JPH0135459Y2 - - Google Patents

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JPH0135459Y2
JPH0135459Y2 JP1983191492U JP19149283U JPH0135459Y2 JP H0135459 Y2 JPH0135459 Y2 JP H0135459Y2 JP 1983191492 U JP1983191492 U JP 1983191492U JP 19149283 U JP19149283 U JP 19149283U JP H0135459 Y2 JPH0135459 Y2 JP H0135459Y2
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JP
Japan
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magnetic core
holder
legs
winding frame
winding
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JP1983191492U
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JPS6099513U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 技術分野 本考案はE形とI形またはE形とE形とに分割
された磁心と、巻線を巻回した巻枠とをともにホ
ルダーにて強固に締着するトランスホーマに関す
る。
(ロ) 従来技術 従来、巻線が巻回された巻枠の巻芯内にE形の
磁心の中央脚を貫通させ、これにI形またはE形
の磁心を突き合わせ閉磁路を形成しトランスホー
マを構成している。この種のトランスホーマにお
いては、磁心の上面を基部とし、その中央部を内
側に湾曲させ、基部の左右両面にて磁心を囲み、
先端の脚部を内側に折り曲げて係止爪として、磁
心の下面を保持するU字形のホルダーにて磁心の
みを把持させる。しかる後、トランスホーマ全体
をワニス含浸を行ない巻枠と磁心とを固着し、巻
枠との間の緩みを防止するとともに巻線の絶縁を
強化するようにしてトランスホーマを構成してい
た。
(ハ) 従来の問題点 従来トランスホーマにおいては磁心をホルダー
にて締着したのみでワニス含浸によつて磁心と巻
枠とを固着し緩みを無くす手段がとられている
が、ワニス含浸は工事環境も悪く、処理に手間が
かかり、工程管理が厄介であり、原価高となる欠
点があつた。
(ニ) 本考案の目的 本考案の目的は従来のかかる欠点を除きワニス
含浸を省き、ホルダーのみにて磁心と巻枠を締着
し、環境をよくし、製造工程を簡略化し、原価の
低減をはかるにある。
(ホ) 本考案の構成 本考案は巻線を巻回した巻芯内にE形またはI
形磁心を挿入するトランスホーマにおいて、基部
で磁心の上面を覆い、両脚部で磁心の側面を囲む
磁心ホルダーと脚部側壁部より張り出し巻枠の鍔
を圧し下げる巻枠押え片とを一体に形成するホル
ダーにて把持されてなるトランスホーマである。
(ヘ) 本考案の実施例 本考案の実施例によるトランスホーマは第1図
および第2図に示すように、筒状巻芯31の両端
より張り出した鍔32で形成する巻枠3に巻線5
を巻回し、E形磁心1の中央脚を巻芯31内に挿
入し、I形磁心2を当接して形成される。トラン
スホーマの磁心を固定する磁心ホルダー4は磁心
1および2の厚さ寸法Tとほぼ同じ幅のばね性の
金属または可撓性合成樹脂などよりなる板状体を
磁心の上面を基部41とし、その中央部を内側に
湾曲させ、基部41の両側は中央部より高さHよ
りやや少なる両脚部42を屈曲させ、さらに両脚
部42の両先端に内側に直角方向または若干少な
る鋭角に爪43を設けて形成される。また磁心ホ
ルダー4には第3図に示すように、基部41より
巻枠3側の位置で、且つ基部41に平行に巻枠押
え片44を両側壁部45より張り出し、また巻枠
押え片44は基部41と同様に中央部を湾曲させ
る。またホルダー4の両脚部42間の寸法は磁心
1の幅Wと同じくする。
いま巻枠3の巻芯31に巻線5を巻回し、E形
の磁心1の中央脚部を巻芯内に挿入し、I形の磁
心2を磁心1の両脚端面に当接し、磁心ホルダー
4を磁心2側から両脚部42を外側へ拡げながら
磁心1,2を覆うように基部41を磁心2に圧接
し、両脚部42を元に戻すと爪43は磁心1の外
面に係止され、磁心1,2を圧接保持する。
磁心ホルダー4で磁心を押えるとともに、巻枠
押え片44は巻枠3の鍔32を圧接し、巻枠3は
磁心1の内面に押され固定される。このようにし
て組立てられたトランスホーマは、巻線5のみを
ワニス含浸処理を施すことによつて絶縁は充分保
証でき、磁心1,2を含むトランスホーマ全体を
含浸処理する必要はない。またホルダー4が側壁
部45より磁心の厚さTの方向に摺動することを
防ぐことができる。
なお本考案による他の実施例として、ホルダー
は第4図に示すように両脚部42の両側縁の所要
の位置に脚部42の幅方向に延在片46を張り出
し、その上方縁に巻枠押え片44を片持粱状に突
設させて磁心ホルダー4とともに金属板による打
抜と折り曲げで作ることができる。
(ト) 本考案の効果 以上に述べたように本考案によれば磁心ホルダ
ー4と巻枠押え片44とを一体に形成し、磁心1
と巻枠3との間の間隙、緩みをなくし、磁心1と
巻枠3を固着させるワニス含浸処理を省き、製造
工程を簡略し、原価低減がはかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例によるトランスホーマ
の正面図、第2図は第1図の側面図、第3図は本
考案による外観斜視図、第4図は本考案による他
の実施例のホルダーの外観斜視図である。 なお、1,2……磁心、3……巻枠、31……
巻芯、32……鍔、4……磁心ホルダー、41…
…基部、42……脚部、43……爪、44……巻
枠押え片、45……側壁部、46……延在片、5
……巻線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁心2の上面を覆う基部41と前記磁心の両側
    面を囲む両脚部42とよりなる磁心ホルダーと、
    前記両脚部の上端近く前記両脚部の両側壁部45
    より外方に張り出して巻枠3の上部鍔32を押し
    下げる巻枠押え片44とを一体に形成したホルダ
    ーにて把持してなるトランスホーマ。
JP19149283U 1983-12-14 1983-12-14 トランスホ−マ Granted JPS6099513U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19149283U JPS6099513U (ja) 1983-12-14 1983-12-14 トランスホ−マ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19149283U JPS6099513U (ja) 1983-12-14 1983-12-14 トランスホ−マ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6099513U JPS6099513U (ja) 1985-07-06
JPH0135459Y2 true JPH0135459Y2 (ja) 1989-10-30

Family

ID=30412346

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JP19149283U Granted JPS6099513U (ja) 1983-12-14 1983-12-14 トランスホ−マ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH069458Y2 (ja) * 1989-12-29 1994-03-09 株式会社トーキン コイル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5636112B2 (ja) * 1975-03-11 1981-08-21

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6220974Y2 (ja) * 1979-08-27 1987-05-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5636112B2 (ja) * 1975-03-11 1981-08-21

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Publication number Publication date
JPS6099513U (ja) 1985-07-06

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