JPH0235704A - 分割型零相変流器 - Google Patents

分割型零相変流器

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JPH0235704A
JPH0235704A JP63186319A JP18631988A JPH0235704A JP H0235704 A JPH0235704 A JP H0235704A JP 63186319 A JP63186319 A JP 63186319A JP 18631988 A JP18631988 A JP 18631988A JP H0235704 A JPH0235704 A JP H0235704A
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JP
Japan
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groove
iron core
secondary coil
guide pin
shield plate
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JP63186319A
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JPH0583163B2 (ja
Inventor
Masashi Nakamura
中村 巨司
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Hikari Trading Co Ltd
Original Assignee
Hikari Trading Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、分割型零相変流器に係り、特にその組立お
よび組立の際の2次コイルの位置決めを容易にしたこと
を特徴とする。
従来の技術 零相変流器は、貫通する1次導体と鉄心間の位置の不拘
−又は鉄心に巻回される2次コイルの分布の不均一等の
原因により見掛上の零相電流たる残留電流が現れ、特に
分割形鉄心の場合は接合部の磁気抵抗が他の部分より大
きくなり、残留電流も多くなることが知られている。そ
こで一般には鉄心の内周、外周および両側面に磁気シー
ルドを設けて残留電流を減少させることが行われている
従来この分割形零相変流器の鉄心の積み重ね、2次コイ
ルの巻装および磁気シールドの取付等は第5図のように
行われている。第5図は分割形零相変流器の一方の鉄心
の組立を説明するための斜視図で、50は任意の幅をも
った半円状の鉄心を示し、この鉄心50はパーマロイ又
は珪素鋼板等の薄板を積み重ねて形成される。積み重ね
る際、図面に示すように1枚づつ交互にづらし、両端の
接合部50aに凹凸の噛合部を形成する。51はスペー
サで鉄心50の任意個所(図は3個所)に設けられ、コ
字状rl<材51aと、コ字状の開放端を閉鎖する止め
部材51bとから成り、コ字状部材51aの溝内に薄板
を積み重ねて挿入し、止め部材51bをコ字状部材51
aにねじで止めて一体に固定する。またスペーサ51の
内、外周部および第5図の下側の外面、また止め部材5
1bの上面にはシールド取付用のねじ孔が設けられてい
る。
52および53は内部シールド板および外部シールド板
で、鉄心50の内周側および外周側に夫々配設され、各
スペーサ5Iにねじ止めされる。54および55は側面
シールド板で第5図の上、下に夫々配設され、同様にス
ペーサ5Iにねじ止めされる。また側面シールド板54
.55の固定は、第5図(B)に示すように部材51a
に凸部を設け、この凸に係合する凹部をシールド板55
に設けてこれらを嵌合して行っている。組み立てる際は
、薄板を積み重ねた鉄心50をスペーサ51でねじ止め
により固定し、スペーサとスペーサの間にコイルを巻装
した後、内部シールド板52、側面シールド板54.5
5および外部シールド板53をスペーサ5Iにねじで固
定して一体化し、これを合成樹脂製のケースに納めて分
割鉄心ブロックAを形成し、更にこれと同じ分割鉄心ブ
ロックBを作って第6図に示すように互いの接合部5゜
aを噛合させて分割型零相変流となす。
発明が解決しようとする課題 」二足のものは、鉄心50を作る際、薄板を1枚毎交互
にづらして接合部50aに深さの同じ凹凸を作る技術が
要求され、またスペーサ51及びシールド板52〜55
を多数のねじを使用して固定しているので、ねじ孔加工
、ねじ止め作業に時間がかかり、また2次コイルの位置
が作業音の勘に頼っているので、正確な位置決めが錐か
しく、そのため残留電流特性の不均一なものとなり、品
質管理上問題がある。
そこで、本発明は組立が簡単で、しかも2次コイルの位
置決めが正確に行われる此種零相変流器を提供しようと
するものである。
課題を解決するための手段 半円状の有底溝を有するケースの溝に、2次コイルを有
し少なくとも両側面を側面シールド板でシールドした鉄
心を嵌入して前記溝の開放側にカバーを取り付けて鉄心
ブロックを形成し、この鉄心ブロックを2個互いに鉄心
の両端を噛合して成る零相変流器において、前記有底溝
にガイドピンを植設し、且つ前記鉄心および側面シール
ド板にガイドピンが挿通される挿通孔を設ける。
また、前記2次コイルを巻装したコイルボビンに係合突
起を設け、且つ前記側面シールド板に2次コイルの適位
置を定めた部位に係合突起が挿入される位置決め孔を設
ける。
作用 ガイドピンに、側面シールド板、鉄心および側面シール
ド板の順に挿通孔を挿通して溝内に鉄心および側面シー
ルド板を固定する。このことにより側面シールド板のね
じによる取付作業が不用となる。
また、側面シールド板に設けた位置決め孔に2次コイル
の係合突起を挿入する。このことにより2次コイルが適
位置に固定される。
実施例 第1図は本発明の一実施例を説明するための分割零相変
流器の一方の分割鉄心ブロックAの分解図を示し、■は
鉄心で第2図に示すように任意幅の半円状のパーマロイ
又は珪素鋼板等の薄板ドを積み重ねてねじ止め又はかし
め等の固定手段により一体に形成されている。半円状の
薄板1′の両端側には夫々端部から距離12.、距離Q
tをもって孔λおよびbが穿設されている。これらの距
離σ1とQ、との関係は+21>122とじ、その差り
は、接合部の溝の深さとなる(第2図(B))。このよ
うに孔a、bを設けた薄板ビを任意枚数孔が交互にa、
b、a、b・・・となるようにして重ね合わせ、6孔a
およびbにねじ(又はかしめ棒)を挿入して一体に締め
付ける。2は2次コイルでボビンに巻装され、鉄心lに
装着される。また前記鉄心1を形成する薄板1′には後
述するガイドピン5が挿通される挿通孔c、dが設けら
れている。
3は合成樹脂により形成されたケースで、鉄心lが嵌入
される半円状の有底溝4が形成され、その底部に任意間
隔をもって2本のガイドピン5が植設されている。また
このケース3には1次導体を通す半円窓6.カバーを止
めるための複数のねじ孔7およびもう一方の分割鉄心ブ
ロックBと嵌合したときに互いに噛合させるためのガイ
ド部材8゜9を有する。前記2次コイル2は、第3図に
示すようにボビン11に電線を巻装して成るもので、こ
のボビン■1は合成樹脂等の絶縁部材により形成され、
鉄心lを挿通する挿通口12を有する断面四角形の胴体
部13と、この胴体部13の両端に設けられた四角板の
鍔部材14およびこの両鍔部材14の各上下(第3図の
)に突設した係合突起15.16より構成されている。
20は側面シールド板で、磁性材より成り、鉄心lの左
右両側に1枚又は複数枚(図の実施例は2枚)配設され
る。この側面シールド板20には、第1図に示すように
、2次コイル2を配設しようとする部位に、そのボビン
の係合突起15.16が挿入される位置決め孔+5a、
+6aと、前記ケースIのガイドピン5が挿通する挿通
孔21が穿設されている。
22は半円状に形成した内周シールド板で、その外周而
に両面粘着テープ23等で絶縁フィルム24を粘着して
ケース3の溝4の内周面に副わせ、その両端は係止部1
aに係止させる。25は外周シールド板で、溝4の外周
而に副わせ、その両端は外周の係止部1bに係止させる
。26はケース3のカバーで、ケース3に鉄心1.側面
シールド板20および内、・外周面シールド板22.2
5を収容した後このカバー26をみしてねじ等で一体に
取り付は分割鉄心ブロックA(又はB)を形成する。
次に組立順序を説明すると、まず、第2図(A)に示す
ように磁性材より成る半円状の薄板ドの■端側に端から
Q、の距離の所に孔aを、他端側には端からQ、の距離
の所に孔すを、またケース3のガイドピン5の位置に合
わせて挿通孔c、dを設けた薄板1′を打し抜き形成し
、これを第2図(A)に示すように孔a、b、a、b・
・・となるように交〃に裏返して任、α枚数積み市ね、
この孔にボルトを挿入してナツトで締め付けて鉄心lを
形成し、これにボビンIIに在線を施した2次コイル2
を3側底人する。次に側面シールド板20に、あらかじ
めコイル10の適位置を定め、その位置に相当する部分
に位置決め孔15a、16aを設け、またガイドピン5
の挿通孔21を設けたものを用意する。そしてガイドピ
ン5に、側面シールド板20を2枚(1枚でもよい)、
2次コイル2を施した鉄心Iおよび側面シールド板20
をその挿通孔c、dおよび21を挿通して溝4内に納め
、次に内周シールド板22および外周シールド板25を
溝4の内周面および外周而に副わせで挿入し、カバー2
6を装着して分割鉄心ブロックΔ、Bを作る。
なお、第1図の実施例では、ガイドピン5を有底溝4の
底部側にのみ設けているが、第4図に示すように、ケー
ス3側のガイドピン5の長さを短くし、カバー26側に
もこれと対向した位置に短いガイドピン5′を設けても
よい。
また同実施例では、2次コイル2の位置決めを、ガイド
ピン5によって固定された側面シールド板で行っている
が、このシールド板の固定はガイドピンに限らず、第5
図(B)の方法で固定した場合でも適用できることは勿
論である。
発明の効果 本発明は、以Hのようにケースに有する有底if4の底
部にガイドピンを植設し、側面シールド板および鉄心に
はこのガイドピンが挿通される挿通孔を設けて、7音内
にガイドピンをガイドとして側面ンールド板、鉄心およ
び側面シールド板の順に収容4”るようにしたので、従
来のようなスペーサは必要なくなり、従ってスペーサに
ねじ加工したり、側面シールド板のねじ止め作業か不用
となって製作玉数が極端に減少する。
また、側面シールド板に、あらかじめ2次コイルの適位
置(2次コイルの設置位置によって残留電流が増減する
が、残留電流の最も少ない位置)に位置決め孔を設け、
2次コイルのボビンにこの孔に挿入される係合突起を設
けているので、側面シールド板の位置決め孔に2次コイ
ルの係合突起ド板、22 ・・内周シールド板、 25・・・外周シール を挿入することにより必然的に2次コイルは適位ド板、 26・・・カバー 置に設置されることになり、残留電流が少なく、しかも
特性の均一な此種零相変流器が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例たる分割鉄心ブロックの分解
斜視図、第2図は本発明の詳細な説明図、第3図は本発
明のコイルボビンの斜視図、第4図は本発明の他の実施
例の説明図、第5図は従来の分割鉄心ブロックの分解斜
視図、第6図は分割型零相変流器の正面図である。 1・・鉄心、2・・・2次コイル、3・・・ケース、4
・・・有底の溝、5・・・ガイドピン、11・・コイル
ボビン、cd、2+・・・挿通孔、15.16・・・係
合突起、15a、16a・・・位置決め孔、20・・・
側面シール第2図 β (B) 第4図 第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半円状の有底溝を有するケースの溝に、2次コイ
    ルを有し少なくとも両側面を側面シールド板でシールド
    した鉄心を嵌入して前記溝の開放側にカバーを取り付け
    て鉄心ブロックを形成し、この鉄心ブロックを2個互い
    に鉄心の両端を噛合して成る零相変流器において、前記
    有底溝にガイドピンを植設し、且つ前記鉄心および側面
    シールド板にガイドピンが挿通される挿通孔を設けると
    共に、前記ガイドピンに側面シールド板,鉄心および側
    面シールド板の順に挿通して側面シールド板と鉄心とを
    溝内に固設するようにしたことを特徴とした分割型零相
    変流器。
  2. (2)半円状の打底溝を有するケースの溝に、2次コイ
    ルを有し少なくとも両側面を側面シールド板でシールド
    した鉄心を嵌入して前記溝の開放側にカバーを取り付け
    て鉄心ブロックを形成し、この鉄心ブロックを2個互い
    に鉄心の両端を噛合して成る零相変流器において、前記
    2次コイルを巻装したコイルボビンに係合突起を設け、
    且つ前記側面シールド板に2次コイルの適位置を定めた
    部位に係合突起が挿入される位置決め孔を設けて該位置
    決め孔に係合突起を挿入して2次コイルの位置決めを行
    うようにしたことを特徴とした分割型零相変流器。
JP63186319A 1988-07-26 1988-07-26 分割型零相変流器 Granted JPH0235704A (ja)

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JPH0235704A true JPH0235704A (ja) 1990-02-06
JPH0583163B2 JPH0583163B2 (ja) 1993-11-25

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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