JP2658586B2 - 回路用電源接続装置 - Google Patents
回路用電源接続装置Info
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- JP2658586B2 JP2658586B2 JP3003710A JP371091A JP2658586B2 JP 2658586 B2 JP2658586 B2 JP 2658586B2 JP 3003710 A JP3003710 A JP 3003710A JP 371091 A JP371091 A JP 371091A JP 2658586 B2 JP2658586 B2 JP 2658586B2
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- Japan
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- power supply
- terminal portion
- shaped
- supply connection
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- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器の電源を供給
する際に利用する回路用電源接続装置に関するものであ
る。
する際に利用する回路用電源接続装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、回路用電源接続装置において、接
続部材をプリント基板に挿入する作業は自動化されてい
る。以下に従来の回路用電源接続装置の一例について図
3を用いて説明する。図3は、従来の回路用電源接続装
置の組立て前の外観図を示すものである。
続部材をプリント基板に挿入する作業は自動化されてい
る。以下に従来の回路用電源接続装置の一例について図
3を用いて説明する。図3は、従来の回路用電源接続装
置の組立て前の外観図を示すものである。
【0003】図3において、8はプリント基板である。
9は直線状端子取付穴で、プリント基板8の所定位置に
設けられている。30は接続部材、10は直線状端子
部、11は電源接続部である。
9は直線状端子取付穴で、プリント基板8の所定位置に
設けられている。30は接続部材、10は直線状端子
部、11は電源接続部である。
【0004】従来の回路用電源接続装置の組立て手順
は、まず、プリント基板8の所定の位置に設けられた直
線状端子取付穴9に直線状端子部10を、挿入用自動機
械などで挿入後、プリント基板8を半田ディップ槽など
に浸漬して端子部とプリント基板との半田付けを行う。
この作業により回路用電源接続装置の実装が完了する。
は、まず、プリント基板8の所定の位置に設けられた直
線状端子取付穴9に直線状端子部10を、挿入用自動機
械などで挿入後、プリント基板8を半田ディップ槽など
に浸漬して端子部とプリント基板との半田付けを行う。
この作業により回路用電源接続装置の実装が完了する。
【0005】上記回路用電源接続装置に駆動用電力を供
給するため、前記電源接続部11に乾電池や、直流電源
装置を接続する。
給するため、前記電源接続部11に乾電池や、直流電源
装置を接続する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、電源接続部11に乾電池や直流電源装置
を接続する場合に、回路用電源接続装置に外部力が加わ
るので、外部力のベクトルによっては、直線状端子取付
穴9と直線状端子部10の半田付け部分にクラックが発
生して、導通不良を起こし、回路が正常に動作しないと
いう課題を有していた。
うな構成では、電源接続部11に乾電池や直流電源装置
を接続する場合に、回路用電源接続装置に外部力が加わ
るので、外部力のベクトルによっては、直線状端子取付
穴9と直線状端子部10の半田付け部分にクラックが発
生して、導通不良を起こし、回路が正常に動作しないと
いう課題を有していた。
【0007】本発明は上記課題に鑑み、回路用電源接続
装置に乾電池や直流電源装置を接続する場合、多少の外
部力が加わっても、導通不良を起こす事なく、安価で確
実な回路用電源接続装置を提供するものである。
装置に乾電池や直流電源装置を接続する場合、多少の外
部力が加わっても、導通不良を起こす事なく、安価で確
実な回路用電源接続装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の回路用電源接続装置は、直線状端子部と電源
接続部との間に概略Uの字形のリング状端子部を配設し
た接続部材をプリント基板に半田付けする構成である。
に本発明の回路用電源接続装置は、直線状端子部と電源
接続部との間に概略Uの字形のリング状端子部を配設し
た接続部材をプリント基板に半田付けする構成である。
【0009】
【作 用】本発明は上記した構成によって、回路用電源
接続装置に乾電池や直流電源装置を接続する場合に、多
少の外部力が加わっても外部力はリング状端子部のみに
作用する。
接続装置に乾電池や直流電源装置を接続する場合に、多
少の外部力が加わっても外部力はリング状端子部のみに
作用する。
【0010】たとえリング状端子部の半田付け部分にク
ラックが発生したとしても、直線状端子部は、良好な導
通状態を保っているので、安価で確実な回路用電源接続
装置を提供することができる。
ラックが発生したとしても、直線状端子部は、良好な導
通状態を保っているので、安価で確実な回路用電源接続
装置を提供することができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例の回路用電源接続装置
について図面を参照しながら説明する。
について図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例における回路用
電源接続装置の組立て前の外観を示すものである。図2
は、図1の回路用電源接続装置の組立て状態における正
面断面図を示す。
電源接続装置の組立て前の外観を示すものである。図2
は、図1の回路用電源接続装置の組立て状態における正
面断面図を示す。
【0013】図1において、1はプリント基板、2は直
線状端子取付穴、3はリング状端子取付穴、20は接続
部材、4は直線状端子部、5は概略Uの字形で先端部が
円形のリング状端子部、6はコイル状バネの形をした電
源接続部である。
線状端子取付穴、3はリング状端子取付穴、20は接続
部材、4は直線状端子部、5は概略Uの字形で先端部が
円形のリング状端子部、6はコイル状バネの形をした電
源接続部である。
【0014】電源接続部6にはプリント基板1の回路に
電源を供給するため、乾電池や直流電源を接続する。
(図示せず。)プリント基板1には、上述の直線状端子
部4およびリング状端子部5に対応して所定の形状寸法
に直線状端子取付穴2とリング状端子取付穴3が設けて
ある。
電源を供給するため、乾電池や直流電源を接続する。
(図示せず。)プリント基板1には、上述の直線状端子
部4およびリング状端子部5に対応して所定の形状寸法
に直線状端子取付穴2とリング状端子取付穴3が設けて
ある。
【0015】すなわち、直線状端子取付穴2は直線状端
子部4の線径より所定量だけ大きい寸法に、リング状端
子取付穴3の長さ方向寸法はリング状端子部5のリング
外形寸法より所定量小さく構成している。
子部4の線径より所定量だけ大きい寸法に、リング状端
子取付穴3の長さ方向寸法はリング状端子部5のリング
外形寸法より所定量小さく構成している。
【0016】従って、リング状端子取付穴3へリング状
端子部5を挿入する際、リング状端子部5のUの字部分
を縮めて挿入する様にしている。
端子部5を挿入する際、リング状端子部5のUの字部分
を縮めて挿入する様にしている。
【0017】リング状端子取付穴3の長さ方向寸法をリ
ング状端子部5寸法より小さく構成する理由は、プリン
ト基板1へ直線状端子部4およびリング状端子部5を挿
入した状態において、相互に半田付けしなくても相互の
連繋が維持されることを目的としている。
ング状端子部5寸法より小さく構成する理由は、プリン
ト基板1へ直線状端子部4およびリング状端子部5を挿
入した状態において、相互に半田付けしなくても相互の
連繋が維持されることを目的としている。
【0018】例えば、半田槽へプリント基板1を搬送す
る過程などにおいて、プリント基板1より接続部材20
が外れたり位置ズレしないことを目的としている。
る過程などにおいて、プリント基板1より接続部材20
が外れたり位置ズレしないことを目的としている。
【0019】プリント基板1に各々、直線状端子部4と
リング状端子部5を挿入した後所定に半田付けを行う。
リング状端子部5を挿入した後所定に半田付けを行う。
【0020】図2は回路用電源接続装置の組立て状態に
おける正面断面図を示すものであって、本図が回路用電
源接続装置の完成状態を示す。
おける正面断面図を示すものであって、本図が回路用電
源接続装置の完成状態を示す。
【0021】その後、プリント基板1の回路に電源を供
給するため、電源接続部6に乾電池や直流電源を接続を
する。(図示していない。)この場合、接続の状況によ
っては、接続部材20に力が加わる。図3で示す従来の
回路用電源接続装置では、外部力のベクトルによって
は、直線状端子部10の半田付け部分にクラックが発生
して導通不良を起こすことがあった。
給するため、電源接続部6に乾電池や直流電源を接続を
する。(図示していない。)この場合、接続の状況によ
っては、接続部材20に力が加わる。図3で示す従来の
回路用電源接続装置では、外部力のベクトルによって
は、直線状端子部10の半田付け部分にクラックが発生
して導通不良を起こすことがあった。
【0022】しかし、本発明実施例における回路用電源
接続装置では外部力によって発生するクラックは、リン
グ状端子部5とリング状端子部取付穴3の接合部すなわ
ち半田7Aに発生するのみで、直線状端子部4および半
田7Bへは外部力が影響せず、良好な導通状態を保って
いるので、確実に回路に電源を供給することができる。
接続装置では外部力によって発生するクラックは、リン
グ状端子部5とリング状端子部取付穴3の接合部すなわ
ち半田7Aに発生するのみで、直線状端子部4および半
田7Bへは外部力が影響せず、良好な導通状態を保って
いるので、確実に回路に電源を供給することができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明の回路用電源接続装
置によれば、直線状端子部4とリング状端子部5と電源
接続部6とを設けた接続部材20を用いることにより、
電源を接続する際、外部力によるクラックが発生して
も、クラックはリング状端子部5のみに発生し、直線状
端子部4には影響を及ぼさず良好な導通状態を保ってい
るため、安価で確実な回路用電源接続装置が構成でき
る。
置によれば、直線状端子部4とリング状端子部5と電源
接続部6とを設けた接続部材20を用いることにより、
電源を接続する際、外部力によるクラックが発生して
も、クラックはリング状端子部5のみに発生し、直線状
端子部4には影響を及ぼさず良好な導通状態を保ってい
るため、安価で確実な回路用電源接続装置が構成でき
る。
【0024】また、半田付けしなくてもプリント基板へ
直線状端子部とリング状端子部を仮固定することが可能
となり、自動組立て機の稼働安定生および生産歩留まり
向上を図れるものである。
直線状端子部とリング状端子部を仮固定することが可能
となり、自動組立て機の稼働安定生および生産歩留まり
向上を図れるものである。
【図1】本発明の一実施例における回路用電源接続装置
の組立て前の外観図
の組立て前の外観図
【図2】図1における回路用電源接続装置の組立て状態
における正面断面図
における正面断面図
【図3】従来例の回路用電源接続装置の組立て前の外観
図
図
1 プリント基板 2 直線状端子取付穴 3 リング状端子取付穴 4 直線状端子部 5 リング状端子部 6 電源接続部 7A 半田 7B 半田 20 接続部材
Claims (1)
- 【請求項1】 一端側を鈎形に折曲げて直線状端子部を
設け,他端側をコイルバネ状に巻回して電源接続部を設
け,さらに前記直線状端子部と前記電源接続部との間に
略U字状端子部を設けてなる接続部材と、前記直線状端
子部と前記U字状端子部に対応して直線状端子部取付穴
とU字状端子部取付長穴とを設けたプリント基板を用意
し、接続部材の前記直線状端子部と前記U字状端子部を
前記直線状端子部取付穴と前記U字状端子部取付長穴と
にそれぞれ挿通し、前記プリント基板の裏面側で半田付
けしてなり、前記U字状端子部取付長穴の長さ寸法は前
記U字状端子部のU字外形より小さく構成し、前記U字
状端子部取付長穴に前記U字状端子部が弾接係止可能に
したことを特徴とする回路用電源接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3003710A JP2658586B2 (ja) | 1991-01-17 | 1991-01-17 | 回路用電源接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3003710A JP2658586B2 (ja) | 1991-01-17 | 1991-01-17 | 回路用電源接続装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04242082A JPH04242082A (ja) | 1992-08-28 |
JP2658586B2 true JP2658586B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=11564893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3003710A Expired - Fee Related JP2658586B2 (ja) | 1991-01-17 | 1991-01-17 | 回路用電源接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2658586B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1127177C (zh) * | 1997-12-05 | 2003-11-05 | 松下电器产业株式会社 | 用于电源电路的接线端子连接器件 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120287591A1 (en) * | 2009-11-24 | 2012-11-15 | Nhk Spring Co., Ltd. | Connection member |
JP7028510B1 (ja) * | 2020-10-28 | 2022-03-02 | Necプラットフォームズ株式会社 | 端子実装構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0160366U (ja) * | 1987-10-06 | 1989-04-17 | ||
JPH02110180U (ja) * | 1989-02-21 | 1990-09-04 |
-
1991
- 1991-01-17 JP JP3003710A patent/JP2658586B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1127177C (zh) * | 1997-12-05 | 2003-11-05 | 松下电器产业株式会社 | 用于电源电路的接线端子连接器件 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04242082A (ja) | 1992-08-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |