JP2019214912A - 排水口部材、及び排水配管構造 - Google Patents

排水口部材、及び排水配管構造 Download PDF

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Abstract

【課題】分岐管部と本管部との接続部分での排水及び排水ゴミの滞留を抑制できる排水口部材、及び排水管構造を提供する。【解決手段】排水口部材28は、上部に流入口29が開口し、側部に流出口28Cが開口した凹状の筒部28Aを備え、筒部28Aの内部空間の少なくとも一部は、流入口29の開口面積よりも大きな水平方向断面積を有している。【選択図】図2

Description

本発明は、排水口部材、及び排水配管構造に関する。
キッチンのシンクの底面には、凹状の排水口部材が設けられている。従来一般の排水口部材は、内部の径が、上部の流入口の内径と同等、または、流入口の内径以下に設定されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−101871号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているような排水口部材をサイホン排水システムに適用しようとすると、サイホンが効くまでの間、排水口部材から流出しきれなかった排水が、排水口部材から溢れてしまう場合があった。
本発明は、排水が溢れることを抑制可能な排水口部材、及び排水配管構造の提供を目的とする。
請求項1に記載の排水口部材は、上部に流入口が開口し、側部に流出口が開口した凹状の排水口本体を備え、前記排水口本体の内部空間の少なくとも一部は、前記流入口の開口面積よりも大きな水平方向断面積を有している。
請求項1に記載の排水口部材は、少なくとも一部に、流入口の開口面積よりも大きな水平方向断面積とされた内部空間を有している。このため、請求項1に記載の排水口部材は、流入口の開口面積と同等の水平方向断面積とされた内部空間を有する排水口部材(言い換えれば、流入口の開口面積よりも大きな水平方向断面積部分を有していない)に比較して、高さ(上下方向の寸法)を変えずに内部空間の容積を大きくとることができる。
したがって、請求項1に記載の排水口部材は、一度に多量の水を流した際に、流入口の開口面積と同等の水平方向断面積とされた内部空間を有する排水口部材に比較して、多量の排水を内部に流入させることができ、流入口から排水が溢れることを抑制することができる。
請求項1に記載の前記排水口部材は、一例として、第1の水廻り機器と、前記第1の水廻り機器の排水方向下流側に設けられた第1の排水トラップと、前記第1の水廻り機器とは別に設けられた第2の水廻り機器と、前記第2の水廻り機器の排水方向下流側に設けられた第2の排水トラップと、前記第1の排水トラップの排水方向下流側と前記第2の排水トラップの排水方向下流側とを合流させる合流部材と、を備えた排水配管構造の、前記第1の水廻り機器に設けることが出来る。
ところで、この排水配管構造において、第2の水廻り機器から排水が排出されると、該排水が合流部に至るまでの間、第2の排水トラップと合流部との間の空気が押されて配管内の圧力が上昇する。この圧力は、合流部を介して合流部の排水下流側のみならず、合流部から第1の排水トラップ側へも作用する。第1の排水トラップ側へ作用する圧力が大きいと、第1の排水トラップが破封し、排水管内の空気が第1の水廻り機器側へ排出される場合がある。
請求項1に記載の排水口部材は、流入口の開口面積よりも大きな水平方向断面積とされた内部空間を有しているため、流入口の開口面積と同等の水平方向断面積とされた内部空間を有する排水口部材に比較して、内部空間の容積を大きくとることができると共に、上下方向の寸法、言い換えれば高さ寸法を短くすることができる。
このため、排水口部材の第1の排水トラップから合流部に至るまでの流路の高さ寸法を、排水口部材の高さ寸法を短くした分だけ長くすることができる。これにより、第1の排水トラップから合流部に至るまでの流路の容積を増大させることができ、第2の水廻り機器から排水が排出された際に第1の排水トラップから合流部に至るまでの流路に生ずる圧力上昇を緩和し、第1の排水トラップの破封を抑制することができる。
請求項2に記載の排水配管構造は、請求項1に記載の前記排水口部材が取り付けられた第1の水廻り機器と、前記第1の水廻り機器の排水方向下流側に設けられた第1の排水トラップと、前記第1の水廻り機器とは別に設けられた第2の水廻り機器と、前記第2の水廻り機器の排水方向下流側に設けられた第2の排水トラップと、前記第1の排水トラップの排水方向下流側と前記第2の排水トラップの排水方向下流側とを合流させる合流部材と、を備え、前記合流部材から前記第1の排水トラップまでの配管容積は、前記合流部材から前記第2の排水トラップまでの配管容積以上の範囲に設定されている。
請求項2に記載の排水配管構造では、第1の水廻り機器からの排水は、請求項1に記載の排水口部材、第1の排水トラップ、及び合流部材を介して下流側は排出され、第2の水廻り機器からの排水は、第2の排水トラップ、及び合流部材を介して下流側は排出される。
第2の水廻り機器から排水が排出されると、該排水が合流部に至るまでの間、第2の排水トラップと合流部との間の空気が押されて配管内の圧力が上昇する。この圧力は、合流部を介して合流部の排水下流側のみならず、合流部から第1の排水トラップ側へも作用する。第1の排水トラップ側へ作用する圧力が大きいと、第1の排水トラップが破封し、排水管内の空気が第1の水廻り機器側へ排出される場合がある。
ここで、請求項2に記載の排水配管構造では、合流部材から第1の排水トラップまでの配管容積は、合流部材から第2の排水トラップまでの配管容積以上の範囲に設定されており、合流部材から第1の排水トラップまでの配管容積が合流部材から第2の排水トラップまでの配管容積に比較して大きく設定されているため、第2の水廻り機器から排水が排出された際に合流部から第1の排水トラップ側の流路に生ずる圧力上昇を緩和し、第1の排水トラップの破封を抑制することができる。
ここで、合流部材から第1の排水トラップまでの配管容積が、合流部材から第2の排水トラップまでの配管容積の1.0倍未満になると、第1の排水トラップの破封を抑制することが困難になる。
なお、第1の排水トラップの破封を抑制するには、合流部材から第1の排水トラップまでの配管容積が、合流部材から第2の排水トラップまでの配管容積の1.0倍あれば十分である。なお、合流部材から第1の排水トラップまでの配管容積が、合流部材から第2の排水トラップまでの配管容積の2倍を超えると、合流部材から第1の排水トラップまでの配管長が必要以上に長くなり、配管部材を無駄に使用する事になり、例えば、水廻り機器の下側での配管の納まりも難しくなってくる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の排水配管構造において、前記合流部材から前記第1の排水トラップまでの配管長が、前記合流部材から前記第2の排水トラップまでの配管長よりも長く設定されている。
請求項3に記載の排水配管構造では、合流部材から第1の排水トラップまでの配管長を、合流部材から第2の排水トラップまでの配管長よりも長く設定したので、合流部から第1の排水トラップに至るまでの流路の容積を、合流部から第2の排水トラップに至るまでの流路の容積よりも増大させることができる。
本発明に係る排水口部材によれば、排水が溢れることを抑制することができる、という優れた効果を有する。
また、本発明に係る排水配管構造によれば、排水が溢れることを抑制することができる、という優れた効果を有する。
本発明の第1の実施形態に係る排水配管構造の概要を示す側面図である。 (A)は第1の実施形態に係る排水システムに用いる排水口部材を示す縦断面図であり、(B)は図2(A)に示す排水口部材を示す底面図である。 (A)は流入部(開口面積)を示す平面図であり、(B)は排水口部材の突出部を含んだ筒部を示す水平方向断面図(図2(A)の3B-3B線断面図)である。 (A)は、圧力緩和装置、及び配管継手を示す一部を断面にした斜視図であり、(B)は、圧力緩和装置の水平方向断面図(図4(A)の4B−4B線断面図)である。 袋体を示す斜視図である。 従来例に係る排水配管構造の概要を示す側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る排水配管構造の概要を示す側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る排水配管構造に用いた圧力緩和装置、及び配管継手を示す一部を断面にした斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る排水配管構造の概要を示す側面図である。 (A)は第4の実施形態に係る排水配管構造に用いる排水口部材を示す縦断面図であり、(B)は図10(A)に示す排水口部材を示す平面図である。 (A)は第5の実施形態に係る排水配管構造に用いる排水口部材を示す縦断面図であり、(B)は図11(A)に示す排水口部材を示す平面図である。 第5の実施形態に係る排水配管構造に用いる排水口部材を取り付ける際に用いる分割ナットを示す斜視図である。 (A)は第5の実施形態に係る排水配管構造に用いる合流管を示す斜視図であり、(B)は合流管を示す平面図である。
[第1の実施形態]
図1乃至図5にしたがって、本発明の第1の実施形態に係る排水配管構造10を説明する。
(排水システム)
本実施形態に係る排水配管構造10には、所謂サイホン排水システムが用いられている。図1に示すように、建物の床スラブ12の貫通穴14を貫通した排水立て管16には、後述する水廻り器具(シンク22、食洗機26)からの排水を流入させる排水継手18が設けられており、上部の排水立て管16からの排水と水廻り器具からの排水とを合流させるように構成されている。
各階においては、床スラブ12の上側に間隔を開けて床20が配置されている。床20の上には、第1の水廻り機器の一例としてのシンク22を上部に備えた台所用の流し台24、及び第2の水廻り機器の一例としての食洗機26が設置されている。
(排水口部材)
図1、および図2に示すように、シンク22の底部22Aには、排水が流れる排水口部材28が設けられている。図2(A)に示すように、排水口部材28は、排水口本体の一例としての筒部28Aを備えている。筒部28Aは、軸方向を上下方向に向けた円筒部28Aaと、円筒部28Aaの下側の側部に一体的に設けられて円筒部28Aaの径方向(水平方向)の一方側(図2の図面左側)に突出する突出部28Abとを備えている。この円筒部28Aaと突出部28Abの下部は底部28Bで塞がれている。
図2(B)に示すように、本実施形態の突出部28Abは、下側から見上げた形状が、図面左側へ向かうに従って幅狭となるテーパ形状とされている。この突出部28Abの先端側には、管状の流出口28Cが形成されている。管状の流出口28Cの外周面には、後述するエルボ38と接続するための雄螺子30が形成されている。
円筒部28Aaの上部には、円筒部28Aaよりも大径とされた円筒状の首部28Dが設けられており、この首部28Dの外周面に雄螺子32が形成されている。また、首部28Dの上端には、環状のフランジ28Eが形成されている。なお、環状のフランジ28Eの内側の開口部分が、シンク22の排水が流入する流入口29である。
本実施形態の排水口部材28は、円筒部28Aaの下側の側部に水平方向に延びる突出部28Abを一体的に設けているので、筒部28Aの内部には、開口部分の水平方向の断面積A(図3(A)の右上がりの斜線部分参照)よりも大きな断面積B(図3(B)の右上がりの斜線部分参照)となる部分が形成される。
このため、排水口部材28は、突出部28Abが形成されていない場合、言い換えれば、筒部28Aの底部28Bまで一定径の円筒部28Aaが形成されている場合に比較して、容積を拡大することが出来る。なお、排水口部材28は、一般家庭で使用する場合、容積を2500ml(ミリリットル)〜3000ml程度確保することが好ましい。
図2(A)に示すように、排水口部材28は、雄螺子32に螺合させたナット34とフランジ28Eとの間に、パッキン36とシンク22の底部22Aとを挟み込むことでシンク22に固定されている。
なお、シンク22の底部22Aには、排水口部材28を取り付けるための丸孔37が形成されているが、この丸孔37の径は、排水口部材28の筒部28Aを上から挿入可能な径であり、かつ首部28Dの雄螺子32の外径よりも若干大径に設定されている。
また、排水口部材28の円筒部28Aaは、ナット34の内径よりも小径であり、突出部28Abはナット34に挿入可能な大きさに形成されている。したがって、図2(A)の2点鎖線で示すように、ナット34は、流出口28C側から挿入して首部28Dの雄螺子32に螺合させることができる。
図1に示すように、排水口部材28の流出口28Cには、排水管の一例としてのL字形状のエルボ38を介してトラップの一例としての水封式のS字トラップ40が接続されている。
(S字トラップ)
S字トラップ40は、U字形状とされた第1屈曲部40Aと、第1屈曲部40Aの排水方向下流側に形成される逆U字形状とされた第2屈曲部40Bとを備えている。本実施形態のS字トラップ40は、第2屈曲部40Bが第1屈曲部40Aよりも小径に形成されている。この第1屈曲部40Aには、排水の一部が封水として貯留される。
第1屈曲部40Aの下端には、筒状の清掃口42が設けられている。清掃口42の外周には、雄ねじ部(図示せず)が形成されている。この雄ねじ部に、カバー44の雌ねじ部(図示せず)が螺合することで、カバー44が清掃口42に取り付けられるようになっている。
また、第2屈曲部40Bの上端には、上方に開口した通気弁取付け部46が設けられており、この通気弁取付け部46に通気弁48が取り付けられている。通気弁48は、外部からの空気を S字トラップ40へ通過させると共にS字トラップ40から外部へ排水及び空気を通過させないための部品である。
(配管継手、圧力緩和装置)
S字トラップ40の排水方向下流側には、配管継手50が設けられている。配管継手50は、圧力緩和装置64をS字トラップ40に接続する部材である。
図1、及び図4(A)に示すように、配管継手50は、鉛直方向に沿って延びる本管部52と、鉛直方向に対して傾斜する分岐管部54とを備え、略Y字状に形成されている。
本管部52の下部には、一般部より大径の大径部52Aが形成されており、この大径部52Aに後述する下流側のL字状配管78の鉛直部78Aが挿入され、大径部52Aの外周面に形成された雄ネジ部56にナット58(図1参照)を螺合してL字状配管78の鉛直部78Aに接続できるように構成されている。
また、本管部52の上部にも、一般部より大径の大径部52Bが形成されており、この大径部52BにS字トラップ40の第2屈曲部40Bが挿入され、大径部52Bの外周面に形成された雄ネジ部60にナット62(図1参照)を螺合してS字トラップ40に接続できるように構成されている。
図4(A)に示すように、配管継手50における分岐管部54の上端部には、圧力緩和装置64が設けられている。圧力緩和装置64は、S字トラップ40に作用する圧力を緩和するための部品である。
圧力緩和装置64は、図4(A)、及び図4(B)に示すように、配管継手50の分岐管部54に連通する袋体66と袋体66を覆うカップ状のカバー68とを備えている。
袋体66はゴム等の弾性材料で構成され、図4、及び図5に示すように、一端部が閉鎖され下部が開放された筒状に形成されている。図4(B)に示されるように、袋体66は、平面視において、中心部から外側へ延びる形状に形成されている。袋体66は、横方向(カバー68の径方向外側)に弾性的に拡縮可能であり、下流側のL字状配管78からの正圧を受けた際に、横方向に弾性変形して膨らみ、L字状配管78に生じた圧力を緩和できるように構成されている。
図4(A)に示すように、配管継手50における分岐管部54の端部は、大径円筒状の取付部70とされており、この取付部70に、袋体66及びカバー68が取り付けられている。
取付部70の外周には、取付用雄ネジ部72が形成されており、カバー68の下端部の内周面には、取付用雌ネジ部74が形成されている。取付用雌ネジ部74を取付用雄ネジ部72に螺合させることで、袋体66及びカバー68が取付部70が取り付けられている。
カバー68の天面68Aには、通気穴76が複数形成されている。これにより、カバー68の内側の内圧変化を抑制できるように構成されている。
図1に示すように、配管継手50の下流側には、L字状配管78が設けられている。L字状配管78は、鉛直方向に沿って延びる鉛直部78A、水平方向に沿って延びる水平部78B、鉛直部78Aと水平部78Bとを連結する湾曲部78Cとを備えている。
(合流管)
L字状配管78における水平部78Bの排水方向下流側の端部には、合流部材の一例としての合流管80が接続されている。合流管80は、水平方向に沿って延びる水平管部80Aと、上方向に延びる縦管部80Bとを備えて側面視でT字形状とされ、シンク22の排水と食洗機26の排水とを合流させて下流側へ排出する。
食洗機26にはトラップ82が設けられており、トラップ82は、流し台24の底板24Aの上側に配置されて水平方向に延びる配管84、エルボ86、及び下方に向けて延びる配管88を介して、合流管80の縦管部80Bに接続されている。
合流管80の排水方向下流側の端部には、サイホン排水管90の横引き管90Aが接続されている。サイホン排水管90は、横方向に延びる横引き管90A、縦方向に延びる竪管90B、及び横引き管90Aと竪管90Bとを繋ぐL字形状の落し込み管90Cを含んで構成されている。竪管90Bは、排水継手18を介して排水立て管16に接続されている。
サイホン排水管90は、横引き管90Aから竪管90Bへ流入した排水を満流状態で下方へ流下させることによりサイホン力を発生させる。横引き管90A、及び横引き管90Aの上流側の排水には、竪管90Bで発生したサイホン力により引っ張られることで、排出方向へ向かうサイホン力が作用する。
なお、本実施形態では、サイホン力を効率的に発生させるため、S字トラップ40の下流側の配管の管径を、一例として20Aとしているが、管径はこれに限定されるものではない。
(作用)
本実施形態に係る排水配管構造10は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。
シンク22に、排水が流された場合、流された排水は、排水口部材28、エルボ38、S字トラップ40、配管継手50の本管部52、L字状排管78を介してサイホン排水管90に流入する。
サイホン排水管90においては、竪管90Bへ流入した排水が満流状態で下方へ流下することによりサイホン力が発生し、サイホン力によって上流側の排水を迅速に下流側へ流すことができるが、排水口部材28へ排水を流してからサイホン力が発生するまでにある程度の時間を要する。
このため、サイホン排水管90を用いた排水配管構造10では、サイホン力が発生するまでの間は、サイホン力が発生しているときに比較して排水能力(単位時間当たりの排水量)が小さいため、シンク22で溜め流しを行なう、言い換えると、シンク22に対して一度に多量の排水を流すと、排水の初期段階において排水能力が追いつかず、排水口部材28から排水が溢れ出る場合がある。
本実施形態に係る排水配管構造10は、開口部から底部まで一定径、または、開口部から底部に向けて小径となる椀型形状とされた従来の一般的な排水口部材に比較して、排水口部材28の容積を増加させることができるので、溜め流しによる排水を排水口部材28に迅速に受け入れて、一時的に、見かけ上の排水能力を大きくすることで排水口部材28から排水が溢れ出ることを抑制することができる。言い換えれば、容積を拡大した排水口部材28が、一度に大量に流された排水を一時的に貯留するバッファとなる。
なお、一般家庭で使用する場合、排水口部材28の容積は2500ml(ミリリットル)〜3000ml程度確保されていることが好ましい。容積が2500mlを下回ると、溜め流しの場合に、バッファとしての容積が不足し、排水口部材28から排水が溢れることを抑制できなくなる場合がある。
その後、竪管90Bが排水で満水になって竪管90Bにサイホン力が発生すると、サイホン排水管90の上流側の排水がサイホン力で吸引され、下流の排水立て管16に効率的に排出することが出来るので、排水口部材28の内部に一時的に溜まった排水も迅速に排出される。
従来の一般的な排水口部材の内部空間は、開口部から底部まで一定径、または、開口部から底部に向けて小径となる椀型形状であり、開口部の径に比較して、深さ寸法が小さく形成されているものが一般的であった(例えば、特開2015−101871号参照)。
そのため、図6に示すように、径が上下方向に一定で、かつ高さHを高くして(径D<高さH)容積を拡大した排水口部材202を用いた排水配管構造200が考えられる。しかしながら、このような高さHを高くした排水口部材202を用いると、排水口部材202の下方において、鍋等の調理器具、その他の物品を収納するためのスペースの上下方向の寸法が短くなってしまい、排水口部材202の下側に、鍋等の調理器具、その他の物品を収納するスペースが少なくなってしまう。
一方、本実施形態の排水口部材28は、容積を大きくするために、図1に示すように、高さHを高くする代わりに、横方向の寸法(図面左右方向の寸法)を長くしているので、排水口部材28の下方に設けられたスペースの上下方向の寸法を確保することができ(図6の例対比で)、排水口部材28の下側に、鍋等の調理器具、その他の物品を収納するスペースを確保することができる。
また、排水口部材28の容積を増やすために、筒部28Aの上部の径を大きくする必要がないので、排水口部材28を取り付けるシンク22の底部22Aに形成された丸孔37の径を拡大する必要もない。言い換えれば、丸孔37は、既存のシンクに形成されているものと同じ寸法のものでよい。
このように、本実施形態の排水口部材28では、円筒部28Aaの側部から突出部28Abを水平方向に突出させて容積を拡大しているので、部品点数を増やす事無く、かつ簡単な構成で、排水口部材28からの排水の溢れを抑制することが出来る。
さらに、本実施形態の排水口部材28の構造によれば、内部空間の容積を大きくしつつ、排水口部材28の上下方向の寸法、言い換えれば高さ寸法を短くすることができる。これにより、排水口部材28の流出口28Cから合流管80に至るまでの流路の高さ寸法、一例として、L字状配管78の鉛直部78Aの長さを、排水口部材28の高さHを短くした分だけ長くして、S字トラップ40(第1屈曲部40Aの下流側の封水の液面)から合流管80に至るまでの流路の容積を増大させることができる。
食洗機26から排水が排出されると、排水が合流管80に至るまでの間、食洗機26のトラップ82と合流管80との間の空気が押されて配管内の圧力が上昇する。この圧力は、合流管80を介して合流管80の排水下流側(排水立て管16側)のみならず、排水方向上流側、即ち、S字トラップ40側へも作用する。S字トラップ40側へ作用する圧力が大きいと、S字トラップ40が破封し、排水管内の空気が排水口部材28を介してシンク22へ排出される場合がある。
しかしながら、上記のように、S字トラップ40から合流管80に至るまでの流路の容積、言い換えればエアボリュームを増大させることで、食洗機26から排水が排出された際に、S字トラップ40に作用する圧力上昇を緩和することができ、S字トラップ40の破封を抑制することができる。
なお、合流管80からS字トラップ40(第1屈曲部40Aの下流側の封水の液面)までの配管内の容積は、合流管80から食洗機26のトラップ82(下流側の封水の液面)までの配管内の容積の0.4〜0.6倍の範囲に設定することが好ましい。
合流管80からS字トラップ40までの配管内の容積が、合流管80から食洗機26のトラップ82までの配管内の容積の0.4倍未満では、圧力緩和効果が不足し、S字トラップ40の破封を抑制することが困難となる。
一方、合流管80からS字トラップ40までの配管内の容積が、合流管80から食洗機26のトラップ82までの配管内の容積の0.6倍を超えると、圧力緩和効果は高くなるものの、合流管80からS字トラップ40までの配管を無駄に長くすることになる。
[第2の実施形態]
図7、及び図8にしたがって本発明の第2の実施形態に係る排水配管構造10を説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図7に示すように、本実施形態の排水配管構造10では、配管84の中間部にT字形状とされた継手92、及び配管継手94を介して圧力緩和装置64が接続されている。
配管継手94は、鉛直方向に沿って延びる直線管部98と、上方に向かって徐々に拡径する漏斗部100とを備え、漏斗部100の外周に形成された取付用雄ネジ部102に、第1の実施形態と同様にカバー68が取り付けられる。
(作用)
本実施形態の排水配管構造10においても第1の実施形態と同様に、シンク22に、一度に多量の排水が流された場合、第1の実施形態と同様に、流された排水は、容積の大きな排水口部材28に最初に流入するため、排水口部材28から排水が溢れ出ることを抑制することが出来る。
さらに、本実施形態の排水配管構造10によれば、食洗機26から排水が排出された際の圧力上昇を、合流管80の手前に設けた圧力緩和装置64で緩和することができるので、第1の実施形態よりも、S字トラップ40に作用する圧力上昇をさらに緩和することができる。
[第3の実施形態]
図9にしたがって本発明の第3の実施形態に係る排水配管構造10を説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施形態の排水配管構造10では、合流管80が、第1の実施形態の場合よりも排水方向下流側に配置され、食洗機26の近傍に設けられている。
これにより、食洗機26から合流管80までの配管長に対して、合流管80からS字トラップ40までの配管長を相対的に長くなり、合流管80からS字トラップ40までの配管内の容積を容易に拡大することができる。
本実施形態の排水配管構造10においても、食洗機26から排水が排出されると、S字トラップ40の排水方向下流側の配管内が正圧になるが、第1の実施形態に比較して、相対的に食洗機26から合流管80までの配管内の容積が小さく、合流管80からS字トラップ40までの配管内の容積が大きくなるため、S字トラップ40に作用する圧力をより緩和させることが出来る。
[第4の実施形態]
図10にしたがって本発明の第4の実施形態に係る排水配管構造10を説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図10に示すように、本実施形態の排水口部材28には、円筒部28Aaの内周部に、円筒部28Aaの内方に向けて水平に突出する庇状のリブ104が一体的に形成されている。リブ104は、円筒部28Aaの内周面における突出部28Abの開口部(横方向に開口している)の上側に配置されている。リブ104の突出長さに対して特に規定は無いが、円筒部28Aaの内面から5〜25mm程度突出させることが好ましい。なお、リブは、突出しているものを意味しており、突起、凸部と言い換えることもできる。
本実施形態の排水口部材28では、多量の排水がシンク22に流された場合であっても、排水口部材28の円筒部28Aaの内側面を伝わって流下する排水Wが、突出部28Abの横向きの開口部を塞がないように、流下する排水Wをリブ104で左右、及び開口部から離れる方向に分散させることができる。言い換えれば、横向きの開口部の正面側において、該開口部に向けて流れ込もうとする底部28B上の排水Waに対して、円筒部28Aaの内側面を伝わって流下する排水Wが干渉しないようにリブ104は流下する排水Wの流れの向きを変更している。これにより、排水口部材28の底部28Bの排水Waを、スムーズに突出部28Abに流入させて流出口28Cから排水口部材28の外部へ排出させることができる。
[第5の実施形態]
図11、及び図12にしたがって本発明の第5の実施形態に係る排水配管構造10を説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図11(A),(B)に示すように、本実施形態の排水配管構造10の排水口部材28は、円筒部28Aaの下方全体が、フランジ28Eよりも大径に形成されている。図11(B)に示すように、筒部28Aの平面視形状は円形である。
この首部28Dの外周面に形成された雄螺子32の外径は、フランジ28E、及び筒部28Aよりも小径であるため、排水口部材28を形成した後に、第1の実施形態で用いた環状のナット34を雄螺子32に螺合することが出来ない。
このため、本実施形態の排水口部材28をシンク22に取り付ける際には、図12に示す2分割可能な分割ナット106を用いる。分割ナット106は、半円弧状に形成された第1半割り片106Aと、第2半割り片106Bとから構成されている。第1半割り片106Aの両端部には、螺子孔108が形成されており、第2半割り片106Bの両端部には、螺子孔108に捩じ込むボルト110を挿通させる孔112が形成されている。
この分割ナット106を排水口部材28の雄螺子32に取り付けるには、雄螺子32を挟んで第1半割り片106Aと第2半割り片106Bとを互いに向かい合わせ、ボルト110を孔112に挿通して、螺子孔108に捩じ込むことで分割ナット106を雄螺子32に取り付けることが出来る。
本実施形態の排水口部材28は、筒部28Aの略全体が拡径されているので、同じ高さで比較すれば、第1の実施形態の排水口部材28よりも容積を大きくすることが出来る。
[第6の実施形態]
図13(A),(B)にしたがって本発明の第6の実施形態に係る排水配管構造10を説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施形態の排水配管構造10では、第1の実施形態のT字形状とされた合流管80の代わりに、図13(A),(B)に示す略Y字形状の合流管114が用いられている。
この合流管114は、水平方向に配置される直線状の直線部114Aを有している。直線部114Aの側部には、湾曲した湾曲部114Bの一端側が、直線部114Aに対して比較的小さな角度で直線部114Aの下流側を向いて一体的に接続されている。
本実施形態の合流管114では、食洗機26からの排水が配管88を介して湾曲部114Bに流入するが、湾曲部114Bから直線部114Aに排出される排水が、直線部114Aに対して比較的小さな角度で直線部114Aの排水方向下流側を向いて排出されるので、食洗機26から排水が排出された際の合流管114のS字トラップ40側の配管内の圧力が急激に上昇することが抑制される。なお、湾曲部114Bから直線部114Aに排出される排水の流速によっては、合流管114のS字トラップ40側の圧力が低下する。
これにより、食洗機26から排水が排出された際の、S字トラップ40の破封を抑制することができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態の一例について説明したが、本発明の実施形態は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
上記実施形態では、排水口部材28の排水方向下流側にS字トラップ40を設けていたが、S字トラップ40以外の構造の他の種類のトラップが排水口部材28の排水方向下流側に設けられていてもよい。
本実施形態の排水配管構造10には、サイホン排水管90を備えたサイホン排水システムが用いられていたが、サイホン排水システムではない従来一般の排水システムにも適用可能である。
上記実施形態の排水口部材28では、異物(例えば、排水中の塵等)が下流側に排出されないようにするゴミ受け(メッシュ等)の図示が省略されているが、排水口部材28には、ゴミ受けが設けられていてもよいのは勿論である。ゴミ受けは、流入口に取り付けられてもよく、突出部28Abの内部、流出口28C等に取り付けられていてもよい。
(試験例)
本発明の効果を確かめるために、本発明が適用された実施例に係る排水配管構造、及び比較例に係る排水配管構造を試作し、トラップの破封が生ずるか否かを調べた。
実験に用いた排水配管構造は、図1に示す第1の実施形態の排水配管構造において、S字トラップから合流配管までの流路の容積Aと、食洗機の排水トラップから合流配管までの容積Bとの比率A/Bを種々変更したものである。なお、比率A/Bを変更するに当たり、配管のサイズは変更せずに合流管の位置を変更した。例えば、実施例1に比較して実施例2は合流管の位置が食洗機に近づいており、実施例3は合流管の位置が更に食洗機に近づいている。
試験は、食洗機から排水を排出した際に、S字トラップに破封を生じたか否か、S字トラップと合流配管との間の流路内で上昇した圧力の値(大気圧を基準)を調べた。

試験の結果、S字トラップから合流配管までの流路の容積Aと、食洗機の排水トラップから合流配管までの容積Bとの比率A/Bを1.0以上とすることで、食洗機から排水が排出された際のS字トラップの破封を抑制できることが分かる。
10…排水配管構造、22…シンク(第1の水廻り器具)、26…食洗機(第2の水廻り器具)、28A…筒部(排水口本体)、28…排水口部材、29…流入口、40…S字トラップ(第1の排水トラップ)、80…合流管(合流部材)、82…排水トラップ(第2の排水トラップ)、114…合流管(合流部材)

Claims (3)

  1. 上部に流入口が開口し、側部に流出口が開口した凹状の排水口本体を備え、
    前記排水口本体の内部空間の少なくとも一部は、前記流入口の開口面積よりも大きな水平方向断面積を有している、排水口部材。
  2. 請求項1に記載の前記排水口部材が取り付けられた第1の水廻り機器と、
    前記第1の水廻り機器の排水方向下流側に設けられた第1の排水トラップと、
    前記第1の水廻り機器とは別に設けられた第2の水廻り機器と、
    前記第2の水廻り機器の排水方向下流側に設けられた第2の排水トラップと、
    前記第1の排水トラップの排水方向下流側と前記第2の排水トラップの排水方向下流側とを合流させる合流部材と、
    を備え、
    前記合流部材から前記第1の排水トラップまでの配管容積は、前記合流部材から前記第2の排水トラップまでの配管容積以上の範囲に設定されている、排水配管構造。
  3. 前記合流部材から前記第1の排水トラップまでの配管長が、前記合流部材から前記第2の排水トラップまでの配管長よりも長く設定されている、請求項2に記載の排水配管構造。
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