JPH0328490Y2 - - Google Patents

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JPH0328490Y2
JPH0328490Y2 JP1984161796U JP16179684U JPH0328490Y2 JP H0328490 Y2 JPH0328490 Y2 JP H0328490Y2 JP 1984161796 U JP1984161796 U JP 1984161796U JP 16179684 U JP16179684 U JP 16179684U JP H0328490 Y2 JPH0328490 Y2 JP H0328490Y2
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JP
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noise filter
parallel
filter device
terminals
wires
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JP1984161796U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は1個の磁気コアにて複数の回線と結合
する電子機器の信号線を流れる雑音を防止するノ
イズフイルタ装置に関する。
従来の技術 従来電子機器の信号線に流れる雑音を防止する
ため、電子機器を構成するプリント配線基板上の
往復回路線中にノイズフイルタを挿入している。
このノイズフイルタは、たとえば4対の往復信号
線で構成されているものにおいて、第3図に示す
ように絶縁材よりなる長方形の厚い板の上面中央
部に周辺を残した凹部6を刻設し、相対する長辺
に上下両面を貫通する8本ずつの端子5を貫設し
容器本体4を形成する。この容器本体4の凹部6
の中にリング状の磁気コア2に電線3を互に重ね
ないようにバイフアイラ巻きに巻回したチヨーク
コイル1を4個収容し、電線3の端をリード線と
し端子5の上方の突出部に巻き込み半田付けして
接続し、容器本体4を蓋体にて覆いノイズフイル
タ装置を形成していた。このノイズフイルタ装置
をプリント配線基板の信号線と接続し雑音の防止
が行なわれている。
考案が解決しようとする問題点 従来のノイズフイルタ装置はコモンモードノイ
ズの防止には有効でありプリント配線基板に取り
付けるには適しているが、チヨークコイル1は回
線の数により、上述の例では4個必要であり磁気
コア2の使用個数も多く、組立てに多くの工数を
要し高価となる欠点がある。しかし電子機器にお
ける複数対の往復信号線のうち復信号線を共通化
するシグナルグラウンド線とする回路に対しては
不適当である欠点がある。
問題点を解決するための手段 本考案は従来のかかる欠点を除き、1個のリン
グ状磁気コア2に複数対の電線を平行に配列連接
した平行線電線をバイフアイラ巻に巻回したチヨ
ークコイル1を中央に円形凹部を刻設する正方形
の絶縁材よりなり相対する辺に複数本の上下両面
を貫通埋設する端子台上に配置し平行線電線の各
端末をリード線として接続するノイズフイルタ装
置で回路基板の信号線との接続が容易で安価にす
るにある。
作 用 本考案によるノイズフイルタ装置は複数対の往
復信号線に接続できるとともに、復信号線を共通
とするシングルグラウンド線とする回路にも接続
が可能である。
実施例 本考案のノイズフイルタ装置の実施例は第1図
に示すように、たとえば4対の往復信号線に対
し、リング状の磁気コア2に、8本の電線を平行
に配列しポリウレタン被膜処理を行ない帯状電線
とした平行線電線8をバイフアイラ巻に巻回しチ
ヨークコイル1を形成する。また絶縁材よりなり
中央部にチヨークコイル1が1個収納される円形
の凹部6を刻設する方法で、相対する辺にそれぞ
れ上下面間に貫通する8本の端子5を埋設する端
子台7を形成する。この端子台7の凹部6にチヨ
ークコイル1を収納し平行線電線8のそれぞれの
端末をリード線として端子5の上方突出部に巻き
付け半田付接続しノイズフイルタ装置が組立てら
れる。
いまノイズフイルタ装置をプリント配線基板上
で端子5の下方突出部を貫通させ、プリント配線
基板に刻設された導体と接続する。プリント配線
基板上の回路はそれぞれ往復信号線の場合でも、
またシングルグラウンドの場合でもいづれの回路
に対しても配線できる。
なお本考案のノイズフイルタ装置に使用される
端子台7の他の実施例は第2図のように底面外周
に僅かに張り出した鍔9を突出させ、コイル部を
覆う蓋体を保持させる。以上において8本の平行
線電線の例について述べたが本数の多い平行線電
線8に対し方形枠状磁気コアを用い、また端子台
7の中央の凹部6もこれに適合する形状とする。
考案の効果 以上に述べたように本考案によれば1個の磁気
コア2に平行線電線8をバイフアイラ巻きしてな
るチヨークコイル1を端子台7の凹部6の中に収
納してなり、磁気コア2の数を少なくし平行線電
線8の巻回作業も容易で、且つ複数対の往復信号
線にも、シングルグランド接続の信号線にも接続
でき、回路基板に容易に取りつけられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のノイズフイルタ装置の実施例
の平面図、第2図は本考案のノイズフイルタ装置
に使用される端子台の他の実施例の外観斜視図、
第3図は従来のノイズフイルタ装置の外観の分解
斜視図である。 なお、1……チヨークコイル、2……磁気コ
ア、3……電線、4……容器本体、5……端子、
6……凹部、7……端子台、8……平行線電線、
9……鍔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1個の無端閉磁路をなす磁気コア2に複数対の
    線材を平行に配列連接する平行線電線8をバイフ
    アイラ巻に巻回したチヨークコイル1を複数個の
    端子5を上下両面間に貫設する絶縁材よりなる端
    子台7に配設し、前記平行線電線8の端末をそれ
    ぞれ前記端子5の上方突出部に接続してなるノイ
    ズフイルタ装置。
JP1984161796U 1984-10-27 1984-10-27 Expired JPH0328490Y2 (ja)

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JPS6176931U JPS6176931U (ja) 1986-05-23
JPH0328490Y2 true JPH0328490Y2 (ja) 1991-06-19

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0723946Y2 (ja) * 1987-05-12 1995-05-31 株式会社トーキン 小型コイル
JPH0644089Y2 (ja) * 1988-01-27 1994-11-14 株式会社トーキン 面実装用コモンモードチョークコイル
JP2529378Y2 (ja) * 1989-07-14 1997-03-19 株式会社トーキン 表面実装型ノイズフィルタ

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5628743U (ja) * 1979-08-07 1981-03-18

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5423616Y2 (ja) * 1974-07-18 1979-08-13
JPS6246248Y2 (ja) * 1980-03-11 1987-12-12

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JPS5628743U (ja) * 1979-08-07 1981-03-18

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