JP2023063935A - 排水配管 - Google Patents

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Abstract

【課題】好適な排水流量を確保可能な排水配管の提供、及び排水配管の清掃性を向上させる。【解決手段】ケーシング5は排水口2から連続する排水流路を形成し、排水流路が下降する下り部52と、下り部52の下流側において、側方に向けて排水流路を屈曲させる屈曲部53と、屈曲部53よりも下流側の排水流路に取り付けられて下流側からの排水等の逆流を防止する逆止め弁6から成る。又、逆止め弁6はケーシング5とともに排水口2に対して着脱可能となっている。【選択図】図1

Description

本発明は、排水を下流側へ排出する排水配管に関するものである。
床面や槽体等に形成された排水口と、排水口から連続する排水流路を備えた排水配管としては、特許文献1のように、排水流路を閉塞し、下流側からの排水等の逆流を防止する逆止め弁を備えた構造が知られている。
特許文献1に記載の排水配管は、内部に排水流路を形成するケーシングと、当該ケーシングに取り付けられた逆止め弁から成る。特許文献1においては、排水口からケーシング及び逆止め弁を排水口から着脱可能に構成されている。
特開2021-67062号公報
上記特許文献1に記載の排水配管は、ケーシング及び逆止め弁を排水口から着脱可能であることから、当該排水口の形状や施工箇所によって大きさや形状が大きく左右される。例えば、排水口が小径であると取り付けられる逆止め弁も小径となってしまうことから、排水流量が確保できずに排水が溢れてしまう。又、施工箇所が床下や天井裏等のように垂直方向が狭い空間である場合、排水配管が配置されるスペースを確保することが困難となる。
そこで、本発明は好適な排水流量を確保可能な排水配管な提供すること、及び排水配管の清掃性を向上させることを課題とするものである。
第一の発明は、排水が流入する排水口から連続し、排水流路が下降する下り部と、
前記下り部の下流側において、側方へ向けて排水流路を屈曲させる屈曲部と、
前記屈曲部又は前記屈曲部より下流側の排水流路に取り付けられ、下流側からの排水等の逆流を防止する逆止め弁と、から成り、
前記逆止め弁は、前記排水口から着脱可能であることを特徴とする排水配管である。
第二の発明は、前記逆止め弁は、水平方向に複数配置されていることを特徴とする請求項1に記載の排水配管である。
第三の発明は、前記排水配管は、前記下り部及び前記屈曲部を有するケーシングを備え、
前記ケーシングは、前記逆止め弁が取り付けられるとともに、前記排水口から着脱可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の排水配管である。
第四の発明は、前記逆止め弁は、
前記排水流路に固定される軸部と、弁座に当接することによって排水流路を閉塞する開閉部とを有し、
前記開閉部は前記軸部の周囲に形成された円形であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の排水配管である。
第五の発明は、前記排水流路は、
垂直方向よりも水平方向に幅広な空間に形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の排水配管である。
第六の発明は、前記排水口は、
平面視において長手方向と短手方向を有する横長形状を成すことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の排水配管である。
本発明では、屈曲部又は屈曲部より下方の排水流路に逆止め弁が取り付けられるとともに、当該逆止め弁が排水口から着脱可能となっている。これにより、逆止め弁の形状が排水口の径に左右されにくく、逆止め弁の形状の自由度を向上させることが可能となる。
又、逆止め弁を水平方向に複数配置することによって、排水口が小径であっても排水流路を確保することが可能となる。 又、排水口が平面視において長手方向と短手方向を有する横長形状である場合には特に好適である。
又、ケーシングごと逆止め弁を排水口から着脱可能にすることによって、排水配管及び排水流路の清掃性を向上させるとともに、施工性を向上させることが可能となる。
又、逆止め弁は開閉部が円形であることから、弁座に対して均等に当接することが可能となる。これにより、特定箇所に応力が集中することが防止されるため、逆流防止機能を向上させることが可能となる。
又、各本発明は排水流路が垂直方向よりも水平方向に幅広な空間に形成される場合に特に好適である。
又、排水口を平面視において長手方向と短手方向を有する横長形状とすることによって、限られたスペースを有効活用することができる。
排水配管を示す断面図である。 ケーシング及び逆止め弁を示す平面図である。 図2のA-A´断面図である。 図3のA-A´断面図である。
以下、図1乃至図4を参照しながら本発明の排水配管の実施形態を説明する。尚、以下に記載する説明は実施形態の理解を容易にするためのものであり、これによって発明が制限して理解されるものではない。
床面1はエルボ部材3が取り付けられることで排水口2を形成する開口を有するとともに、当該排水口2へ向けて勾配が形成されている。又、床面1の下方は天地方向又は垂直方向(Z方向)よりも水平方向(X方向、Y方向)が幅広な空間となるよう構成されている。尚、床面1は浴室の床等に限られるものではなく、槽体の底面等であっても良い。
エルボ部材3は床面1に形成された開口に取り付けられる管体であり、奥行方向であるX方向が長手方向、幅方向であるY方向が短手方向となる平面視略長円の横長形状を成す。又、エルボ部材3は内部に排水流路を形成し、床面1に取り付けられた状態において、排水流路の上端は排水が流入する排水口2として機能する。又、エルボ部材3は内部にケーシング5が取り付けられている。
ケーシング5はエルボ部材3の内周形状と略同一の外周形状を成し、奥行方向であるX方向が長手方向、幅方向であるY方向が短手方向となる平面視略長円の横長形状の筒体であり、エルボ部材3内に取り付けられた状態において内部に排水流路を形成する。又、ケーシング5は流入口51、下り部52、屈曲部53、流出口54、固定部55、弁座57を有し、外周にはパッキン7が嵌着されているとともに、固定部55には逆流防止機能を有する逆止め弁6が取り付けられている。ここで、図1及び図3に示すように、流入口51はケーシング5の上端に形成され、平面視略長円の横長形状を成している。
下り部52は流入口51から連続し、排水流路を下降させるとともに、下流側端部において屈曲部53が形成されている。
屈曲部53は下り部52の下端において排水流路を長手方向の側面に向けて屈曲させ、垂直方向から流入した排水の流れを水平方向へと導く。
流出口54はケーシング5の側面の内、長手方向に伸びる側面に形成された円形の開口であり、排水を水平方向へ向けて排出する。又、流出口54の中心には固定部55が配置されているとともに、流出口54の周囲には逆止め弁6の開閉部63が当接する弁座57が形成されている。尚、流出口54は対向する側面に対してそれぞれ形成されており、一方の流出口54は図4に示すように、ケーシング5の長手方向に伸びる側面の奥側に形成されており、他方の流出口54は一方の流出口54と対向する側面の手前側に形成されている。又、2つの流出口54及び後述する固定部55、及び固定部55に取り付けられる逆止め弁6は同一形状であるため、一方についてのみ説明し、他方については同一の符号を付してその説明を省略する。
尚、流出口54の縦方向の長さは、流入口51の短手方向の長さより若干長く形成されている。
固定部55は中心に後述する逆止め弁6の軸部61が挿通される開口を有し、流出口54の内周面から延設された支承部56によって流出口54の中央に配置されている。
逆止め弁6はゴムやシリコン等の弾性材より成る断面視T字状の弁体であり、排水流路に固定される軸部61と、弁座57に当接することによって排水流路を開閉する開閉部63を有する。又、逆止め弁6はケーシング5に形成された二箇所の固定部55に対してそれぞれ取り付けられることによって、水平方向に二箇所配置されている。又、逆止め弁6はケーシング5に取り付けられた状態において、垂直方向であるZ方向及び奥行方向であるX方向に向けて開閉部63が延設されるように配置される。
軸部61は固定部55に形成された開口と略同径の棒状であって、その中程において、固定部55の開口よりも大径の係止部62が形成されている。
開閉部63は軸部61の周囲に形成された、軸方向視円形の薄膜状であり、当該開閉部63の外周は流出口54の周縁に形成された弁座57と全周に亘り当接することで排水流路を閉塞する。
以下に、本発明の排水配管の施工及び動作について説明する。
まず、軸部61を固定部55に挿通させることによってケーシング5に対して逆止め弁6を取り付ける。この時、係止部62は固定部55の開口よりも大径であるが、軸部61を強く引っ張ることによって弾性変形し、当該開口を貫通することができる。又、固定部55の開口を貫通した係止部62が変形から復元することによって開口に係止し、軸部61が排水流路に固定される。又、逆止め弁6がケーシング5に取り付けられた状態において、開閉部63の外周は弁座57の全周に亘り当接し、ケーシング5内の排水流路を閉塞する。
次に、ケーシング5をエルボ部材3に対して挿入する。この時、ケーシング5の外周に嵌着されたパッキン7がエルボ部材3の内周に当接し、エルボ部材3とケーシング5は水密に接続される。ケーシング5がエルボ部材3に対して取り付けられた状態において、排水口2、流入口51、下り部52、屈曲部53、流出口54は連続した排水流路を構成する。
上記排水配管は、排水口2より排水が排出されていない状態において、逆止め弁6が排水流路を閉塞することにより、排水の逆流を防止するだけでなく、下流側からの臭気や害虫の逆流を防止している。即ち、逆止め弁6は所謂トラップの機能も有している。
ここで、床面1上に排水が生じると、排水口2から流入した排水は下り部52、屈曲部53を通り、逆止め弁6の開閉部63に当接する。この時、逆止め弁6は開閉部63が排水によって押圧されることによって弾性変形し、排水流路を開放することによって当該排水を下流側へと排出する。
そして、排水が完了すると、逆止め弁6は自身の弾性によって復元し、開閉部63が再び全周に亘り弁座57に当接することで排水流路を閉塞する。
一方、下流側から排水の逆流が生じた際には、開閉部63が弁座57に押し付けられる方向に応力が加わることから、排水流路の閉塞が維持され、排水等の逆流が防止される。
尚、上記排水配管はケーシング5及び逆止め弁6を排水口2から取り外すことで、容易に清掃又はメンテナンスを行うことが可能となる。
本発明の排水配管は、逆止め弁6が屈曲部53より下方の排水流路に取り付けられることにより、逆止め弁6の開閉部63が垂直方向であるZ方向及び奥行方向であるX方向に向けて延設されるように配置することができる。このようにすることで、短手方向であるY方向(幅方向)や垂直方向であるZ方向を小型化することが可能となる。
又、逆止め弁6がケーシング5とともに排水口2に対して着脱可能となっていることから、施工性及びメンテナンス性に優れている。
又、逆止め弁6が水平方向に複数配置されることにより、好適な排水流量を確保することができる。即ち、床下の空間は垂直方向(Z方向)よりも水平方向(X方向、Y方向)が幅広な空間であることから、水平方向に逆止め弁6を複数配置することで限られたスペースを有効活用し、排水流路を広く確保することができる。
更に、本発明においては逆止め弁6の開閉部63が軸方向視円形であることにより、逆流防止機能を向上させることが可能となる。即ち、開閉部63が円形であることから、開閉部63が弁座57に対して均等に応力を加える様に当接することが可能となり、弁座57の特定箇所に応力が集中することが防止される。
本発明の実施形態は以上であるが、本発明の排水配管は上記実施形態の形状に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の設計変更を加えても良い。
例えば、上記実施形態において逆止め弁6は水平方向に二箇所配置されていたが、三箇所以上配置されていても良い。又、流量が確保できるのであれば一箇所のみに配置されていても良い。
更に、実施形態において逆止め弁6はケーシング5の対向する側面に取り付けられていたが、ケーシング5の同一の側面に対して水平方向に複数配置されても良い。尚、この場合においても取り付けられる数についてなんら限定されるものではない。
又、逆止め弁6は屈曲部53よりも下流側の排水流路に取り付けられていたが、屈曲部53に取り付けられても良い。
又、実施形態において逆止め弁6は軸部61が水平方向を向くように取り付けられていたが、ある程度上方又は下方に向けて傾斜しても良い。
又、本発明において、床面1は浴室の床に限られるものではなく、浴槽や洗面ボウル、シンク等の槽体の底面であっても良い。又、排水配管は床下空間にのみならず、天井裏等の場所に施工されても良い。
1 床面
2 排水口
3 エルボ部材
5 ケーシング
51 流入口
52 下り部
53 屈曲部
54 流出口
55 固定部
56 支承部
57 弁座
6 逆止め弁
61 軸部
62 係止部
63 開閉部
7 パッキン

Claims (6)

  1. 排水が流入する排水口から連続し、排水流路が下降する下り部と、
    前記下り部の下流側において、側方へ向けて排水流路を屈曲させる屈曲部と、
    前記屈曲部又は前記屈曲部より下流側の排水流路に取り付けられ、下流側からの排水等の逆流を防止する逆止め弁と、から成り、
    前記逆止め弁は、前記排水口から着脱可能であることを特徴とする排水配管。
  2. 前記逆止め弁は、水平方向に複数配置されていることを特徴とする請求項1に記載の排水配管。
  3. 前記排水配管は、前記下り部及び前記屈曲部を有するケーシングを備え、
    前記ケーシングは、前記逆止め弁が取り付けられるとともに、前記排水口から着脱可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の排水配管。
  4. 前記逆止め弁は、
    前記排水流路に固定される軸部と、弁座に当接することによって排水流路を閉塞する開閉部とを有し、
    前記開閉部は前記軸部の周囲に形成された円形であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の排水配管。
  5. 前記排水流路は、
    垂直方向よりも水平方向に幅広な空間に形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の排水配管。
  6. 前記排水口は、
    平面視において長手方向と短手方向を有する横長形状を成すことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の排水配管。
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