JPH0343686Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0343686Y2
JPH0343686Y2 JP1985027295U JP2729585U JPH0343686Y2 JP H0343686 Y2 JPH0343686 Y2 JP H0343686Y2 JP 1985027295 U JP1985027295 U JP 1985027295U JP 2729585 U JP2729585 U JP 2729585U JP H0343686 Y2 JPH0343686 Y2 JP H0343686Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
lead wire
fixed case
toroidal
toroidal coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985027295U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61144613U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985027295U priority Critical patent/JPH0343686Y2/ja
Publication of JPS61144613U publication Critical patent/JPS61144613U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0343686Y2 publication Critical patent/JPH0343686Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は直径方向を配線基板上に垂直に安定固
定して実装させるトロイダルコイル用固定ケース
に関する。
〔従来の技術〕
多数の電子部品が配線基板上に実装される高密
度実装においてトロイダルコイルのようなインダ
クタンス類は比較的大きな実装面積を要してい
る。したがって従来のこの種のインダクタンス類
は第3図に示すようにトロイダルコイル1の側面
の一部を覆う一対の側壁と上面がコイル1の外周
面に対応する円環外周面状凹部3を有する肉厚の
底板とよりなる〓状の固定ケース2が用いられて
いる。またこの底板と側壁との接合面近くに上下
に貫通する複数個のリード線孔4が貫設されてい
る。
いま固定ケース2の両側壁間にコイル1を直径
方向の側面を挟持させ、コイル1の巻線端末と接
続されたリード線5をリード線孔4に通しコイル
1の外周面と底板とを固着した固定ケース2を配
線基板上に実装している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の固定ケース2においては凹部3に接着剤
を塗布しコイル1のリード線5をリード線孔4に
通し、コイル1の外周面と凹部3とを固着するの
で、接着剤がリード線5の端の裸線の部分に付着
し、リード線5の端を配線基板の端子と接続でき
ない欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案によれば、巻線の端部を貫通させるため
のリード線孔が設けられ、トロイダル形磁心に巻
線を巻回したトロイダルコイルを垂直に実装させ
るための電気的絶縁材よりなるトロイダルコイル
用固定ケースにおいて、固定ケースは、互いに対
向する側壁にトロイダルコイルの局部を実装させ
るためのU字状切り欠きが設けられると共に、開
口端に対向する底面に対し、接着剤を付着させた
上でトロイダルコイルの端部を実装できるように
するための突起と、突起の周囲にリード線孔とが
設けられた箱形のトロイダルコイル用固定ケース
が得られる。
〔作 用〕
底面の突起の上に接着剤を塗布しコイル1の直
径方向を垂直にし、且つリード線5をリード線孔
4を経て外部に引き出して収納固定する。
〔実施例〕
本考案のトロイダルコイル用固定ケースは第1
図および第2図に示すようにコイル1の軸方向寸
法W0より若干長い寸法Wを辺長とし、コイル1
の直径方向寸法Dより十分短い寸法Lを辺長とし
て底辺とする底面のそれぞれに対向する側壁6お
よび7とする電気絶縁材よりなる箱形の固定ケー
ス2を形成する。またこの固定ケース2の対向す
る側壁6の開口縁辺から幅がコイル1の軸方向寸
法W0で所要の深さの切り欠き8を設け、底面内
面の中央に切り欠き8の底縁より低い高さの柱状
突起9と両側壁7の近くにリード線5を貫通させ
るリード線孔4を貫設し、さらに底面外面の4隅
にスタンドオフ用の突片11を突設してトロイダ
ルコイル用の固定ケース2が形成される。
いま突起9の上面に接着剤12盛り付け、コイ
ル1を直径方向を垂直にして、そのリード線5を
リード線孔4を通して下方に引き出し突起9の上
に収納載置し、接着剤12が固化することによつ
てコイル1は固定ケース2内に安定に収納され
る。
〔考案の効果〕
以上に述べたように本考案によれば、固定ケー
ス2はコイル1を側壁7によつて挟持されるの
で、接着剤12が固化する間特に保持する手段を
要せず、また接着剤による固着は突起によつて限
られたコイル1の外周面の最低部の一部であり、
リード線5に接着剤12が付着することがなく、
接着剤12の使用は少量で充分で、作業が簡易で
確実に固定される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるトロイダルコイル用固定
ケースの実施例の外観斜視図、第2図は本考案に
よる固定ケースにトロイダルコイルを収納載置し
た第1図のA−A断面における縦断側面図、第3
図は従来の固定ケースにトロイダルコイルを載置
した例の外観正面図である。 なお、1……コイル、2……固定ケース、4…
…リード線孔、5……リード線、8……切り欠
き、9……突起、12……接着剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻線の端部を貫通させるためのリード線孔が設
    けられ、トロイダル形磁心に前記巻線を巻回した
    トロイダルコイルを垂直に実装させるための電気
    的絶縁材よりなるトロイダルコイル用固定ケース
    において、前記固定ケースは、互いに対向する側
    壁に前記トロイダルコイルの局部を実装させるた
    めのU字状切り欠きが設けられると共に、開口端
    に対向する底面に対し、接着剤を付着させた上で
    前記トロイダルコイルの端部を実装できるように
    するための突起と、前記突起の周囲に前記リード
    線孔とが設けられた箱形であることを特徴とする
    トロイダルコイル用固定ケース。
JP1985027295U 1985-02-28 1985-02-28 Expired JPH0343686Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985027295U JPH0343686Y2 (ja) 1985-02-28 1985-02-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985027295U JPH0343686Y2 (ja) 1985-02-28 1985-02-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61144613U JPS61144613U (ja) 1986-09-06
JPH0343686Y2 true JPH0343686Y2 (ja) 1991-09-12

Family

ID=30524110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985027295U Expired JPH0343686Y2 (ja) 1985-02-28 1985-02-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0343686Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0510325Y2 (ja) * 1987-01-14 1993-03-15

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5940736U (ja) * 1982-09-08 1984-03-15 三菱電機株式会社 空気調和機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5940736U (ja) * 1982-09-08 1984-03-15 三菱電機株式会社 空気調和機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61144613U (ja) 1986-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0343686Y2 (ja)
JPH0534816B2 (ja)
JPS5821165Y2 (ja) 雑音防止用チョ−クコイル
JPH0525208Y2 (ja)
JP2507763Y2 (ja) 端子台付チョ―クコイル
JPH0244501Y2 (ja)
JP2547514Y2 (ja) インダクタ
JPH0352033Y2 (ja)
JPH06805Y2 (ja) コア絶縁ケ−ス
JPH0222966Y2 (ja)
JPH0165108U (ja)
JPH043471Y2 (ja)
JPH0244496Y2 (ja)
JPH0346490Y2 (ja)
JPH0241938Y2 (ja)
JPS584167Y2 (ja) コイル組
JP2584850Y2 (ja) コイル部品
JPH0648814Y2 (ja) ノーマルモードチョークコイル
JPS5920577U (ja) 差込みプラグ装置
JPH071856Y2 (ja) ダブルバランスドミキサブロック
JPH021845Y2 (ja)
JPH0217460Y2 (ja)
JP2948732B2 (ja) 面接続用コイル装置
JPH0729613Y2 (ja) 表面実装型チョークコイル
JPH0550706U (ja) 面実装型インダクタ