JP2019214912A - 排水口部材、及び排水配管構造 - Google Patents
排水口部材、及び排水配管構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019214912A JP2019214912A JP2018113886A JP2018113886A JP2019214912A JP 2019214912 A JP2019214912 A JP 2019214912A JP 2018113886 A JP2018113886 A JP 2018113886A JP 2018113886 A JP2018113886 A JP 2018113886A JP 2019214912 A JP2019214912 A JP 2019214912A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drain
- pipe
- drainage
- trap
- port member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
Description
また、本発明に係る排水配管構造によれば、排水が溢れることを抑制することができる、という優れた効果を有する。
図1乃至図5にしたがって、本発明の第1の実施形態に係る排水配管構造10を説明する。
(排水システム)
本実施形態に係る排水配管構造10には、所謂サイホン排水システムが用いられている。図1に示すように、建物の床スラブ12の貫通穴14を貫通した排水立て管16には、後述する水廻り器具(シンク22、食洗機26)からの排水を流入させる排水継手18が設けられており、上部の排水立て管16からの排水と水廻り器具からの排水とを合流させるように構成されている。
図1、および図2に示すように、シンク22の底部22Aには、排水が流れる排水口部材28が設けられている。図2(A)に示すように、排水口部材28は、排水口本体の一例としての筒部28Aを備えている。筒部28Aは、軸方向を上下方向に向けた円筒部28Aaと、円筒部28Aaの下側の側部に一体的に設けられて円筒部28Aaの径方向(水平方向)の一方側(図2の図面左側)に突出する突出部28Abとを備えている。この円筒部28Aaと突出部28Abの下部は底部28Bで塞がれている。
S字トラップ40は、U字形状とされた第1屈曲部40Aと、第1屈曲部40Aの排水方向下流側に形成される逆U字形状とされた第2屈曲部40Bとを備えている。本実施形態のS字トラップ40は、第2屈曲部40Bが第1屈曲部40Aよりも小径に形成されている。この第1屈曲部40Aには、排水の一部が封水として貯留される。
S字トラップ40の排水方向下流側には、配管継手50が設けられている。配管継手50は、圧力緩和装置64をS字トラップ40に接続する部材である。
図1、及び図4(A)に示すように、配管継手50は、鉛直方向に沿って延びる本管部52と、鉛直方向に対して傾斜する分岐管部54とを備え、略Y字状に形成されている。
L字状配管78における水平部78Bの排水方向下流側の端部には、合流部材の一例としての合流管80が接続されている。合流管80は、水平方向に沿って延びる水平管部80Aと、上方向に延びる縦管部80Bとを備えて側面視でT字形状とされ、シンク22の排水と食洗機26の排水とを合流させて下流側へ排出する。
なお、本実施形態では、サイホン力を効率的に発生させるため、S字トラップ40の下流側の配管の管径を、一例として20Aとしているが、管径はこれに限定されるものではない。
本実施形態に係る排水配管構造10は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。
シンク22に、排水が流された場合、流された排水は、排水口部材28、エルボ38、S字トラップ40、配管継手50の本管部52、L字状排管78を介してサイホン排水管90に流入する。
図7、及び図8にしたがって本発明の第2の実施形態に係る排水配管構造10を説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図7に示すように、本実施形態の排水配管構造10では、配管84の中間部にT字形状とされた継手92、及び配管継手94を介して圧力緩和装置64が接続されている。
本実施形態の排水配管構造10においても第1の実施形態と同様に、シンク22に、一度に多量の排水が流された場合、第1の実施形態と同様に、流された排水は、容積の大きな排水口部材28に最初に流入するため、排水口部材28から排水が溢れ出ることを抑制することが出来る。
図9にしたがって本発明の第3の実施形態に係る排水配管構造10を説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施形態の排水配管構造10では、合流管80が、第1の実施形態の場合よりも排水方向下流側に配置され、食洗機26の近傍に設けられている。
図10にしたがって本発明の第4の実施形態に係る排水配管構造10を説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図10に示すように、本実施形態の排水口部材28には、円筒部28Aaの内周部に、円筒部28Aaの内方に向けて水平に突出する庇状のリブ104が一体的に形成されている。リブ104は、円筒部28Aaの内周面における突出部28Abの開口部(横方向に開口している)の上側に配置されている。リブ104の突出長さに対して特に規定は無いが、円筒部28Aaの内面から5〜25mm程度突出させることが好ましい。なお、リブは、突出しているものを意味しており、突起、凸部と言い換えることもできる。
図11、及び図12にしたがって本発明の第5の実施形態に係る排水配管構造10を説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図11(A),(B)に示すように、本実施形態の排水配管構造10の排水口部材28は、円筒部28Aaの下方全体が、フランジ28Eよりも大径に形成されている。図11(B)に示すように、筒部28Aの平面視形状は円形である。
図13(A),(B)にしたがって本発明の第6の実施形態に係る排水配管構造10を説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
以上、本発明の実施形態の一例について説明したが、本発明の実施形態は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
本発明の効果を確かめるために、本発明が適用された実施例に係る排水配管構造、及び比較例に係る排水配管構造を試作し、トラップの破封が生ずるか否かを調べた。
実験に用いた排水配管構造は、図1に示す第1の実施形態の排水配管構造において、S字トラップから合流配管までの流路の容積Aと、食洗機の排水トラップから合流配管までの容積Bとの比率A/Bを種々変更したものである。なお、比率A/Bを変更するに当たり、配管のサイズは変更せずに合流管の位置を変更した。例えば、実施例1に比較して実施例2は合流管の位置が食洗機に近づいており、実施例3は合流管の位置が更に食洗機に近づいている。
試験は、食洗機から排水を排出した際に、S字トラップに破封を生じたか否か、S字トラップと合流配管との間の流路内で上昇した圧力の値(大気圧を基準)を調べた。
試験の結果、S字トラップから合流配管までの流路の容積Aと、食洗機の排水トラップから合流配管までの容積Bとの比率A/Bを1.0以上とすることで、食洗機から排水が排出された際のS字トラップの破封を抑制できることが分かる。
Claims (3)
- 上部に流入口が開口し、側部に流出口が開口した凹状の排水口本体を備え、
前記排水口本体の内部空間の少なくとも一部は、前記流入口の開口面積よりも大きな水平方向断面積を有している、排水口部材。 - 請求項1に記載の前記排水口部材が取り付けられた第1の水廻り機器と、
前記第1の水廻り機器の排水方向下流側に設けられた第1の排水トラップと、
前記第1の水廻り機器とは別に設けられた第2の水廻り機器と、
前記第2の水廻り機器の排水方向下流側に設けられた第2の排水トラップと、
前記第1の排水トラップの排水方向下流側と前記第2の排水トラップの排水方向下流側とを合流させる合流部材と、
を備え、
前記合流部材から前記第1の排水トラップまでの配管容積は、前記合流部材から前記第2の排水トラップまでの配管容積以上の範囲に設定されている、排水配管構造。 - 前記合流部材から前記第1の排水トラップまでの配管長が、前記合流部材から前記第2の排水トラップまでの配管長よりも長く設定されている、請求項2に記載の排水配管構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018113886A JP7024164B2 (ja) | 2018-06-14 | 2018-06-14 | 排水口部材、及び排水配管構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018113886A JP7024164B2 (ja) | 2018-06-14 | 2018-06-14 | 排水口部材、及び排水配管構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019214912A true JP2019214912A (ja) | 2019-12-19 |
JP7024164B2 JP7024164B2 (ja) | 2022-02-24 |
Family
ID=68919035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018113886A Active JP7024164B2 (ja) | 2018-06-14 | 2018-06-14 | 排水口部材、及び排水配管構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7024164B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012211436A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-11-01 | Horkos Corp | 排水桝 |
JP2015078500A (ja) * | 2013-10-15 | 2015-04-23 | 丸一株式会社 | 排水部材 |
JP2015101871A (ja) * | 2013-11-22 | 2015-06-04 | 丸一株式会社 | 排水口の捕集構造 |
JP2016153567A (ja) * | 2015-02-20 | 2016-08-25 | 株式会社長谷工コーポレーション | 緩勾配排水システム |
JP2017145677A (ja) * | 2016-02-16 | 2017-08-24 | 株式会社ブリヂストン | 圧力緩和装置及び排水システム |
-
2018
- 2018-06-14 JP JP2018113886A patent/JP7024164B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012211436A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-11-01 | Horkos Corp | 排水桝 |
JP2015078500A (ja) * | 2013-10-15 | 2015-04-23 | 丸一株式会社 | 排水部材 |
JP2015101871A (ja) * | 2013-11-22 | 2015-06-04 | 丸一株式会社 | 排水口の捕集構造 |
JP2016153567A (ja) * | 2015-02-20 | 2016-08-25 | 株式会社長谷工コーポレーション | 緩勾配排水システム |
JP2017145677A (ja) * | 2016-02-16 | 2017-08-24 | 株式会社ブリヂストン | 圧力緩和装置及び排水システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7024164B2 (ja) | 2022-02-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5597831B2 (ja) | 排水機器の排水配管、及び排水トラップ | |
US9790672B2 (en) | Plumbing overflow | |
US10626587B2 (en) | Overflow | |
WO2016185375A1 (en) | Sink drain with integrated trap and removable lower cover | |
JP2010031546A (ja) | サイフォン排水システム | |
JP2019214909A (ja) | 排水配管構造 | |
KR20080081572A (ko) | 악취 방지용 배수트랩 | |
JP5756938B2 (ja) | 排水機器の排水配管、及び排水トラップ | |
JP7249480B2 (ja) | 排水トラップ | |
JP2013014947A (ja) | 排水配管 | |
JP2019214912A (ja) | 排水口部材、及び排水配管構造 | |
JP5629858B2 (ja) | 自封トラップ | |
JP2008196169A (ja) | 排水トラップ | |
JP2019214913A (ja) | 排水配管構造 | |
JP6454848B2 (ja) | 排水配管 | |
JP7160323B2 (ja) | 排水構造 | |
JP2019044522A (ja) | トラップ | |
JP5901594B2 (ja) | 排水トラップ | |
JP2018188857A (ja) | 排水トラップ | |
JP2020143490A (ja) | 排水構造及びサイホン排水システム | |
JP6019287B2 (ja) | 排水トラップ | |
KR200311242Y1 (ko) | 하수관의 악취차단장치 | |
EP3830349B1 (en) | Drain system | |
JP2011241593A (ja) | 排水トラップ | |
JP2023075665A (ja) | 排水トラップ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210928 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211110 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220111 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220120 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7024164 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |