JP2529378Y2 - 表面実装型ノイズフィルタ - Google Patents
表面実装型ノイズフィルタInfo
- Publication number
- JP2529378Y2 JP2529378Y2 JP1989083216U JP8321689U JP2529378Y2 JP 2529378 Y2 JP2529378 Y2 JP 2529378Y2 JP 1989083216 U JP1989083216 U JP 1989083216U JP 8321689 U JP8321689 U JP 8321689U JP 2529378 Y2 JP2529378 Y2 JP 2529378Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- terminal
- noise filter
- pin
- frame terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Filters And Equalizers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 イ.考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は巻線型のコイルを用いた表面実装型ノイズフ
ィルタに関する。
ィルタに関する。
従来この主の表面実装型のノイズフィルタは、巻線さ
れたトロイダルコイルを絶縁基台に搭載しシリコン樹脂
等により該トロイダルコイルを接着固定し、該トロイダ
ルコイルの巻線のリード線は、絶縁基台に植立したピン
端子にからげ半田付けする方法である。
れたトロイダルコイルを絶縁基台に搭載しシリコン樹脂
等により該トロイダルコイルを接着固定し、該トロイダ
ルコイルの巻線のリード線は、絶縁基台に植立したピン
端子にからげ半田付けする方法である。
従来の表面実装型のノイズフィルタにおいては、巻線
されたトロイダルコイルを絶縁基台に搭載固定するのに
シリコン樹脂等による接着方法を採用しているので、接
着方法の標準作業にばらつき多く信頼性を損ない、又樹
脂の乾燥時間が必要になり、作業時間と作業費用がかか
るという欠点があった。
されたトロイダルコイルを絶縁基台に搭載固定するのに
シリコン樹脂等による接着方法を採用しているので、接
着方法の標準作業にばらつき多く信頼性を損ない、又樹
脂の乾燥時間が必要になり、作業時間と作業費用がかか
るという欠点があった。
ロ.考案の構成 〔課題を解決するための手段〕 上記課題を解決するために、本考案におけるノイズフ
ィルタは絶縁材からなる基台の上面中央部にコイル収納
用凹部と該基台の周辺に複数のピン端子を設け、該基台
の該ピン端子が位置する側面に該基台厚み方向に複数の
縦溝を配列し、端部を互いに反対方向に直角に折り曲げ
た形状のフレーム端子を該縦溝に組合せ、該フレーム端
子の一端に構成された穴を該ピン端子に挿入し、前記巻
線のリード線、前記ピン端子、前記フレーム端子の結合
部分を半田付けし、該基台の下面を残した上部全体を樹
脂のケースで覆い前記フレーム端子を前記ケース内側面
で押え固定する構造とするものである。
ィルタは絶縁材からなる基台の上面中央部にコイル収納
用凹部と該基台の周辺に複数のピン端子を設け、該基台
の該ピン端子が位置する側面に該基台厚み方向に複数の
縦溝を配列し、端部を互いに反対方向に直角に折り曲げ
た形状のフレーム端子を該縦溝に組合せ、該フレーム端
子の一端に構成された穴を該ピン端子に挿入し、前記巻
線のリード線、前記ピン端子、前記フレーム端子の結合
部分を半田付けし、該基台の下面を残した上部全体を樹
脂のケースで覆い前記フレーム端子を前記ケース内側面
で押え固定する構造とするものである。
表面実装型ノイズフィルタの基台の中央部にコイル収
納用凹部を設けることにより、コイルを接着せずに固定
することが可能であり、更にフレーム端子の付設固定が
容易におこなえる。
納用凹部を設けることにより、コイルを接着せずに固定
することが可能であり、更にフレーム端子の付設固定が
容易におこなえる。
本考案の実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本考案の分解斜視図であり、各構成部品の斜
視図を示してある。
視図を示してある。
第2図は同じく本考案の完成品の斜視図である。
第1図において、絶縁材料で作られた方形状の基台1
は上面中央部にコイル収納用形凹部8を設けてある。更
にその周辺に巻線のリード線7をからげるためのピン端
子6を各々4本設けた構造である。ピン端子6は一般に
銅線からなり表面は半田メッキされている。又基台1の
側面にはフレーム端子5を挿入する縦溝11が構成されて
いる。ピン端子6に端部を互いに反対方向に直角に折り
曲げたフレーム端子5の一端の穴を挿入する。次にトロ
イダルコイル3を基台1の中央の円形のコイル収納用凹
部8に収納し、トロイダルコイル3のリード線7をフレ
ーム端子5の一端から上に突出したピン端子6にからげ
半田付けし、フレーム端子5を固定するとともに電気的
配線作業も行う。フレーム端子は銅板をプレスにより切
断、折り曲げし製造する。表面はスズメッキ、半田メッ
キ、又は銀メッキである。
は上面中央部にコイル収納用形凹部8を設けてある。更
にその周辺に巻線のリード線7をからげるためのピン端
子6を各々4本設けた構造である。ピン端子6は一般に
銅線からなり表面は半田メッキされている。又基台1の
側面にはフレーム端子5を挿入する縦溝11が構成されて
いる。ピン端子6に端部を互いに反対方向に直角に折り
曲げたフレーム端子5の一端の穴を挿入する。次にトロ
イダルコイル3を基台1の中央の円形のコイル収納用凹
部8に収納し、トロイダルコイル3のリード線7をフレ
ーム端子5の一端から上に突出したピン端子6にからげ
半田付けし、フレーム端子5を固定するとともに電気的
配線作業も行う。フレーム端子は銅板をプレスにより切
断、折り曲げし製造する。表面はスズメッキ、半田メッ
キ、又は銀メッキである。
次にトロイダルコイル3を固定するために絶縁性マッ
ト4をトロイダルコイル3の上部に置き、絶縁材料で作
られたケース2を上部からかぶせ絶縁性マット4を介し
てトロイダルコイル3を保持する。
ト4をトロイダルコイル3の上部に置き、絶縁材料で作
られたケース2を上部からかぶせ絶縁性マット4を介し
てトロイダルコイル3を保持する。
第2図は完成品であり、ケース側面より表面実装用の
フレーム端子5の一端が出ている状態である。該ケース
2には方形状の角穴10が構成され、一方基台1には方形
状の凸部9が構成されており、ケース2を基台にかぶせ
ると上記角穴10と凸部9が嵌合するような構成である。
それと同時に前記フレーム端子5を前記ケース2内側面
で押え固定する。
フレーム端子5の一端が出ている状態である。該ケース
2には方形状の角穴10が構成され、一方基台1には方形
状の凸部9が構成されており、ケース2を基台にかぶせ
ると上記角穴10と凸部9が嵌合するような構成である。
それと同時に前記フレーム端子5を前記ケース2内側面
で押え固定する。
ハ.考案の効果 〔考案の効果〕 以上述べたごとく本考案によれば、トロイダルコイル
を固定する作業、並びにフレーム端子を固定する事が容
易であるという利点と、接着作業を省略したので信頼性
の向上と製造時間の短縮をはかった表面実装型ノイズフ
ィルタを提供する事が可能となった。
を固定する作業、並びにフレーム端子を固定する事が容
易であるという利点と、接着作業を省略したので信頼性
の向上と製造時間の短縮をはかった表面実装型ノイズフ
ィルタを提供する事が可能となった。
第1図は、本考案の分解斜視図。 第2図は、同じく本考案の完成品の斜視図 1……基台、2……ケース、3……トロイダルコイル、
4……絶縁性マット、5……フレーム端子、6……ピン
端子、7……リード線、8……コイル収納用凹部、9…
…凸部、10……角穴、11……縦溝。
4……絶縁性マット、5……フレーム端子、6……ピン
端子、7……リード線、8……コイル収納用凹部、9…
…凸部、10……角穴、11……縦溝。
Claims (1)
- 【請求項1】トロイダルフェライトコアに巻線を施した
コイルを基台上に搭載した表面実装型のノイズフイルタ
に於いて、絶縁材からなる基台の上面中央部に、コイル
収納用凹部と該基台の周辺に複数のピン端子を設け、該
基台の該ピン端子が位置する側面に該基台厚み方向に複
数の縦溝を配列し、端部を互いに反対方向に直角に折り
曲げた形状のフレーム端子を該縦溝に組合わせ、該フレ
ーム端子の一端に構成された穴に該ピン端子を挿入し、
前記巻線のリード線、前記ピン端子、前記フレーム端子
の結合部分を半田付けし、該基台の下面を残した上部全
体を樹脂のケースで覆い、前記フレーム端子を前記ケー
ス内側面で押え固定したことを特徴とする表面実装型ノ
イズフイルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989083216U JP2529378Y2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 表面実装型ノイズフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989083216U JP2529378Y2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 表面実装型ノイズフィルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0322422U JPH0322422U (ja) | 1991-03-07 |
JP2529378Y2 true JP2529378Y2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=31630697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989083216U Expired - Lifetime JP2529378Y2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 表面実装型ノイズフィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2529378Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101793878B1 (ko) | 2017-08-23 | 2017-11-06 | 손광만 | 라인필터 자동 조립장치 및 그 제조방법 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07114339B2 (ja) * | 1983-04-19 | 1995-12-06 | 昭和電線電纜株式会社 | 電磁遅延線 |
JPH0328490Y2 (ja) * | 1984-10-27 | 1991-06-19 | ||
JPS6219718U (ja) * | 1985-07-22 | 1987-02-05 | ||
JPH0164218U (ja) * | 1987-10-16 | 1989-04-25 |
-
1989
- 1989-07-14 JP JP1989083216U patent/JP2529378Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101793878B1 (ko) | 2017-08-23 | 2017-11-06 | 손광만 | 라인필터 자동 조립장치 및 그 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0322422U (ja) | 1991-03-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |