JP7276735B2 - 排水装置 - Google Patents

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Description

本発明は、浴槽等の設備機器及び当該設備機器が載置された防水パン上に生じた排水を下流側へと排出する排水装置に関するものである。
従来の排水装置は、設備機器としての浴槽と、当該浴槽が載置された防水パン上に生じた排水を、防水パンの下面に配置された排水器を介して下流側へと排出する構造となっている。浴槽は略箱状の槽体であって、底部に形成された開口に排水栓が取り付けられている。排水栓は内部に排水流路が形成された円筒状であって、浴槽に取り付けられた状態において、浴槽上に生じた排水が排出される排水口を形成している。排水口には排水栓装置の弁が配置されており、浴槽縁部に配置された操作部に押動操作が加えられた際に当該弁が上下動し、排水口を開閉することによって浴槽内に湯水を貯留又は排出することができる。
排水器は設備機器及び防水パンから流入した排水を下流側へと排出する部材であり、流入した排水によって内部に封水を形成するよう構成されている。排水器の上面には蓋部が取り付けられており、当該蓋部には浴槽上の排水が排出される第一流入口と、防水パン上の排水が排出される第二流入口が形成されている。尚、第一流入口には排水栓から連続する配管が接続されており、第二流入口には逆止め弁が取り付けられている。
逆止め弁は比重が水より軽いフロート弁を弁体として備えており、浴槽側から多量の排水が生じる等して排水器内の水位が上昇した際、フロート弁が浮上して第二流入口を閉塞することによって防水パン上への排水の逆流を防止する。
特開2013-181275号公報
近年、バリアフリー化等の理由から低床化が図られている浴室においては、排水装置をできるだけ小型化し、高さ幅を抑えることが求められている。ここで、排水装置を小型化して高さ幅を狭くすると、封水の水面である封水面が相対的に第二流入口へと近づくが、この時、封水面が下降時のフロート下面よりも上方となった場合、フロートが封水によって浮上し、弁座に常に当接した状態となってしまうため、防水パン上に生じた排水を排出することが不可能となってしまう。そのため、従来の排水装置は封水上にフロートの上下動する幅が必要であり、小型化することが困難であった。
又、フロート弁を備える逆止め弁は、当該フロート弁の上下動を補助するガイドが必要となることから、部材点数が増加してしまう。
更に、フロート弁は浮力によって作動する構造であるため、排水中に多量の泡が混入している場合にフロートが正常に作動せず、排水の逆流を防止することができない場合があった。
本発明は上記問題に鑑み、排水装置の小型化や排水装置の低コスト化、安定した逆止め弁の作動を図ることを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の本発明は、使用により排水が生じる浴槽と、
前記浴槽が載置される浴槽側防水パンと、
洗い場を形成する洗い場側防水パンと、
前記浴槽側防水パンに取り付けられるエルボ部材と、前記洗い場側防水パンに取り付けられるトラップ本体とを有し、内部に封水を形成する排水トラップと、から成り、
前記エルボ部材は、
前記浴槽からの排水が流入する第一流入口と、
前記浴槽側防水パンからの排水が流入する第二流入口と、
前記第二流入口を開閉し、排水の逆流を防止する弁体と、前記第二流入口近傍に形成され、前記弁体が当接する弁座を有する逆止め弁とを備え、
前記トラップ本体は、
前記洗い場側防水パンからの排水が流入する第三流入口を備え、
前記弁体は、
前記第二流入口近傍に固定される固定部と、
前記弁座に当接して前記第二流入口を常時閉塞し、且つ排水の発生時には弾性変形によって前記第二流入口を開放する開閉部を有し、
前記排水トラップの封水面は前記弁体の下端と略同一高さであることを特徴とする排水装置である。
請求項2に記載の本発明は、使用により排水が生じる浴槽と、
前記浴槽が載置される浴槽側防水パンと、
洗い場を形成する洗い場側防水パンと、
前記浴槽側防水パンに取り付けられるエルボ部材と、前記洗い場側防水パンに取り付けられるトラップ本体とを有し、内部に封水を形成する排水トラップと、から成り、
前記エルボ部材は、
前記浴槽からの排水が流入する第一流入口と、
前記浴槽側防水パンからの排水が流入する第二流入口と、
前記第二流入口を開閉し、排水の逆流を防止する弁体と、前記第二流入口近傍に形成され、前記弁体が当接する弁座を有する逆止め弁とを備え、
前記トラップ本体は、
前記洗い場側防水パンからの排水が流入する第三流入口を備え、
前記弁体は、
平面視において前記弁座よりも内側に固定される固定部と、
前記弁座に当接して前記第二流入口を常時閉塞し、且つ排水の発生時には弾性変形によって前記第二流入口を開放する開閉部を有し、
前記排水トラップの封水面は前記弁体の下端と略同一高さであることを特徴とする排水装置である。
請求項3に記載の本発明は、前記開閉部は、
外周が前記第二流入口に向けて傾斜することを特徴とする請求項1又は請求項に記載の排水装置である。
請求項4に記載の本発明は、前記開閉部は、
外周が前記第二流入口と対向する方向に向けて傾斜することを特徴とする請求項1又は請求項に記載の排水装置である。
請求項5に記載の本発明は、前記第二流入口は複数個所に形成されているとともに、
前記各第二流入口にそれぞれ前記弁体が配置されていることを特徴とする請求項乃至請求項のいずれか1つに記載の排水装置である。
請求項1に記載の本発明によれば、排水装置の小型化を図ることが可能となる。
請求項2に記載の本発明によれば、弁体は平面視において弁座よりも内側に固定部が配置されることから、固定部において水密を維持する必要がない。
又、請求項1及び請求項2によれば、排水装置の構造を明確にすることができる。
請求項及び請求項に記載の本発明によれば、弁体の形状を明確にすることが可能となる。尚、請求項のように外周が第二流入口に向けて傾斜した構造であれば、第二流入口の開閉をスムーズに行うことができ、請求項のように外周が第二流入口と対向する方向に傾斜した構造であれば、開閉部上に埃等が堆積しにくくなる。
請求項に記載の本発明によれば、第二流入口からの排水流量を増加させることが可能となる。
第一実施形態の施工状態を示す断面図である。 エルボ部材近傍を示す断面図である。 (a)エルボ部材近傍を示す平面図、(b)逆止め弁近傍を示す平面図である。 (a)逆止め弁が排水流路を閉塞している状態を示す断面図、(b)逆止め弁が排水流路を開放している状態を示す断面図である。 第二実施形態の施工状態を示す断面図である。 排水トラップ近傍を示す断面図である。 (a)排水トラップ近傍を示す平面図、(b)逆止め弁近傍を示す平面図である。 (a)逆止め弁が排水流路を閉塞している状態を示す断面図、(b)逆止め弁が排水流路を開放している状態を示す断面図である。 第三実施形態のエルボ部材近傍を示す断面図である。 (a)逆止め弁が排水流路を閉塞している状態を示す断面図、(b)逆止め弁が排水流路を開放している状態を示す断面図である。 第四実施形態に係る排水器の、エルボ部材近傍を示す平面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の排水装置を説明する。尚、以下に記載する発明は実施形態の理解を容易にするためのものであり、これによって発明が制限して理解されるものではない。
本発明の排水装置は、図1に示すように、洗い場101及び浴槽102を有する浴室100に用いられる。浴室100は大きく分けて上記浴槽102の他、防水パン2、排水トラップ3から構成されている。尚、図1においては封水の水面である封水面WLを一点鎖線にて示している。
浴槽102は内部に湯水を貯留可能な槽体であって、底部に開口が形成されており、当該開口には排水栓1が取り付けられている。
排水栓1は上部に形成された外鍔部と、外鍔部から下方に向けて延設された筒状の雄螺子を有する中空の円筒状であって、内部に排水流路を有し、浴槽102の底部に取り付けられることで排水口11を形成する。又、排水栓1は浴槽102の下面に配置されたナット12と螺合しており、外鍔部とナット12によって浴槽102底面を挟持することで取り付けられている。
ナット12は排水栓1と螺合することによって上端が浴槽102下面に当接し、浴槽102を挟持している。又、ナット12下端には蛇腹パッキン13が取り付けられている。
蛇腹パッキン13はゴム等の弾性材から成り、上端はナット12に嵌着されているとともに、下端は後述する蓋部5に形成された第一流入口Aに挿入されている。これにより、蛇腹パッキン13は排水栓1から連続する排水流路と第一流入口Aを水密に接続している。
防水パン2は上方に浴槽102が載置される浴槽側防水パン21と、洗い場101の床面を形成する洗い場側防水パン22から構成されている。
浴槽側防水パン21は浴槽102や浴槽側防水パン21上に生じた排水を排出するためのエルボ部材4が取り付けられる開口が形成されている。
洗い場側防水パン22は洗い場側防水パン22上に生じた排水を排出するためのトラップ本体7が取り付けられる開口が形成されている。
排水トラップ3は設備機器及び防水パンから流入した排水を下流側へと排出する排水器であり、浴槽側防水パン21に取り付けられるエルボ部材4と、洗い場側防水パン22に取り付けられるトラップ本体7を有している。又、排水トラップ3は設備機器としての浴槽102からの排水が流入する第一流入口Aと、浴槽側防水パン21からの排水が流入する第二流入口Bと、洗い場側防水パン22からの排水が流入する第三流入口Cを備えている。
図2に示すように、エルボ部材4は浴槽側防水パン21の下方に配置された断面視略L字形状の配管であり、フランジ部材41と螺合することによって浴槽側防水パン21の開口に取り付けられている。又、エルボ部材4は下端においてトラップ本体7と接続されている。
フランジ部材41は上端に形成された外向きの鍔部と、円筒状の雄螺子を有する中空の筒体であり、浴槽側防水パン21を介してエルボ部材4が螺合されているとともに、上端に蓋部5が取り付けられている。
蓋部5はフランジ部材41の上端に取り付けられてフランジ部材41及びエルボ部材4の上面を覆う蓋体であり、フランジ部材41に取り付けられた状態において、その上面が浴槽側防水パン21の底面と略面一となる様に配置されている。又、蓋部5は設備機器としての浴槽102からの排水が流入する第一流入口Aと、浴槽側防水パン21からの排水が流入する第二流入口Bが開口されている。
上記蓋部5は外周にパッキンが嵌着されており、フランジ部材41の内側面と水密に当接されていることから、浴槽102及び浴槽側防水パン21上に生じた排水は全て、第一流入口A又は第二流入口Bからのみ排水器へと流入する。又、第二流入口Bには、後述する逆止め弁6の弁体61が取り付けられる取付部51が中央に形成されており、後述する弁体61の固定部62と略同径の孔が天地方向に穿設されている。ここで、第二流入口B近傍、即ち第二流入口B周縁の下面は全周に亘り逆止め弁6と当接しており、弁座52として機能する。
図3及び図4に示すように、逆止め弁6は弁体61が弁座52に当接することによって第二流入口Bを閉塞する構造となっており、弁体61はゴムやシリコン等の弾性を有する軟質材から成る断面視略T字形状であって、平面視において弁座52の内側に固定される固定部62と、固定部62の周囲に形成された開閉部63から成るアンブレラ弁である。尚、図3(a)は排水トラップ3のエルボ部材4近傍を示す平面図であり、蛇腹パッキン13等の部材の図示を省略している。又、図3(b)は図3(a)における第二流入口B近傍を拡大した平面図であるが、発明の理解を容易にするため、蓋部5の裏側に形成されている弁座52をハッチングで示している。
固定部62は弁体61の中心において天地方向に延設された棒状であり、その中程において、取付部51の孔よりも大径の膨出部64が形成されている。ここで、上述の通り取付部51に形成された孔は固定部62と略同径であり、弁体61が取り付けられた状態において、取付部51と固定部62との間は水密状態となっている。一方、固定部62は弁座52の内側に配置されていることから、固定部62の外側において第二流入口Bは閉塞されている。従って、必ずしも固定部62は取付部51に対して水密状態となるよう取り付けられる必要はない。
開閉部63は固定部62の一端から外側に向けて延設された厚さ1mm以下の軸方向視円形の薄膜であり、図4に示すように、断面視において外周が第二流入口Bの弁座52へと向かうように丸みを帯びつつ傾斜している。尚、開閉部63は弁体61が取付部51に固定された状態において、弁座52と当接している。
図1に示すように、トラップ本体7は洗い場側防水パン22の下方に配置された配管であり、フランジ部材71、本体部72、防臭筒73より構成されている。
フランジ部材71は上端に形成された外向きの鍔部と、円筒状の雄螺子を有する中空の筒体であり、内部に防臭筒73が挿通されている。又、フランジ部材71は本体部72と螺合され、洗い場側防水パン22に取り付けられた状態において、その上端が洗い場側防水パン22からの排水が流入する第三流入口Cとして機能する。
本体部72は上方が開放されているとともに内側に雌螺子が形成されており、洗い場側防水パン22を介してフランジ部材71の雄螺子と螺合されることで洗い場側防水パン22に取り付けられている。又、本体部72は底面より上方に向けて封水壁74が立設されているとともに、側面には枝管流入口75と排出口76が形成されている。尚、枝管流入口75にはエルボ部材4が接続されており、排出口76には更に下流側の配管(図示せず)が接続されている。
防臭筒73はフランジ部材71に取り付けられた筒状部材であり、その下端は封水壁74の上端よりも下方であって、トラップ本体7の底面よりも上方となる位置に配置されている。
ここで、排水器である上記排水トラップ3はエルボ部材4から封水壁74までの排水流路、及び、防臭筒73から封水壁74までの排水流路が排水によって満たされることによって、封水を形成している。これにより、排水トラップ3は下流側からの臭気や害虫が屋内へと逆流することを防止している。又、図4に示すように、排水トラップ3の封水面WLは弁体61の下端と略同一高さとなっている。
以下に、上記本発明の排水装置の逆止め弁6の動作について説明する。
まず、図4(a)に示すように、浴槽側防水パン21上に排水等がなく、且つ下流側からの排水の逆流も生じていない状態において、弁体61は自身の弾性によって開閉部63が弁座52に対して全周に亘り接触することで排水流路を常時閉塞している。尚、固定部62が取付部51に固定されていることより、弁体61の中心と第二流入口Bの中心は合致しており、開閉部63は自身の弾性によって弁座52に向けて均等に応力が加えられている。従って、開閉部63は自身の弾性を付勢手段として、弁座52と全周に亘って接触しており、特定の箇所に応力が集中することなく安定して排水流路を常時閉塞している。又、弁体61は第二流入口Bの内側に形成された取付部51に固定されおり、開閉部63は第二流入口Bの外縁を弁座52としていることから、開閉部63によって第二流入口Bの外周は全周に亘り覆われている。従って、本実施形態においては固定部62と取付部51との間の止水は考慮する必要がなく、固定部62と取付部51の間から排水が逆流する恐れはない。
ここで、浴槽側防水パン21上に排水等が生じると、図4(b)に示すように、第二流入口Bへと流入した排水等は弁体61の開閉部63に応力を加え、当該開閉部63を下流側に向けて弾性変形させる。当該弾性変形によって開閉部63は弁座52から離間し、排水流路が開放されることで排水等は排水器である排水トラップ3内へと流入する。尚、浴槽側防水パン21上の排水等が全て排出されると、弁体61は自身の弾性によって復元し、開閉部63が再び全周に亘り弁座52に接触することで第二流入口Bが閉塞される。
一方、浴槽102や洗い場101から大量の排水が排出された際等、排水トラップ3内の水面が封水面WLよりも上昇し、下流側からの逆流が生じた場合、弁体61には開閉部63が弁座52に押し付けられる方向に応力が加わることから、排水流路の閉塞が維持され、浴槽側防水パン21側への排水等の逆流が防止される。又、逆止め弁6は上流側から排水等が生じていない平時において第二流入口Bを常時閉塞していることから、浴槽102からの排水中に多量の泡が混入していたとしても、浴槽側防水パン21上に泡が逆流することはない。
次に、図5乃至図8を用いて本発明の第二実施形態について説明する。
尚、本発明の排水装置は、図5に示すように、設備機器としての洗濯機8と、防水パン2としての洗濯機用防水パン81と、排水器としての排水トラップ3から構成されている。
洗濯機用防水パン81は、洗濯機8が載置される架台が四隅に形成された防水パン2であり、底面には排水トラップ3が取り付けられる開口が形成されている。
図6に示すように、排水トラップ3は、フランジ部材9、トラップ本体7、蓋部5、防臭椀91、防臭筒92より構成されており、フランジ部材9とトラップ本体7が螺合されることによって上記洗濯機用防水パン81の底面に形成された開口に取り付けられている。
フランジ部材9は上端に形成された外向きの鍔部と、円筒状の雄螺子を有する中空の筒体であり、内側下端に防臭椀91及び防臭筒92が配置されているとともに、内側上端に蓋部5が取り付けられている。
トラップ本体7は内側に雌螺子が形成されているとともに、側面に排出口76が形成されている。
蓋部5はフランジ部材9上端に取り付けられて排水トラップ3を覆う蓋状体であり、フランジ部材9に取り付けられた際に上面が洗濯機用防水パン81の底面と面一となるように形成されている。又、蓋部5の上面には、洗濯機8からの排水が流入する第一流入口Aと、洗濯機用防水パン81からの排水が流入する第二流入口Bが開口されている。尚、第一流入口Aには断面視略L字状の配管が接続されており、洗濯機8から連続するホース(図示せず)と接続されている。又、第二流入口Bの中央には、逆止め弁6の弁体61が取り付けられる取付部51が形成されている。取付部51は第二流入口Bの中央に形成されており、後述する弁体61の固定部62と略同径の孔が天地方向に穿設されている。ここで、第二流入口B近傍、即ち第二流入口B周縁の下面は全周に亘り逆止め弁6と当接しており、弁座52として機能する。
図7及び図8に示すように、逆止め弁6は弁体61が弁座52に当接することによって第二流入口Bを閉塞する構造となっており、弁体61はゴムやシリコン等の弾性を有する軟質材から成る断面視略T字形状であって、平面視において弁座52の内側に固定される固定部62と、固定部62の周囲に形成された開閉部63から成るアンブレラ弁である。尚、図7(a)は排水トラップ3近傍を示す平面図であり、洗濯機8からの配管等の図示を省略している。又、図7(b)は図7(a)における第二流入口B近傍を拡大した平面図であるが、発明の理解を容易にするため、蓋部5の裏側に形成されている弁座52をハッチングで示している。
固定部62は弁体61の中心において天地方向に延設された棒状であり、その中程において、取付部51の孔よりも大径の膨出部64が形成されている。ここで、上述の通り取付部51に形成された孔は固定部62と略同径であり、弁体61が取り付けられた状態において、取付部51と固定部62との間は水密状態となっている。一方、固定部62は弁座52の内側に配置されていることから、固定部62の外側において第二流入口Bは閉塞されている。従って、必ずしも固定部62は取付部51に対して水密状態となるよう取り付けられる必要はない。
開閉部63は固定部62の一端から外側に向けて延設された厚さ1mm以下の軸方向視円形の薄膜であり、図8に示すように、断面視において外周が第二流入口Bの弁座52へと向かうように丸みを帯びつつ傾斜している。尚、開閉部63は弁体61が取付部51に固定された状態において、弁座52と当接している。
防臭椀91は縁部がフランジ部材9に係止された椀状部材であり、側面に形成された開口下端まで排水等を貯留可能である。
防臭筒92はフランジ部材9に取り付けられた筒状部材であり、その下端は防臭椀91側方に形成された開口の下端よりも下方であって、防臭椀91底面よりも上方となる位置に配置されている。
ここで、排水器である上記排水トラップ3は防臭椀91の内部に防臭筒92が挿通されていることによって、排水流路の一部が排水等で満たされて封水を形成している。これにより、排水トラップ3は下流側からの臭気や害虫が屋内へと逆流することを防止している。
以下に、上記本発明の排水装置の逆止め弁6の動作について説明する。
まず、図8(a)に示すように、洗濯機用防水パン81上に排水等がなく、且つ下流側からの排水の逆流も生じていない状態において、弁体61は自身の弾性によって開閉部63が弁座52に対して全周に亘り接触することで排水流路を常時閉塞している。尚、固定部62が取付部51に固定されていることより、弁体61の中心と第二流入口Bの中心は合致しており、開閉部63は自身の弾性によって弁座52に向けて均等に応力が加えられている。従って、開閉部63は自身の弾性を付勢手段として、弁座52と全周に亘って接触しており、特定の箇所に応力が集中することなく安定して排水流路を常時閉塞している。又、弁体61は第二流入口Bの内側に形成された取付部51に固定されおり、開閉部63は第二流入口Bの外縁を弁座52としていることから、開閉部63によって第二流入口Bの外周は全周に亘り覆われている。従って、本実施形態においては固定部62と取付部51との間の止水は考慮する必要がなく、固定部62と取付部51の間から排水が逆流する恐れはない。
ここで、洗濯機用防水パン81上に排水等が生じると、図8(b)に示すように、第二流入口Bへと流入した排水等は弁体61の開閉部63に応力を加え、当該開閉部63を下流側に向けて弾性変形させる。これにより、開閉部63は弁座52から離間し、排水流路が開放されることで排水等は排水器である排水トラップ3内へと流入する。尚、洗濯機用防水パン81上の排水等が全て排出されると、弁体61は自身の弾性によって復元し、開閉部63が再び全周に亘り弁座52に接触することで第二流入口Bが閉塞される。
一方、洗濯機8から大量の排水が排出された際等、排水トラップ3の水面が上昇し、下流側からの逆流が生じた場合、弁体61には開閉部63が弁座52に押し付けられる方向に応力が加わることから、排水流路の閉塞が維持され、洗濯機用防水パン81側への排水等の逆流が防止される。又、逆止め弁6は平時において第二流入口Bを常時閉塞していることから、洗濯機8からの排水中に多量の泡が混入していたとしても、洗濯機用防水パン81上に泡が逆流することはない。
上記本発明の排水装置は、逆止め弁6の弁体61を、流入口近傍に固定される固定部62と流入口を常時閉塞するとともに排水発生時には弾性変形によって流入口を開放する開閉部63を有するアンブレラ弁とすることにより、従来のフロート弁を利用した逆止め弁と比較して、装置の全高を抑えることが可能となる。即ち、アンブレラ弁は従来のフロート弁を用いた逆止め弁のように、フロートが上下に範囲するためのスペースを必要としないことから、装置を小型化することが可能となる。又、これによって本発明は排水トラップ3の厚みを抑え、装置を小型化することが可能となる。
又、本発明においては、弁体61はアンブレラ弁であるため、従来のフロート弁のように、第二流入口Bの開閉の際に弁体の変位を誘導するガイド部を必要としない。従って、従来の排水装置に比べ、部品点数を削減することによって装置を安価に提供することが可能となる。
更に、本発明において、逆止め弁6は上流からの排水が生じていない状態であっても第二流入口Bを常時閉塞するように構成されている。従って、排水中に多量の泡が混入していたとしても安定して逆流を防止することが可能となる。
本発明の各実施形態は以上であるが、本発明の排水装置は、発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の設計変更が可能である。
例えば、上記第一実施形態及び第二実施形態において、弁体61の開閉部63は、その外周が第二流入口Bに向けて傾斜するように構成されていたが、図9及び図10に示す第三実施形態のように、開閉部63の外周が第二流入口Bと対向する方向に向けて傾斜する様に構成されても良い。尚、開閉部63の傾斜方向については、弁体61の成形時において外周が第二流入口B又は第二流入口Bと対向する方向に向けて傾斜するように構成しても良く、取付部51に取り付けられた際に傾斜するように構成しても良い。このように構成することによって、開閉部63上に誇り等が溜まった際に排水時に流れやすくなる等の効果を奏する。
又、各実施形態において、第二流入口Bは一箇所のみ形成されていたが、図11に示す第四実施形態のように、流量の増加等を目的として二箇所以上設けても良い。又、第四実施形態においては、各第二流入口Bにそれぞれ弁体61を取り付けられている。
又、各実施形態において、排水器は全て排水トラップであったが、本発明の排水装置において、排水器は必ずしも封水を備えている必要はない。
又、各実施形態において、固定部は一個所であったが、二箇所以上形成されていても良い。尚、当該固定部について、必ずしも弁体の中央に形成されている必要はなく、中央以外の箇所から延設されていても良い。
又、各実施形態において、弁体の開閉部は平面視円形であったが、平面視四角形や三角形等、円形以外の形状であっても良い。
1 排水栓
11 排水口
12 ナット
13 蛇腹パッキン
2 防水パン
21 浴槽側防水パン
22 洗い場側防水パン
3 排水トラップ(排水器)
4 エルボ部材
41 フランジ部材
5 蓋部
51 取付部
52 弁座
6 逆止め弁
61 弁体
62 固定部
63 開閉部
64 膨出部
7 トラップ本体
71 フランジ部材
72 本体部
73 防臭筒
74 封水壁
75 枝管流入口
76 排出口
8 洗濯機
81 洗濯機用防水パン
9 フランジ部材
91 防臭椀
92 防臭筒
100 浴室
101 洗い場
102 浴槽
A 第一流入口
B 第二流入口
C 第三流入口
WL 封水面

Claims (5)

  1. 使用により排水が生じる浴槽と、
    前記浴槽が載置される浴槽側防水パンと、
    洗い場を形成する洗い場側防水パンと、
    前記浴槽側防水パンに取り付けられるエルボ部材と、前記洗い場側防水パンに取り付けられるトラップ本体とを有し、内部に封水を形成する排水トラップと、から成り、
    前記エルボ部材は、
    前記浴槽からの排水が流入する第一流入口と、
    前記浴槽側防水パンからの排水が流入する第二流入口と、
    前記第二流入口を開閉し、排水の逆流を防止する弁体と、前記第二流入口近傍に形成され、前記弁体が当接する弁座を有する逆止め弁とを備え、
    前記トラップ本体は、
    前記洗い場側防水パンからの排水が流入する第三流入口を備え、
    前記弁体は、
    前記第二流入口近傍に固定される固定部と、
    前記弁座に当接して前記第二流入口を常時閉塞し、且つ排水の発生時には弾性変形によって前記第二流入口を開放する開閉部を有し、
    前記排水トラップの封水面は前記弁体の下端と略同一高さであることを特徴とする排水装置。
  2. 使用により排水が生じる浴槽と、
    前記浴槽が載置される浴槽側防水パンと、
    洗い場を形成する洗い場側防水パンと、
    前記浴槽側防水パンに取り付けられるエルボ部材と、前記洗い場側防水パンに取り付けられるトラップ本体とを有し、内部に封水を形成する排水トラップと、から成り、
    前記エルボ部材は、
    前記浴槽からの排水が流入する第一流入口と、
    前記浴槽側防水パンからの排水が流入する第二流入口と、
    前記第二流入口を開閉し、排水の逆流を防止する弁体と、前記第二流入口近傍に形成され、前記弁体が当接する弁座を有する逆止め弁とを備え、
    前記トラップ本体は、
    前記洗い場側防水パンからの排水が流入する第三流入口を備え、
    前記弁体は、
    平面視において前記弁座よりも内側に固定される固定部と、
    前記弁座に当接して前記第二流入口を常時閉塞し、且つ排水の発生時には弾性変形によって前記第二流入口を開放する開閉部を有し、
    前記排水トラップの封水面は前記弁体の下端と略同一高さであることを特徴とする排水装置。
  3. 前記開閉部は、
    外周が前記第二流入口に向けて傾斜することを特徴とする請求項1又は請求項に記載の排水装置。
  4. 前記開閉部は、
    外周が前記第二流入口と対向する方向に向けて傾斜することを特徴とする請求項1又は請求項に記載の排水装置。
  5. 前記第二流入口は複数個所に形成されているとともに、
    前記各第二流入口にそれぞれ前記弁体が配置されていることを特徴とする請求項乃至請求項のいずれか1つに記載の排水装置。
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