JPH0115146Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0115146Y2 JPH0115146Y2 JP16923782U JP16923782U JPH0115146Y2 JP H0115146 Y2 JPH0115146 Y2 JP H0115146Y2 JP 16923782 U JP16923782 U JP 16923782U JP 16923782 U JP16923782 U JP 16923782U JP H0115146 Y2 JPH0115146 Y2 JP H0115146Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- insertion hole
- toroidal core
- winding
- inductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 18
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 10
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 10
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 14
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はU字形の両端の各脚部と、それらを接
ぐ基部の中心部分に、その外側縁に向けて開口す
る断面鍵穴状のリード線挿入孔と両脚部の自由端
が互に嵌合されるような鈎状の係合突片と係止片
とを絶縁材で一体に形成してなる保持部材を2
個、互に自由端を突き合わせ、巻線が施されたト
ロイダルコアを挾んで、係合突片と係止片とを結
合させ、巻線のリード線を挿入孔を通して保持す
るようにするインダクタである。
ぐ基部の中心部分に、その外側縁に向けて開口す
る断面鍵穴状のリード線挿入孔と両脚部の自由端
が互に嵌合されるような鈎状の係合突片と係止片
とを絶縁材で一体に形成してなる保持部材を2
個、互に自由端を突き合わせ、巻線が施されたト
ロイダルコアを挾んで、係合突片と係止片とを結
合させ、巻線のリード線を挿入孔を通して保持す
るようにするインダクタである。
従来トロイダルコアに電気的絶縁塗料、または
絶縁ケースで覆い、その上から巻線を巻回するイ
ンダクタは、巻線導体がある程度太いとき、巻線
の端末のリード線は何ら保持具に固定していな
い。しかし巻線が緩む心配のあるときは、接着テ
ープを巻き付けるか、または接着剤にて固定して
いた。しかし固定しないときはリード線の向きや
位置などを一様にすることが困難であり、接着テ
ープまたは接着剤で固定しても、リード線の処理
を一様にすることは容易でない。したがつてこの
種のインダクタを基板に装着する作業能率は悪
く、装着後振動、衝撃などの外囲条件に対し、コ
イルや機器の破損などを起し信頼性に欠ける欠点
を持つていた。
絶縁ケースで覆い、その上から巻線を巻回するイ
ンダクタは、巻線導体がある程度太いとき、巻線
の端末のリード線は何ら保持具に固定していな
い。しかし巻線が緩む心配のあるときは、接着テ
ープを巻き付けるか、または接着剤にて固定して
いた。しかし固定しないときはリード線の向きや
位置などを一様にすることが困難であり、接着テ
ープまたは接着剤で固定しても、リード線の処理
を一様にすることは容易でない。したがつてこの
種のインダクタを基板に装着する作業能率は悪
く、装着後振動、衝撃などの外囲条件に対し、コ
イルや機器の破損などを起し信頼性に欠ける欠点
を持つていた。
本考案は従来のかかる欠点に対し、トロイダル
コイルの巻線端末を保持する構造を有するインダ
クタであり、基板への装着を容易にし、振動衝撃
に耐え信頼性を高めるにある。
コイルの巻線端末を保持する構造を有するインダ
クタであり、基板への装着を容易にし、振動衝撃
に耐え信頼性を高めるにある。
本考案の実施例は第1図に示すようにトロイダ
ルコア1は絶縁塗料の塗布、絶縁テープの巻き
付、二重円筒形絶縁ケース内に収納されるなど、
電気的に絶縁された鉄芯である。この絶縁された
トロイダルコア1の内部空間を通し、巻線2が巻
回される。本考案においては、インダクタは第2
図イ,ロに示すようにU字形の脚部41,42と
基部43とよりなる絶縁材によつて構成し夫々の
基部43と両脚部41,42のほぼ中心に、第1
図に示すリード線5の太さより僅かに大な直径の
貫設されたリード線挿入孔48と該挿入孔48か
ら外側縁に向けて、リード線5の太さと等しいか
僅かに小さな溝44が長手方向に刻設されてい
る。したがつてリード線挿入孔48と溝44とは
その断面が鍵穴状となつている。さらに脚部41
の自由端はその端末を鈎状の係合突片45とし、
他方の脚部42の自由端には両側面が凹部45′
とスリツト47とが設けられ、係合突片45と嵌
合する鈎状の係止片46を持つた保持部材4を形
成する。
ルコア1は絶縁塗料の塗布、絶縁テープの巻き
付、二重円筒形絶縁ケース内に収納されるなど、
電気的に絶縁された鉄芯である。この絶縁された
トロイダルコア1の内部空間を通し、巻線2が巻
回される。本考案においては、インダクタは第2
図イ,ロに示すようにU字形の脚部41,42と
基部43とよりなる絶縁材によつて構成し夫々の
基部43と両脚部41,42のほぼ中心に、第1
図に示すリード線5の太さより僅かに大な直径の
貫設されたリード線挿入孔48と該挿入孔48か
ら外側縁に向けて、リード線5の太さと等しいか
僅かに小さな溝44が長手方向に刻設されてい
る。したがつてリード線挿入孔48と溝44とは
その断面が鍵穴状となつている。さらに脚部41
の自由端はその端末を鈎状の係合突片45とし、
他方の脚部42の自由端には両側面が凹部45′
とスリツト47とが設けられ、係合突片45と嵌
合する鈎状の係止片46を持つた保持部材4を形
成する。
この保持部材4を2個、脚部41,42を互に
対向させ、第3図に示すようにトロイダルコア1
の巻線が巻回されていない部分、または巻回の少
ない部分に、トロイダルコア1を挾んで上下から
嵌合すると、脚部41,42の端面は互に突き合
い、係合突片45と係止片46が噛合つてトロイ
ダルコアを挾んで第1図に示すように保持具3が
取りつけられる。
対向させ、第3図に示すようにトロイダルコア1
の巻線が巻回されていない部分、または巻回の少
ない部分に、トロイダルコア1を挾んで上下から
嵌合すると、脚部41,42の端面は互に突き合
い、係合突片45と係止片46が噛合つてトロイ
ダルコアを挾んで第1図に示すように保持具3が
取りつけられる。
巻線2のリード線5を第2図に示す基部43の
溝44を経てリード線挿入孔48に通し、半径方
向に引き出すか、または脚部41,42の溝44
に添つて高さの方向に引き出し保持固定する。
溝44を経てリード線挿入孔48に通し、半径方
向に引き出すか、または脚部41,42の溝44
に添つて高さの方向に引き出し保持固定する。
以上に述べたように本考案は外面を電気的に絶
縁されたトロイダルコア1に巻線2を巻回するト
ロイダルコイルに2個の保持部材4を組み合わせ
た保持具3を取りつけることによつて、巻線2の
リード線5を保持具3に保持固定でき、リード線
5の方向がコイル毎に一様になり基板への装着が
容易で、能率よく、且つ振動、衝撃に耐えるイン
ダクタが得られる。
縁されたトロイダルコア1に巻線2を巻回するト
ロイダルコイルに2個の保持部材4を組み合わせ
た保持具3を取りつけることによつて、巻線2の
リード線5を保持具3に保持固定でき、リード線
5の方向がコイル毎に一様になり基板への装着が
容易で、能率よく、且つ振動、衝撃に耐えるイン
ダクタが得られる。
第1図は本考案によるインダクタの実施例を示
す外観斜視図、第2図は本考案のインダクタに用
いられる保持部材の外観斜視図、第3図は本考案
の保持部材をコイルに取りつけた保持具の外観斜
視図である。 なお図面に記載の記号は、1:トロイダルコ
ア、2:巻線、3:リード線保持具、4:保持部
材、5:リード線、41,42:脚部、43:基
部、44:溝、45:係合突片、46:係止片、
48:リード線挿入孔。
す外観斜視図、第2図は本考案のインダクタに用
いられる保持部材の外観斜視図、第3図は本考案
の保持部材をコイルに取りつけた保持具の外観斜
視図である。 なお図面に記載の記号は、1:トロイダルコ
ア、2:巻線、3:リード線保持具、4:保持部
材、5:リード線、41,42:脚部、43:基
部、44:溝、45:係合突片、46:係止片、
48:リード線挿入孔。
Claims (1)
- 基部と両脚部の中心にリード線挿入孔を設ける
とともに該リード線挿入孔から外側縁に向けて長
手方向に沿つて溝を刻設しており、前記両脚部の
自由端が互に係合部を構成しているU字形並に逆
U字形の絶縁物よりなるコイル保持部材をトロイ
ダルコアと交鎖して突き合せて係合させ前記トロ
イダルコアに巻回されたコイルのリード線を前記
リード線挿入孔を通して引き出してなるインダク
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16923782U JPS5974710U (ja) | 1982-11-10 | 1982-11-10 | インダクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16923782U JPS5974710U (ja) | 1982-11-10 | 1982-11-10 | インダクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5974710U JPS5974710U (ja) | 1984-05-21 |
JPH0115146Y2 true JPH0115146Y2 (ja) | 1989-05-08 |
Family
ID=30369770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16923782U Granted JPS5974710U (ja) | 1982-11-10 | 1982-11-10 | インダクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5974710U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6167294B2 (ja) * | 2012-10-10 | 2017-07-26 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | コイル部品 |
-
1982
- 1982-11-10 JP JP16923782U patent/JPS5974710U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5974710U (ja) | 1984-05-21 |
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