JPS6348920Y2 - - Google Patents

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JPS6348920Y2
JPS6348920Y2 JP1983042572U JP4257283U JPS6348920Y2 JP S6348920 Y2 JPS6348920 Y2 JP S6348920Y2 JP 1983042572 U JP1983042572 U JP 1983042572U JP 4257283 U JP4257283 U JP 4257283U JP S6348920 Y2 JPS6348920 Y2 JP S6348920Y2
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JP
Japan
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reed switch
temperature
sensitive
case
groove
Prior art date
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JP1983042572U
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JPS59148049U (ja
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Publication date
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Priority to JP4257283U priority Critical patent/JPS59148049U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野〕 本考案はリードスイツチの周囲に所定のキユリ
ー温度を持つ感温磁性体と永久磁石とを軸方向に
並べて接着して成る感温リードスイツチに関する
ものである。
(従来の技術) 従来例として第1図及び第2図に示すような感
温リードスイツチがある(実開昭53−162372)。
即ち、被温度検出箇所に固着されるべき下端壁
が開口された絶縁性材料より成る容器7を用意
し、前記容器7の上部内壁にはリードスイツチ5
を感温磁性体1及び永久磁石2a,2bより成る
筒状部分で接着固定するための溝9が設けられて
いると共に該溝の長軸方向の両側には、それぞれ
中空のピン端子11,11a,11bが前記上部
壁を貫通して垂直に突出するように設けられてお
り、リードスイツチ5のリードを該リードスイツ
チの中心軸に垂直になるように折曲げて前記ピン
端子に差込んで接着固定を行うようにしたもので
ある。尚、12a,12bは半田デイツプ部分で
ある。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上記提案の感温リードスイツチの
構造であると次のような問題点が生ずる。実装時
には第2図に示すようにピン端子が上方に突出す
るような構造であるため、高さ寸法が大きくなり
すぎ、狭い所への取り付けができないという不具
合がある。また、前記リードをピン端子11に挿
入して半田付を行うようになつているが、その構
造上接続状況を透視できないので作業性が悪いと
いう問題も有している。更に、ケース7の底面か
らピン端子11の露出基端部までの距離で定義さ
れる沿面距離が規格上設定されているため上記ケ
ースの高さ寸法をあまり小さくできないので小型
化が図れないという問題を有する。
本考案は前記事情に鑑みてなされたものであ
り、リードスイツチの高さ方向の寸法を可能な限
り小さくし、かつ作業性の向上が図れる感温リー
ドスイツチを提供することを目的とするものであ
る。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 前記問題点を解決するために本考案は、上部に
開口面を有する有底箱状の絶縁性材料からなる容
器の、内底面に位置決め用載置部を形成し、壁部
に前記開口面から外部に通ずる少なくとも一対の
挿通部を設けたケースと、感温磁性体と永久磁石
及びリードスイツチとによつて構成され前記位置
決め用載置部に載置固定されると共に、リードス
イツチの両端から突出するリードにそれぞれ接続
され、その先端が前記挿通部に圧入された後、外
部に引き出されてなる被覆リード線を有する感温
リードスイツチ本体とを有し、前記感温リードス
イツチ本体は、前記容器の高さよりも低い感温磁
性体とこれを挟むように並列配置された永久磁石
とが共に上部に平坦面を備え、かつ共通の凹溝が
形成され、その凹溝上にリードスイツチが載置固
定されたものであることを特徴としている。
(作用) 上記構成を有する感温リードスイツチは、上面
平坦構造のリードスイツチ本体を用いるので高さ
寸法を小さくでき小型化に寄与すると共に、ケー
スの上面開口部からリード線接続作業を透視でき
るので作業性の向上が図れる。
(実施例) 以下実施例により本考案を具体的に説明する。
第3図は本考案の一実施例を示す斜視図であ
る。この感温リードスイツチ20は、上方に開口
部が形成され、図示後方に位置決め用載置部21
Aを有し、図示前方に一対の条溝21B,21B
を有し、取付孔21Eを有すると共に図示前方に
延出する取付用舌片21Dを有するケース21
と、前記ケース21の位置決め用載置部21A上
に載置されたリードスイツチを含むリードスイツ
チ本体22と、外部から前記条溝21B,21B
に圧入された後、前記ケース21内に導入され前
記リードスイツチ23のリード23Aと接続され
る被覆リード線24とによつて構成されている。
ここで前記リードスイツチ本体22は、ブロツク
形状の感温磁性体22Aとこれと同一形状の2個
の永久磁石22Bと、これらの上方に設けられた
凹溝上に載置されたリードスイツチ23とによつ
て構成され、リードスイツチ23の両端に突出す
るリード23Aは前記被覆リード線24の露出先
端部と接続される接続部25部分で水平に略直角
となるように折曲されるように位置付けられてい
る。
次に、第4図をも参照してこの実施例装置の詳
細な構成の説明と組立順序を説明する。ケース2
1は底板21H上に立設する仕切壁21Fによつ
て前後に分割された上方開口部を備えた有底箱状
の容器で絶縁性材料からなるものであり、後方開
口部両側に設けた段差部21I,21Iによつて
仕切られた位置決め用載置部21Aが形成され、
前方開口部の両側に形成された突出部21G,2
1Gの中間部に後方開口部から外部に通ずると共
に、上面から中程に至る深さの条溝を設けること
によつてリード引出溝21B,21Bを形成して
ある。尚、取付孔21Eを有する取付用舌片21
Dは底板21Hを前方に延在させることによつて
形成される。そして、リードスイツチ本体22
は、直方体形状の感温磁性体22Aと同等形状の
永久磁石22B,22Bを並列に連結すると共に
上面に共通な半円形状の凹溝22Cを設け、この
凹溝上にリード23Aを有するリードスイツチ2
3を位置決めして接着固定して構成される。ここ
で、感温磁性体22A、永久磁石22Bの高さ
は、図からも明らかなように、ケース21の高さ
よりも低くし、かつ凹溝22Cに載置されるリー
ドスイツチ23が配置された状態で、このリード
スイツチ23の上面がケース21の上面と同等程
度になるような関係に設定されている。そして、
このようなリードスイツチ本体22を前記ケース
21の位置決め用載置部21A上に載置する。こ
のとき、リードスイツチ23のリード23Aの先
端部を圧着接続部材25によつて被覆リード線2
4の端部に圧着により接続すると共に、このリー
ド23Aと接続された被覆リード線24を前記条
溝21B内に上から圧入(又は挾入)する。この
とき、被覆リード線24の外径を条溝21Bの幅
よりも僅かに広くするようにしておけば確実に圧
入できる。しかる後、感温リードスイツチ本体2
2の収納されている開口部上方から接着剤を流し
込み接着固定すると共に、条溝21Bにも接着剤
を流し込んで被覆リード線24の固定を行う。
尚、上記組立工程においてリードスイツチ本体
22を中心とする組立順序は前記実施例以外に、
最初ケース21の位置決め用載置部21A全面に
接着剤を施してその上に感温磁性体22Aとこれ
を挟む永久磁石22Bを順次載置し、その後リー
ドスイツチ23を載置して接着固定するようにし
てもよい。
以上のような実施例装置によれば、上方に開口
しているリード引出溝を有するのでリードスイツ
チを上方から下方に移動するだけで取付けること
ができ、しかも被覆リード線と前記リードスイツ
チのリードとの接続状況を上部から透視できるの
で組立作業が効率良く行える。また、被覆リード
線をケースに挿通して外部に延在させているの
で、沿面距離はケース21の底面から上面までの
距離と、ケース上面からケース内に配置されたリ
ードスイツチのリード23Aまでの距離の両方を
合せたものとして考えればよいので、ケースの厚
さを従来のものよりも極めて小さなものとするこ
とができ装置の小型化が図れる。更に、リードス
イツチのリードを取付面に対して水平方向に引き
出し、同一方向に外部リード取付用端子を突出さ
せているので高さ方向の寸法を最小限に抑えるこ
とができ、装置の小型化、平坦化が図れ、電子装
置に適用した場合に実装密度の向上が図れる。特
に上記実施例のように感温磁性体や永久磁石を円
筒形状とせずに半分切欠いたような形状とするこ
とによつて上記高さ方向の寸法の抑制という効果
はより助長されることになる。つまり、ケースの
上面までの高さ内に、感温磁性体と永久磁石及び
その凹溝上に載置されたリードスイツチとが含ま
れることになるので、従来の円筒状の部材を用い
たものの半分程度の高さで足りることになるから
である。また、上記実施例のようにリードスイツ
チを収納したケースの開口部を上に向けた状態で
取付ける構造にすれば、ケース開口部に樹脂を流
し込んでモールドした場合であつてもモールド部
分が被取付面に接触しないので取付状態が不安定
になることはない。
尚、第5図に示すようにケース21外に出てい
る被覆リード線24,24を一まとめにしてソケ
ツト部27を設けておけば外部部材との電気的接
続が更に容易になる。
本考案は前記実施例に限定されず、種々の変形
実施が可能である。例えば前記実施例では被覆リ
ード線24をケース21内に導入する条溝21
B,21Bを設けたが、第6図に示すように挿通
孔26を設けてもよい。すなわち、ケース21の
前方開口部の両側に形成された突出部21G,2
1Gの中間部に後方開口部から外部に通ずる挿通
孔26,26を設けたものである。この実施例装
置を組み立てるには、前記実施例で説明したと同
様にリードスイツチ本体22をケース21内の所
定位置に載置する。このとき、外部から被覆リー
ド線24を該挿通孔26に挿入してケース21内
に引き出し、この引き出された被覆リード線24
の端部とリードスイツチの両端に突出するリード
23Aの先端部とを圧着あるいは半田付等により
接続する。接続後、ケース21内に引き出された
被覆リード線24のたるみを外部に出ている被覆
リード線2を引張ることにより修正する。しかる
後、感温リードスイツチ本体22の収納されてい
る開口部上方から接着剤を流し込み接着固定す
る。
また、第7図a,bに示すように、被覆リード
線24,24を挾入又は圧入するための条溝21
B,21Bあるいは挿通孔26,26は、ケース
21内に配置するリードスイツチ23の軸線方向
の延長上のケース21の側壁あるいは後壁に設け
てもよい。
〔考案の効果〕
以上詳述した本考案によれば、ケースの挿通部
に被覆リード線を挿入して外部に引き出している
ので沿面距離の規制を保持しながら装置の高さ方
向寸法を従来よりも小さくできると共に、ケース
内に収容される感温リードスイツチの高さも小さ
くしているので装置の小型化が図れる。また、被
覆リード線とリードスイツチのリードとの接続は
上部から透視しながら行えるので作業性の向上が
図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の分解斜視図、第2図はその
一部切欠斜視図、第3図は本考案の一実施例を示
す斜視図、第4図はその分解斜視図、第5図は本
考案の応用例の一例を示す斜視図、第6図は本考
案の他の実施例を示す斜視図、第7図a,bは本
考案の更に他の実施例を示す斜視図、第8図a,
b,cは本考案の他の実施例に使用される感温リ
ードスイツチ本体の一例を示す断面図である。 20……感温リードスイツチ、21……ケー
ス、21A……位置決め用載置部、21B……条
溝、21D……取付用舌片、22……感温リード
スイツチ本体、22A……感温磁性体、22B…
…永久磁石、22C……凹溝、23……リードス
イツチ、23A……リード、24……被覆リード
線、26……挿通孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上部に開口面を有する有底箱状の絶縁性材料
    からなる容器の、内底面に位置決め用載置部を
    形成し、壁部に前記開口面から外部に通ずる少
    なくとも一対の挿通部を設けたケースと、感温
    磁性体と永久磁石及びリードスイツチとによつ
    て構成され前記位置決め用載置部に載置固定さ
    れると共に、リードスイツチの両端から突出す
    るリードにそれぞれ接続され、その先端が前記
    挿通部に挿入された後、外部に引き出されてな
    る被覆リード線を有する感温リードスイツチ本
    体とを有し、前記感温リードスイツチ本体は、
    前記容器の高さよりも低い感温磁性体とこれを
    挟むように並列配置された永久磁石とが共に上
    部に平坦面を備え、かつ共通の凹溝が形成さ
    れ、その凹溝上にリードスイツチが載置固定さ
    れたものであることを特徴とする感温リードス
    イツチ。 (2) 前記挿通部は条溝であることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の感温リード
    スイツチ。 (3) 前記挿通部は挿通孔であることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の感温リー
    ドスイツチ。
JP4257283U 1983-03-23 1983-03-23 感温リ−ドスイツチ Granted JPS59148049U (ja)

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JP4257283U JPS59148049U (ja) 1983-03-23 1983-03-23 感温リ−ドスイツチ

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JPS59148049U JPS59148049U (ja) 1984-10-03
JPS6348920Y2 true JPS6348920Y2 (ja) 1988-12-15

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ID=30173105

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JP4257283U Granted JPS59148049U (ja) 1983-03-23 1983-03-23 感温リ−ドスイツチ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS592049B2 (ja) * 1978-12-28 1984-01-17 極東開発工業株式会社 レバ−操作装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS592049U (ja) * 1982-06-26 1984-01-07 ティーディーケイ株式会社 感温リ−ドスイツチ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS592049B2 (ja) * 1978-12-28 1984-01-17 極東開発工業株式会社 レバ−操作装置

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JPS59148049U (ja) 1984-10-03

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