JP2547514Y2 - インダクタ - Google Patents

インダクタ

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JP2547514Y2
JP2547514Y2 JP1990095542U JP9554290U JP2547514Y2 JP 2547514 Y2 JP2547514 Y2 JP 2547514Y2 JP 1990095542 U JP1990095542 U JP 1990095542U JP 9554290 U JP9554290 U JP 9554290U JP 2547514 Y2 JP2547514 Y2 JP 2547514Y2
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JP
Japan
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box
shaped
shaped base
recess
hole
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JP1990095542U
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JPH0455113U (ja
Inventor
誠 針生
Original Assignee
株式会社 トーキン
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電子機器に用いられるインダクタに関する
ものである。
[従来の技術] 従来より、インダクタとして、第4図に示すようなも
のが知られている。
このインダクタは、絶縁材料からなる台状のベース11
と、このベース11に両端面から突出するように設けられ
た複数のピン端子12と、前記ベース11に接着剤13により
接着されていると共に絶縁処理されたリング状磁心14
と、このリング状磁心14に巻回されていると共にこれに
接着剤15により接着され、かつ、両端部が半田付けによ
り前記ピン端子12に固着されたコイル16とからなるもの
が知られている。
なるものが知られている。
[考案が解決しようとする課題] しかし、従来のインダクタは、リング状磁心14が絶縁
処理をする必要があり、かつ、リング状磁心14とベース
11が接着剤13により接着されているから、価格が高く、
外力の影響を受けやすく、取扱いが容易でなく、かつ、
製造の自動化が困難であるという問題がある。
本考案の課題は、価格が安く、外力の影響を受け難
く、取扱いが容易であり、かつ、製造の自動化が容易で
あるインダクタを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、一面側に断面角形の凹所をもつと共
に該凹所の底を構成する端面部の中央に貫通孔をもちか
つ該凹所の対向側壁に溝部をもつ絶縁材料から成る箱状
ベースと、該箱状ベースに突設された複数のピン端子
と、前記箱状ベースの凹所に収容されたリング状磁心
と、角柱状であり前記リング状磁心を前記箱状ベースの
端面部とで挟持するように前記断面角形の凹所に配置さ
れて回り止めされ、中央部に孔をもつと共に前記リング
状磁心に対向する面とは反対側の面に前記箱状ベースの
溝部に対応する溝部をもつ絶縁材料からなるキャップ
と、前記リング状磁心の中空部に挿通されかつ前記箱状
ベースの貫通孔に連通した管状部材と、前記キャップの
溝部と孔、前記管状部材の内部、及び前記箱状ベースの
貫通孔と溝部を通って、前記箱状ベース及び前記キャッ
プに巻回され、且つ両端部が前記ピン端子に半田付けに
より固着されたコイルとを備えることを特徴とするイン
ダクタが得られる。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を詳細に説明する。
第1図において符号1は絶縁材料からなる箱状ベース
を示している。この箱状ベース1は、内壁の横断面がほ
ぼ8角形に形成されている。箱状ベース1は、一面側に
比較的大きく開口されることで凹所6をもつと共にこれ
と対向する他面側の凹所6の底を構成する端面部7の中
央部には比較的小さく開口した貫通孔1aが形成され、か
つ、対向する2つの側面に溝部1b,1cが形成されてい
る。
箱状ベース1の貫通孔1aの縁部には、箱状ベース1の
内部即ち凹所6に突出する管状部材1dが設けられ、貫通
孔1aに連通している。また、箱状ベース1の端面部7側
の端面には複数のピン端子2が突設されている。
箱状ベース1の凹所6にはリング状磁心3が収容され
ている。このリング状磁心3は絶縁処理されていない。
リング状磁心3はその中空部3aに管状部材1dが位置する
ように箱状ベース1に収容されている。
さらにリング状磁心3を箱状ベース1の端面部7とで
挟持するようにキャップ4が配置されている。このキャ
ッブ4は、絶縁材料でほぼ8角柱状に形成されているた
め、凹所6内で回り止めされる。キャップ4の中央部に
は孔4aが形成されている。
また、キャップ4には、リング状磁心3に対向する面
とは反対側の面に、箱状ベース1の溝部1b,1cに対応し
た溝部4bが形成されている。キャップ4は、箱状ベース
1の凹所6に嵌入するように配置されていて、箱状ベー
ス1の内壁により位置決めされかつ回り止めされてい
る。
第2図及び第3図に示すように、リング状磁心3を被
覆している箱状ベース1及びキャップ4にはコイル5
が、キャップ4の溝部4bと孔4a、管状部材1dの内部、及
び箱状ベース1の貫通孔1aと溝部1b,1cを通って巻回さ
れている。
コイル5の両端部はピン端子2に半田付けにより固着
されている。コイル5は、箱状ベース1の溝部1b,1c及
びキャップ4の溝部4bに位置するように配置されてい
て、これらの溝部1b,1c,4bにより位置決めされている。
[考案の効果] 本考案のインダクタは、リング状磁心を絶縁処理する
必要がなくかつリング状磁心と箱状ベースを接着剤によ
り接着する必要がないから、価格が安く、外力の影響を
受け難く、取扱いが容易であり、しかも、箱状ベース及
びこれに回り止めされたキャップにそれぞれ設けた溝部
を通してコイルが巻回されるため製造の自動化が容易で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の主要部を示す分解斜視図、
第2図は同上実施例を示す斜視図、第3図は同上実施例
を示す横断面図及び第4図は従来のインダクタを示す斜
視図である。 1……箱状ベース、1a……貫通孔、1d……管状部材、2
……ピン端子、3……リング状磁心、4……キャップ、
4a……孔、4b……溝部、5……コイル、6……凹所、7
……端面部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一面側に断面角形の凹所をもつと共に該凹
    所の底を構成する端面部の中央に貫通孔をもちかつ該凹
    所の対向側壁に溝部をもつ絶縁材料から成る箱状ベース
    と、該箱状ベースに突設された複数のピン端子と、前記
    箱状ベースの凹所に収容されたリング状磁心と、角柱状
    であり前記リング状磁心を前記箱状ベースの端面部とで
    挟持するように前記断面角形の凹所に配置されて回り止
    めされ、中央部に孔をもつと共に前記リング状磁心に対
    向する面とは反対側の面に前記箱状ベースの溝部に対応
    する溝部をもつ絶縁材料からなるキャップと、前記リン
    グ状磁心の中空部に挿通されかつ前記箱状ベースの貫通
    孔に連通した管状部材と、前記キャップの溝部と孔、前
    記管状部材の内部、及び前記箱状ベースの貫通孔と溝部
    を通って、前記箱状ベース及び前記キャップに巻回さ
    れ、且つ両端部が前記ピン端子に半田付けにより固着さ
    れたコイルとを備えることを特徴とするインダクタ。
JP1990095542U 1990-09-13 1990-09-13 インダクタ Expired - Lifetime JP2547514Y2 (ja)

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