JPS594222Y2 - バルブスイセン - Google Patents

バルブスイセン

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JPS594222Y2
JPS594222Y2 JP1975116825U JP11682575U JPS594222Y2 JP S594222 Y2 JPS594222 Y2 JP S594222Y2 JP 1975116825 U JP1975116825 U JP 1975116825U JP 11682575 U JP11682575 U JP 11682575U JP S594222 Y2 JPS594222 Y2 JP S594222Y2
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JP
Japan
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valve shaft
screw
upper hollow
valve
lower valve
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975116825U
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English (en)
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JPS5231031U (ja
Inventor
隆男 小島
Original Assignee
コジマ タカオ
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Publication date
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  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はきわめて簡単な構造、操作により盗水防止がで
きるようにしたバルブ水栓に関するもので、即ち、本考
案はその下端位置に弁体13を配置した下部弁軸16の
下部外螺子17を、下部弁軸支持体10の内螺子11に
螺挿し、該下部弁軸支持体10の下部部分の外螺子9を
、バルブ水栓本体5の内螺子6に螺挿し、前記下部弁軸
支持体10と、前記バルブ水栓本体5との間にバッキン
グ8を介在し、前記下部弁軸支持体10の上部孔22の
上方から、下方部外層に鍔20を設けた上部中空弁軸2
1を前記上部孔22に向けて昇降自在に挿嵌し、バッキ
ング29を凹部30に挿嵌した上部中空弁軸支承体26
を、上部中空弁軸21に嵌挿して、該上部中空弁軸支承
体26の下部内螺子27を、下部弁軸支持体10の上部
外螺子28に螺挿し、前記上部中空弁軸21の縦方向に
貫通した中空部23に挿嵌した連結用螺子鍵3Bの下端
部に設けた外螺子39を、下部弁軸16の上端部に穿設
した孔18に設けた対螺子鍵連結用内螺子19に螺挿し
、上部中空軸21と下部弁軸16を、前記連結用螺子鍵
38により一体的に連結しつるようにし、前記上部中空
弁軸21の下端部に穿たれたテーパ一孔24の勾配を、
前記下部弁軸16の上端部に設けたテーパー突起25の
勾配よりわずかにゆるやかにし、前記連結用螺子鍵38
により、上部中空弁軸21と下部弁軸16とを連結した
ときに、上部中空弁軸21の下端部のテーパ一孔24の
開口先端部により、下部弁軸16の上端部に近いテーパ
ー突起25の表面のテーパ一部分のある位置において線
接触関係にし、その部分でシール状態を保持しうるよう
にしたことを特徴とするバルブ水栓に係り、今添附図面
に示す実施の一例により本考案を説明すれば次の通りで
ある。
給水口側1と排水口側2を、弁座口3を設けた弁座4で
仕切ったバルブ水栓本体5の上部に、内螺子6を設けた
開口部7を形成し、該開口部7の上縁に置いたバッキン
グ8を介して、下部に設けた外螺子9を、前記内螺子6
に螺挿した下部弁軸支持体10の中心円螺子11に、バ
ッキング12を取付けた弁体13の上部杆14を、下部
孔15に挿嵌した下部弁軸16の下部外螺子17を螺挿
し、該下部弁軸16の上方中心部に設けた孔18に対螺
子鍵連結用螺子19を設け、下方部外層に鍔20を設け
た上部中空弁軸21を、下部弁軸支持体10の上部孔2
2に挿嵌し、該上部中空弁軸21の中空部23に連通し
、且つ、上部中空弁軸21の下面に設けたテーパー(L
i2の勾配を、前記下部弁軸16の上端部に設けたテー
パー突起25の勾配よりわずかにゆるやかにして、上記
テーパ一孔24をテーパー突起25に嵌合させ、上部中
空弁軸21に嵌挿した上部中空弁軸支承体26の下部内
螺子27を、下部弁軸支持体10の上部外螺子28に螺
挿して、上部中空弁軸21を支承すると共に、該上部中
空弁軸21が上部に抜出ないようにし、バッキング29
を上部中空弁軸21に嵌挿して上部中空弁軸支承体26
の凹部30に挿嵌し、バッキング29の上部に座金31
を置き、その上にかぶせたキャップ32の内螺子33を
、上部中空弁軸支承体26の上部外螺子34に螺挿し、
上部中空弁軸21の上方部に設けた角型35に、バンド
ル36の角孔37を嵌挿し、該角型35の上面外周を叩
いて、上部中空弁軸21にバンドル36をかみしめて一
体とし、連結用螺子盤38を上部中空弁軸21の中空部
23に挿嵌して、該連結用螺子盤4Bに設けた外螺子3
9を、下部弁軸16の対螺子鍵連結用螺子19に螺挿し
て、上部中空弁軸21と、下部弁軸16を一体とするよ
うに、且つ、上部中空弁軸21の下端部のテーパー(L
i2の開口先端部により、下部弁軸16の上端部に近い
テーパー突起25の表面のテーパ一部分のある位置にお
いて線接触関係にし、その部分でシール状態を保持しう
るようにしてなるバルブ水栓である。
従来使用されている上部にバンドルを取付け、下部に弁
体を挿嵌した弁軸を、バルブ水栓本体に螺挿してなるバ
ルブ水栓においては、これを使用しない時には、逆水を
防ぐために、バンドルとバルブ水栓本体を針金により連
結してバンドルの回転を止めておき、もって自由にバン
ドルが回転されて開弁されるのを防いでいたものである
しかしながら、前記の針金が切断されれば、バンドルの
回転は自由となるので、針金の連結による遣水防止は清
算役立たない欠点を有したものである。
また、近年弁部を開閉するスピンドルと、このスピンド
ルを回転するバンドルの間に、係脱自在の接続具を介在
した遣水防止用の止水栓が開発されたが、上下動する前
記のスピンドルの外周に取付けたバッキングによるシー
ル手段に難点があり、即ち、前記バッキングの摩耗が早
いため、いまだ、決定的なものは現われていない。
しかるに本考案は上記した構造からなり、弁軸を中間で
上、下部に2分して分離した構造とし、使用しない時は
バンドルが空転するようにして逆水を防止し、開弁する
時には、これら上、下部の弁軸を連結用螺子盤により一
体とし、この場合、上部中空弁軸のテーパ一孔の勾配が
、下部弁軸のテーパー突起よりゆるやかにすることによ
り、その接触部分が線接触となることにより、その部分
で確実にシールしつるようにし、しかも、バンドルの回
転により上、下部の弁軸は回転されて開弁できるように
した遣水防止のバルブ水栓である。
本考案の非使用時においては、第1図に示すように、連
結用螺子盤38を、上部中空弁軸21の中空部23より
抜き取り、即ち、該連結用螺子盤38の外螺子39を、
上部中空弁軸21並びに下部弁軸16の対螺子鍵連結用
螺子19より抜き取っておくものである。
しかる時には、バンドル36を回転して上部中空弁軸2
1を回転しても、該上部中空弁軸21の下面に設けたテ
ーパー(Li2は、下部弁軸16の上部外周に設けたテ
ーパー突起25に線接触嵌合状態で空廻りするため、該
下部弁軸16の下部に挿嵌しである弁体13のバッキン
グ12は、バルブ水栓本体5の弁座4上にあって、そこ
にある弁座口3上を閉じ、即ち、閉弁状態となっている
から、給水口側1の水は、排水口側2に行くのを止めら
れているものである。
したがって、この状態においては、いかなる手段を用い
ても下部弁軸16を回転して上昇できないため、遣水が
できないものである。
次に開弁じようとする場合には、連結用螺子鍵38を、
上部中空弁軸21の中空部23に挿嵌して、該連結用螺
子鍵38に設けた外螺子39を、下部弁軸16の対螺子
鍵連結用螺子19に螺挿するものである。
しかる時には、上部中空弁軸21の下端部のテーパー(
L24の勾配を、下部弁軸16のテーパー突起25の勾
配よりわずかにゆるやかにしであるから、前記上部中空
弁軸21のテーパー(L24の開口先端部により、下部
弁軸16の上端部に近いテーパー突起25の表面のテー
パ一部分のある位置において線接触関係となり、上部中
空弁軸21は、下部弁軸16と一体となるものである。
このようになった時に、バンドル36を回転すれば、該
バンドル36、上部中空弁軸21.連結用螺子鍵3B及
び下部弁軸16は一体となって上昇を始め、したがって
第2図に示すように開弁状態となり、即ち、給水側1よ
り水は弁座口3を通り、弁体13を押し上げて排水側2
に流れていくものである。
しかしてこの際、排水側2に入った水が、たとえ弁体1
3の上面と、下部弁軸支持体10の下面、下部弁軸16
の下面の間より、下部弁軸16の外螺子17と、下部弁
軸支持体10の中心円螺子11の隙間を通り上昇し、下
部弁軸16の上方部と、上部中空弁軸21の周り、即ち
、上部孔22に入っても、テーパ一孔24とテーパー突
起25の線接触嵌合によりツール状態が保持されている
ことによって、テーパ一孔24、上部中空弁軸21の中
空部23と、連結用螺子鍵38の間に入らないから、こ
の部分から外部に水が漏出する虞れがなく、さらに上部
中空弁軸21と、上部中空弁軸支承体26の間からたと
え水が上昇しても、該上部中空弁軸支承体26の凹部3
0にあるバッキング29により外部に漏出することがな
く、また一方バルブ水栓本体5の開口部1の内螺子6と
、下部弁軸支持体10の外螺子9の間から水が上昇して
も、バッキング8により外部への漏出は防がれるもので
ある。
しかして閉弁の時は、バンドル36を前記と逆に回転し
て第1図の状態に下げ、弁体13により弁座口3を閉じ
、しかる後連結用螺子鍵38を、下部弁軸16と上部中
空弁軸21より抜き取れば、閉弁状態は保たれるもので
ある。
本考案は上記したように、従来1本の弁軸からなってい
たものを、2個に分け、即ち、下部弁軸16と、上部中
空弁軸21に分け、この両者を単に連結用螺子鍵38に
より一体とした時に開弁でき、即ち、この場合、上部中
空弁軸21の下面のテーパ一孔24は、下部弁軸16の
上部外周のテーパー突起25に線接触嵌合密着するだけ
で、上部中空弁軸21は下部弁軸16と一体となり、し
かして、閉弁の時はバンドル36の操作で上部中空弁軸
21と共に下部弁軸16を下げて弁体13により弁座口
3を閉じ、連結用螺子鍵3Bを抜き取った時に、上部中
空弁軸21のテーパ一孔24と、下部弁軸16のテーパ
ー突起25の線接触嵌合密着は解かれて閉弁できるので
、きわめて簡単な構造で遣水防止の閉弁並びに開弁がで
きる。
しかも、それが前述したように上部中空弁軸21のテー
パー(L24と、下部弁軸16のテーパー突起25の線
接触嵌合により行われるため、面接触嵌合と異り、線接
触嵌合部分が使用中に腐蝕によって、上部中空弁軸21
と下部弁軸16が付着したままによる開弁、閉弁の誤操
作がなくなって、目的とする遣水防止が確実に行われさ
らに、従来の遣水防止用の止水栓のように、部品点数が
非常に多い割りに、漏水事故が多発していたのに比べ、
本考案では、特に前記線接触部分でシール状態が保持さ
れるので、漏水の中でも連結用螺子鍵38部分からの漏
水が確実に防止される効果がある。
なお、本考案は上記のようにバルブ水栓ばかりでなく、
止水栓としても使用に供することができるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示すもので、第1図は本考
案の非使用時を示す一部縦断正面図、第2図は同使用時
を示す縦断正面図、第3図は弁体、下部弁軸、上部中空
弁軸、バンドル及び連結用螺子鍵を示す斜視図である。 5・・・・・・バルブ水栓本体、6・・・・・・内螺子
、8・・・・・・バッキング、9・・・・・・外螺子、
10・・・・・・下部弁軸支持体、11・・・・・・内
螺子、13・・・・・・弁体、16・・・・・・下部弁
軸、17・・・・・・下部外螺子、18・・・・・・孔
、19・・・・・・対螺子鍵連結用内螺子、20・・・
・・・鍔、21・・・・・・上部中空弁軸、22・・・
・・・上部孔、23・・・・・・中空部、24・・・・
・・テーパ一孔、25・・・・・・テーパー突起、26
・・・・・・上部中空弁軸支承体、27・・・・・・下
部内螺子、28・・・・・・上部外螺子、29・・・・
・・バッキング、30・・・・・・凹部、38・・・・
・・連結用螺子鍵、39・・・・・・外螺子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. その下端位置に弁体13を配置した下部弁軸16の下部
    外螺子17を、下部弁軸支持体10の内螺子11に螺挿
    し、該下部弁軸支持体10の下部部分の外螺子9を、バ
    ルブ水栓本体5の内螺子6に螺挿し、前記下部弁軸支持
    体10と、前記バルブ水栓本体5との間にバッキング8
    を介在し、前記下部弁軸支持体10の上部孔22の上方
    から、下部外周に鍔20を設けた上部中空弁軸21を前
    記上部孔22に向けて昇降自在に挿嵌し、バッキング2
    9を凹部30に挿嵌した上部中空弁軸支承体26を、上
    部中空弁軸21に嵌挿して、該上部中空弁軸支承体26
    の下部内螺子27を、下部弁軸支持体10の上部外螺子
    28に螺挿し、前記上部中空弁軸21の縦方向に貫通し
    た中空部23に挿嵌した連結用螺子鍵38の下端部に設
    けた外螺子39を、下部弁軸16の上端部に穿設した孔
    1Bに設けた対螺子鍵連結用内螺子19に螺挿し、上部
    中空弁軸21と下部弁軸16を、前記連結用螺子鍵3B
    により一体的に連結しうるように、前記上部中空弁軸2
    1の下端部に穿たれたテーパ一孔24の勾配を、前記下
    部弁軸16の上端部に設けたテーパー突起25の勾配よ
    りわずかにゆるやかにし、前記連結用螺子鍵38により
    、上部中空弁軸21と、下部弁軸16とを連結したとき
    に、上部中空弁軸21の下端部のテーパー(L24の開
    口先端部により、下部弁軸16の上端部に近いテーパー
    突起25の表面のテーパ一部分のある位置において線接
    触関係にし、その部分でシール状態を保持しうるように
    したことを特徴とするバルブ水栓。
JP1975116825U 1975-08-25 1975-08-25 バルブスイセン Expired JPS594222Y2 (ja)

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JP1975116825U JPS594222Y2 (ja) 1975-08-25 1975-08-25 バルブスイセン

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JPS5231031U JPS5231031U (ja) 1977-03-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS537210Y2 (ja) * 1974-07-17 1978-02-23

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JPS5231031U (ja) 1977-03-04

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