JPH0414892Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0414892Y2
JPH0414892Y2 JP18201387U JP18201387U JPH0414892Y2 JP H0414892 Y2 JPH0414892 Y2 JP H0414892Y2 JP 18201387 U JP18201387 U JP 18201387U JP 18201387 U JP18201387 U JP 18201387U JP H0414892 Y2 JPH0414892 Y2 JP H0414892Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
terminal
cut out
base
terminals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18201387U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0186211U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18201387U priority Critical patent/JPH0414892Y2/ja
Publication of JPH0186211U publication Critical patent/JPH0186211U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0414892Y2 publication Critical patent/JPH0414892Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動機械を用いて回路基板に装着す
る場合に好適なコイル装置の端子部分の構造に関
する。
〔従来技術とその問題点〕
第4図は従来の高周波コイルの平面図である
が、端子2は高周波コイル1の側面3から外側へ
突出している。小型化が著しいこのような高周波
コイル1は自動機械を用いて回路基板に取付けら
れるが、水平方向の位置合せは、機械の位置合せ
を行う部分4が高周波コイル1の側面に接触して
水平方向に移動する。従つて端子2のある側で
は、機械の位置合せを行う部分4は1点鎖線で示
すように直線端子2に接触するので端子2に力が
加わり、長さ2〜3mmの金属片からなる端子2が
曲がつて変形し易い。そして、端子2に接続する
コイルのリードが断線したり、端子2の位置が不
揃いになるためにコイル1の正確な位置合せがで
きなくなる事故が生ずる。
〔目的〕
本考案の目的は、平面的な外形形状を正方形又
は矩形にして、その隅の斜めに切除した部分に切
除してない元の平面形状内に納まるようにコイル
のリードの接続部分を端子とは別に露呈させると
共に、端子を側面に密接させることにより従来の
技術問題を解決したコイル装置を提供することに
ある。
〔問題点を解決するための技術手段〕
本考案のコイル装置は、平面的な外形形状が正
方形又は矩形の隅の少なくとも2カ所を斜めに切
除した形状であり、該切除部分の側面に切除して
ない元の平面形状内に納まるようにコイルのリー
ドへの接続部分を露呈させ、切除されていない側
面に該接続部分と一体形成されている面接続用の
端子をほぼ密接した状態で露呈させてあることを
特徴とする。
〔実施例〕
以下高周波コイルを例にとり、本考案のコイル
装置の実施例を示す第1図、第2図を参照しなが
ら説明する。第1図は高周波コイルの斜視図、第
2図は底面図である。
第1図、第2図において、10は合成樹脂のベ
ース、11はベース10の上面に固定してあり、
コイル12を巻回してあるフエライトのコアであ
る。コア11はベース10の平面形状内に納まつ
ている。
ベース10の平面形状は、第2図に示すように
正方形の四隅のうち対向する2カ所を切除した形
状であり、隅の切除部分である側面13にコイル
12のリード19の接続部分14を内部から突出
させてある。細い板状の金属片からなる接続部分
14はL形に上側に屈曲させてあるが、その位置
は切除されない元のベース10の平面形状内に納
まるようにしてある。切除がない原形の隅の周辺
15は、第2図で1点鎖線で示してある。
面接続用の2つの端子17は第2図に示すよう
に、ベース10の底面18に露呈し、切除されて
いる隅以外のベースの側面16まで両方の面に密
接した状態で延在している。端子17は点線で示
すように夫々1つの接続部分14と一体形成して
あり、ベース10の内部で接続している。
第1図と第2図の実施例では、接続部分14と
端子17は夫々2つずつ設けてあるが、四隅を切
除すれば4つの接続部分と端子を設けることがで
きる。
第3図は、本考案のコイル装置の他の実施例を
示す斜視図である。
ベース20には、コイル21を巻回した複数の
ドラム状のコア22とコイル21と接続するコン
デンサ等、他の回路素子23を固定できるように
長方形に広く形成し、LCフイルタや遅延線を構
成できるようにしてある。LCフイルタや遅延線
を構成するためのコイル21と回路素子23間の
接続は公知であり、また種々変更し得るので図示
されていない。
ベース20は四隅を全て切除してあり、切除し
た四隅の側面24にコイル21の接続部分25を
突出させてあり、四隅以外の側面26に夫々の接
続部分25とベース20内部で接続する端子27
を密接した状態で露呈させてある。コイル21の
リードはコイル装置の構成に応じて接続部分25
に接続される。接続部分25には他の回路素子2
3のリードが接続される場合もある。
なお、いずれの実施例でも接続部分を切除され
た1つのベースの隅に各1つ設けてあるが、複数
設けて夫々の接続部分に接続する端子を切除され
た隅以外の側面に露呈させてもよい。さらに端子
の側面への密接状態は、自動機械による位置合せ
に支障がない程度であればよい。また、ベースの
上側は金属のケースで被つたり、樹脂封止しても
よい。
〔効果〕
以上述べたように本考案のコイル装置は、ベー
スの隅を斜めに切除し、その切除部分の側面にコ
イルの接続部分を露呈させたものであり、取付け
られる回路基板の導体パターンに面接続するため
の端子は切除された隅以外の側面にほぼ密接した
状態で露呈させてある。従つて、コイル装置を回
路基板に取付ける時の位置決めの際に端子がじや
まになつて取りつけ位置が不揃いになつたり、端
子が曲がつてコイルのリードが断線する事故も生
じない。隅にあるコイルの接続部分は切除されな
い元の平面形状内にあり、その周辺は隅以外の側
面の延長線内にあり自動機械の位置合わせを行う
部分が接触することもないのでこの部分での断線
事故は生じない。
またコイルの接続部分と端子を分けたことによ
り、コイル装置を回路基板に取付ける時に、コイ
ルの接続部分の半田が溶けて端子との接続不良を
生じる恐れがない利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコイル装置の実施例を示す斜
視図、第2図は底面図、第3図は他の実施例を示
す斜視図、第4図は従来の高周波コイルの平面図
である。 10……ベース、11……コア、13……側
面、14……接続部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平面的な外形形状が正方形又は矩形の隅の少な
    くとも2カ所を斜めに切除した形状であり、該切
    除部分の側面に切除されない元の平面形状内に納
    まるようにコイルのリードへの接続部分を露呈さ
    せ、切除されていない側面に該接続部分と一体形
    成されている面接続用の端子をほぼ密接した状態
    で露呈させてあることを特徴とするコイル装置。
JP18201387U 1987-11-30 1987-11-30 Expired JPH0414892Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18201387U JPH0414892Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18201387U JPH0414892Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0186211U JPH0186211U (ja) 1989-06-07
JPH0414892Y2 true JPH0414892Y2 (ja) 1992-04-03

Family

ID=31473471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18201387U Expired JPH0414892Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0414892Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6606830B2 (ja) * 2015-02-06 2019-11-20 スミダコーポレーション株式会社 磁性素子

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0186211U (ja) 1989-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4506238A (en) Hybrid circuit device
US4628148A (en) Encapsulated electronic circuit
JPH0414892Y2 (ja)
US4722027A (en) Hybrid circuit device
JPH056645Y2 (ja)
JPH0624969Y2 (ja) コイル部品
JP2587613B2 (ja) 磁気ヘツド
JPH0770435B2 (ja) 複合部品およびその製造方法
JPH0525208Y2 (ja)
JPH0648819Y2 (ja) 面実装タイプ端子付きトランス用ボビン
JPH0539608Y2 (ja)
JPH0447971Y2 (ja)
JP2576622Y2 (ja) トランス部材
JPH0445287Y2 (ja)
JPH0737296Y2 (ja) トランス
JP2536998Y2 (ja) チップコイル
JPS6236345Y2 (ja)
JPH0353455Y2 (ja)
JP3033460B2 (ja) インダクタンス素子
JPH085531Y2 (ja) コイル部品
JPH0429546Y2 (ja)
JPS6223065Y2 (ja)
JP2526209Y2 (ja) 多連コイル
JP2600432Y2 (ja) 磁気ヘッド
JPH08732Y2 (ja) 高周波コイル