JP6040354B2 - 排水装置 - Google Patents

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Description

本発明は、浴槽や浴室の、使用により排水が発生する設備機器から排出された排水を、更に下流側の配管へと排出する排水装置に関するものである。
従来の、浴槽や浴室等、使用により排水が発生する設備機器に接続される排水装置は以下のようであった。
図16に示す従来の設備機器は浴槽、浴槽パン、洗い場、洗い場パンより構成される。又、当該設備機器の下流側には排水装置としての排水トラップが接続されている。
上記排水トラップは浴槽、浴槽パン、洗い場(洗い場パン)からの排水が流入する流入口をそれぞれ有し、又、流路中に「封水」と呼ばれる内部に排水が貯留される部分が設けられている(以下、「封水部」)。そして、上記排水トラップは、当該封水部を臭気や害虫類が通過できないことを利用して下水側からの臭気や害虫類が屋内側に進入することを防止する機能(以下、「トラップ機能」)を備えている。
しかし、上記排水トラップは、浴槽、浴槽パン、洗い場から流入する排水の流路が排水トラップ内で合流する構造である為、浴槽や洗い場等から大量の排水が排水トラップ内に流入した場合、当該排水の一部が流入した流入口以外の流入口より逆流して溢れ出ることがある。
尚、当該逆流は特に浴槽パンの排水が流入する流入口において生じ易い。
そこで、通常、浴槽パンの排水が流入する流入口には、逆流防止装置と呼ばれる装置が取り付けられている。
図16に示す逆流防止装置は、比重が1より軽い材質から成る弁体を備え、ガイド部をその軸とする弁体の上下動によって流入口を開閉し、排水の逆流を防止する。上記逆流防止装置は、逆流防止装置上に排水が発生しておらず、且つ、下流側より逆流水が生じていない状態(以下、「平時」)においては弁体がその自重により降下しており、浴槽パン上に生じた排水を流入口より下流側へ流入させる。一方、弁体の下流側より逆流水が発生した場合、弁体が逆流水に伴って上昇し、弁体が浴槽パンの流入口を水密的に閉塞する。図16に示す逆流防止装置は当該閉塞によって、逆流水が浴槽パン上に溢れ出ることを防ぐ構造となっている。
又、図17に示す逆流防止装置は、ゴム等の軟質材より成る板状の弁体を備え、該弁体の一端が流入口の裏側に固定されている。当該逆流防止装置では、浴槽パン上に排水が生じた場合、排水の重さによって弁体が下方に折り曲がり、排水を下流側へ流入させる。一方、下流側より逆流水が発生した場合、弁体は該逆流水に伴い、流入口に押しつけられて流入口を水密に閉塞し、逆流水が浴槽パン上に溢れ出ることを防ぐ構造となっている。
特開2001−107412号公報 特開2000−027255号公報
ところで、近年、高齢者や子どもが浴槽内に入りやすいように、浴槽の深さを変更せずに浴槽の跨ぎ込み高さを低くする等の理由により、床下空間の低床化が進められている。そして、当該低床化に伴い、排水装置も低床化に対応し、高さを低くした構造のものが求められている。
しかし、排水トラップは封水性能を確保する目的で、封水高さが一定以上必要とされている。その為、排水トラップを低床化に対応させる構造とした場合、逆流防止装置と封水水面の幅が狭くなる。そして、当該幅が一定以上狭くなってしまった場合、図16に示した逆流防止装置においては、常に弁体が封水に押し上げられて流入口を閉塞した状態となってしまい、浴槽パン上の排水が下流側へと流入出来ないという問題が生じた。又、図17に示した逆流防止装置においても、平時において弁体が封水に浸ってしまい、上方に排水が発生しても弁が良好に開かない、という問題が生じた為、一定以上の低床化を行うことが難しかった。
そこで、本発明においては上記問題を踏まえ、低床化に対応しつつ好適な動作を行う逆流防止装置を備えた排水装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決する為の請求項1に記載の本発明は、設備機器の排水口と接続し、該設備機器からの排水が流入する第一流入口と、
他の設備機器からの排水が流入する第二流入口と、
上記第一流入口及び第二流入口から流入した排水を溜めて封水を形成する封水部と、
封水部を溢れ出た排水を下水等に排出する流出口と、
前記第二流入口の近傍に取り付けられ、弁体の開閉動作によって第二流入口裏面の当接部に当接し、排水の逆流を防止する逆流防止装置と、
からなる排水装置であって、
前記当接部が水平方向に対して傾斜する傾斜面として設けられ、
前記傾斜面下端から封水水面までの幅よりも前記弁体の開閉幅の方が幅広に形成されていることを特徴とする排水装置である。
請求項2に記載の本発明は、設備機器の排水口と接続し、該設備機器からの排水が流入する第一流入口と、
他の設備機器からの排水が流入する第二流入口と、
上面に第二流入口を備えた蓋体と、
上記第一流入口及び第二流入口から流入した排水を溜めて封水を形成する封水部と、
封水部を溢れ出た排水を下水等に排出する流出口と、
前記第二流入口の近傍に取り付けられ、弁体の開閉動作によって第二流入口裏面の当接部に当接し、排水の逆流を防止する逆流防止装置と、
からなる排水装置であって、
前記第二流入口上端が前記第一流入口よりも上方に配置されるように、
第二流入口が水平方向に対して傾斜すると共に、
第二流入口は蓋体の上面に対して上方に向けて傾斜して開口していることを特徴とする排水装置である。
請求項3に記載の本発明は、設備機器の排水口と接続し、該設備機器からの排水が流入する第一流入口と、
他の設備機器からの排水が流入する第二流入口と、
上記第一流入口及び第二流入口から流入した排水を溜めて封水を形成する封水部と、
封水部を溢れ出た排水を下水等に排出する流出口と、
前記第二流入口の近傍に取り付けられ、弁体の開閉動作によって第二流入口裏面の当接部に当接し、排水の逆流を防止する逆流防止装置と、
からなる排水装置であって、
前記第二流入口上端が前記第一流入口よりも上方に配置されるように、
第二流入口が水平方向に対して傾斜して設けられ、
更に当接部が水平方向に対して傾斜する傾斜面として設けられ、前記傾斜面下端から封水水面までの幅よりも前記弁体の開閉幅の方が幅広であることを特徴とする排水装置である。
請求項4に記載の本発明は、前記設備機器は槽体であって、
前記他の設備機器は上記槽体が載置された防水パンであって、
前記第二流入口は該槽体の下方に配置されており、
前記第一流入口から当接部上端までの幅が、第一流入口上端から第一流入口上方に設けられた槽体までの幅以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の排水装置である。
請求項5に記載の本発明は、前記逆流防止装置は、下流側からの逆流が生じた時のみ閉弁状態を維持することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の排水装置である。
請求項6に記載の本発明は、前記弁体の上端側が第二流入口の近傍に固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の排水装置である。
請求項7に記載の本発明は、前記弁体の下端側が第二流入口の近傍に固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の排水装置である。
請求項8に記載の本発明は、前記弁体が弾性体より構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の排水装置である。
請求項9に記載の本発明は、前記逆流防止装置が、前記弁体の開閉幅を規制する為の規制機構を有することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1つに記載の排水装置である。
請求項10に記載の本発明は、前記第二流入口の下端が前記第一流入口よりも低く、且つ第二流入口の上端が第一流入口よりも高い位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項9に記載の排水装置である。
上記請求項1乃至請求項3に記載の本発明においては、従来の排水装置よりも封水水面を上昇させたとしても逆流防止装置が好適に作動する為、低床化に対応させることが可能がとなる。
請求項4に記載の本発明においては、傾斜面の高さ幅が第一流入口から槽体までに収まる為、第二流入口等を傾斜させたことが低床化の妨げにならない。
請求項5に記載の本発明においては、排水や汚れ等によって逆流防止装置が閉弁状態のまま固まってしまうことを防ぐ。
請求項6及び請求項7に記載の本発明においては、逆流防止装置の構造を明確化させることが出来る。
請求項8に記載の本発明においては、弁体の構造を明確化させることが出来る。
請求項9に記載の本発明においては、弁体の開閉幅を規制することによって、弁体が排水に浸ることを防ぐ。
請求項10に記載の本発明においては、第二流入口の構造について明確化することが出来る。
尚、本願における「弁体の開閉幅」とは、「弁体の開閉動作が可能な幅」を指すものである。
本発明の施工状態を示す断面図である。 本発明の浴槽側を示す要部拡大断面図である。 本発明の目皿を示す斜視図である。 本発明の弁体を示す斜視図である。 (a)弁体の開閉幅を示す断面図(b)傾斜面下端から封水高さまでの幅を示す断面図である。 本発明の洗い場パン側を示す要部拡大断面図である。 本発明の逆流防止装置の開弁状態を示す断面図である。 本発明の逆流防止装置の閉弁状態を示す断面図である。 本発明の第二実施形態に係る浴槽側を示す要部拡大断面図である。 本発明の第二実施形態に係る(a)弁体の開閉幅を示す断面図(b)傾斜面下端から封水高さまでの幅を示す断面図である。 本発明の第二実施形態に係る目皿を示す斜視図である。 本発明の第三実施形態に係る目皿を示す斜視図である。 本発明の第四実施形態に係る逆流防止装置を示す断面図である。 本発明の第五実施形態に係る逆流防止装置を示す断面図である。 本発明の第六実施形態に係る逆流防止装置を示す断面図である。 従来例を示す断面図である。 従来例を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の排水装置を説明する。尚、以下に記載する説明は実施形態の理解を容易にする為のものであり、これによって発明が制限して理解されるものではない。又、特に断りの無い限り、図1の設置状態を基準として上下左右を説明する。
図1に示すように、本発明の排水装置としての排水トラップ1は、以下に記載する設備機器としての浴槽B、浴槽パンPB、洗い場パンPAに取り付けられ、各設備機器の使用により発生した排水を下流側へと排出する。
浴槽Bは、内部に水を貯留可能な槽体であって、且つ当該貯留した水を外部に排出するための浴槽排水口50を底面に形成している。
浴槽排水口50には排水栓54、水密管55が取り付けられており、後述する第一流入口11と接続されている。
排水栓54は上端にフランジ部分を有する略円筒状の部材であって、外周に雄螺子が形成されている。
水密管55は内部に雌螺子が形成されており、上記排水栓54と浴槽Bを介して螺合している。又、水密管55は下方がゴム等の弾性部材により成るジャバラ状に形成されており、後述する排水トラップ1の第一流入口11と水密に接続されている。
尚、浴槽Bの使用によって生じた排水は上記浴槽排水口50より排出され、後述する第一流入口11より排水トラップ1内へと流入する。
浴槽パンPBは上記浴槽Bが配置されている防水パンであり、浴槽パンPB上に発生した排水を排出する為の浴槽パン排水口51を有する。浴槽パン排水口51より排出される排水は、後述する第二流入口12より排水トラップ1内へと流入する。
洗い場パンPAは洗い場Aの床面であって、シャワー等の使用によって生じた排水を排出する為の洗い場パン排水口52を有する。洗い場パン排水口52より排出される排水は、後述する第三流入口26より排水トラップ1内へと流入する。
排水トラップ1は、大きく分けてエルボ部材3、トラップ本体25より構成される。
図2に示すように、エルボ部材3は開口部4、枝管流出口5を備えている。
開口部4はエルボ部材3上方に設けられており、内周に雌螺子が形成され、フランジ部材6及び目皿7が取り付けられている。
枝管流出口5は後述するトラップ本体25の枝管流入口28と、接着その他の方法によって連結している。従って、エルボ部材3内に流入した排水は全て該枝管流入口28を通り、トラップ本体25内に流入する。
フランジ部材6は浴槽パンPBの上方から取り付けられる円筒状の部材であって、外周に雄螺子を有し、浴槽パンPBを介して開口部4と螺合している。
図2及び図3に示すように、目皿7は上記フランジ部材6に取り付けられる円筒状の蓋部材であって、突出部10、第一流入口11、第二流入口12、弁体13より構成される。
突出部10は図2に示す側面視のように、目皿7上面が略三角形状に上方に突出し、傾斜して形成されている。そして、当該突出部10の傾斜面には後述する第二流入口12が開口している。又、突出部10は後述する弁体13の固定部15が挿通される孔17を2箇所備えている。
第一流入口11は目皿7上面の開口部分であって、水平に設けられており、当該第一流入口11より前記浴槽Bの底面に設けられた浴槽排水口50からの排水がエルボ部材3内に流入する。又、第一流入口11の裏面より筒状部18が垂下している。第一流入口11は浴槽Bが載置された際、前記水密管55のジャバラ状部分と連結し、該ジャバラ状部分によって浴槽排水口50と水密に連続する。(尚、本実施形態においては、後述する施工手順や部材構成の関係上より第一流入口は形成される。)
第二流入口12は前記浴槽パンPBからの排水が流入する目皿7上面の開口部分であって、突出部10下端より上方に向かって開口されている。又、第二流入口12の下端は目皿7上面の内、一番低い位置から開口している。即ち、第二流入口12の下端は前記第一流入口11よりも低く、且つ第二流入口12の上端が第一流入口11よりも高い位置に配置されており、第二流入口12は目皿7の上面(水平方向)及び第一流入口11に対して上方に向けて傾斜して開口している。尚、第二流入口12は裏面に後述する弁体13が取り付けられる取付面19、及び弁体13の弁部14が当接する当接部20を有しており、当該当接部20も目皿7の上面(水平方向)及び第一流入口11に対して傾斜している傾斜面として形成されている。そして、第二流入口12及び取付面19、当接部20の上端は第一流入口11よりも上方に配置されている。
弁体13は上記第二流入口12近傍の裏面に設けられた取付面19に取り付けられており、比重が1より重い弾性体であるゴム等の軟質部材によって形成されている。弁体13は弁部14と固定部15より構成され、該固定部15が取付面19に固定されている。そして、弁体13がその開閉動作により、後述する弁部14が前記当接部20と当接/離間することで、第二流入口12の逆流防止装置として機能する。即ち、本実施形態においては、弁体13(弁部14)と当接部20によって逆流防止装置が構成されている。
弁部14は矩形の薄板状にして、可撓性を備えている。尚、図4に示すように、弁部14は下端側よりも、後述する固定部15が突設されている上端側付近が肉厚に形成されている。尚、弁部14は水平方向に対して傾斜して配置されている。
固定部15は上記弁部14の上面より上方に向けて2箇所突設されている円筒状部分であり、下端付近において略円錐状に拡径し、抜け止め16を形成している。又、固定部15は孔17に挿通されて、第二流入口12近傍の取付面19に取り付けられている。
尚、弁体13は第二流入口12に排水が発生しておらず、且つ、下流側より逆流水が生じていない状態(以下、「平時」)において、弁部14下端が当接部20より離間している(図2)。即ち、弁体13は平時において開弁状態を維持する。
又、図5に示すように、弁体13の弁部14は開弁時において、下端が封水面の上限高さ(以下、「封水高さW」)と略同一であるが、封水とは接触しない程度の高さまで下降している。この時、当接部20の下端から当該弁部14の下端までの幅において弁体13は開閉動作が可能であり、当該弁体13の開閉動作が可能な幅が開閉幅L1となる。
ここで、図5に示すように、当接部20が設けられている傾斜面下端から封水高さWまでの幅をL2とした場合、幅L1とL2の大きさはL1>L2となる。即ち、弁体13は傾斜して配置され、且つ傾斜面である当接部20に当接することによって、封水に浸かることなく従来例よりも前記開閉幅L1を大きく取ることが可能となっている。尚、弁体13は比重が1よりも重い部材であるが、封水に浸れば浮力により弁体13の開口の度合いが変化し、平時においても(封水に浸からない場合に比べ)閉方向に寄ってしまう為、弁体13が封水に浸からないように開閉度合いを規制する規制機構を設けている。即ち、弁体13は弾性体により形成されており、当該弾性により開閉度合いを規制する規制機構を構成する。
又、目皿7の外周にはパッキンが取り付けられており、前記第一流入口11及び第二流入口12以外からは排水が流入しないように形成されている。
上記の通り、エルボ部材3には上記浴槽排水口50に対応する第一流入口11及び浴槽パン排水口51に対応する第二流入口12が設けられているが、以下に記載するトラップ本体25には上記洗い場パン排水口52に対応する第三流入口26が設けられている。
図6に示すように、トラップ本体25は第三流入口26、椀部27、枝管流入口28、流出口29より構成され、フランジ部材32、防臭筒33が取り付けられている。
第三流入口26は上記洗い場パン排水口52からの排水が流入する、トラップ本体25の上方に設けられた開口であって、内部に雌螺子を有し、フランジ部材32及び防臭筒33が取り付けられている。
フランジ部材32は上記洗い場パン排水口52に取り付けられる円筒状の部材であって、洗い場パンPA(洗い場パン排水口52)を介してトラップ本体25と螺合している。
防臭筒33はフランジ部材32の内部に取り付けられる略円筒状の部材であって、その下端は後述する椀部27の底面付近まで到達し、当該椀部27内に貯留された排水によって封水を形成する封水部34を構成する。
椀部27はトラップ本体25の底面に設けられた有底筒状部分であり、円筒状の壁部35が立ち上がっており、内部に排水を貯留可能な空間を形成している。又、防臭筒33の一部が椀部27に配置されている為、排水貯留時には流路の一部が排水で満たされて封水部34を形成する。尚、椀部27と防臭筒33が封水部34を形成している際、当該椀部27(壁部35)の上端高さが封水の形成される封水面の上限高さ(封水高さW)となる。
枝管流入口28は前記壁部35の側面に設けられた開口であって、エルボ部材3の枝管流出口5と連通している。従って、浴槽B及び浴槽パンPB上に生じた排水は当該枝管流入口28よりトラップ本体25へと流入する。
流出口29は前記椀部27より溢れた排水をさらに下流側の配管へと流出する開口である。
上記排水装置としての排水トラップ1は以下の方法によって設備機器である浴槽B、浴槽パンPB、洗い場パンPAに取り付けられる。
まず、工場等において、事前に弁体13の固定部15を目皿7の孔17に挿通させ、取付固定する。この時、固定部15には抜け止め16が設けられている為、当該挿通のみで固定部15の取り付けは完了する。
次に、施工現場にて、トラップ本体25の第三流入口26を、洗い場パンPAを介してフランジ部材32と螺合させることによって、トラップ本体25と洗い場パンPAを固定する。次に、エルボ部材3の枝管流出口5をトラップ本体25の枝管流入口28と接着その他の方法によって水密に取り付ける。
又、エルボ部材3を、浴槽パンPBを介してフランジ部材32と螺合により浴槽パンPBに取付固定する。さらに、トラップ本体25の流出口29を更に下流の配管100と接続させ、排水トラップ1の固定が完了する。
そして、トラップ本体25の第三流入口26(フランジ部材32)に防臭筒33を、エルボ部材3の開口部4(フランジ部材6)に目皿7をそれぞれ配置する。
当該配置が終了した後に、浴槽パンPB上に浴槽Bを載置する。この時、浴槽Bの裏側底面に設けられた水密管55下端のジャバラ状部分が第一流入口11に当接し、浴槽排水口50と連結する。又、ジャバラ状部分はゴム等の弾性部材によって成る為、当該載置のみによって水密管55と第一流入口11を水密に連結することが可能である。
上記のように取り付けられた本発明の第一実施形態において、各設備機器に発生した排水は以下の流れとなる。
浴槽B上に排水が発生した場合、浴槽排水口50より排出された排水は、水密管55、第一流入口11、エルボ部材3、エルボ部材3の枝管流出口5を通り、トラップ本体25の椀部27内に流入する。椀部27より溢れた排水は流出口29より、さらに下流側の配管へと流出する。
浴槽パンPB上に排水が発生した場合、当該排水は第二流入口12、エルボ部材3、エルボ部材3の枝管流出口5を通り、トラップ本体25の椀部27内に流入する。椀部27より溢れた排水は流出口29より、さらに下流側の配管へと流出する。
尚、図7に示すように、平時において弁体13はその下端が自重により封水高さWと略同一であるが、封水とは接触しない程度の高さまで降下しており、第二流入口12は開弁状態となっている。従って、第二流入口12は閉塞されておらず、浴槽パンPB上に発生した排水はスムーズに第二流入口12を通過することが出来る。
洗い場パンPA上に排水が発生した場合、当該排水は第三流入口26、防臭筒33を通り、トラップ本体25の椀部27内に流入する。椀部27より溢れた排水は流出口29より、さらに下流側の配管へと流出する。
上記各設備機器より流入する排水は、その一部が貯留され、且つ排水流路の一部が排水で満たされることによって封水が形成される。排水装置としての排水トラップ1は、当該封水によってトラップ機能を備え、下水側からの臭気や害虫の逆流を防ぐことが出来る。尚、上記第一実施形態においては、エルボ部材3とトラップ本体25は椀部27下端において連通している為、椀部27及びエルボ部材3内部に排水が貯留される。
この時、椀部27の上端高さが封水面の上限高さ(封水高さW)となる為、エルボ部材3内にも、図5等に示すように、最大で当該封水高さWまで封水が貯留される。
一方、下流側より排水の逆流が発生した場合、逆流装置としての弁体13は、以下のように作用する。
弁体13の下方、即ちエルボ部材3側から排水が逆流した場合、図8に示すように、弁体13が逆流した排水に付勢されて上昇し、第二流入口12の当接部20に当接する。この時、弁体13と当接部20の当接によって第二流入口12が閉塞される為、逆流した排水は第二流入口12を通過することが出来ず、浴槽パンPB上に排水が溢れ出すことはない。
そして、当該排水の逆流が収まると、弁体13は自重によって再び下降する。
上記第一実施形態に係る排水装置においては、弁体13の開閉幅L1を規制する為の規制機構として、厚み、弾性力等を調整することによって、封水面に触れない程度の高さまでしか下降することが出来ないように形成されている。
弁体13は比重が1よりも重い部材であるが、封水に浸れば浮力により弁体13の開口の度合いが変化し、平時においても(封水に浸からない場合に比べ)閉方向に寄ってしまう為、当該規制機構を設けている。
又、上記第一実施形態においては、当接部20が傾斜して設けられている為、当接部20が水平に設けられているものに対し、弁体13の開閉幅L1を大きく形成することが出来る。従って、低床化に伴い当接部20が設けられている傾斜面から封水高さWまでの幅L2が短くなったとしても、弁体13の弁部14を封水に浸すことなく、良好な開閉幅L1を設けることが可能となる。
尚、当接部20の傾斜角度θは、0°<θ<180°であれば良く、特に0°<θ<45°であることが好ましいが、特に限定されるものでは無い。
又、第二流入口12は第一流入口11に対して上方に向けて突出する形で傾斜しているが、第一流入口11から第二流入口12上端までの高さが、第一流入口11から浴槽Bまでの高さ幅以下に形成されている為、第二流入口12の傾斜が低床化の妨げとなることはない。
又、第二流入口12の下端は目皿7上面の内、一番低い位置から開口している為、目皿7上に生じた排水は全て第二流入口12より流入し、目皿7上に排水が残留することはない。
尚、上記第一実施形態においては、平時において弁体13が開弁状態となっている為、当接部20に弁部14が張り付いてしまうことによる動作不良は生じない。
又、上記第一実施形態においては、固定部15が弁体13の上方側に配置されていたが、本発明の固定部15の配置はこれに限られるものではない。例えば図9乃至図11に示す第二実施形態のように、固定部15が弁体13の下端側に配置されていてもよい。当該第二実施形態においては、弁体13の開閉幅L1をより大きく確保することが可能となる。尚、当接部20が設けられている傾斜面下端から封水高さWまでの幅L2を分かり易くする為、図10においては弁体13を二点鎖線で記載している。
又、図12に示す本発明の第三実施形態のように、弁体13の下端付近及び上端付近に固定部15を設けて固定してもよい。
又、上記第一実施形態乃至第三実施形態において、弁体13は比重が1より重い弾性体であるゴム等の軟質部材によって構成されていたが、本発明の弁体13はこれに限られるものではなく、比重が1より軽くても良く、又、ゴム以外の硬質部材等によって構成されていても良い。
又、上記第一実施形態乃至第三実施形態において、厚み、弾性力等を弁体13の開閉幅L1を規制する為の規制機構としていたが、本発明の規制機構はこれに限られるものではない。例えば、図13に示す本発明の第四実施形態においては、弁体13は合成樹脂等の硬質材より成り、断面視略「へ」字状に形成されており、回転の軸となる固定部15によって回動可能に軸止されている。第四実施形態における弁体13は規制機構となるストッパ40を弁部14の上端と連続する箇所に有している。第四実施形態に係る弁体13においては、弁部14が所定角度以上下降すると、ストッパ40が目皿7の裏面に当接し、弁体13が一定角度以上回動することを規制するように形成されている。
又、上記第一実施形態乃至第四実施形態において、当接部20は平坦面として形成されていたが、図14に示す第五実施形態のように、ストッパ40の、弁部14が当接する箇所に凸状のリブ部41を設けても良く、この場合、弁部14がより水密に閉弁し、且つ逆流が収まった際等に排水の表面張力の影響を受けにくく、再び開弁し易い。
又、上記第一実施形態乃至第五実施形態において、弁体13は固定部15が固定され、当該固定部15を軸として開閉を行う構造であったが、本発明の弁体13はこれに限られるものでない。例えば図15に示す第六実施形態のように、断面視略三角形状であって比重が1よりも軽く、浮力により開閉を行う弁体13のようなフロート式であっても良い。
1 排水トラップ
3 エルボ部材
7 目皿
10 突出部
11 第一流入口
12 第二流入口
13 弁体
14 弁部
19 取付面
20 当接部
25 トラップ本体
26 第三流入口
29 流出口
34 封水部
40 ストッパ
50 浴槽排水口
51 浴槽パン排水口
52 洗い場パン排水口
A 洗い場
PA 洗い場パン
B 浴槽
PB 浴槽パン
W 封水高さ
L1 開閉幅
L2 傾斜面下端から封水高さまでの幅

Claims (10)

  1. 設備機器の排水口と接続し、該設備機器からの排水が流入する第一流入口と、
    他の設備機器からの排水が流入する第二流入口と、
    上記第一流入口及び第二流入口から流入した排水を溜めて封水を形成する封水部と、
    封水部を溢れ出た排水を下水等に排出する流出口と、
    前記第二流入口の近傍に取り付けられ、弁体の開閉動作によって第二流入口裏面の当接部に当接し、排水の逆流を防止する逆流防止装置と、
    からなる排水装置であって、
    前記当接部が水平方向に対して傾斜する傾斜面として設けられ、
    前記傾斜面下端から封水水面までの幅よりも前記弁体の開閉幅の方が幅広に形成されていることを特徴とする排水装置。
  2. 設備機器の排水口と接続し、該設備機器からの排水が流入する第一流入口と、
    他の設備機器からの排水が流入する第二流入口と、
    上面に第二流入口を備えた蓋体と、
    上記第一流入口及び第二流入口から流入した排水を溜めて封水を形成する封水部と、
    封水部を溢れ出た排水を下水等に排出する流出口と、
    前記第二流入口の近傍に取り付けられ、弁体の開閉動作によって第二流入口裏面の当接部に当接し、排水の逆流を防止する逆流防止装置と、
    からなる排水装置であって、
    前記第二流入口上端が前記第一流入口よりも上方に配置されるように、
    第二流入口が水平方向に対して傾斜すると共に、
    第二流入口は蓋体の上面に対して上方に向けて傾斜して開口していることを特徴とする排水装置。
  3. 設備機器の排水口と接続し、該設備機器からの排水が流入する第一流入口と、
    他の設備機器からの排水が流入する第二流入口と、
    上記第一流入口及び第二流入口から流入した排水を溜めて封水を形成する封水部と、
    封水部を溢れ出た排水を下水等に排出する流出口と、
    前記第二流入口の近傍に取り付けられ、弁体の開閉動作によって第二流入口裏面の当接部に当接し、排水の逆流を防止する逆流防止装置と、
    からなる排水装置であって、
    前記第二流入口上端が前記第一流入口よりも上方に配置されるように、
    第二流入口が水平方向に対して傾斜して設けられ、
    更に当接部が水平方向に対して傾斜する傾斜面として設けられ、前記傾斜面下端から封水水面までの幅よりも前記弁体の開閉幅の方が幅広であることを特徴とする排水装置。
  4. 前記設備機器は槽体であって、
    前記他の設備機器は上記槽体が載置された防水パンであって、
    前記第二流入口は該槽体の下方に配置されており、
    前記第一流入口から当接部上端までの幅が、第一流入口上端から第一流入口上方に設けられた槽体までの幅以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の排水装置。
  5. 前記逆流防止装置は、下流側からの逆流が生じた時のみ閉弁状態を維持することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の排水装置。
  6. 前記弁体の上端側が第二流入口の近傍に固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の排水装置。
  7. 前記弁体の下端側が第二流入口の近傍に固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の排水装置。
  8. 前記弁体が弾性体より構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の排水装置。
  9. 前記逆流防止装置が、前記弁体の開閉幅を規制する為の規制機構を有することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1つに記載の排水装置。
  10. 前記第二流入口の下端が前記第一流入口よりも低く、且つ第二流入口の上端が第一流入口よりも高い位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項9に記載の排水装置。
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