JPH0539025U - ノイズフイルタ装置 - Google Patents

ノイズフイルタ装置

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JPH0539025U
JPH0539025U JP8718491U JP8718491U JPH0539025U JP H0539025 U JPH0539025 U JP H0539025U JP 8718491 U JP8718491 U JP 8718491U JP 8718491 U JP8718491 U JP 8718491U JP H0539025 U JPH0539025 U JP H0539025U
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JP
Japan
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terminal
terminals
noise filter
capacitor unit
filter device
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Application number
JP8718491U
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Inventor
清 茂木
覚 北原
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TDK Corp
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TDK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単に組み立て可能で基板に実装する場合の
占有面積を小さくするようにしたノイズフィルタ装置を
得るようにする。 【構成】 予め絶縁体ケース9の内部に複数のコンデン
サC1,C2,C3を収納したコンデンサユニット13
を用意し、このコンデンサユニット13に第1及び第2
のコイル7,8が巻装されたコイルユニット14を、両
ユニット13,14の端子の所望のもの同士を接続する
ことにより重ねる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電源ラインのノイズ除去用として使用するのに適したノイズフィル タ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種電子機器などの電源ラインのノイズを除去するために、コンデンサ及びコ イルを例えば図7のように結線したノイズフィルタが知られている。
【0003】 31,32は入力端子、33はアース端子、35,36は出力端子、C1,C 2は各々アース端子33と入力端子31,32間に接続された第1及び第2のラ インバイパスコンデンサ、C3は出力端子35,36間に接続されたアクロスザ ラインコンデンサ、37は入力端子31と出力端子35間に接続された第1のコ イル、38は入力端子32と出力端子36間に接続された第2のコイル、39は コアである。
【0004】 図11はこのようなノイズフィルタを装置として組み立てたノイズフィルタ装 置を示すもので、例えば合成樹脂からなる箱型の絶縁体ケース40が用意されて 、このケース40の底面には第1のコイル37及び第2のコイル38が一体にボ ビン42に巻装されたコイルユニット43が接着剤などにより固定される。また 、ケース40の一側面40Aには入力端子31,32及びアース端子33が固着 されると共に、他側面40Bには出力端子35,36が固着される。
【0005】 さらに、コイルユニット43の端子42Aと入力端子31、端子42Bと入力 端子32、端子42Cと出力端子35、端子42Dと出力端子36がリード線を 介して接続されると共に、入力端子31とアース端子33間には第1のラインバ イパスコンデンサC1が、入力端子32とアース端子33間には第2のラインバ イパスコンデンサC2が、出力端子35,36間にはアクロスザラインコンデン サC3が接続されている。これによって図11のノイズフィルタが組み立てられ る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで従来のノイズフィルタ装置では、絶縁体ケース40に多数の入力端子 及び出力端子を固着して、これら端子とコンデンサ及びコイルユニット間をリー ド線を介して接続しなければならないので、組立作業が煩雑になるという問題が ある。また、絶縁体ケース40内にコンデンサ及びコイルユニットを平面的に配 置しているので、絶縁体ケース40の面積をあまり小さくすることができない。 さらに各コイル37,38及び各コンデンサC1,C2,C3を単体部品で用い て接着剤を用いて基板に固定することによりノイズフィルタを構成する場合もあ るが、この場合でも各コイル,各コンデンサを平面的に配置することには変りが ないので、基板に実装する場合占有面積が大きくなる。またこの場合には接着剤 を用いるためラインフィルタの線間容量を増加させることになるので、ノイズ低 減の効果が抑えられるおそれがある。
【0007】 本考案は以上のような問題に対処してなされたもので、簡単に組み立て可能で 基板に実装する場合の占有面積を小さくすることができるノイズフィルタ装置を 提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、絶縁体ケースの周囲に複数の端子を導出 すると共に、その内部に複数のコンデンサを収納してなるコンデンサユニットと 、複数の端子を有し各端子が前記コンデンサユニットの端子の所望のものに接続 されるようにコンデンサユニットに重ねられるコイルユニットとを備えたことを 特徴とするものである。
【0009】
【作用】
予め絶縁体ケースの内部に複数のコンデンサを収納したコンデンサユニットを 用意し、このコンデンサユニットに必要なコイルが巻装されたコイルユニットを 、両ユニットの端子を接続することにより重ねる。ユニット同士を重ねるように 接続するので簡単にノイルフィルタ装置を組み立てることができ、また両ユニッ トを高さ方向に配置するので、実装の場合の基板の占有面積を小さくすることが できる。
【0010】
【実施例】
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0011】 図1は本考案のノイズフィルタ装置の実施例を示す組立図で、本実施例ノイズ フィルタ装置10は、予め配線基板16に実装され絶縁体ケース9の周囲に複数 の端子1乃至5を導出すると共に、その内部に複数のコンデンサC1,C2,C 3を収納してなるコンデンサユニット13と、複数の端子7A,7B,8A,8 B,8Cを有し各端子が前記コンデンサユニット13の端子1乃至5の所望のも のに接続されるように重ねられる第1及び第2のコイル7,8が巻装されたコイ ルユニット14とから構成されている。
【0012】 コンデンサユニット13は図2乃至図5に示すような製造工程によって組み立 てられる。
【0013】 先ず、図2に示すような形状のリードフレーム15を用意する。このリードフ レーム15は導電性材料からなり、一対の平行な枠体17A,17B間にこれに 直交するように第1の端子列18,第2の端子列19,第3の端子列20が形成 されている。また、第2の端子列19だけは途中位置でカットされて枠体17A に接していない形状になっている。各端子列18乃至20には6A,6Bからな る複数の挿通孔が形成されており、特に第1及び第3の端子列18,20におい ては、長さ方向の略中央位置Cにおいて、挿通孔6B同士が隣接するように形成 されている。各端子列18乃至20の挿通孔6A,6Bが形成されていない部分 18A,19A,20Aは幅が狭く形成されている。
【0014】 次に、図3に示したように前記中央位置Cにおいて第1及び第3の端子列18 ,20をカットすることにより、枠体17Aに保持された第1群の端子11であ る第1の端子1、第2の端子2と、枠体17Bに保持された第2群の端子12で ある第3の端子3、第4の端子4及び第5の端子5とを分離する。この場合リー ドフレーム15は図示されていない他の部分で一体になっているので、枠体17 A,17Bは互いの位置を保っている。続いて第1,第2,第3,第4及び第5 の各端子1乃至5の幅の狭い部分18A,19A,20Aを屈曲することにより 、例えば図3において紙面の手前方向に屈曲することにより、断面L字状に変形 する。図6は屈曲後の形状を斜視図で示している。
【0015】 次に、図4に示すように3個のコンデンサC1,C2,C3を用意し、第1の ラインバイパスコンデンサC1のリード端子21A,21Bを各々第2の端子2 ,第4の端子4に挿通し、第2のラインバイパスコンデンサC2のリード端子2 2A,22Bを各々第4の端子4,第5の端子5に挿通し、アクロスザラインコ ンデンサC3のリード端子23A,23Bを各々第1の端子1,第3の端子3に 挿通して位置決めする。次に第1の端子1乃至第5の端子5の各リード端が挿通 されている部分を半田付けすることにより、各リード端子を接続する。
【0016】 次に、挿通孔6Aが形成されている一端部を除いた第1の端子1乃至第5の端 子5、各コンデンサC1,C2及びC3を樹脂で覆うことにより、図5のように 絶縁体ケース9を形成する。この樹脂成型法としては周知のトランスファモール ド法などを利用することにより、簡単にかつ効率的に成型することができる。続 いて、各枠体17A,17Bと各端子1乃至5の結合部分Lをカットすることに より、図1のようなコンデンサユニット13の組立てが完了する。
【0017】 このようにして得られたコンデンサユニット13は配線基板16に実装されて 各種電子機器に組み込まれる。各端子1乃至5の挿通孔6Aが形成されている一 端部には、後述のようにコイルユニットの端子が半田付けされる。
【0018】 一方、コイルユニット14は、例えば中空円筒状の絶縁材料からなるボビン2 5を有し、この両端及び中央にはつば25a,25b及び25cが形成される。 このボビン25には、つば25a及び25bで規定された第1のコイル7が巻装 され、つば25b及び25cで規定された第2のコイル8が巻装されている。
【0019】 また、つば25aの下部は平坦となっていて、この平坦面には、ボビン25の 軸方向に直交しかつ相互に逆方向に延びて第1のコイル7の端子7A,7Bが例 えば樹脂成型などによって一体的に設けられる。同様に、つば25cの平坦面に は第2のコイル8の端子8A,8B,8Cが設けられる。さらに、ボビン25に はコア26が挿通され、コア26は断面コ字状の磁性体が環状に突き合わされて 、コア26の両端は板スプリング27で挟持されている。
【0020】 そして、コイルユニット14はその4個の端子7A,7B及び8A,8B,8 Cが、図7のノイズフィルタを構成するように、コンデンサユニット13の所望 の端子に接続されることにより、コンデンサユニット13に重ねられる。すなわ ち、第1のコイル7の端子7A,7Bは各々コンデンサユニット13の第1の端 子1,第2の端子2に接続され、第2のコイル8の端子8A,8B,8Cは各々 コンデンサユニット13の第3の端子3,第5の端子5,第4の端子4に接続さ れる。
【0021】 第1及び第2のコイル7,8の各端子のコンデンサユニット13の各端子への 接続は、各挿通孔6Aに前者の端子を挿通することにより行われ、挿通後に半田 付けによって固定される。
【0022】 このように本実施例によれば、予め絶縁体ケース9の内部に複数のコンデンサ C1,C2,C3を収納したコンデンサユニット13を用意し、このコンデンサ ユンット13に第1及び第2のコイル7,8が巻装されたコイルユニット14を 、両ユニットの端子の所望のもの同士を接続することにより重ねるようにしたの で、従来のような箱型の絶縁体ケースは不要として構成部品を所望の相互関係と なるように配置しただけで、簡単にノイズフィルタ装置10を組み立てることが できる。
【0023】 また、本実施例によればコンデンサユニット13にコイルユニット14を重ね るようにしてノイズフィルタ装置10を組み立てるので、高さ方向にのみ少し寸 法が増えるだけなため、実装する場合の基板の占有面積を小さくすることができ る。さらに、本実施例によれば既に完成された基板であっても、各ユニットを高 さ方向に重ねるだけで、ノイズフィルタの高次元化を容易に実現することができ る。さらにまた、接着剤を用いてノイズフィルタ装置10を固定することは不要 なので、線間容量を増加させることがないため、ノイズ低減の効果が抑えられる ことはなくなる。
【0024】 なお、本実施例ではノイズフィルタの構成の一例を示したが、各種の変形が可 能である。例えば図8乃至図10に示したような構成とすることもできる。また 、コンデンサユニット及びコイルユニットの構造も一例を示したものであり、ノ イズフィルタ装置10をより小型かつ薄型化するのに適した他の構造のものを用 いることができる。
【0025】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、予め用意したコンデンサユニットにコイル ユニットを重ねてノイズフィルタ装置を組み立てるようにしたので、簡単に組み 立て可能でかつ基板に実装する場合の占有面積を小さくすることができる。ノイ ズフィルタ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のノイズフィルタ装置の実施例を示す組
立図である。
【図2】本実施例装置に用いられるコンデンサユニット
を組み立てるリードフレームを示す平面図である。
【図3】本実施例装置に用いられるコンデンサユニット
を組み立てる一部分がカットされ屈曲されたリードフレ
ームを示す平面図である。
【図4】本実施例装置に用いられるコンデンサユニット
を組み立てるリードフレームにコンデンサを組み込んだ
状況を示す平面図である。
【図5】本実施例装置に用いられるコンデンサユニット
の完成構造を示す平面図である。
【図6】図3に対応したリードフレームの形状を示す斜
視図である。
【図7】ノイズフィルタの構成を示す結線図である。
【図8】ノイズフィルタの他の例を示す結線図である。
【図9】ノイズフィルタの他の例を示す結線図である。
【図10】ノイズフィルタの他の例を示す結線図であ
る。
【図11】従来のノイズフィルタ装置を示す裏面図であ
る。
【符号の説明】
1乃至5 端子 6A,6B 挿通孔 7,8 コイル 7A,7B,8A,8B,8C コイルの端子 9 絶縁体ケース 10 ノイズフィルタ装置 11 第1群の端子 12 第2群の端子 15 リードフレーム 13 コンデンサユニット 14 コイルユニット 16 配線基板 C1,C2,C3 コンデンサ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁体ケースの周囲に複数の端子を導出
    すると共に、その内部に複数のコンデンサを収納してな
    るコンデンサユニットと、複数の端子を有し各端子が前
    記コンデンサユニットの端子の所望のものに接続される
    ようにコンデンサユニットに重ねられるコイルユニット
    とを備えたことを特徴とするノイズフィルタ装置。
  2. 【請求項2】 前記コンデンサユニット及びコイルユニ
    ットが組み合された状態で配線基板に実装されてなる請
    求項1記載のノイズフィルタ装置。
  3. 【請求項3】 前記コイルユニットの端子が、コンデン
    サユニットの端子に予め形成された挿通孔に挿通される
    ようにして接続されてなる請求項1記載のノイズフィル
    タ装置。
JP8718491U 1991-10-24 1991-10-24 ノイズフイルタ装置 Withdrawn JPH0539025U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8718491U JPH0539025U (ja) 1991-10-24 1991-10-24 ノイズフイルタ装置

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JP8718491U JPH0539025U (ja) 1991-10-24 1991-10-24 ノイズフイルタ装置

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JPH0539025U true JPH0539025U (ja) 1993-05-25

Family

ID=13907905

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JP8718491U Withdrawn JPH0539025U (ja) 1991-10-24 1991-10-24 ノイズフイルタ装置

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JP (1) JPH0539025U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008092694A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Kitz Corp スイッチング電源および電動バルブアクチュエータ
JP2017063267A (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 矢崎総業株式会社 ノイズフィルタ及びワイヤハーネス

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008092694A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Kitz Corp スイッチング電源および電動バルブアクチュエータ
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960208