JPH0648819Y2 - 面実装タイプ端子付きトランス用ボビン - Google Patents
面実装タイプ端子付きトランス用ボビンInfo
- Publication number
- JPH0648819Y2 JPH0648819Y2 JP1987196792U JP19679287U JPH0648819Y2 JP H0648819 Y2 JPH0648819 Y2 JP H0648819Y2 JP 1987196792 U JP1987196792 U JP 1987196792U JP 19679287 U JP19679287 U JP 19679287U JP H0648819 Y2 JPH0648819 Y2 JP H0648819Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- bobbin
- transformer
- board
- terminals
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔分野の概要〕 本考案は、巻線を施しE型、I型コアを組込み、ピン端
子と基板面端子とが一体に形成された縦型の面実装タイ
プ端子付きトランス用ボビンの構造に関するものであ
る。
子と基板面端子とが一体に形成された縦型の面実装タイ
プ端子付きトランス用ボビンの構造に関するものであ
る。
巻線を施しE型、I型コアを組込せて構成する従来構造
の縦型の面実装タイプ端子付きトランス用ボビン(以下
ボビンと称す)に於て、基板導体に接続する基板面端子
とピン端子は一体でコの字型に成形されて一つの端子を
構成しており、基板面端子は該トランス用ボビン底面部
に平行であり、且つ該ボビン底面部と殆ど平行にボビン
のスタンドオフ部があり、基板面端子とボビン鍔部は殆
ど接した構造となっている。このため巻線、及びコア収
納完了後トランスとして基板実装する際に、スタンドオ
フ部とほぼ同一平面上にある基板面端子と該トランス用
ボビン鍔部底面との距離が殆どないため、半田が基板面
端子底面部に付着すると表面張力によって上面部に上昇
した半田は該トランス用ボビン鍔部底面に接触し、半田
の基板面端子への付着状態が変形してしまうため、基板
実装時に於ける該トランス基板との付着強度にばらつき
を生じ、信頼性に欠ける問題があった。
の縦型の面実装タイプ端子付きトランス用ボビン(以下
ボビンと称す)に於て、基板導体に接続する基板面端子
とピン端子は一体でコの字型に成形されて一つの端子を
構成しており、基板面端子は該トランス用ボビン底面部
に平行であり、且つ該ボビン底面部と殆ど平行にボビン
のスタンドオフ部があり、基板面端子とボビン鍔部は殆
ど接した構造となっている。このため巻線、及びコア収
納完了後トランスとして基板実装する際に、スタンドオ
フ部とほぼ同一平面上にある基板面端子と該トランス用
ボビン鍔部底面との距離が殆どないため、半田が基板面
端子底面部に付着すると表面張力によって上面部に上昇
した半田は該トランス用ボビン鍔部底面に接触し、半田
の基板面端子への付着状態が変形してしまうため、基板
実装時に於ける該トランス基板との付着強度にばらつき
を生じ、信頼性に欠ける問題があった。
本考案は、これらの欠点を除去するため、該トランス用
ボビン鍔部と、スタンドオフ部と、基板面端子との距離
を離し、トランスを基板実装時に基板面端子に半田が付
着し表面張力により半田が上面部に上昇しても、半田が
該トランス用ボビン鍔部底面に接触することがなく、基
板実装時に於て、該ボビンの変形のない基板との付着が
強化され信頼度の他界面実装タイプ端子付きトランス用
ボビンを提供することを目的とする。
ボビン鍔部と、スタンドオフ部と、基板面端子との距離
を離し、トランスを基板実装時に基板面端子に半田が付
着し表面張力により半田が上面部に上昇しても、半田が
該トランス用ボビン鍔部底面に接触することがなく、基
板実装時に於て、該ボビンの変形のない基板との付着が
強化され信頼度の他界面実装タイプ端子付きトランス用
ボビンを提供することを目的とする。
本考案は、面実装タイプ端子付きトランス用ボビンに於
て、ボビン鍔部底面部とスタンドオフ部との距離を離
し、且つ面実装タイプトランス用ボビンの、端子を形成
するコの字型の基板面端子とボビン鍔部底面との距離を
離し、又、スタンドオフ部底面部との距離をも離すよう
に構成したものである。即ち、本考案は巻線を施しE
型、I型コアを組込み構成する縦型の面実装タイプ端子
付きトランス用ボビンに於て、ピン端子と基板面端子は
インサート成形により作られ、基板面端子とボビンとは
基板面に半田付けする際にボビンに半田が接触すること
のない間隔とした面実装タイプピン端子付きトランス用
ボビンとするものである。
て、ボビン鍔部底面部とスタンドオフ部との距離を離
し、且つ面実装タイプトランス用ボビンの、端子を形成
するコの字型の基板面端子とボビン鍔部底面との距離を
離し、又、スタンドオフ部底面部との距離をも離すよう
に構成したものである。即ち、本考案は巻線を施しE
型、I型コアを組込み構成する縦型の面実装タイプ端子
付きトランス用ボビンに於て、ピン端子と基板面端子は
インサート成形により作られ、基板面端子とボビンとは
基板面に半田付けする際にボビンに半田が接触すること
のない間隔とした面実装タイプピン端子付きトランス用
ボビンとするものである。
以下に本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第3図は、従来構造の面実装タイプピン端子付きトラン
ス用ボビンの斜視図であり、第4図は基板面端子部の拡
大図である。
ス用ボビンの斜視図であり、第4図は基板面端子部の拡
大図である。
第1図は本考案による一実施例の斜視図であり、第2図
はその基板面端子部の拡大図である。
はその基板面端子部の拡大図である。
本考案は第1図、第2図に於て、巻芯1に巻線が施され
E型、I型コアを組込む構造の縦型の面実装タイプピン
端子付きトランス用ボビンであって、該トランス用ボビ
ンの鍔部3の鍔部底面部5と基板面端子21との間の間隔
を大きくし、又、トランス用ボビンの基板面端子21とス
タンドオフ部41底面部との間を離した構造とする。
E型、I型コアを組込む構造の縦型の面実装タイプピン
端子付きトランス用ボビンであって、該トランス用ボビ
ンの鍔部3の鍔部底面部5と基板面端子21との間の間隔
を大きくし、又、トランス用ボビンの基板面端子21とス
タンドオフ部41底面部との間を離した構造とする。
この様な構造とすることにより、基板面端子21の底面部
に半田を付着した際に半田が表面張力によりピン端子21
の上面部に上昇した際に該トランス用ボビン鍔部底面部
5に接触することのない構造となり、従って半田熱によ
るトランス用ボビンの変形を防止することができ、又基
板との付着強化、及び安定した実装が可能となり、第3
図、第4図に較べて基板実装時信頼性の向上が行なえ
る。
に半田を付着した際に半田が表面張力によりピン端子21
の上面部に上昇した際に該トランス用ボビン鍔部底面部
5に接触することのない構造となり、従って半田熱によ
るトランス用ボビンの変形を防止することができ、又基
板との付着強化、及び安定した実装が可能となり、第3
図、第4図に較べて基板実装時信頼性の向上が行なえ
る。
本考案による実験によると、基板面端子21とスタンドオ
フ部41の間隔は1ないし2mm、基板面端子21と鍔部底面
部5との間隔は3ないし7mmが最も適当である。
フ部41の間隔は1ないし2mm、基板面端子21と鍔部底面
部5との間隔は3ないし7mmが最も適当である。
以上説明した様に本考案によれば、面実装タイプピン端
子付きトランス用ボビンの構成を上記の如く変更するこ
とにより、基板実装時に於けるトランスの信頼性を向上
させることが出来る。
子付きトランス用ボビンの構成を上記の如く変更するこ
とにより、基板実装時に於けるトランスの信頼性を向上
させることが出来る。
第1図は、本考案の面実装タイプ端子付きトランス用ボ
ビンの構造を示す斜視図。 第2図は、基板面端子部分の構造を示す断面図。 第3図は、従来構造による面実装タイプ端子付きトラン
ス用ボビンの斜視図。 第4図は、基板面端子部分の断面図。 1……巻芯。 21……基板面端子。 22……ピン端子。 3……鍔部。 4,41……スタンドオフ部。 5……鍔部底面部。
ビンの構造を示す斜視図。 第2図は、基板面端子部分の構造を示す断面図。 第3図は、従来構造による面実装タイプ端子付きトラン
ス用ボビンの斜視図。 第4図は、基板面端子部分の断面図。 1……巻芯。 21……基板面端子。 22……ピン端子。 3……鍔部。 4,41……スタンドオフ部。 5……鍔部底面部。
Claims (1)
- 【請求項1】巻線を施したE型、I型コアを組込み構成
する縦型の面実装タイプ端子付きトランス用ボビンに於
て、コア形のピン端子22と基板面端子21を植設した鍔部
3の端面と基板実装面との角に、スタンドオフ部41と鍔
部底面部5とを形成する段付きの切落しを設け、鍔部3
に植設したコ字形の一辺が長く鍔部3の端面に突出した
ピン端子22と基板面端子21と、鍔部底面部5の下面にL
字形に取り付けられた前記基板面端子21の下面とスタン
ドオフ部41の面はほぼ同一面で、スタンドオフ部41と基
板面端子21の間隔は1mmないし2mmでかつ基板面端子21と
鍔部底面部5との間隔が3mmないし7mmであることを特徴
とする面実装タイプ端子付きトランス用ボビン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987196792U JPH0648819Y2 (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | 面実装タイプ端子付きトランス用ボビン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987196792U JPH0648819Y2 (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | 面実装タイプ端子付きトランス用ボビン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01100418U JPH01100418U (ja) | 1989-07-05 |
JPH0648819Y2 true JPH0648819Y2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=31487386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987196792U Expired - Lifetime JPH0648819Y2 (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | 面実装タイプ端子付きトランス用ボビン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0648819Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0624169B2 (ja) * | 1984-06-07 | 1994-03-30 | 松下電器産業株式会社 | トランス |
JPH0690982B2 (ja) * | 1986-04-23 | 1994-11-14 | 木嶋無線株式会社 | 小形巻線部品 |
-
1987
- 1987-12-24 JP JP1987196792U patent/JPH0648819Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01100418U (ja) | 1989-07-05 |
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