JPH0124918Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0124918Y2 JPH0124918Y2 JP13213883U JP13213883U JPH0124918Y2 JP H0124918 Y2 JPH0124918 Y2 JP H0124918Y2 JP 13213883 U JP13213883 U JP 13213883U JP 13213883 U JP13213883 U JP 13213883U JP H0124918 Y2 JPH0124918 Y2 JP H0124918Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- coil
- annular
- chip body
- chiyoke
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 5
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 6
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 229910000889 permalloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電子装置などにおける各種信号線と大
地間に結合し外部より混入する妨害電圧を減衰さ
せるチヨークコイルの構造に関する。
地間に結合し外部より混入する妨害電圧を減衰さ
せるチヨークコイルの構造に関する。
従来信号線と大地間に結合し、信号線に外部か
ら混入するコンモンモードノイズと称する妨害電
圧を減衰させるために、トロイダルコア、EI形
コア、ポツトコアなどの磁性体を磁気コアとし、
信号線を直接コンモン巻きとしたチヨークコイル
が用いられている。また基板に実装するものにあ
つては、トロイダルコアに巻線を巻回した小形の
トロイダルコイルを複数個組み合わせたチヨーク
コイルが用いられている。妨害電圧を減衰させる
ために巻数を多くしてインダクタンス値を大き
く、共振によるＱの値を小さくしなければならな
い。しかし従来のチヨークコイルにおいては従業
の上から巻数を多くできず、したがつてインダク
タンス値も大きくできず、且つ作業上自動巻が困
難である欠点があつた。
ら混入するコンモンモードノイズと称する妨害電
圧を減衰させるために、トロイダルコア、EI形
コア、ポツトコアなどの磁性体を磁気コアとし、
信号線を直接コンモン巻きとしたチヨークコイル
が用いられている。また基板に実装するものにあ
つては、トロイダルコアに巻線を巻回した小形の
トロイダルコイルを複数個組み合わせたチヨーク
コイルが用いられている。妨害電圧を減衰させる
ために巻数を多くしてインダクタンス値を大き
く、共振によるＱの値を小さくしなければならな
い。しかし従来のチヨークコイルにおいては従業
の上から巻数を多くできず、したがつてインダク
タンス値も大きくできず、且つ作業上自動巻が困
難である欠点があつた。
本考案は従来のかかる欠点を除き小形で大きな
インダクタンス値を有するチヨークコイルを、自
動巻も可能とするように作業性を向上させるにあ
る。
インダクタンス値を有するチヨークコイルを、自
動巻も可能とするように作業性を向上させるにあ
る。
本考案は表面に円柱状磁性心と、その磁性心を
中心とし周辺に円環状溝と複数本のリード線溝と
を設けた磁気コアを複数個磁性体にて一体に形成
したチツプ本体と、そのチツプ本体の表面を覆う
磁性体の磁性蓋とよりなる磁性チツプに、チツプ
本体の円環状溝のそれぞれに円環状のコイルを挿
入してなるデイツプ型のチヨークコイルである。
中心とし周辺に円環状溝と複数本のリード線溝と
を設けた磁気コアを複数個磁性体にて一体に形成
したチツプ本体と、そのチツプ本体の表面を覆う
磁性体の磁性蓋とよりなる磁性チツプに、チツプ
本体の円環状溝のそれぞれに円環状のコイルを挿
入してなるデイツプ型のチヨークコイルである。
本考案のチヨークコイルの実施例は第１図に示
すように磁性体に円柱状磁性心６とその周辺に円
環状のコイル４を挿入する円環状溝７とコイル４
のリード線引き出し用のリード線溝８とを設けた
磁気コアの複数個を一体にしたチツプ本体２を形
成する。したがつて、チツプ本体２は、それぞれ
コイル４が挿入できる円環状溝７と円柱状磁性心
６とをもつた磁気コアを複数個連結し、外面をほ
ぼ長方形に仕上げた構成となる。ここでポリウレ
タン被覆銅線などを自動巻線機によつて円環状に
２本巻きとしたコイル４を円環状溝７の中に挿入
し、リード線をリード線溝８を通じて外部に引き
出し、磁性材よりなる磁性蓋３にて覆つてチヨー
クコイルが得られる。さらに第１図ｃのような底
面に複数本の端子５を埋設した絶縁材よりなるケ
ース１に収納し、端子５にリード線を接続してデ
イツプ型チヨークコイルが形成される。
すように磁性体に円柱状磁性心６とその周辺に円
環状のコイル４を挿入する円環状溝７とコイル４
のリード線引き出し用のリード線溝８とを設けた
磁気コアの複数個を一体にしたチツプ本体２を形
成する。したがつて、チツプ本体２は、それぞれ
コイル４が挿入できる円環状溝７と円柱状磁性心
６とをもつた磁気コアを複数個連結し、外面をほ
ぼ長方形に仕上げた構成となる。ここでポリウレ
タン被覆銅線などを自動巻線機によつて円環状に
２本巻きとしたコイル４を円環状溝７の中に挿入
し、リード線をリード線溝８を通じて外部に引き
出し、磁性材よりなる磁性蓋３にて覆つてチヨー
クコイルが得られる。さらに第１図ｃのような底
面に複数本の端子５を埋設した絶縁材よりなるケ
ース１に収納し、端子５にリード線を接続してデ
イツプ型チヨークコイルが形成される。
このように構成されたデイツプ型チヨークコイ
ルは第２図のような電気的等価回路を持ち、磁性
材にパーマロイ、アモルフアスなどを使用する
と、実効透磁率を上げ、しかも損失が大きく共振
時のＱの価の小さいチヨークコイルとなる。
ルは第２図のような電気的等価回路を持ち、磁性
材にパーマロイ、アモルフアスなどを使用する
と、実効透磁率を上げ、しかも損失が大きく共振
時のＱの価の小さいチヨークコイルとなる。
たとえばこの種チヨークをコンモンモードチヨ
ークとして使用するとき、線路にはインピーダン
スは挿入されないが、線路と大地間に加わる一般
にノイズとなる信号に対しては大きなインピーダ
ンスとして作用する。この種のチヨークコイルは
線路に誘導されるノイズによつて機器の誤動作ま
たは破壊を防止することとなる。Ｑの値の高いチ
ヨークコイルを使用したときは、チヨークコイル
自身の共振現象によつて侵入ノイズは共振周波数
でむしろ増幅される危険がある。この現象はチヨ
ークコイルのインピーダンスの共振を抑制して軽
減でき、共振時のＱの値を低くすることである。
ークとして使用するとき、線路にはインピーダン
スは挿入されないが、線路と大地間に加わる一般
にノイズとなる信号に対しては大きなインピーダ
ンスとして作用する。この種のチヨークコイルは
線路に誘導されるノイズによつて機器の誤動作ま
たは破壊を防止することとなる。Ｑの値の高いチ
ヨークコイルを使用したときは、チヨークコイル
自身の共振現象によつて侵入ノイズは共振周波数
でむしろ増幅される危険がある。この現象はチヨ
ークコイルのインピーダンスの共振を抑制して軽
減でき、共振時のＱの値を低くすることである。
以上に述べたように本考案によれば、複数個の
磁気コアを１個の磁性チツプで構成することがで
き、またコイル４は自動巻線機で円環状に作製
し、巻数もインダクタンス値も従来のトロイダル
型に比べ多くすることができ、作業性に優れた小
形で基板に容易に実装のできるチヨークコイルが
得られる。
磁気コアを１個の磁性チツプで構成することがで
き、またコイル４は自動巻線機で円環状に作製
し、巻数もインダクタンス値も従来のトロイダル
型に比べ多くすることができ、作業性に優れた小
形で基板に容易に実装のできるチヨークコイルが
得られる。
第１図は本考案のデイツプ型チヨークコイルの
実施例による断面図ａはその縦断面図でｂはａに
おけるＡ−Ａ線に沿う横断平面図、ｃはａにおけ
るＢ−B′線に沿う横断平面図、第２図は本考案
によるデイツプ型チヨークコイルの電気的等価回
路図である。 なお図において、１：ケース、２：チツプ本
体、３：磁性蓋、４：コイル、５：端子、６：磁
性心、７：円環状溝、８：リード線溝。
実施例による断面図ａはその縦断面図でｂはａに
おけるＡ−Ａ線に沿う横断平面図、ｃはａにおけ
るＢ−B′線に沿う横断平面図、第２図は本考案
によるデイツプ型チヨークコイルの電気的等価回
路図である。 なお図において、１：ケース、２：チツプ本
体、３：磁性蓋、４：コイル、５：端子、６：磁
性心、７：円環状溝、８：リード線溝。
Claims (1)
- 表面に円柱状磁性心と、それを中心とし周辺に
円環状溝と、複数本のリード線用のリード線溝と
を設けた磁気コアを複数個磁性体にて一体に形成
するチツプ本体と、前記チツプ本体の表面を覆う
磁性体の磁性蓋とよりなる磁性チツプに、前記円
環状溝にそれぞれ円環状のコイルを挿入してなる
デイツプ型チヨークコイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13213883U JPS6041034U (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | ディップ型チョ−クコイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13213883U JPS6041034U (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | ディップ型チョ−クコイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6041034U JPS6041034U (ja) | 1985-03-23 |
| JPH0124918Y2 true JPH0124918Y2 (ja) | 1989-07-27 |
Family
ID=30298506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13213883U Granted JPS6041034U (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | ディップ型チョ−クコイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6041034U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018006740A (ja) * | 2016-07-08 | 2018-01-11 | シュネーデル、エレクトリック、インダストリーズ、エスアーエスＳｃｈｎｅｉｄｅｒ Ｅｌｅｃｔｒｉｃ Ｉｎｄｕｓｔｒｉｅｓ Ｓａｓ | 導体内の電流を測定するための装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4039341B2 (ja) * | 2003-08-18 | 2008-01-30 | 松下電器産業株式会社 | マルチフェーズ回路 |
-
1983
- 1983-08-26 JP JP13213883U patent/JPS6041034U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018006740A (ja) * | 2016-07-08 | 2018-01-11 | シュネーデル、エレクトリック、インダストリーズ、エスアーエスＳｃｈｎｅｉｄｅｒ Ｅｌｅｃｔｒｉｃ Ｉｎｄｕｓｔｒｉｅｓ Ｓａｓ | 導体内の電流を測定するための装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6041034U (ja) | 1985-03-23 |
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