18は、一時貯留槽50側が低くなるように勾配をもって配設されていることが好ましい。
一時貯留槽50の内部には、図2(A)に示すように、貯留空間52が構成されている。貯留空間52は、仕切部材54によって3つの個別貯留部52A、52B、52Cに区画されている。図2(B)にも示すように、仕切部材54は、上方で個別貯留部52A、52B、52Cが互いに連通するように、貯留空間52の最上部よりも若干低い位置までの配置とされている。
水廻り器具16からの複数の排水導入管18は、個別貯留部52A、52B、52C、にそれぞれ連結されている。具体的には、図3に示すように、洗面台16Aに接続された排水導入管18及び洗濯機16Bに接続された排水導入管18が、個別貯留部52Aに連結され、ユニットバス16Cに接続された排水導入管18が、個別貯留部52Cに連結される。
一時貯留槽50の個別貯留部52A、52B、52Cの下流側には、各々にサイフォン排水管22A、22B、22Cが接続されている(これらをまとめて「サイフォン排水管22」という)。
サイフォン排水管22は、図1に示すように、一時貯留槽50に接続される横引き管24と、この横引き管24と連通する竪管26とを備えて構成されている。
横引き管24は、一時貯留槽50の下側の側部に接続されて一時貯留槽50と連通し、一時貯留槽50内に排出された排水が横引き管24に流入する構成となっている。
また、横引き管24は、床スラブ14上で水平方向に無勾配で配設され、一時貯留槽50から横引き管24へ流入した排水を横方向へ流す。
この横引き管24と連通する竪管26は、排水立て管12に沿って、上下方向(鉛直方向)に配設されている。この竪管26は、横引き管24から竪管26へ流入した排水を下方へ流下させることによりサイフォン力を発生させる。
また、竪管26は、合流部継手40を介して排水立て管12と連結されている。合流部継手40は、竪管26からの排水を排水立て管12へ合流させる。
横引き管24及び竪管26は、細くなれば、一時貯留槽50からの排水が満水の状態になりサイフォン力が発生しやすい一方、排水処理量が低下する。従って、横引き管24及び竪管26は、サイフォン力の発生のしやすさ及び必要な排水処理量を考慮した上で管の内径が設定され、例えば、20Aにされている。
なお、サイフォン排水管22としては、サイフォン力を発生させる竪管26を有していればよく、横引き管24は、必須の構成ではない。
また、一時貯留槽50に接続されるサイフォン排水管22は、1つ、2つ、又は4つ以上であってもよい。
また、一時貯留槽50は、3つの空間に仕切られていたが、2つの空間、4つ以上の空間で仕切られていても良い。また、一時貯留槽50は、内部に仕切部材54がなく、内部が単一の空間で構成されていてもよい。
さらに、一時貯留槽50には、一時貯留槽50と排水立て管12との間で通気を可能にする通気管30が接続されている。図3にも示すように、通気管30は、個別貯留部52A、52B、52C、と各々連通された個別通気部30A、30B、30C、及び、個別通気部30A、30B、30Cが合流された1本の合流通気管30D、を含んで構成されている。
個別通気部30A、30B、30C、は、一時貯留槽50の上面の個別貯留部52A、52B、52Cに対応する位置に各々連通口を有し、一時貯留槽50の上側に配管されている。合流通気管30Dは、一端側が合流部継手40を介して排水立て管12と連結されており、他端側が個別通気部30A、30B、30C、と連結されている。
なお、上記の例では、個別貯留部52A〜52Cの各々に、通気管30の個別通気部30A〜30Cを接続されているが、通気管30は、個別貯留部52A〜52Cの各々と連通されていればよく、他の構成とすることもできる。
例えば、図4及び図5(A)、(B)に示すように、個別貯留部52A〜52Cを跨ぐように、一時貯留槽50の上面に凸状の通気部31を形成し、通気部31内の通気路31Aを、個別貯留部52A〜52Cと連通させる構成としてもよい。この場合には、個別貯留部52A〜52Cにおける排水の貯留水位が仕切部材54を超えた場合でも、通気路31Aは閉鎖されることがなく、適切に通気を確保することができる。
また、通気管30は、図6に示すように、排水導入管18が接続されていない個別貯留部52Bのみに接続される構成であってもよい。個別貯留部52Bは、個別貯留部52A、52Cが満水になってから個別貯留部52A、52Cから排水が流入するため、個別貯留部52Bに通気管30を接続することにより通気を確保しやすい。
さらに、本実施形態では、通気管30は、一時貯留槽50の上面に接続されており、排水が流入しない通気専用となっているが、通気管としては、排水と通気とを兼用する通気管であっても良い。
ここで、本実施形態では、図7(A)、(B)に示すように、水廻り器具としての洗面台16Aからの流体を一時貯留槽50へ通過させると共に一時貯留槽50から洗面台16Aへは流体を通過させない逆止弁の一例としてのメンブレンバルブ80が、洗面台16Aに対して配置されている。
なお、ここでいう流体には、少なくとも、空気、臭気、水、細菌が含まれる。
メンブレンバルブ80は、洗面台16Aの排水口17に縦方向に取り付けられており、上流端部80Aが上側に配置され、下流端部80Bが下側に配置されている。
洗面台16Aの排水口17には排水導入管18が接続されており、メンブレンバルブ80は排水口17と排水導入管18との間に配置されている。
メンブレンバルブ80は、ゴム等の弾性体からなる筒状の成形品であり、自由状態では、上流端部80A側は図8(A)に示すように、円形に形成されて開口しているが、図7(A)に示すように、下流端部80Bへ向かうにしたがって徐々に潰された形状に形成され、中間部では断面が楕円形とされ、下流端部80Bでは図8(B)に示すように、軸方向から見て直線状となって互いに対向する内周面が接触して開口が閉じた状態となっている。
下流端部80Bは、開口が開閉可能に閉じており、メンブレンバルブ80に排水が流入していないときに開口が閉じた状態で維持されるように癖付けられると共に、メンブレンバルブ80に排水が流入したときに、その水圧で開口するようになっている。
また、メンブレンバルブ80は、洗面台16Aにおいて排水が行われてないときにおいては、上流端部80Aから通気可能となり、通気弁として機能する。
なお、逆止弁としては、メンブレンバルブ80に限られず、ばねやボール等を用いた他方式の逆止弁であってもよい。
また、メンブレンバルブ80は、洗面台16Aに替えて、洗面台16A以外の水廻り器具16に配置されていてもよい。また、洗面台16Aに加えて、洗面台16A以外の水廻り器具16に配置されていてもよい。
また、複数の水廻り器具16のうち、メンブレンバルブ80が配置されていない水廻り器具16に対しては、水封式の排水トラップが配置されている。
具体的には、洗濯機16Bに接続される排水導入管18は、水封式の排水トラップを有する洗濯防水パンを介して洗濯機16Bに接続されている。また、ユニットバス16Cに接続される排水導入管18も、同様に、水封式の排水トラップを介してユニットバス16Cと接続されている。
メンブレンバルブ80は、この水封式の排水トラップが破封する負圧力よりも小さい負圧力で開放されて洗面器16Aからの空気を一時貯留槽50へ通過させるようになっている。
この水封式の排水トラップが破封する負圧力は、具体的には、−400Pa程度であるため、メンブレンバルブ80は、絶対値が400より小さい値の負圧力で開放されることが必須であり、好ましくは、−15Pa〜−60Paの範囲で開放されることが望ましい。
(本実施形態のサイフォン排水システム10の作用)
次に、本実施形態のサイフォン排水システム10の作用を説明する。
本実施形態のサイフォン排水システム10では、メンブレンバルブ80は洗面器16Aに対して配置されているので、洗面台16Aからの排水は、洗面台16Aの排水口17から排出され、メンブレンバルブ80に流入する。メンブレンバルブ80に排水が入り込むと、図7(B)及び図8(C)に示すように、メンブレンバルブ80が水圧によって弾性変形して押し広げられ(メンブレンバルブ80内側の圧力>メンブレンバルブ80の外側の圧力となる)、下流端部80Bが開口して排水が通過し、排水導入管18を経て一時貯留槽50に流入する。
洗面台16Aの排水導入管18から一時貯留槽50へ流入した排水は、この排水導入管18と連通する個別貯留部52Aへ流入する。
なお、排水が流入している間は、メンブレンバルブ80は水圧で押し広げられて下流端部が開口している。
洗面台16Aからの排水の流入が停止すると、メンブレンバルブ80に作用する内側からの圧力が作用しなくなってメンブレンバルブ80は、図7(A)及び図8(B)に示すように、弾性的に元の形状に戻り、メンブレンバルブ80の下流端部80Bが閉じる。
一方、洗濯機16Bからの排水は、排水導入管18を経て一時貯留槽50へ流入する。洗濯機16Bの排水導入管18から一時貯留槽50へ流入した排水は、この排水導入管18と連通する個別貯留部52Aへ流入する。
また、ユニットバス16Cからの排水は、排水導入管18を経て一時貯留槽50へ流入する。ユニットバス16Cの排水導入管18から一時貯留槽50へ流入した排水は、この排水導入管18と連通する個別貯留部52Cへ流入する。
個別貯留部52A及び個別貯留部52Cに流入した排水は、個別貯留部52Aに接続されたサイフォン排水管22A及び個別貯留部52Cに接続されたサイフォン排水管22Cから排出される。
サイフォン排水管22A、22Cへ排出された排水は、無勾配の横引き管24内を横方向へ流れる。次いで、排水は、竪管26を流下し、竪管26におけるサイフォン水頭Hsのポテンシャルエネルギ−により、サイフォン力が発生する。このサイフォン力により、横引き管24及び竪管26内の排水が誘導され、その排水が促進される。
ここで、ユニットバス16Cからため流しを行った場合を例にとって説明する。
ユニットバス16Cでため流しを行うと、個別貯留部52Cへ大量の排水が一度に流入する。
個別貯留部52Cへ大量の排水が一度に流入すると、一時貯留槽50内の空気が逃げ場を失って、一時貯留槽50を含む排水系内が正圧となる場合がある。排水系内が正圧となった場合でも、通気管30を通じて排水立て管12へ空気を排出することができ、排水系内の正圧が解消される。これにより、ユニットバス16Cからの排水は、一時貯留槽50へスム−ズに流れ込む。また、洗濯機16Bの排水トラップの封水を噴出させることも抑制できる。
そして、個別貯留部52Cに流入した排水は、個別貯留部52Cに接続されたサイフォン排水管22Cから排出される。排水導入管18からの流入量が、図9(A)に示すように、サイフォン排水管22Cでの排水量を上回ると、個別貯留部52Cの貯留水位が上がる。図9(B)に示すように、貯留水位が仕切部材54の上端を超えると、排水は個別貯留部52Cから溢れて、個別貯留部52Bへ流入する。このとき、個別貯留部52Cに接続された個別通気部30Cは、貯留された排水により閉鎖され、個別通気部30Cでの通気が不能となる。
個別貯留部52Bに流入した排水は、サイフォン排水管22Bから排出される。これにより、サイフォン排水管22Cのみで排出していた時と比較して、一時貯留槽50における全体の排水処理量が増加し、適切に排水を行うことができる。このとき、個別通気部30A、30Bは閉鎖されていないため、適切に通気を行うことができる。
サイフォン排水管22Cから排水が排出され、このサイフォン排水管22Cでの排水量が一時貯留槽50へ排水の流入量を超えると、一時貯留槽50の空気が吸引され、一時貯留槽50を含む排水系内が負圧となる場合がある。
一時貯留槽50を含む排水系内が負圧になった場合でも、通気管30を通じて排水立て管から空気を吸い込むことができる。これに加えて、メンブレンバルブ80を通じて空気を吸引でき、排水系内の負圧が効果的に解消される。
これにより、排水系内の負圧が過度になって、水封式の排水トラップ部分で水と空気を吸うことで生じるズーズーという排水騒音が解消される。また、洗濯機16Bの排水トラップより封水を引っ張って破封させることも抑制できる。
ここで、メンブレンバルブ80が配置された洗面台16Aは、洗濯機16B及びユニットバス16Cなどの水廻り器具に比べて、長時間排水が続くため洗いの頻度が少ない。
一時貯留槽50の圧力変動は、長時間排水が続くため洗い時に生じやすいため、ため洗い時に使用されていることが少ない洗面台16Aにメンブレンバルブ80を配置することにより、一時貯留槽50への給気が必要なときにメンブレンバルブ80から空気を取り込むことができ、一時貯留槽50の負圧が解消される。
また、本実施形態では、メンブレンバルブ80が排水トラップ及び通気弁として機能するので、図10に示すように、排水トラップ(Sトラップ)102と通気弁104とを別体でそれぞれ設けられる構成に比して、部品点数が少なくて済み、コストが低減できる。
また、洗面台16Aに対してメンブレンバルブ80を設置する場合では、床下に排水トラップを設置するユニットバスなど異なり、現在のSトラップやPトラップの部分の、床上での設置が可能なので納まりの検討もしなくてよい。
4また、床下の一時貯留槽50に通気弁を設置した場合と異なり、故障した場合でも容易に交換やメンテナンスが可能である。
また、洗濯機16Bの洗濯防水パンの排水トラップ及びユニットバス16Cの排水トラップは、様々な形状のものが普及しており、それぞれの器具の形状に適した性能を示す様に設計されているので、排水トラップの変更は困難である一方、洗面台16Aは使用箇所によって、材質で金属製であったり、樹脂製で合ったりの違いはあるものも、形状は違いがないので、既存の排水トラップのトラップ部分にメンブレンバルブ80を適用するが容易となる。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、種々の変形、変更、改良が可能である。
図1は、本実施形態に係るサイフォン排水システムの構成を示す概略図である。 図2(A)は、本実施形態に係る貯留槽の内部を示す斜視図であり、図2(B)は、本実施形態に係る貯留槽の断面図である。 図3は、本実施形態に係る貯留槽と通気管及び各排水導入管の接続を示す斜視図である。 図4は、本実施形態に係る貯留槽と通気管の変形例を示す斜視図である。 図5(A)は図5に示すA−Aの断面図であり、図6(B)は図に示すB−Bの断面図である。 図6は、本実施形態に係る貯留槽と通気管の変形例を示す斜視図である。 図7は、洗面台に配置されたメンブレンバルブを示すであり、(A)は、メンブレンバルブの下流端部が閉鎖した状態を示し、(B)は、下流端部が開口した状態を示す。 図8(A)は、メンブレンバルブを上流側から見た図であり、図8(B)はメンブレンバルブを下流側から見た図であり、図8(C)は下流端部が開口したメンブレンバルブを下流側から見た図である。 図9は、排水が個別貯留部52Cに流入すると共に個別貯留部52Cから溢れた様子を示す図である。 図10は、排水トラップと通気弁とを別体でそれぞれ設けられる比較例の構成を示す部分断面図である。
符号の説明
10 サイフォン排水システム
12 排水立て管
16 水廻り器具
16A 洗面台
22 サイフォン排水管
30 通気管
50 一時貯留槽
80 メンブレンバルブ(逆止弁)

Claims (6)

  1. 複数の水廻り器具からの排水を一時的に貯留する一時貯留槽と、
    前記一時貯留槽に接続され、サイフォン力を発生させて前記一時貯留槽からの排水を誘導するサイフォン排水管と、
    前記複数の水廻り器具の少なくとも1つに対して配置され、該水廻り器具からの流体を前記一時貯留槽へ通過させると共に前記一時貯留槽から前記水廻り器具へは流体を通過させない逆止弁と、
    前記サイフォン排水管で誘導された排水が流入する排水立て管と、
    前記一時貯留槽に接続され、前記一時貯留槽と前記排水立て管との間で通気を可能にする通気管と、
    を備えたサイフォン排水システム。
  2. 前記複数の水廻り器具のうち、前記逆止弁が配置されていない水廻り器具に対して、水封式の排水トラップが配置され、
    前記逆止弁は、前記排水トラップが破封する負圧力よりも小さい負圧力で開放されて該水廻り器具からの空気を前記一時貯留槽へ通過させる請求項1に記載のサイフォン排水システム。
  3. 前記逆止弁は、前記水廻り器具としての洗面台に対して配置されている請求項1又は請求項2に記載のサイフォン排水システム。
  4. 前記逆止弁は、
    弾性材料で形成され、上流側が常時開口しており、下流側が開閉可能とされ、かつ自由状態では閉じている請求項1〜3のいずれか1項に記載のサイフォン排水システム。
  5. 前記逆止弁は、
    筒状に形成され、上流側が常時開口しており、下流側が開閉可能とされ、かつ自由状態では閉じている請求項1〜3のいずれか1項に記載のサイフォン排水システム。
  6. 前記逆止弁は、
    弾性材料で筒状に形成され、上流側が常時開口しており、下流側が開閉可能とされ、かつ自由状態では閉じているメンブレンバルブを備えて構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のサイフォン排水システム。
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