JPH0328590Y2 - - Google Patents

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JPH0328590Y2
JPH0328590Y2 JP8497685U JP8497685U JPH0328590Y2 JP H0328590 Y2 JPH0328590 Y2 JP H0328590Y2 JP 8497685 U JP8497685 U JP 8497685U JP 8497685 U JP8497685 U JP 8497685U JP H0328590 Y2 JPH0328590 Y2 JP H0328590Y2
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inductor
board
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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、インダクタとコンデンサとで構成さ
れたノイズフイルタに関する。
〈従来の技術〉 一般に、この種のノイズフイルタとしては、例
えば第4図の等価回路図に示すように、ホツトラ
イン間に接続された第1フイルタコンデンサC1
と、ホツトラインと接地部との間に接続された第
2、第3フイルタコンデンサC2,C3と、フイル
タコイルとしてのインダクタLとで構成されたも
のが知られている。
このような回路構成を有する従来のノイズフイ
ルタでは、例えば第5図に示すように、樹脂製の
ボビン25に、フエライトコア等の磁性体からな
る磁芯3を組み込むと共に、前記ボビン25の巻
芯にポリウレタン銅線などの被覆電線26を巻回
してインダクタ11を構成し、このインダクタ1
1とコンデンサ素子(図示せず)とを、所要の配
線パターンを有する回路基板(図示せず)を用い
て接続することによつて、前述のノイズフイルタ
を構成していた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、このような従来例の場合、イン
ダクタ11の構造が複雑なため、その作成作業に
手間と時間を要することが問題となつていた。す
なわち、前記インダクタ11の作成に際して、ま
ず、コイル26の巻線作業に手間を要するうえ、
このコイル26の端末部分をそれぞれピン端子2
7……に巻き付けなければならない。また、例え
ば前記回路基板とインダクタ11やコンデンサ素
子とは、通常デイツピングによる半田付けによつ
て接続しているが、この接続処理を行なうため
に、高価な設備と労力を要する。したがつて、こ
れらの問題点が相俟つて製造コストの高騰を招い
ていた。
また、前記インダクタ11はボビン25と磁芯
3とを組み合わせたものであるため、外形形状が
著しく嵩張る。このため、ノイズフイルタ自体の
全体形状も大形化するという問題もあつた。
本考案はかかる従来の問題点に鑑み、主として
インダクタの構造を工夫することによつて、フイ
ルタ全体の小形化並びに製造コストの低減化を図
ることを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案ではこのような目的を達成するために、
印刷配線用基板に透孔を形成し、この透孔に磁芯
を挿通すると共に、前記基板の主表面に印刷形成
されたコイルパターンを前記透孔の開口部の周囲
に配置してインダクタを構成し、このインダクタ
を前記基板の主表面上に印刷形成された配線パタ
ーンを介してコンデンサと接続した構成に特徴を
有するものである。
〈実施例〉 以下、本考案を図面に示す実施例に基づき詳細
に説明する。なお、この実施例では前述の第4図
に示される回路構成を有するノイズフイルタにつ
いて示す。
第1図はこの実施例の内部構造の斜視図であ
り、第2図はその平面図であり、第3図は第2図
における切断線−に沿う断面図である。これ
らの図において、符号1は印刷配線用基板であつ
て、この基板1は矩形状に形成されており、その
中央部分に1対の透孔2,2を有する。各透孔2
はそれぞれ該基板1の厚み方向に形成された角孔
であつて、各透孔2,2には磁芯3の脚部4,4
が挿通されている。この磁芯3はフエライトコア
等の磁性体からなるU字状の半割り部分3a,3
aで構成された2分割形のものであつて、各半割
り部分3a,3aの両脚部を上下方向から前記各
透孔2,2に挿通すると共に、両脚部端どうしを
該透孔2,2の上下中央位置で突き合わせて組み
付けられている。なお、この組付状態において、
両半割り部分3a,3aはスプリング(図示せ
ず)または接着剤によつて互いに固定される。
該基板1の一方の主表面1aにはループ状のコ
イルパターン5,5および第1〜第5の配線パタ
ーン6〜10が印刷形成されている。前記コイル
パターン5,5並びに各配線パターン6〜10は
それぞれ前記主表面上に貼着された銅箔を通常の
写真エツチング等の手法を用いて不要部分を除去
することによつて形成される。前記各コイルパタ
ーン5,5はそれぞれ前記透孔2,2の開口部の
周囲に配設されており、各コイルパターン5,5
と前記磁芯3とでインダクタ11を構成してい
る。
第2図上、手前側に配置された第1、第2配線
パターン6,7はそれぞれ基板1の前端からコイ
ルパターン5,5の前方に形成された第1スルー
ホール12,12まで一方の主表面1a側に形成
されており、この第1スルーホール12,12と
前記コイルパターン5,5の始端に形成された第
2スルーホール13,13との間は前記両スルー
ホール12,13を通じて他方の主表面1b側に
連続形成されている。そして、前記第2スルーホ
ール13,13に臨む一端側がコイルパターン
5,5と、また他端側が接続端子14,15とそ
れぞれ接続されると共に、両配線パターン6,7
間に第1フイルタコンデンサ16が接続されてい
る。一方、両コイルパターン5,5の終端に接続
された第3、第4配線パターン8,9は基板1の
後端まで形成されており、両配線パターン8,9
間の中央には基板1の後端に臨む第5配線パター
ン10が形成されている。これらの配線パターン
8〜10も同様に接続端子16〜18と接続され
ており、第3と第5の配線パターン8,10間、
および第4と第5の各配線パターン9,10間に
それぞれ第2および第3のフイルタコンデンサ1
9,20が接続されている。これによつて、前記
両コイルパターン5,5はそれぞれ第1〜第3フ
イルタコンデンサ16,19,20と接続される
ことになる。
このようにしてインダクタ11と各フイルタコ
ンデンサ16,19,20とが組み付けられた印
刷配線用基板1はケース21内に収納して適宜の
手段で固定され、この収納状態において、前記磁
芯3がケース底壁22に設けられた突起23……
にその底面を支持されると共に、その上面をケー
ス蓋24に支持され、これによつて、磁芯3がケ
ース21内で固定される。
なお、前記各接続端子14〜18をソケツトで
構成してインレツト形のフイルタを構成したり、
あるいはケース21と接続端子14〜18との間
に貫通コンデンサ(図示せず)を挿入する構成と
することもできる。また、磁芯3のケース21内
における固定は、上記実施例のような手段に限ら
ず、予め印刷配線用基板1に固定しておいてもよ
い。
〈考案の効果〉 以上のように本考案によれば、印刷配線用基板
に透孔を形成し、この透孔に磁芯を挿通すると共
に、前記基板の主表面に印刷形成されたコイルパ
ターンを前記透孔の開口部の周囲に配置してイン
ダクタを構成し、こののインダクタを前記基板の
主表面上に印刷形成された配線パターンを介して
コンデンサと接続するようにしたので、インダク
タの作成に際して、従来のようなコイルの巻線作
業が不要になるうえ、写真エツチング等の手法に
より容易にコイルパターンを形成できるので、作
業性が著しく向上し、特性のばらつきを低減する
ことができる。また、従来のようなボビンが不要
になるため、インダクタ自体を小形化でき、その
分、フイルタの薄形化ないし小形化を図ることが
できる。更に、前述の効果が相俟つて製造コスト
の低減化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示し、
第1図はこの実施例の内部構造の斜視図、第2図
はその平面図、第3図は第2図における切断線
−に沿う断面図、第4図は一般的なノイズフイ
ルタの一例を示す等価回路図、第5図は従来例の
インダクタの中央縦断側面図である。 1……印刷配線用基板、2……透孔、3……磁
芯、5……コイルパターン、6〜10……配線パ
ターン、11……インダクタ、16,19,20
……コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 印刷配線用基板と、この基板に組み付けられた
    磁芯と、前記基板の主表面上に印刷形成されたル
    ープ状のコイルパターンとを備え、前記基板の厚
    み方向には透孔が形成され、この透孔に前記磁芯
    を挿通すると共に、前記コイルパターンを前記透
    孔の開口部の周囲に配置し、かつ、このコイルパ
    ターンを前記基板の主表面上に印刷形成された配
    線パターンを介してコンデンサと接続してなるノ
    イズフイルタ。
JP8497685U 1985-06-05 1985-06-05 Expired JPH0328590Y2 (ja)

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JP8497685U JPH0328590Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

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JPS61202922U JPS61202922U (ja) 1986-12-20
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