JPH08732Y2 - 高周波コイル - Google Patents

高周波コイル

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JPH08732Y2
JPH08732Y2 JP2228492U JP2228492U JPH08732Y2 JP H08732 Y2 JPH08732 Y2 JP H08732Y2 JP 2228492 U JP2228492 U JP 2228492U JP 2228492 U JP2228492 U JP 2228492U JP H08732 Y2 JPH08732 Y2 JP H08732Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
lug
recess
frequency coil
high frequency
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2228492U
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English (en)
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JPH0573914U (ja
Inventor
邦夫 佐々森
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Toko Inc
Original Assignee
Toko Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、端子が回路基板の導体
パターンに直接面接続される高周波コイルのケースに関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の高周波コイルは、1辺が4mm
以下の立方体に入る程度の小さな形状であり、金属のケ
ースにコイルを巻いたボビンを嵌合させてある。図4は
従来の高周波コイルのケースの斜視図、図5はケースに
コイルを巻いたボビンのベースを嵌合させて固定した状
態の高周波コイルの底面図を示す。図4に示すように金
属のケース20の開放端側には、対向する縁に沿ってラ
グ21と凹部22を設けてある。
【0003】ラグ21は縁を部分的に細長く突出させて
形成してある。凹部22はラグ21の両側に設けてある
が、縁を開放端側とは反対方向に切除し、その切除した
奥のケース20の側面を内側に半円状に押し入れること
により形成してある。ボビンは四角形のベース23をケ
ース20の開放端側に嵌合させてケース20に固定され
るが、垂直方向は図5に示すように凹部22の縁とラグ
21に挟まれて固定される。
【0004】水平方向は、X方向がラグ21の設けられ
ている対向するケース20の側面にベース23の側面が
挟まれ、Y方向が凹部22を設けるために縁を深く切除
した部分に形成される段差24の部分でケースにベース
23の側面を係止させて固定される。なお、25はベー
ス23の側面からY方向に突出している面接続用の端子
である。ところが、段差24の厚みはケース20の金属
の薄い厚みだけなので、この段差24にベース23の側
面を係止するためには、段差24のある部分でベース2
3をケース20の側面の外側に出す必要がある。
【0005】従って、X方向ではケース20の側面から
外側に出たベース部分25が邪魔になるから、その側面
を互いに固着した複合コイルを形成することはできな
い。無論、Y方向は端子25があるのでケース20の側
面を固着することはできない。回路基板上で種々のフィ
ルタを構成する場合には、複数の高周波コイルを一体に
した複合コイルを形成することが必要になるが、面接続
用の高周波コイルではこのような複合コイルを得ること
が難しかった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案の課題は、必要
に応じてケースの側面を互いに固着して複合コイルを容
易に形成することのできる面接続用の高周波コイルを提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の高周波コイル
は、ケースの開放端側の対向する縁には、ケースの該縁
より部分的に突出させてなるラグと、ラグの両側のケー
ス側面を内側に押し入れてなる凹部とを夫々形成してあ
り、該凹部のラグ側の縁は深く切除することにより凹部
の途中で段差を形成してあり、該開放端側に嵌合される
ベースの側面が該段差により係止されることを特徴とす
る。
【0008】
【実施例】以下、本考案の高周波コイルの実施例を示す
図1、図2を参照しながら説明する。図1はケースの斜
視図、図2はボビンのベースをケースに嵌合させて固定
した状態は示す底面図である。本考案の高周波コイルの
ケース1は、開放端側の対向する縁にラグ2と凹部3を
夫々設けてある。
【0009】ラグ2は縁を細長く突出させ、凹部3はラ
グ2の両側のケース1の側面を内側にほぼ半円状に押し
入れることにより形成してある。凹部3の縁は、ラグ2
側を開放端側とは反対方向に深く切除することにより、
凹部3の縁の途中でその縁に段差4を形成してある。そ
してボビンのベース5の垂直方向は、図2に示すように
水平に折り曲げたラグ2と凹部3の奥の縁6に挟まれて
固定される。
【0010】また、水平方向のX方向は、ベース5の側
面がケース1のラグ2を設けてある側面に挟まれ、Y方
向はベース5の側面が4つの段差4に係止されることに
より固定されている。なお7は、ベース5の側面からY
方向に突出している面接続用の端子である。
【0011】このように構成された高周波コイルのベー
スは、Y方向が凹部3の縁に沿った段差4により係止さ
れ、しかもその段差4はケース1の内側にあるから、ベ
ース5をケース1の側面の外側に出さなくてもよい。従
って、複数のコイルのラグ2と凹部3を形成してあるケ
ースの側面を必要に応じて互いに固着して複合コイルを
容易に形成することができる。
【0012】図3は、本考案の高周波コイルの別の実施
例を示すケースの斜視図である。このケース10の開放
端側の対向する縁には、夫々ラグ11と凹部12を設け
てある。凹部12はラグ11の両側に形成されている
が、この凹部12はラグ11と平行にケース10の側面
に2本の切れ目14を入れ、その切れ目14の間のケー
ス10の側面を単に押し入れることにより形成してあ
る。
【0013】そして、凹部12のラグ11側の縁を開放
端側とは反対側に深く切除することにより段差13を形
成してあり、この段差13にベースの側面が係止される
ようにしてある。ケースの凹部の形状は、凹部の段差が
ケースの内側にできるようにすればよく、種々変形が可
能である。
【0014】
【考案の効果】以上述べたように本考案の高周波コイル
は、ケースの開放端側に形成したラグの両側の凹部の縁
を深く切除することにより縁に沿って段差を形成してあ
り、開放端側に嵌合されるベースの側面がケースの内側
で該段差により係止されるようにしてある。そして、ケ
ースに嵌合されたベースはケースの側面から外側に出る
ことはない。従って、単体で使用できる状態のままで、
必要に応じてケースの側面を互いに固着して複合コイル
を容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の高周波コイルの実施例を示すケースの
斜視図である。
【図2】本考案の高周波コイルの底面図である。
【図3】本考案の高周波コイルの他の実施例を示すケー
スの斜視図である。
【図4】従来の高周波コイルのケースの斜視図である。
【図5】従来の高周波コイルの底面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 ラグ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの開放端側の対向する縁には、ケ
    ースの該縁より部分的に突出させてなるラグと、ラグの
    両側のケース側面を内側に押し入れてなる凹部とを夫々
    形成してあり、該凹部のラグ側の縁は深く切除すること
    により凹部の途中で段差を形成してあり、該開放端側に
    嵌合されるベースの側面が該段差により係止されること
    を特徴とする高周波コイル。
JP2228492U 1992-03-13 1992-03-13 高周波コイル Expired - Lifetime JPH08732Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2228492U JPH08732Y2 (ja) 1992-03-13 1992-03-13 高周波コイル

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JP2228492U JPH08732Y2 (ja) 1992-03-13 1992-03-13 高周波コイル

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Publication Number Publication Date
JPH0573914U JPH0573914U (ja) 1993-10-08
JPH08732Y2 true JPH08732Y2 (ja) 1996-01-10

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ID=12078454

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JP2228492U Expired - Lifetime JPH08732Y2 (ja) 1992-03-13 1992-03-13 高周波コイル

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