JP6630901B2 - 逆流防止弁を備えた配管構造 - Google Patents

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Description

本発明は、逆流防止弁を備えた配管構造に関し、更に詳しくは、逆流防止弁を備えた配管構造内に負圧が発生した場合に生じる騒音を解消するための改良の構造に関するものである。
従来より、流体が内部を通過する配管部材を利用した配管構造において、配管構造内部を通過する流体が、下流側から上流側に逆流することを防止するために、配管構造の内部に逆流防止弁を採用した配管構造が知られている。その一例として、特許文献1に記載の逆流防止弁を備えた配管構造について説明する。
配管構造の内部を流れる流体としては、気体、液体など様々な流体が考えられるが、この特許文献1に記載された、従来の逆流防止弁を備えた配管構造は、液体の特に浴槽・浴室・洗面台・流し台など使用により排水を生じる機器(以下「排水機器」)からの排水を処理する配管構造(排水配管)である。
従来の逆流防止弁を備えた配管構造は、浴槽・浴室等の排水機器の排水を処理する配管構造であって、以下に記載する、浴槽と、洗い場パンと、配管部材と、逆流防止弁と、から構成される。
浴槽は、上方が開口した槽体であって、底面に、内部に溜めた浴湯を排出するための浴槽排水口を備えてなる。
洗い場パンは、浴室の使用者が身体を洗うなどする、浴槽に隣接して備えられた防水パンであって、底面に洗い場パン上の排水を排出するための洗い場パン排水口を備えてなる。
配管部材は、以下に記載する管体、逆流防止弁等より構成される。
管体は、浴槽や洗い場パンより生じた排水を、下水側の配管に接続するための円筒状の部材であって、直線状の直管や、角度を持って屈曲したエルボ管、T字形状に分岐したT字管等の種類がある。これらは硬質樹脂、または金属材などから構成され、ナット部材や、接着剤などを利用して接続される。
逆流防止弁は、配管構造の内部に配置固定される、シリコンゴムなど弾性を有する素材から構成される部材であって、略筒形状とした本体部と、本体部の上流側の端部に備えた開口部と、本体部の下流側の端部に備えた、対向する面同士が漸次近接するように設けた傾斜部と、該両傾斜部の先端に設けた薄膜部分からなる当接面と、両当接面同士を互いに当接させることで排水流路を閉塞する閉塞部と、を備えてなる。
この逆流防止弁は、上記のように構成したことで、上流側の端部である開口部から排水が流入すると、その重量/水圧により、下流側の閉塞部が弾性変形し、開口して内部の排水を排出する。排水の排出が完了し、内部の排水の量が減少すると、開口した閉塞部が弾性により元の閉塞状態に変形し、閉塞部が閉塞する。
下流側から屋内側に臭気や排水、害虫類などが逆流しようとした場合、配管の途中に配置されたこの逆流防止弁の閉塞部が閉塞していることにより、通過することができないため、この逆流防止弁よりも上流側に逆流することができない。また通気や排水の逆流が生じた場合でも、外周方向から圧力が加えられた場合では、閉塞部の対向する面同士がより強く当接するため、閉塞を維持し、下流側から上流側への通過、即ち逆流を防止する。
上記の各部材から構成される浴槽・浴室の逆流防止弁を備えた配管構造は、以下のようにして施工され、排水を下水側に排出する。
浴槽、浴室の各排水口から、下水側の配管迄を、管体によって配管接続する。この管体の配管接続においては、浴槽と浴室の各排水口からの配管を、途中部分でT字管を用いて合流させ、それより下流側の配管を、下水側の配管に接続させる。この時は排水が下流側(下水側)に流れるよう、若干の角度勾配を配管に備えて配管する。
更に浴槽又は洗い場パンの各排水口からT字管までの間に、逆流防止弁をそれぞれ配置して、浴槽・浴室の配管構造の施工が完了する。
上記のように構成した浴槽・浴室の排水配管において、浴槽又は洗い場パンの排水口から排水が排出されると、排水は、排水口から管体と、その内部に配置された逆流防止弁を通過し、T字管体を通過して、下水側に排出される。
また、下水側から臭気や害虫類が逆流してきた場合でも、それぞれの排水口に至る管体上に備えられた逆流防止弁によって、それらが逆流防止弁よりも上流側に逆流することはない。また、浴槽排水口または洗い場排水口の一方の排水口に、T字管を介して他方の排水口からの排水が逆流してきた場合、または下水側から両方の排水口に排水が逆流してきた場合でも、逆流防止弁によって、逆流防止弁よりも上流側に排水が逆流することを防止することができる。
特開2008−169575号
上記のような特許文献1に記載の逆流防止弁を備えた配管構造の場合、以下に記載するような問題点があった。
上記のような、弾性を利用し、通常時閉塞部が閉塞しており、逆流防止弁の上流側が、逆流防止弁の下流側に比べて圧力が高くなった場合に閉塞部が開口して流体を通過させる逆流防止弁において、流体が液体ではなく気体であった場合、気体の通過に合わせて、閉塞部は極めて短い間隔で連続して開閉を繰り返し、結果、笛の音のような騒音(以下「笛様音」と記載)を発生させる。
詳述すると、気体が閉塞部を通過する際に、
1.当接面同士が弾性により僅かに変形して離間することで閉塞部が開口して、逆流防止弁の上流側の流体が下流に少量流出する。
2.当接面を構成する薄膜体は弾性を有するため、1.の当接面が開口するような変形に対して、弾性の反発によって当接面同士が当接する方向に応力が働き、流体が通過しようとする圧力に抗して当接面同士を当接させる。
3.当接面が当接して弾性の反発の応力が解消されたことで、再び閉塞部が開口して1.の状態に戻る。
という、閉塞部が開口と閉口の過程を繰りかえす過程を瞬間的に繰り返す場合があった。
配管構造を流れる流体が液体の場合は、液体の粘性や表面張力等により、閉塞部が瞬間的に開閉を繰り返すことはほぼ無いため、上記笛様音が生じることは殆どないが、流体として液体を通過させることを目的として構成した配管であっても、配管内を、笛様音を発生させる流体である大気が通過する場合がある。
例えば従来例に記載した配管構造は、浴室の排水という液体を処理するための配管構造であるが、排水口は浴室の床面上に大気開放されている。このため、逆流防止弁の下流側に、誘導サイホンと呼ばれる、他の排水機器が原因となる減圧が発生すると、排水口から大気を吸引するようにして配管内及び逆流防止弁を気体である大気が通過する場合があり、この際に笛様音が発生する場合がある。
上記逆流防止弁を備えた配管構造において、配管構造が処理しようとする流体が気体である場合、上流側が加圧されて下流側に排気を行うことは、本来の配管構造の目的に沿った使用であり、この際に笛様音が発生するのはやむを得ないと言える。
また、上記逆流防止弁を備えた配管構造において、配管構造が処理しようとする流体が液体である場合、上記したように、排水の通過時には、液体の粘性や表面張力等により、閉塞部が瞬間的な開閉を繰り返すことが無く、逆流防止弁が笛様音を発生させることが無いため、笛様音の発生の問題は生じない。
以上のように、気体であれ液体であれ、上流側に流体が生じて逆流防止弁の上流側の圧力が高まり、逆流防止弁の閉塞部を開口させて下流側に流体を排出する場合には何ら問題が無いと言える。
一方、逆流防止弁の上流側では特に圧力の変化が無く、下流側に何からの理由で減圧が発生した場合でも、相対的に上流側の圧力が高く、下流側の圧力が低くなるため、逆流防止弁の閉塞部は上流から下流側に流体を通過させる。
しかしながら、上流側には何ら処理すべき流体は生じていないため、逆流防止弁の上流側に存在していた空気が、下流側に引き込まれるようにして逆流防止弁を通過して下流側に排出され、この際に開閉部にて笛様音を発生させる。
前述のように上流側には何ら処理すべき流体は生じておらず、逆流防止弁が通過させるのは特に本来通過させる必要の無い上流側の空気であるため、この下流側が減圧した場合での笛様音の発生は、全く無意味な騒音の発生である。
尚、このような下流側が減圧となった場合の笛様音の発生は、気体を処理するための配管構造の場合に限らず、液体を処理するための配管構造であっても、配管内に留まっていた空気が引き込まれたり、従来例のように上流側の端部が大気開放されていた場合では、配管外の空気が引き込まれるなどして逆流防止弁を気体が通過するため、逆流防止弁の下流側に減圧が生じれば、普通に発生する問題である。
また、上記したような笛様音の発生は、弾性によって閉塞部を閉塞するように付勢される構成の逆流防止弁であれば、従来例にあるような、複数の当接面を設け、この当接面同士が当接するような構造の逆流防止弁に限らず、弾性による付勢によって固定された壁面に当接するような構成の逆流防止弁でも発生する問題である。
本発明は上記問題点に鑑み発明されたものであって、逆流防止弁を備えた配管構造において、逆流防止弁の下流側に減圧状態、特に負圧が発生することで不要な笛様音が発生することを防止する、逆流防止弁を備えた配管構造である。
請求項1に記載の本発明は、流体が通過する配管内に配置されて配管内の逆流を防止する逆流防止弁を備えた配管構造であって、排水管の途中部分に備えられ、内部に逆流防止弁を備えた逆流防止弁ユニットを接続固定した逆流防止弁継手を構成し、逆流防止弁は、弾性を有する素材からなる当接面が、壁面に当接して形成される閉塞部を有してなり、該閉塞部は、当接面の弾性により、逆流防止弁に応力が作用しない状態では当接面が壁面に当接して配管流路を閉塞し、逆流防止弁の上流側が、下流側に比べて高圧となった際に、当接面が壁面から離間して配管流路を開口し、上流側から下流側への流体の通過を許容するように構成されてなり、逆流防止弁継手の側面に設けた取出口から、逆流防止弁を取り付けた逆流防止弁ユニットを逆流防止弁継手外に着脱可能とし、更に、逆流防止弁継手の逆流防止弁の下流側から逆流防止弁継手の下流側端部までの空間に配管外の大気を吸気する吸気部を備えて構成されてなることを特徴とする、逆流防止弁を備えた配管構造である。
請求項2に記載の本発明は、流体が通過する配管内に配置されて配管内の逆流を防止する逆流防止弁を備えた配管構造であって、排水管の途中部分に備えられ、内部に逆流防止弁を備えた逆流防止弁ユニットを接続固定した逆流防止弁継手を構成し、逆流防止弁は、弾性を有する素材からなる複数の当接面同士を互いに当接させて形成される閉塞部を有してなり、該閉塞部は、当接面の弾性により、逆流防止弁に応力が作用しない状態では当接面同士が当接して配管流路を閉塞し、逆流防止弁の上流側が、下流側に比べて高圧となった際に、当接面同士が離間して配管流路を開口し、上流側から下流側への流体の通過を許容するように構成されてなり、逆流防止弁継手の側面に設けた取出口から、逆流防止弁を取り付けた逆流防止弁ユニットを逆流防止弁継手外に着脱可能とし、更に、逆流防止弁継手の逆流防止弁の下流側から逆流防止弁継手の下流側端部までの空間に配管外の大気を吸気する吸気部を備えて構成されてなることを特徴とする、逆流防止弁を備えた配管構造である。

請求項3に記載の本発明は、上記逆流防止弁が、弾性を有する素材からなり、略筒形状の本体部と、本体部の上流側の端部に備えた開口部と、本体部の下流側の端部に備えた、対向する面同士が漸次近接するように設けた傾斜部と、該傾斜部の先端に設けた当接面同士が当接することで形成される閉塞部と、から構成されてなることを特徴とする、段落0009に記載の逆流防止弁を備えた配管構造である。
請求項4に記載の本発明は、上記吸気部が、配管内の流体の、配管外への流出を防止すると共に、配管内への大気の通気を許容する吸気弁であることを特徴とする、段落0008乃至段落0010のいずれか一つに記載の逆流防止弁を備えた配管構造である。
請求項5に記載の本発明は、上記配管内を通過する流体が液体であると共に、上記吸気部が、一端は逆流防止弁よりも下流側の配管上に設けた接続部に接続され、他端は上記接続部よりも上方において大気開放された吸気口を備えてなる、吸気管であることを特徴とする、段落0008乃至段落0010のいずれか一つに記載の逆流防止弁を備えた配管構造である。
請求項1、請求項2に記載の本発明では、弾性を有する素材からなり、当接面を壁面や他の当接面に当接させることで常時流路を閉塞する閉塞部を備えた逆流防止弁を用いた配管構造において、逆流防止弁の下流側に吸気構造を備えたことで、逆流防止弁の下流側に負圧が発生することを防ぎ、逆流防止弁が笛様音を発生することを防止することができる。
請求項3に記載の本発明では、複数の当接面同士が当接することで閉塞部が構成される逆流防止弁を採用した配管構造において、逆流防止弁の具体的構成を明確化できる。
請求項4、請求項5に記載の本発明では、吸気部の構造を明確化できる。
第一実施例の施工状態を示す側面図である。 図1のA−A断面図である。 図2の構成より逆流防止弁ユニットを取り出した状態を示す参考図である。 第一実施例の逆流防止弁の、閉塞部が閉口した状態を示す底面図である。 図4の逆流防止弁のB−B断面図である。 図4の逆流防止弁のC−C断面図である。 第一実施例の逆流防止弁の、図4の状態における下方からの斜視図である。 第一実施例の逆流防止弁の、閉塞部が開口した状態を示す底面図である。 第一実施例の逆流防止弁の、図8の状態における下方からの斜視図である。 第一実施例の吸気弁の、閉口状態を示す断面図である。 第一実施例の吸気弁の、開口状態を示す断面図である。 第二実施例の逆流防止弁近傍の断面図である。 図12の構成より逆流防止弁ユニットを取り出した状態を示す参考図である。 第二実施例の逆流防止弁の、閉塞部が閉口した状態を示す断面図である。 第二実施例の逆流防止弁の、閉塞部が開口した状態を示す断面図である。
以下に、本発明の第一実施例を、図面を参照しつつ説明する。
図1乃至図11に示した、本発明の第一実施例の逆流防止弁1を備えた配管構造は、洗面台や流し台などの排水機器のキャビネット内に配管され、排水機器の使用によって生じる排水を下水側に排出処理する排水配管、即ち排水処理を行う為の配管構造であって、以下に記載する、配管部材、逆流防止弁1、吸気部としての吸気弁3、より構成されてなる。
配管部材は、洗面ボウル内に生じた排水を、下水側の配管に接続するための部材であって、以下に記載する、直線状管体S、L字形状管体L、封水式排水トラップT、逆流防止弁継手5、吸気弁3、より構成されてなる。
直線状管体Sは、塩ビ素材など硬質の樹脂からなる略円筒形状にして直線状の管体である。
L字形状管体Lは、塩ビ素材など硬質の樹脂からなる略円筒形状にしてL字形状に折れ曲がった管体である。
封水式排水トラップTは、管体を略S字形状に屈曲させ、横転させた形状を成す部材であって、使用時にその内部を通過する排水がS字の屈曲部分に溜まり、これによって内部の流路の一部が常に満水状態となって、この満水部分により下流側からの臭気や害虫類の逆流を防止することができる。このように、下流側からの臭気や害虫類の逆流を防ぐ機構を備えた排水装置を排水トラップと呼び、また、この屈曲部分に溜まった、流路を満水状態にする排水を封水と呼ぶ。
逆流防止弁継手5は、排水管の途中部分に備えられる部材であって、以下に記載するケース部材6と、該ケース部材6内部に収納される、逆流防止弁1を備えた逆流防止弁ユニット7と、から構成される。
ケース部材6は、側面に円形の取出口6aを備えた箱体形状を成す部材であって、上面及び下面に、管体を接続するためのソケット部6bを備えてなり、また側面であって取出口6aの対向位置に、吸気弁3に繋がるL字形状管体Lを接続するための吸気弁接続部6cを備えてなる。
尚、図2より明らかなように、ケース部の側面に設けられた吸気弁接続部6cは、施工完了時、逆流防止弁1の外側、つまり下流側となる空間側に対して連通するように設けられてなる。
逆流防止弁ユニット7は、上下に貫通する貫通孔7bを有する板状の部材であるユニット本体7aと、該ユニット本体7aの側面に回動自在に取り付けられる円形形状を成す蓋部7cと、から構成される。逆流防止弁ユニット7を、ケース部材6内に配置収納した際に、ユニット本体7aの貫通孔7bの上端はケース部材6の上方のソケット部6bに連通し、貫通孔7bの下端は後述する逆流防止弁1の開口部1bに接続される。
また、逆流防止弁ユニット7を、ケース部材6内に配置収納した際に、蓋部7cは回転ロック構造を利用し、ケース部材6の取出口6aを閉塞する。この蓋部7cの回転ロックを行うことで、上記した、ユニット本体7aの上端と部材の上方のソケット部6bとの連通状態が維持固定される。
逆流防止弁1は、シリコンゴムなど、弾性を有する素材からなり、略円筒形状の本体部1aと、本体部1aの上流側の端部に備えた開口部1bと、本体部1aの対向する面同士が漸次近接するように設けた傾斜部1cと、該両傾斜部1cの先端に設けた薄膜状部分の、向かい合って当接する面である当接面2a同士が当接すると共に、当接面2aを形成する薄膜状部分の両端が互いに繋がって構成されて形成される閉塞部2と、から構成されてなる。
閉塞部2について詳述すると、該閉塞部2は、薄膜状部分に設けた当接面2aの弾性により、逆流防止弁1に応力が作用しない状態、及び、逆流防止弁1の下流側が上流側より液体/気体の別なく圧力の高い場合では、当接面2a同士が当接して排水配管の流路を閉塞するように構成されてなる。これによって、下流側から排水の逆流が発生しても、逆流防止弁1は流路の閉塞を維持するため、逆流防止弁1よりも上流側への逆流を防止することができる。
一方、適正な排水の流れ、即ち上流側から下流側へ排水の流れが発生した場合には、逆流防止弁1の上流側に排水が流入して、逆流防止弁1内部乃至上流側にある程度まで排水が溜まることで、当接面2a同士が上流側の圧力によって離間し、閉塞部2が開口して上流側から下流側への排水が行われる。
吸気弁3は、吸気口3b及び吸気口3bに連通する配管接続部3cを備えた吸気弁本体3aと、吸気弁本体3a内部に上下動可能に配置され、降下時には吸気口3bを閉塞し、上昇時には吸気口3bを開口する弁部材3dと、該弁部材3dを吸気口3b側に常時付勢するスプリング部材3eと、から構成されてなる。該吸気弁3では、吸気弁本体3aの配管接続部3c側に負圧が発生した場合は、スプリング部材3eの付勢に抗して弁部材3dが吸気口3bから離間して配管接続部3c側に外気を供給し、それ以外の状態、即ち配管接続部3c側に正圧が発生した状態、または負圧も正圧も発生していない状態では、弁部材3dが吸気口3bに当接して、配管の内外の連通を防止し、配管内部の排水や臭気などの流体が配管外に漏れることを防ぐ。
上記した各部材から構成される、逆流防止弁1を備えた配管構造は、以下のようにして施工され、排水を下水側に排出する。
まず、直線状管体Sを介して、封水式排水トラップTの上流側端部を、洗面台など排水機器の排水口の配管に接続する。
次に、L字形状管体Lの一端を逆流防止弁継手5のケース部材6の吸気弁接続部6cに、他端を吸気弁本体3aの配管接続部3cに、それぞれ接続する。
次に、ケース部材6の上方のソケット部6bを、直線状管体Sを介して排水トラップの下流側の端部に、またケース部材6の下方のソケット部6bを、直線状管体Sを介して下水側の配管に、それぞれ接続する。
更に、ケース部材6の取出口6aから、逆流防止弁1を取り付けた逆流防止弁ユニット7をケース部材6の内部に挿入し、取出口6aを蓋部7cにて閉塞させた上で、回転ロックにて接続固定して、本発明の第一実施例の逆流防止弁1を備えた配管構造の施工が完了する。
上記のように構成した配管構造において、配管を接続した、洗面台などの排水機器を使用し、排水が発生すると、排水は排水機器に備えられた排水口から、直線状管体Sを介し、封水式排水トラップT内部を通過し、ケース部材6の上流側から、逆流防止弁継手5内部に流入する。詳述すると、ケース部材6の上方のソケット部6bから、ユニット本体7aの貫通孔7bを介し、逆流防止弁1の内側、即ち上流側に排水が流入して、逆流防止弁1内部から、その上流側の貫通孔7b内部、または更にその上流側のソケット部6bに接続されている直線状管体Sの内部に、ある程度まで排水が溜まる。このように排水が溜まって、閉塞部2に作用する水圧がある程度上昇すると、図4乃至図7に示したような、閉塞部2が閉口した状態から、図8及び図9に示したように、当接面2a同士が上流側の水圧によって離間した状態となり、閉塞部2が開口して上流側から下流側への排水が行われる。排水が完了し、逆流防止弁1の内部に作用する水圧が減少すると、逆流防止弁1の弾性によって当接面2a同士が再び当接することで、閉塞部2が、図4乃至図7に示したような閉塞した状態に戻る。
また、下流側から排水又は気体など、流体の逆流が発生した場合、閉塞部2を成す当接面2aは、外側から内側に向かって逆流する流体の圧力を受けることとなり、当接面2a同士がより強く当接して閉塞部2の閉塞が維持され、逆流防止弁1よりも上流側に、臭気などの気体や排水などの液体が逆流することを防ぐ。
なお、上記のように、特に逆流防止弁1の下流側に負圧が発生していない状態では、吸気弁3はスプリング部材3eの付勢にとって吸気口3bを弁部材3dにより閉塞した状態を維持しており、配管内部の排水や臭気などが配管構造の外側に流出することを防止すると共に、配管構造内の流体の流れに対しても特に大きな影響を与えることは無い。
上記した逆流防止弁1を備えた配管構造において、逆流防止弁1の下流側に、何らかの理由で逆流防止弁1の閉塞部2を開口させる程の充分に強い負圧が発生すると、逆流防止弁1の下流側である、ケース部材6の吸気弁接続部6cから、L字形状管体Lを介して吸気弁本体3aの配管接続部3cに負圧が作用する。これにより、吸気弁3の弁部材3dが、スプリング部材3eの付勢に抗して吸気口3bから離間し、逆流防止弁1よりも下流側の配管内部に外気を供給する。このため、逆流防止弁1の下流側に発生した負圧は解消され、逆流防止弁1の上流側から下流側への流体、特に配管内に存在している気体の流出が無くなり、気体が閉塞部2を通過することが原因となる笛様音の発生も防止される。
尚、この弁部材3dが吸気口3bから離間した状態では、吸気口3bの内外が連通する状態となるが、この時は配管構造の外側から内側に向けての気圧による流れが発生しているため、配管構造の内部から外部へ臭気などの気体や排水などが漏れる恐れはない。
このようにして、本実施例での逆流防止弁1を備えた配管構造では、逆流防止弁1の笛様音の発生を防止することができる。
次に、本発明の第二実施例を、図面を参照しつつ説明する。
図12乃至図15に示した、本発明の第二実施例の逆流防止弁1を備えた配管構造は、洗面台や流し台などの排水機器のキャビネット内に配管され、排水機器の使用によって生じる排水を下水側に排出処理する排水配管、即ち排水処理を行う為の配管構造であって、以下に記載する、配管部材、逆流防止弁1、吸気部としての吸気管4、より構成されてなる。尚、特に詳述しないが、必要に応じ、各部材の接合部分は接着やパッキングなどを
配管部材は、洗面ボウル内に生じた排水を、下水側の配管に接続するための部材であって、直線状管体S、封水式排水トラップT、逆流防止弁継手5、より構成されてなる。この内、直線状管体S及び封水式排水トラップTは、段落0015に記載した第一実施例の同部材と同一の構成のため説明を省略し、配管部材については逆流防止弁継手5についてのみ以下に説明する。また、封水式排水トラップについては、構造や配管位置も第一実施例と同様であるため、第二実施例に対応する図12乃至図15の図示からは省略する。
逆流防止弁継手5は、排水管の途中部分に備えられる部材であって、以下に記載するケース部材6と、該ケース部材6内部に収納される、逆流防止弁1を備えた逆流防止弁ユニット7と、から構成される。
ケース部材6は、側面に円形の取出口6aを備えた箱体形状を成す部材であって、上面及び下面に、管体を接続するためのソケット部6bを備えてなり、また側面であって取出口6aの対向位置に、吸気管4を接続するための吸気管接続部6dを備えてなる。
尚、図12より明らかなように、ケース部の側面に設けられた吸気管接続部6dは、施工完了時、逆流防止弁1の外側、つまり下流側となる空間側に対して連通するように設けられてなる。
逆流防止弁ユニット7は、上下に貫通する貫通孔7bを有する板状の部材であるユニット本体7aと、該ユニット本体7aの側面に回動自在に取り付けられる円形形状を成す蓋部7cと、から構成される。逆流防止弁ユニット7を、ケース部材6内に配置収納した際に、ユニット本体7aの貫通孔7bの上端はケース部材6の上方のソケット部6bに連通し、貫通孔7bの下端は後述する逆流防止弁1の開口部1bに接続される。
また、逆流防止弁ユニット7を、ケース部材6内に配置収納した際に、蓋部7cは回転ロック構造を利用し、ケース部材6の取出口6aを閉塞する。この蓋部7cの回転ロックを行うことで、上記した、ユニット本体7aの上端と部材の上方のソケット部6bとの連通状態が維持固定される。
逆流防止弁1は、以下に記載する、本体部1aと、薄膜体2cと、から構成される。
本体部1aは、略円筒形状の硬質樹脂からなる部材であって、その一端は逆流防止弁ユニット7に接続される開口部1bを成し、他端は、中心軸に対して角度を持った面にて切断したような壁面からなる傾斜面2bを備えてなる。
薄膜体2cは、シリコンゴムなど、弾性を有する素材からなる薄い板状の部材であって、上記本体部1aの傾斜面2bの後端部分に、嵌合などの方法によって固定されている。
また、薄膜体2cは素材に由来する弾性を有し、この弾性によって、本体部1aの傾斜面2b部分に向かって付勢するようにして当接し、傾斜面2bと、それに当接する薄膜体2cとで閉塞部2を構成する。即ち、薄膜体2cの傾斜面2bに向いた面が当接面2aである。
該閉塞部2は、当接面2aを成す薄膜体2cの弾性により、逆流防止弁1に応力が作用しない状態では当接面2aが壁面に当接して配管流路を閉塞し、逆流防止弁1の上流側が、下流側に比べて高圧となった際に、当接面2aが壁面である傾斜面2bから離間して配管流路を開口し、上流側から下流側への流体の通過を許容するように構成されてなる。
閉塞部2について詳述すると、該閉塞部2は、薄膜状の当接面2aの弾性により、逆流防止弁1に応力が作用しない状態、及び、逆流防止弁1の下流側が上流側より液体/気体の別なく圧力の高い場合では、当接面2aが傾斜面2bに当接して排水配管の流路を閉塞するように構成されてなる。これによって、下流側から排水の逆流が発生しても、逆流防止弁1は流路の閉塞を維持するため、逆流防止弁1よりも上流側への逆流を防止することができる。
一方、適正な排水の流れ、即ち上流側から下流側へ排水の流れが発生した場合には、逆流防止弁1の上流側に排水が流入して、逆流防止弁1内部乃至上流側にある程度まで排水が溜まることで、当接面2aと傾斜面2bとが上流側の圧力によって離間し、閉塞部2が開口して上流側から下流側への排水が行われる。
吸気管4は、可撓性を備えたチューブ状の管体であって、一端はケース部材6の吸気管接続部6dに接続され、他端は排水機器のキャビネット内であって、排水口よりも高い位置に配置固定される。
上記した各部材から構成される、逆流防止弁1を備えた配管構造は、以下のようにして施工され、排水を下水側に排出する。
まず、直線状管体Sを介して、封水式排水トラップTの上流側端部を、洗面台など排水機器の排水口の配管に接続する。
次に、吸気管4の一端をケース部材6の吸気管接続部6dに、他端を排水機器のキャビネット内であって、上記排水口よりも上方となる位置に配置固定する。
次に、逆流防止弁継手5のケース部材6の上方のソケット部6bを、直線状管体Sを介して排水トラップの下流側の端部に、またケース部材6の下方のソケット部6bを、直線状管体Sを介して下水側の配管に、それぞれ接続する。
更に、ケース部材6の取出口6aから、逆流防止弁1を取り付けた逆流防止弁ユニット7をケース部材6の内部に挿入し、取出口6aを蓋部7cにて閉塞させた上で、回転ロックにて接続固定して、本発明の第二実施例の逆流防止弁1を備えた配管構造の施工が完了する。
上記のように構成した配管構造において、配管を接続した、洗面台などの排水機器を使用し、排水が発生すると、排水は排水機器に備えられた排水口から、直線状管体Sを介し、封水式排水トラップT内部を通過し、ケース部材6の上流側から、逆流防止弁継手5内部に流入する。詳述すると、ケース部材6の上方のソケット部6bから、ユニット本体7aの貫通孔7bを介し、逆流防止弁1の内側、即ち上流側に排水が流入して、逆流防止弁1内部から、その上流側の貫通孔7b内部、または更にその上流側のソケット部6bに接続されている直線状管体Sの内部に、ある程度まで排水が溜まる。このように排水が溜まって、閉塞部2に作用する水圧がある程度上昇すると、当接面2aが上流側の水圧によって壁面である傾斜面2bから離間し、図14に示したような、閉塞部2が閉口した状態から、図15に示したように、当接面2aが傾斜面2bから上流側の水圧によって離間した状態となり、閉塞部2が開口して上流側から下流側への排水が行われる。排水が完了し、逆流防止弁1の内部に作用する水圧が減少すると、薄膜体2cの弾性によって当接面2aと傾斜面2bとが再び当接することで、閉塞部2が図14に示したような、閉塞した状態に戻る。
なお、上記のように、吸気管4の開放された端部は、排水機器の排水口よりも高い位置に配置されており、排水口からの排水が、逆流防止弁1を通過した後、吸気管4側に流入しても、排水の起点である排水口より上方に達することはほぼ無いため、キャビネット内に排水口からの排水が溢れることは無い。
また、下流側から排水又は気体など、流体の逆流が発生した場合、閉塞部2を成す当接面2aは、外側から内側に向かって逆流する流体の圧力を受けることとなり、当接面2aが傾斜面2bにより強く当接して閉塞部2の閉塞が維持され、逆流防止弁1よりも上流側に、臭気などの気体や排水などの液体が逆流することを防ぐ。
上記した逆流防止弁1を備えた配管構造において、逆流防止弁1の下流側に、何らかの理由で充分に強い負圧が発生すると、逆流防止弁1の下流側である、ケース部材6の吸気管接続部6dから、吸気管4を介してキャビネット内の大気を吸引し、逆流防止弁1よりも下流側の配管内部に外気を供給する。このため、逆流防止弁1の下流側に発生した負圧は解消され、逆流防止弁1の上流側から下流側への流体、特に配管内に存在している気体の流出が無くなり、気体が閉塞部2を通過することが原因となる笛様音の発生も防止される。
本発明の実施例は以上のようであるが、本発明は上記実施例に限定される物ではなく、主旨を変更しない範囲において自由に変更が可能である。
例えば上記第一実施例においては、配管構造は排水機器からの排水の排出を行う排水配管に対応するものであるが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、気体を通過させる配管構造に採用してももちろん構わない。ただしこのような気体の処理を行う配管構造の場合は、外気の取り入れ先となる吸気部は、第二実施例のような常時開放型の吸気管4ではなく、第一実施例の吸気弁3のように、常時閉塞して、吸気を行う場合のみ開口する構造の吸気部を用いる必要がある。
1 逆流防止弁 1a 本体部
1b 開口部 1c 傾斜部
2 閉塞部 2a 当接面
2b 傾斜面 2c 薄膜体
3 吸気弁 3a 吸気弁本体
3b 吸気口 3c 配管接続部
3d 弁部材 3e スプリング部材
4 吸気管 5 逆流防止弁継手
6 ケース部材 6a 取出口
6b ソケット部 6c 吸気弁接続部
6d 吸気管接続部 7 逆流防止弁ユニット
7a ユニット本体 7b 貫通孔
7 蓋部 L L字形状管体
S 直線状管体 T 封水式排水トラップ

Claims (5)

  1. 流体が通過する配管内に配置されて配管内の逆流を防止する逆流防止弁を備えた配管構造であって、
    排水管の途中部分に備えられ、内部に逆流防止弁を備えた逆流防止弁ユニットを接続固定した逆流防止弁継手を構成し、
    逆流防止弁は、弾性を有する素材からなる当接面が、壁面に当接して形成される閉塞部を有してなり、
    該閉塞部は、当接面の弾性により、逆流防止弁に応力が作用しない状態では当接面が壁面に当接して配管流路を閉塞し、
    逆流防止弁の上流側が、下流側に比べて高圧となった際に、当接面が壁面から離間して配管流路を開口し、上流側から下流側への流体の通過を許容するように構成されてなり、
    逆流防止弁継手の側面に設けた取出口から、逆流防止弁を取り付けた逆流防止弁ユニットを逆流防止弁継手外に着脱可能とし
    更に、逆流防止弁継手の逆流防止弁の下流側から逆流防止弁継手の下流側端部までの空間に配管外の大気を吸気する吸気部を備えて構成されてなることを特徴とする、逆流防止弁を備えた配管構造。
  2. 流体が通過する配管内に配置されて配管内の逆流を防止する逆流防止弁を備えた配管構造であって、
    排水管の途中部分に備えられ、内部に逆流防止弁を備えた逆流防止弁ユニットを接続固定した逆流防止弁継手を構成し、
    逆流防止弁は、弾性を有する素材からなる複数の当接面同士を互いに当接させて形成される閉塞部を有してなり、
    該閉塞部は、当接面の弾性により、逆流防止弁に応力が作用しない状態では当接面同士が当接して配管流路を閉塞し、
    逆流防止弁の上流側が、下流側に比べて高圧となった際に、当接面同士が離間して配管流路を開口し、上流側から下流側への流体の通過を許容するように構成されてなり、
    逆流防止弁継手の側面に設けた取出口から、逆流防止弁を取り付けた逆流防止弁ユニットを逆流防止弁継手外に着脱可能とし
    更に、逆流防止弁継手の逆流防止弁の下流側から逆流防止弁継手の下流側端部までの空間に配管外の大気を吸気する吸気部を備えて構成されてなることを特徴とする、逆流防止弁を備えた配管構造。
  3. 上記逆流防止弁が、弾性を有する素材からなり、
    略筒形状の本体部と、
    本体部の上流側の端部に備えた開口部と、
    本体部の下流側の端部に備えた、対向する面同士が漸次近接するように設けた傾斜部と、
    該傾斜部の先端に設けた当接面同士が当接することで形成される閉塞部と、
    から構成されてなることを特徴とする、請求項2に記載の逆流防止弁を備えた配管構造。
  4. 上記吸気部が、配管内の流体の、配管外への流出を防止すると共に、配管内への大気の通気を許容する吸気弁であることを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の逆流防止弁を備えた配管構造。
  5. 上記配管内を通過する流体が液体であると共に、
    上記吸気部が、一端は逆流防止弁よりも下流側の配管上に設けた接続部に接続され、他端は上記接続部よりも上方において大気開放された吸気口を備えてなる、吸気管であることを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の逆流防止弁を備えた配管構造。
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