JPH0525206Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0525206Y2 JPH0525206Y2 JP8694788U JP8694788U JPH0525206Y2 JP H0525206 Y2 JPH0525206 Y2 JP H0525206Y2 JP 8694788 U JP8694788 U JP 8694788U JP 8694788 U JP8694788 U JP 8694788U JP H0525206 Y2 JPH0525206 Y2 JP H0525206Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaped
- printed wiring
- winding
- wiring board
- lead terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 18
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 14
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 claims description 6
- 230000000712 assembly Effects 0.000 claims description 3
- 238000000429 assembly Methods 0.000 claims description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 3
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ロの字形コア（以下コアと称す）を
用いたノーマルモードコイルのチツプ型コイルの
構造に関する。
用いたノーマルモードコイルのチツプ型コイルの
構造に関する。
従来、ロの字形コア（以下コアと称す）を用い
たノーマルモードコイルのチツプ型コイルの構造
は、第４図に示すように絶縁処理したロの字形コ
ア３の対向辺に巻き線５を施してコイル素子を作
り、第５図に示す中央分岐端３１ｂと両端分岐端
３１ａとを段違いにした三つ又分岐端を持つリー
ド用端子板３１（以下端子板と称す）を、第４図
に示す巻き線を巻き回していないコア対向辺に組
み付け、端子板のからげ片３１ｃに巻き線５の端
部をからげ半田により接続し、端子板の端部を露
出させてコイル素子を封止材４で封止し、露出さ
せた端子板３１の表面実装に適したリード形状に
形成したものであつた。
たノーマルモードコイルのチツプ型コイルの構造
は、第４図に示すように絶縁処理したロの字形コ
ア３の対向辺に巻き線５を施してコイル素子を作
り、第５図に示す中央分岐端３１ｂと両端分岐端
３１ａとを段違いにした三つ又分岐端を持つリー
ド用端子板３１（以下端子板と称す）を、第４図
に示す巻き線を巻き回していないコア対向辺に組
み付け、端子板のからげ片３１ｃに巻き線５の端
部をからげ半田により接続し、端子板の端部を露
出させてコイル素子を封止材４で封止し、露出さ
せた端子板３１の表面実装に適したリード形状に
形成したものであつた。
従来のコイルの構造では、端子板の三つ又分岐
端を成形するためには先ず全体形状の打抜きと中
央分岐端を切り欠く金型と、コの字形の両端分岐
端を形成する金型とを必要とし、高価な成形金型
が必要で、その償却費が高く、また巻き線の端部
をからげ片にからげないと端子板に接続できない
という不都合があつた。
端を成形するためには先ず全体形状の打抜きと中
央分岐端を切り欠く金型と、コの字形の両端分岐
端を形成する金型とを必要とし、高価な成形金型
が必要で、その償却費が高く、また巻き線の端部
をからげ片にからげないと端子板に接続できない
という不都合があつた。
従来の三つ又分岐端を持つリード用端子板に代
えてコの字形の印刷配線基板（以下基板と称す）
と単純な分岐端を持つリード用端子板との中間組
立体を用い、ロ字形コアを支持し、一体に封止成
形する。
えてコの字形の印刷配線基板（以下基板と称す）
と単純な分岐端を持つリード用端子板との中間組
立体を用い、ロ字形コアを支持し、一体に封止成
形する。
即ち本考案は、ロの字形コアの対向辺に巻き線
を施したノーマルモードコイル素子と、内壁に巻
線端末を挿通する縦溝と周囲に中継用導体が印刷
されて矩形孔が形成されたコの字形の突出腕部を
有するコの字形印刷配線基板と、前記コの字形印
刷配線基板を支持する一対の直立片を有し前記コ
の字形の突出腕部の間の空間と一部が重なるよう
に形成されたリード用端子板と、前記矩形孔に前
記直立片を下方から嵌通し組み合わせてリード用
端子板の直立片と中継用導体とを接合し巻き線の
端部を矩形孔の縦溝に通し、直立片と中継用導体
と巻線とを一体に半田付けした中間組立体の２個
を、ノーマルモードコイル素子の巻き線のないコ
ア両側面に組みつけて、リード用端子板の端部を
露出させてノーマルモードコイル素子とコの字形
印刷配線基板とリード用端子板とを封止材により
封止成形してなるチツプ型コイルである。
を施したノーマルモードコイル素子と、内壁に巻
線端末を挿通する縦溝と周囲に中継用導体が印刷
されて矩形孔が形成されたコの字形の突出腕部を
有するコの字形印刷配線基板と、前記コの字形印
刷配線基板を支持する一対の直立片を有し前記コ
の字形の突出腕部の間の空間と一部が重なるよう
に形成されたリード用端子板と、前記矩形孔に前
記直立片を下方から嵌通し組み合わせてリード用
端子板の直立片と中継用導体とを接合し巻き線の
端部を矩形孔の縦溝に通し、直立片と中継用導体
と巻線とを一体に半田付けした中間組立体の２個
を、ノーマルモードコイル素子の巻き線のないコ
ア両側面に組みつけて、リード用端子板の端部を
露出させてノーマルモードコイル素子とコの字形
印刷配線基板とリード用端子板とを封止材により
封止成形してなるチツプ型コイルである。
基板の中継用導体は、端子板を基板に接合固着
し、巻き線の端部をからげなしでも端子板に接続
できる。
し、巻き線の端部をからげなしでも端子板に接続
できる。
以下に本考案の一実施例の詳細を図面に従つて
説明する。
説明する。
第１図の外観透視図、第２図の半断面図におい
て、１はリード用端子板、２はコの字形印刷配線
基板、３はロの字形コアであり、４は封止材であ
る。
て、１はリード用端子板、２はコの字形印刷配線
基板、３はロの字形コアであり、４は封止材であ
る。
リード用端子板１は、第３図の分解図で示すよ
うにＴ字形の導体板の水平腕の両端部を同じ側に
直角に折りまげて基板支持用の直立片１１を形成
してあり、直立片１１の両側端の中途の高さに基
板係止用の小突片１２が設けられている。直立片
１１の高さ寸法は、コア３の高さより小さい。
うにＴ字形の導体板の水平腕の両端部を同じ側に
直角に折りまげて基板支持用の直立片１１を形成
してあり、直立片１１の両側端の中途の高さに基
板係止用の小突片１２が設けられている。直立片
１１の高さ寸法は、コア３の高さより小さい。
基板２は、コの字形の突出腕部２１（以下腕部
と称す）の間隔はコア３の辺長（第３図では短
辺）より僅かに大きい寸法であり。腕部２１には
端子板１の直立片１１に嵌合する矩形孔２２が形
成され、矩形孔２２の内壁に巻き線の端部を挿通
する幅と深さのことなる複数個の縦溝２３が形成
され、さらに矩形孔２２の周りに巻き線の端部を
半田付けする中継用導体２４（以下導体と称す）
が基板面に印刷されている。半田付けの際には導
体２４にはリフロー半田が塗布される。矩形孔２
２を設けたコの字形印刷配線基板２の腕部２１の
内側空間即ち腕部２１の間の寸法とリード用端子
板との位置関係は、端子板１の一部の第３図に鎖
線で囲む部分と対向するように形成されている。
と称す）の間隔はコア３の辺長（第３図では短
辺）より僅かに大きい寸法であり。腕部２１には
端子板１の直立片１１に嵌合する矩形孔２２が形
成され、矩形孔２２の内壁に巻き線の端部を挿通
する幅と深さのことなる複数個の縦溝２３が形成
され、さらに矩形孔２２の周りに巻き線の端部を
半田付けする中継用導体２４（以下導体と称す）
が基板面に印刷されている。半田付けの際には導
体２４にはリフロー半田が塗布される。矩形孔２
２を設けたコの字形印刷配線基板２の腕部２１の
内側空間即ち腕部２１の間の寸法とリード用端子
板との位置関係は、端子板１の一部の第３図に鎖
線で囲む部分と対向するように形成されている。
コア３は対向辺（第３図では長辺）に１個の巻
き線５が巻き回されてノーマルモードコイル素子
が形成される。
き線５が巻き回されてノーマルモードコイル素子
が形成される。
基板２をその腕部２１を端子板１の水平腕側に
向け矩形孔２２に垂直片１１を下から嵌挿して端
子板１と組み合わせて中間組立体（第３図の左方
に示す）を作る。この中間組立体の２個を第１図
に示すようにコア３の巻き線していない両側面に
組み付け、（コア３の底面は第３図に鎖線で示す
部分に載置される。）巻き線５の端部を所要の縦
溝２３に上方から挿通し、リフロー半田付けによ
り導体２４、端子板１、及び巻き線５の端部を互
いに接続する。第１図に示すように端子板１の端
部を露出させて封止材４により封止し、端子板の
露出部分を封止体底面側へＬ字形に折り曲げてチ
ツプ型コイルが出来上る。
向け矩形孔２２に垂直片１１を下から嵌挿して端
子板１と組み合わせて中間組立体（第３図の左方
に示す）を作る。この中間組立体の２個を第１図
に示すようにコア３の巻き線していない両側面に
組み付け、（コア３の底面は第３図に鎖線で示す
部分に載置される。）巻き線５の端部を所要の縦
溝２３に上方から挿通し、リフロー半田付けによ
り導体２４、端子板１、及び巻き線５の端部を互
いに接続する。第１図に示すように端子板１の端
部を露出させて封止材４により封止し、端子板の
露出部分を封止体底面側へＬ字形に折り曲げてチ
ツプ型コイルが出来上る。
実施例としてリフロー半田付けによる場合を述
べたが、第３図の端子板１の直立片１１にからげ
片１３（第３図からげ片１３破線部）を設けて巻
き線（例えば極細線の巻き線）の端部をからげて
半田付けにより端子板１と接続してもよく、この
場合導体２４と端子板１を通常の半田付けにより
接合してもよい。
べたが、第３図の端子板１の直立片１１にからげ
片１３（第３図からげ片１３破線部）を設けて巻
き線（例えば極細線の巻き線）の端部をからげて
半田付けにより端子板１と接続してもよく、この
場合導体２４と端子板１を通常の半田付けにより
接合してもよい。
本考案によれば、リード用端子板は打抜きとコ
の字形の成形が１つの金型で出来、従来より単純
な形状で安価な成形金型ですみ、リード用端子板
とコの字形印刷配線基板との組立及び巻き線を施
したロの字形コアの組込みも容易となり、自動組
立てが可能な構成であるので安価なチツプ型コイ
ルを提供出来る。
の字形の成形が１つの金型で出来、従来より単純
な形状で安価な成形金型ですみ、リード用端子板
とコの字形印刷配線基板との組立及び巻き線を施
したロの字形コアの組込みも容易となり、自動組
立てが可能な構成であるので安価なチツプ型コイ
ルを提供出来る。
第１図は、本考案の一実施例を示す外観透視
図。第２図は、同じく半断面正面図。第３図は、
同じく分解斜視図である。第４図は、従来のチツ
プ型コイルを示す外観斜視図。第５図は、従来の
チツプ型コイルのリード用端子板全体の外観斜視
図。 １，３１……リード用端子板、２……コの字形
印刷配線基板、３……ロの字形コア、４……封止
材、５……巻き線、１１……直立片、１２……小
突片、１３，３１ｃ……からげ片、２１……コの
字形の突出腕部、２２……矩形孔、２３……縦
溝、２４……中継用導体、３１ａ……両端分岐
端、３１ｂ……中央分岐端。
図。第２図は、同じく半断面正面図。第３図は、
同じく分解斜視図である。第４図は、従来のチツ
プ型コイルを示す外観斜視図。第５図は、従来の
チツプ型コイルのリード用端子板全体の外観斜視
図。 １，３１……リード用端子板、２……コの字形
印刷配線基板、３……ロの字形コア、４……封止
材、５……巻き線、１１……直立片、１２……小
突片、１３，３１ｃ……からげ片、２１……コの
字形の突出腕部、２２……矩形孔、２３……縦
溝、２４……中継用導体、３１ａ……両端分岐
端、３１ｂ……中央分岐端。
Claims (1)
- ロの字形コアの対向辺に巻き線を施したノーマ
ルモードコイル素子と、内壁に巻線端末を挿通す
る縦溝と周囲に中継用導体が印刷されて矩形孔が
形成されたコの字形の突出腕部を有するコの字形
印刷配線基板と、前記コの字形印刷配線基板を支
持する一対の直立片を有し前記コの字形の突出腕
部の間の空間と一部が重なるように形成されたリ
ード用端子板と、前記矩形孔に前記直立片を下方
から嵌通し組み合わせてリード用端子板の直立片
と中継用導体とを接合し巻き線の端部を矩形孔の
縦溝に通し、直立片と中継用導体と巻線とを一体
に半田付けした中間組立体の２個を、前記ノーマ
ルモードコイル素子の巻き線のないコア両側面に
組みつけて、リード用端子板の端部を露出させて
ノーマルモードコイル素子とコの字形印刷配線基
板とリード用端子板とを封止材により封止成形し
てなるチツプ型コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8694788U JPH0525206Y2 (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8694788U JPH0525206Y2 (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH028112U JPH028112U (ja) | 1990-01-19 |
| JPH0525206Y2 true JPH0525206Y2 (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=31311587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8694788U Expired - Lifetime JPH0525206Y2 (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0525206Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010051824A1 (de) | 2008-11-05 | 2010-05-14 | Hamilton Bonaduz Ag | Radialgleitdichtungsbaugruppe für dosiervorrichtungen und dosiervorrichtung mit derartiger radialgleitdichtungsbaugruppe |
| JP5161136B2 (ja) * | 2009-02-27 | 2013-03-13 | スミダコーポレーション株式会社 | インダクタおよびインダクタの製造方法 |
| JP5387502B2 (ja) * | 2010-05-21 | 2014-01-15 | Ｔｄｋ株式会社 | コイル部品及びインピーダンスの調整方法 |
-
1988
- 1988-06-29 JP JP8694788U patent/JPH0525206Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH028112U (ja) | 1990-01-19 |
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