JPS5852663Y2 - コイル部品 - Google Patents
コイル部品Info
- Publication number
- JPS5852663Y2 JPS5852663Y2 JP1978048635U JP4863578U JPS5852663Y2 JP S5852663 Y2 JPS5852663 Y2 JP S5852663Y2 JP 1978048635 U JP1978048635 U JP 1978048635U JP 4863578 U JP4863578 U JP 4863578U JP S5852663 Y2 JPS5852663 Y2 JP S5852663Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- coil body
- terminal plate
- terminal
- intermediate tap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はトランスなどに用いられる端子板を備えたコイ
ル部品に係り、端子板に改良を加えることによって端子
板の位置決めが確実で品質の安定したものを提供しよう
とするものである。
ル部品に係り、端子板に改良を加えることによって端子
板の位置決めが確実で品質の安定したものを提供しよう
とするものである。
従来におけるコイル部品としては、第1図、第2図に示
すように構成されていた。
すように構成されていた。
すなわち、コイル本体1に1〜2個の中間タップ2.3
を設け、絶縁板4に数個の端子5を取付けた端子板6を
上記コイル本体1の一端面に近接配置し、中間タップ2
,3をコイル本体1の上端に沿って引出し、端子板6の
端子5間を通して所定の端子5に接続して構成されてい
る。
を設け、絶縁板4に数個の端子5を取付けた端子板6を
上記コイル本体1の一端面に近接配置し、中間タップ2
,3をコイル本体1の上端に沿って引出し、端子板6の
端子5間を通して所定の端子5に接続して構成されてい
る。
このような構成によるものでは、第2図に示すようにコ
イル本体1が2個以上用いられ、そのコイル本体1を重
ねるように組立てるトランスなどにおいては、コイル本
体1どうじの間に中間タップ2,3の引出し分だけの隙
間7が生じて鉄心の窓内の占積率が低下してトランスを
大型化することになり、結合度の点でも問題になるもの
であった。
イル本体1が2個以上用いられ、そのコイル本体1を重
ねるように組立てるトランスなどにおいては、コイル本
体1どうじの間に中間タップ2,3の引出し分だけの隙
間7が生じて鉄心の窓内の占積率が低下してトランスを
大型化することになり、結合度の点でも問題になるもの
であった。
さらに、端子板6はコイル本体1に対して位置決めがな
いため、端子板6がコイル本体1に対して取付時に左右
上下にずれてしまうため、粘着テープなどを用いて両者
を結合する必要があり、組立ての点で手間とコストがか
さむといった欠点があった。
いため、端子板6がコイル本体1に対して取付時に左右
上下にずれてしまうため、粘着テープなどを用いて両者
を結合する必要があり、組立ての点で手間とコストがか
さむといった欠点があった。
本考案は以上のような従来の欠点を除去するものである
。
。
以下、本考案の実施例を図面第3図〜第8図により説明
する。
する。
まず、第3図〜第4図において、8は絶縁被膜銅線など
を巻回して構成されるコイル本体で、このコイル本体8
には2本の中間タップ9,10が引出されている。
を巻回して構成されるコイル本体で、このコイル本体8
には2本の中間タップ9,10が引出されている。
この中間タップ9,10には絶縁チューブ11が被せら
れている。
れている。
このようなコイル本体8に対して、絶縁板12に複数個
の端子13を備えた端子板14があり、この端子板14
の絶縁板12の中央には中間タップ9゜10の根元の位
置に対応して透孔15,16が形成されている。
の端子13を備えた端子板14があり、この端子板14
の絶縁板12の中央には中間タップ9゜10の根元の位
置に対応して透孔15,16が形成されている。
このコイル本体8と端子板14の組立ては、コイル本体
8の中間タップ9,10を絶縁板12に設けた透孔15
,16に挿通し、端子板14をコイル本体8の中間タッ
プ9,10を引出した面に結合するとともに、透孔15
,16より突出した中間タップ9,10を所定の端子1
3に接続することで行なえる。
8の中間タップ9,10を絶縁板12に設けた透孔15
,16に挿通し、端子板14をコイル本体8の中間タッ
プ9,10を引出した面に結合するとともに、透孔15
,16より突出した中間タップ9,10を所定の端子1
3に接続することで行なえる。
なお、コイル本体8を構成するコイルに用いる銅線径の
ばらつきが少ないため、コイルの巻数によって中間タッ
プ9,10はコイル本体8の一定の場所から引出すこと
ができることにより、コイル本体8と端子板14とは、
破線で示す位置で両面粘着テープで貼付けて固定すれば
、、端子板14は中間タップ9,10が透孔15,16
を通っているため上下、左右の位置決めが行なわれて正
確に取付けることができ、しかも、コイル本体8と端子
板14とは隙間なく、密着した形で結合される。
ばらつきが少ないため、コイルの巻数によって中間タッ
プ9,10はコイル本体8の一定の場所から引出すこと
ができることにより、コイル本体8と端子板14とは、
破線で示す位置で両面粘着テープで貼付けて固定すれば
、、端子板14は中間タップ9,10が透孔15,16
を通っているため上下、左右の位置決めが行なわれて正
確に取付けることができ、しかも、コイル本体8と端子
板14とは隙間なく、密着した形で結合される。
したがって、第5図に示すように端子板14を備えたコ
イル本体8と他のコイル17とを積層して鉄心などに組
込むトランスなどにおいてもコイル本体8とコイル17
とは絶縁性を保つだけの隙間をとって配置することがで
き、鉄icjに組込んだ場合のコイルの占積率の向上が
計れてトランスの小型化を計ることもでき、コイル間の
結合度の向上も計れる。
イル本体8と他のコイル17とを積層して鉄心などに組
込むトランスなどにおいてもコイル本体8とコイル17
とは絶縁性を保つだけの隙間をとって配置することがで
き、鉄icjに組込んだ場合のコイルの占積率の向上が
計れてトランスの小型化を計ることもでき、コイル間の
結合度の向上も計れる。
また、他の実施例としては、第6図〜第8図に示すよう
に中間タップ9,10を長くシ、かつ、この中間タップ
9,10に被せる絶縁チューブ11を長くして、絶縁板
12の透孔15,16を通した後、コイル本体8と端子
板14に巻付けて、両者の結合を計り、中間タップ9,
10の先端を所定の端子13に接続して、粘着テープを
必要としないように構成したものである。
に中間タップ9,10を長くシ、かつ、この中間タップ
9,10に被せる絶縁チューブ11を長くして、絶縁板
12の透孔15,16を通した後、コイル本体8と端子
板14に巻付けて、両者の結合を計り、中間タップ9,
10の先端を所定の端子13に接続して、粘着テープを
必要としないように構成したものである。
この場合、上述の利点が得られるが、他のコイルと積層
する場合には中間タップ9,10がコイル間に位置して
、従来例で示したような欠点が生じることになる。
する場合には中間タップ9,10がコイル間に位置して
、従来例で示したような欠点が生じることになる。
したがって、この実施例のものは、コイルを積層して組
立てるような構成以外のものに利用する場合に効果が得
られることになる。
立てるような構成以外のものに利用する場合に効果が得
られることになる。
以上のように本考案のコイル部品は、コイル本体に対し
て中間タップによって端子板が確実に位置決めされ、か
つ、両者の結合も強固に行なうこともでき、種々の用途
に利用でき、品質の安定化が計れるなどの利点をもち、
実用的価値の大なるものである。
て中間タップによって端子板が確実に位置決めされ、か
つ、両者の結合も強固に行なうこともでき、種々の用途
に利用でき、品質の安定化が計れるなどの利点をもち、
実用的価値の大なるものである。
第1図は従来のコイル部品の分解斜視図、第2図は同コ
イル部品の使用例を示す断面図、第3図は本考案のコイ
ル部品の斜視図、第4図は同分解斜視図、第5図は同コ
イル部品の使用例を示す断面図、第6図は他の実施例の
斜視図、第7図は同組立時の斜視図、第8図は同断面図
である。 8・・・・・・コイル本体、9,10・・・・・・中間
タップ、11・・・・・・絶縁チューブ、12・・・・
・・絶縁板、13・・・・・・端子、14・・・・・・
端子板、15.16・・・・・・透孔。
イル部品の使用例を示す断面図、第3図は本考案のコイ
ル部品の斜視図、第4図は同分解斜視図、第5図は同コ
イル部品の使用例を示す断面図、第6図は他の実施例の
斜視図、第7図は同組立時の斜視図、第8図は同断面図
である。 8・・・・・・コイル本体、9,10・・・・・・中間
タップ、11・・・・・・絶縁チューブ、12・・・・
・・絶縁板、13・・・・・・端子、14・・・・・・
端子板、15.16・・・・・・透孔。
Claims (1)
- 中間タップが引出されたコイル本体と、硬質の絶縁板に
複数の端子を備え上記中間タップの根元の位置に対応し
た位置に透孔を設けた端子板とを有し、その端子板の透
孔に上記中間タップを通し上記端子板を上記コイル本体
の上記中間タップを引出した面に結合するとともに、上
記中間タップを上記端子板の端子に接続してなるコイル
部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978048635U JPS5852663Y2 (ja) | 1978-04-12 | 1978-04-12 | コイル部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978048635U JPS5852663Y2 (ja) | 1978-04-12 | 1978-04-12 | コイル部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54150824U JPS54150824U (ja) | 1979-10-20 |
JPS5852663Y2 true JPS5852663Y2 (ja) | 1983-12-01 |
Family
ID=28932726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978048635U Expired JPS5852663Y2 (ja) | 1978-04-12 | 1978-04-12 | コイル部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5852663Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4817987U (ja) * | 1971-07-07 | 1973-02-28 | ||
JPS5038758U (ja) * | 1973-08-06 | 1975-04-21 |
-
1978
- 1978-04-12 JP JP1978048635U patent/JPS5852663Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4817987U (ja) * | 1971-07-07 | 1973-02-28 | ||
JPS5038758U (ja) * | 1973-08-06 | 1975-04-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54150824U (ja) | 1979-10-20 |
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