JP2584850Y2 - コイル部品 - Google Patents

コイル部品

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JP2584850Y2
JP2584850Y2 JP1992092904U JP9290492U JP2584850Y2 JP 2584850 Y2 JP2584850 Y2 JP 2584850Y2 JP 1992092904 U JP1992092904 U JP 1992092904U JP 9290492 U JP9290492 U JP 9290492U JP 2584850 Y2 JP2584850 Y2 JP 2584850Y2
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JP
Japan
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terminal
case
coil
concave portion
core
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JP1992092904U
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English (en)
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JPH0655218U (ja
Inventor
千一 大友
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Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Publication date
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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、小型のトロイダルチョ
ークコイルに関し、特に、ケースに収納された基板に装
着できるようにした雑音防止用コイル部品に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】トロイダルコアを用い、基板に装着でき
るようにした従来のチョークコイルは、図2に示すよう
に、先ずコアに直に絶縁被膜電線を巻回したトロイダル
コイル2を、直方体の上面の両端より垂直に突出した端
子5を一体に埋設した樹脂製のケース1の凹部3に収納
し、巻線端末6を端子5の根元に巻き付けてから、巻き
付け部に半田を施して巻線端末6を端子に接続し、更に
このケースの上面の凹部3とコイル2と端子5をプラス
チック樹脂7により、封止成形したものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来使用しているケー
スでは、凹部3にコイル2を装着する際に、図3のよう
に、片側の端子5は、容易に巻線端末6を巻き付けられ
るが、他方の端子5に巻線端末6を巻き付ける際は、凹
部3より巻線端末6がコアの底面を通り、ケースの上面
の端子に巻き付けられるので、巻線に上向きの力が加わ
り、コイルが持ち上げられて、コイル2が底面に対して
斜めに装着される。このため、二次成形時にコイルが外
観上露出して、コイルを水平に装着することができなく
なる。すなわち、前記の欠点を除去し、巻線したコアが
水平に装着できるコイル部品を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、樹脂製の直方
体ケースの上面中央に凹部を形成し、上面端部に一組の
端子を突出させ、下面に段差と前記凹部から該段差に通
じる穴部を設け、前記段差に一組の端子を突出させ、前
記凹部に巻線したコアを収納し、前記コアの上面の巻線
端末を前記上面端部の端子に巻き付け、前記コアの下面
の巻線端末を前記穴部に挿入し、前記段差の端子に巻き
付け、前記凹部とコアと上面の端子を樹脂により封止し
たことを特徴とするコイル部品である。
【0005】
【作用】本考案は、ケースの上面に一組の端子と、下面
に段差と、巻線を通す穴と、一組の下面端子を備え、こ
のケースにコイルを装着する。その際、コイルの巻線端
末を凹部の底面の巻線を通す穴を通して下面端子に巻き
付ける。このことにより、前記ケースの凹部にトロイダ
ル状のコイルを収納する際に巻線したコアをケースの底
面に対して水平に設置できる。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照して詳細に説明す
る。図1(A)は平面図、図1(B)は部分断面を示す
正面図、図1(C)は外観斜視図である。図1におい
て、ケース1は絶縁樹脂材の直方体であり、その上面に
矩形の凹部3が形成されており、フレーム4が長手方向
にのびている。この長手方向に対して垂直に端子5が突
出しており、この端子は、一組がケースの凹部3の上面
と同一面に突出し、他の一組はケースの下面に、下面端
子18として突出している。更に、ケースの凹部3から
貫通する穴部17が設けられており、下面端子18に下
面巻線端末16を巻き付けるようになっている。ケース
の凹部3にコイル2を装着する際に、巻線端末6が端子
5に巻き付けられて、上部から突出し、下面巻線端末1
6が下面端子18に巻き付けられて、下部の段差10か
ら突出する。この下面巻線端末16は、ケースの凹部の
底面からケースの下面に貫通した穴部17に挿入され、
挿入された下面巻線端末16は段差に存在する下面端子
18に巻き付けられる。もう一方の巻線端末6は、端子
5に巻き付ける。このようにすると、従来例(図2)と
異なり、ケースの凹部3に収納する場合、巻線端末がコ
アの底面を通り、ケースの上面の端子に巻き付ける必要
がない。このために、コイルを持ち上げる不具合がなく
なるので、コイル2を水平にケースの凹部3に取り付け
ることが可能となる。尚、巻線端末を巻き付けられた端
子5、下面端子18は、半田付けや、溶接等の枠付け技
術により接合される。ケースに取り付けられたコイル
は、封止成形が施され、プラスチック樹脂15により保
護される。
【0007】
【考案の効果】本考案によれば、巻線したコアがケース
の凹部の底面に水平に設置されるので、信頼性の高いコ
イル部品を供給することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案のコイル部品とコイル収納用ケー
スを示す図である。図1(A)は本考案によるコイル収
納用ケースの一実施例を示す平面図、図1(B)は部分
断面を示す正面図、図1(C)は本発明のコイル部品の
外観斜視図。
【図2】図2は従来のコイル部品とコイル収納用ケース
の説明図。図2(A)は従来のコイル収納用ケースの平
面図、図2(B)は従来のコイル部品の外観斜視図。
【図3】図3は従来のケースにコイルを装着した場合の
不具合を示す断面図。
【符号の説明】
1 ケース 2 (トロイダル)コイル 3 凹部 4 フレーム 5 端子 6 巻線端末 7 プラスチック樹脂 10 段差 15 プラスチック樹脂 16 下面巻線端末 17 穴部 18 下面端子

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製の直方体ケースの上面中央に凹部
    を形成し、上面端部に一組の端子を突出させ、下面に段
    差と前記凹部から該段差に通じる穴部を設け、前記段差
    に一組の端子を突出させ、前記凹部に巻線したコアを収
    納し、前記コアの上面の巻線端末を前記上面端部の端子
    に巻き付け、前記コアの下面の巻線端末を前記穴部に挿
    入し、前記段差の端子に巻き付け、前記凹部とコアと上
    面の端子を樹脂により封止したことを特徴とするコイル
    部品。
JP1992092904U 1992-12-25 1992-12-25 コイル部品 Expired - Lifetime JP2584850Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0655218U JPH0655218U (ja) 1994-07-26
JP2584850Y2 true JP2584850Y2 (ja) 1998-11-11

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ID=14067474

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JPS433772Y1 (ja) * 1966-07-09 1968-02-17

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JPH0655218U (ja) 1994-07-26

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