JPH0648809Y2 - ピン端子付き巻枠 - Google Patents

ピン端子付き巻枠

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JPH0648809Y2
JPH0648809Y2 JP1986047064U JP4706486U JPH0648809Y2 JP H0648809 Y2 JPH0648809 Y2 JP H0648809Y2 JP 1986047064 U JP1986047064 U JP 1986047064U JP 4706486 U JP4706486 U JP 4706486U JP H0648809 Y2 JPH0648809 Y2 JP H0648809Y2
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JP
Japan
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pin terminal
pin
winding
core
planting
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Application number
JP1986047064U
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English (en)
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JPS62160517U (ja
Inventor
好文 日下
Original Assignee
東北金属工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は基板上に安定装着できるインダクタンス素子用
ピン端子付き巻枠の構造に関する。
〔従来の技術〕
第3図は,従来のピン端子付き巻枠である。従来のピン
端子付き巻枠は,電気絶縁材料よりなる筒状巻芯1と,
筒状巻芯1の両端部に一体として設けた鍔2a,2bと,両
端の鍔2a,2bに互いに対向するように設けた複数個のピ
ン端子6とから成る。このピン端子6はそれぞれ鍔2a,2
bの外面下方に設けられた角棒状のピン端子植設部11a,1
1bの下面に植設する。この角棒状のピン端子植設部11a,
11bは,巻芯の四角形の中心孔4の一辺縁に沿って設け
られている。
又鍔2a,2bの下面には,それぞれのピン端子間に切り込
みを入れ巻線端部のリード線を引き出すリード線引き出
し溝5を設ける。この引き出し溝両側の突部12a,12bは
基板に装着する際のスタンドオフとなる。
インダクタンス素子は、第4図に示すようにこのように
構成された巻枠に巻線8を行い,その巻線端部のリード
線をリード線引き出し溝5を通しピン端子植設部11a,11
bの下面に植設されたピン端子6にからげて半田付けす
る。次に左右からI,E形状コア7a,7b(U形状コアでもよ
い)を巻芯1の中心孔4に通し突き合せ,テープ又は接
着剤によって双方のコアを固着して組み立てられる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この従来の巻枠の場合,ピン端子6はピン端子植設部11
a,11bの下面に植設され,巻線端部のからげ作業によっ
て曲がったり,ピン端子への半田の付着により基板に装
着しにくい欠点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は絶縁材料よりなる筒状巻芯と,この筒状巻芯の
両端に張り出した鍔と,この両端の鍔の外面に突出する
ように設けられたピン端子植設部と,このピン端子植設
部の一面に植設したピン端子とからなるピン端子付き巻
枠において,前記ピン端子は前記ピン端子植設部の上設
一面とは反対の面から突出した突出部を有し,該突出部
を巻線端部のからげ部としたことを特徴とするピン端子
付き巻枠。
〔実施例〕
以下に本考案の一実施例を説明する。
第1図は本考案によりピン端子付き巻枠の一実施例の斜
視図、第2図は考案によるピン端子付き巻枠を用いたイ
ンダクタンス素子の一実施例の正面図である。
本考案のピン端子付き巻枠は,筒状巻枠21と,その左右
両端に設けた鍔22a,22bと,その外面下部に設けたピン
端子植設部31a,31bとこのピン端子植設部31a,31bを上下
方向に貫通するように設けた複数個のピン端子26とから
成る。ピン端子26がピン端子植設部31a,31bの上面より
突出した長さは巻線端部をからげ半田付けできる寸法と
する。一方ピン端子がピン端子植設部下部より突き出し
た長さは基板の穴に挿入できる寸法とする。又ピン端子
植設部31a,31bはピン端子上端部26aとI,E又はU形状コ
アとが接触しない鍔22a,22bの下方に設ける。リード線
引き出し溝25は,それぞれのピン端子間のピン端子植設
部31a,31bに切り込みを入れて設けられる。これにより
ピン端子植設部31a,31bは分割された状態になる。この
ピン端子付き巻枠を用いてインダクタンス素子を製造す
る際は,巻芯に巻線28を行い,巻線端部のリード線29を
リード線引き出し溝5を通してピン端子植設部31a,31b
の上面より突出したピン端子上端部26aにからげて半田
付けする。次に左右からI,E又はU形状コア(図では7a:
E形状コア,7b:I形状コア)を巻芯の中心孔24に一脚を入
れてコア溝ガイド23にはめ込み突き合せテープ,または
接着剤によって固定する。
上述したようにピン端子植設部の上面より突出したピン
端子上部に巻線端部のリード線をからげて固定するので
基板に挿入するピン端子下部は,曲りにくい。
〔考案の効果〕
本考案のピン端子付き巻枠は,ピン端子をピン端子植設
部に上下方向に貫通させて設けたことを特徴とし,巻線
端部のリード線を植設部上面より突出したピン端子上部
にからげて半田付けするので,植設部下面より突出した
基板の穴に挿入するピン端子下部が曲がったり半田の付
着がなく基板への装着をスムーズに行うことができる。
また、本考案の場合、ピン端子をピン端子植設部の一面
から他面に架けて貫通させるようにしたので、このピン
端子付き巻枠を用いたインダクタンス素子は、筒状巻芯
の軸線方向において、からげ部がピン端子植設部の側面
から突出することがない。この為、このインダクタンス
素子は、これをプリント基板に実装した場合に、基板に
実装された隣合う他の電子部品と短絡するのを防止する
ことがでる。従って、本考案のピン端子付き巻枠を用い
たインダクタンス素子は、他の電子部品と接するように
基板に実装しても、電気絶縁距離を保つことができるの
で、プリント基板に高密度に実装することができる。更
に、本考案のピン端子付き巻枠は、ピン端子をピン端子
植設部の一面から他面に架けて貫通させるようにしたの
で、ピン端子を除いた巻枠本体を成形後にピン端子を植
設することもできるため、簡単に製造することがでる。
【図面の簡単な説明】
第1図は,本考案によるピン端子付き巻枠の一実施例の
斜視図,第2図は,本考案によるピン端子付き巻枠を用
いたインダクタンス素子の一実施例の正面図,第3図は
従来のピン端子付き巻枠の一例の斜視図,第4図は従来
のピン端子付き巻枠を用いたインダクタンス素子の一例
の正面図。 1,21:筒状巻芯,2a,2b,22a,22b:鍔,3,23:コアガイド溝,
4,24:中心孔,5,25:リード線引き出し溝,6,26:ピン端子,
26a:ピン端子上端,7a:I形状コア,8,28:巻線,9,29:リー
ド線,11a,11b,31a,31b:ピン端子植設部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁材料よりなる筒状巻芯と,この筒状巻
    芯の両端に張り出した鍔と,この両端の鍔の外面に突出
    するように設けられたピン端子植設部と,このピン端子
    植設部の一面に植設したピン端子とからなるピン端子付
    き巻枠において,前記ピン端子は前記ピン端子植設部の
    上記一面とは反対の面から突出した突出部を有し,該突
    出部を巻線端部のからげ部としたことを特徴とするピン
    端子付き巻枠。
JP1986047064U 1986-04-01 1986-04-01 ピン端子付き巻枠 Expired - Lifetime JPH0648809Y2 (ja)

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JP1986047064U JPH0648809Y2 (ja) 1986-04-01 1986-04-01 ピン端子付き巻枠

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JP1986047064U JPH0648809Y2 (ja) 1986-04-01 1986-04-01 ピン端子付き巻枠

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Publication Number Publication Date
JPS62160517U JPS62160517U (ja) 1987-10-13
JPH0648809Y2 true JPH0648809Y2 (ja) 1994-12-12

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ID=30867308

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JP (1) JPH0648809Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS587316U (ja) * 1981-07-03 1983-01-18 東北金属工業株式会社 ピン端子付トランス

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62160517U (ja) 1987-10-13

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